イギリスのミステリードラマ、主任警部モースルイス警備。

モース警部の相棒はルイス、モース亡き後、時を経て、ルイス警部の相棒はハサウェイ。

 

モースからルイスへ、そして、ルイスからハサウェイへ、

時に反発しながら、ぶつかり合う中で、

伝わる気持ち、伝わってゆく捜査への執念と職人魂。

 

3人の警部それぞれの職人気質とは、

見落とさない捜査の糸口、着眼点・疑問点へこだわり続けること、そして事実から類推し事件の核心に迫る推理能力。

 

職人ゆえ、決して人当たりが良いとは言えず、組織の中では異端ともなりかねない場面もありながら、人の心・優しさもあり、人を見下さず、人と対等に接し、さりげない気遣いも忘れず、ユーモアもある。

 

モースは、主任警部(Chief inspector)というかなりの地位でありながら、

クロスワードパズルとクラシック音楽を愛し、酒好きで、ジャガーに乗り、女性に優しい、偏屈な独身オヤジ、

でも、一目おかれる捜査の達人。

 

若々しいルイスが、ベテラン警部となり、引退するまで、時と共に紡がれるシリーズ化されたドラマであることも、特筆すべきこと。

 

イギリスのオックスフォードを舞台にするドラマから、

歴史ある街並みや人々の暮らしぶりが垣間見えるのも、見どころ。

 

イギリスのミステリードラマでありながら日本人の心にも伝わる何かがあります。

 

モースが心臓の病で息を引き取る時に、相棒ルイスへ感謝を伝えようとしたシーン、

空港から旅立つルイスを見送るハサウェイの姿、

それぞれの別れが印象的でした。

 

↓ ルイスの歳の重ね方から感じるドラマの歴史。

 

 

 

『歌は世につれ世は歌につれ』と言いますが、

会話の中で耳にする言葉も時代背景により様々です。

 

居酒屋で耳に入ってきた会話から、

『いや~、やっぱり 633 だね』

『オヤジ世代は、633 だよ』

『とりあえず、はじまりは 633 ってことで』

と、何やら 633 への賛辞が続いています。

 

オッサン世代で 633 と聞いて、まず頭にうかぶのは、

小学校6年、中学3年、高校3年 の 633 ですが・・・・・、

どうやら全く違う意味のようで、

ビール大瓶のことを、その容量633mlから、633 と称しているようです。

言い得て妙、ウマイものをウマイ言い方で表現しています、

633 のオジサンに乾杯。

 

633 という数字で思い出すのは、

子供の頃に渋谷東急文化会館にあった渋谷パンテオンという映画館で観た

『633爆撃隊』という戦争映画。

東横線のホームからバスロータリーをはさんで正面にある東急文化会館にパンテオン上映中の巨大な映画広告が掲示されていました。

大脱走 や サウンドオブミュージック などを懐かしく思い出します。

 

ところで、ビール小瓶の容量は、334ml だそうで、

こちらは、中学3年、高校3年、大学4年に対応しているのでしょうか。

 

めぐるめぐるよ時代は巡る(By 中島みゆき)

めぐるめぐるよ居酒屋の会話(By 居酒屋の会話を耳にするオッサン)

おそまつさまでした。

 

コロナ禍前に比べて電車の間隔が長めになった朝の通勤。

コロナ禍前よりも人が密集することも。

 

朝晩少しだけ秋の気配、お腹も油断したのか緩みがち。

朝の通勤時、不意の便意も戻ってきました。

こりゃ~困った。

近頃は小ぎれいになった駅のトイレへ駈け込もうと思った、その時、

この人込み、それに加えて、先頭を牽引するのは、歩きスマホでゆっくりと歩く人、その横は、年配の方が歳相応に緩い速度で歩いています。

 

列の行進は、先導する二人に合わせて、ゆっくりとした歩みになっています。

そうとは知らず風雲急を告げる我が大腸。

 

お願いです。歩きスマホは、やめちくれ。

 


 

危うく難を逃れ個室の人へ。

個室が空いてて良かった。

『開いててよかった』は、セブンイレブンだけではありません。

 

洋式化がすすむ駅やデパート・公共施設の個室。

そんな中で、1室だけ和が残っていることも。

『どうせなら全部洋式にすればいいのに』と言ったところ、

お腹が緩い同好の士が、こんなことをのたもうていました。

『本当に、もう、これ以上、一瞬の猶予もない、そんな時に、空いている確率が高い和を用意してくれている、正に駆け込み寺のごとき和なんじゃないの』

成程、緊急避難場所のごとき和室であったとは。

 

日本人の和の心、忘れまじ。

『和を以て貴しと為す』By 聖徳太子

 

 

 

ホームズやポアロと並ぶイギリスの人気ミステリードラマ『主任警部モース

ドラマのエンディングでモースが相棒のルイスに語った言葉が印象的でした。

 

『他人に期待してはいけない、自分がやることだ』

 

何かと他人を頼り勝ち、他人のせいにしがちな世間にあって、

職人気質のベテラン警部の言葉が心に響きます。

 

モースの中で語られる記憶に残る言葉少なからず。

 

 

 

9月になれば、と期待したものの、なかなか収まりきらない猛暑。

それでも、朝晩の風や温くない水道水に、少しだけ感じる秋の気配。

 

残暑と秋のせめぎ合う時期に、ふと思い出すメロディー『9月になれば』。

ロック・ハドソン、ジナ・ロロブリジダ、ボビー・ダーリン、サンドラ・ディー

が、出演し軽快なテンポで展開するストーリー。

イタリアの別荘を舞台に、毎年9月に来るはずの別荘オーナーの富豪が、予定外の7月にあらわれたことから、展開するあれやこれやのドタバタ劇。

 

主題歌は、親しみやすいメロディーからか、学校の昼休みや運動会などに放送されることがありました。

 

 

『9月なれば』の他にも、イタリアを舞台にした映画の記憶に残るメロディーは、

アリヴェデルチ・ローマ Arrivederci Roma・さらばローマ。

 

 

このメロディーもラジオの音楽番組のエンディングなどでよく耳にしました。

ローマの街並みがが映像としてよみがえるのは『ローマの休日』、

ローマの街並みががメロディーと共に浮かんでくるのは、この曲です。

 

壁に耳あり障子に目あり

壁に耳ありクロードチアリ、

昭和の言葉遊びの一節にて失礼いたします。

 

ドラマのストーリーとは関係なく、

たまたま目に入ってくる壁に掲示された標語が気になることがあります。

 

例えば、以前取り上げた刑事鬼貫八郎の刑事部屋に掲げられた標語。

牛の忍耐蛇の執念豹の行動

 

先日見たミステリードラマ・京都源氏物語殺人絵巻でも

刑事部屋の壁に掲示された標語が目にとまりました。

 

早い反応鋭い感覚広い視野

立ち上り1分初動2分捜査30分

 

ミステリードラマは、壁の標語も見どころの一つです。

 

 

居座りか、居残りか、居直りか、テコでも動かぬ台風10号。

箒を逆さに立てて、『早く何処かに行って』と追い払えないでしょうか。

でも、昔は当たり前にあった箒は何処に。

 

10年以上前の2011年7月にも似たようなことがありました。

歴史は繰り返される、天災は忘れた頃にやってくる。

 

 

 

 

2024年8月25日 新潟競馬 第2レース 3歳未勝利 ダート1800m 出走馬15頭、

藤田菜七子騎手騎乗の 7番 ウヌボレヤサン が 12番人気ながら6馬身差の圧勝。

 

2着にも13番人気で女性騎手・大江原比呂騎手騎乗のバウンドトゥウィンが入り、

大穴馬券に。

 

 

藤田菜子騎手騎乗の7番の馬が大穴を演出

正にラッキーセブン馬券です。

 

 

 

大穴の主役を演じたウヌボレヤサンは、馬体重422㎏の小柄な牡馬。

馬名の由来は、ズバリ『自惚れやさん』とか。

6馬身差の圧勝劇。藤田菜七子騎手とのコンビで秋の活躍を期待します。

 

残暑と言うよりは、終わりなき猛暑

 

少し頭を冷やして整理しますと、

最高気温が、

30℃以上を真夏日、35℃以上を猛暑日、40℃以上を酷暑日と言い、

最低気温が、

25℃以上を熱帯夜、30℃以上を超熱帯夜と言います。

 

 

いい加減に勘弁願いたい、around 酷暑日 → アラフォー 気温 。

もうやめてほしい、around 熱帯夜。

 

熱帯夜を直訳すると、tropical night ・・・・・ あまり辛い夜を想像できません。

sultry night とか sweltering night と言った『過ぎし辛い夜』と表現するとか。

 


 

それでは、ここで、敏いとうとハッピー&ブルーの『よせばいいのに』の替え歌を。

 

【本来は】

いつまでたっても 駄目なわたしね
女に生まれて 来たけれど
女の幸せ まだ遠い
せっかくつかんだ 愛なのに
私のほかに いいひといたなんて
どうにもならない 愛だとわかっていても
お嫁にゆきたい あなたと暮らしたい
馬鹿ね 馬鹿ね よせばいいのに
駄目な駄目な 本当に駄目な
いつまでたっても 駄目なわたしね

【替歌にしますと】
いつまでたっても 猛暑と熱帯夜
猛暑にやられて 来たけれど
猛暑の終わりは まだ遠い
せっかく乗り込んだ 電車なのに
思いのほかに 弱冷車だったなんて
どうにもならない 熱だとわかっていても
何処かにゆきたい 涼しく暮らしたい
辛い 辛い もう耐えられない
暑い熱い 本当にアツイ
いつまでたっても 終わらない猛暑

 

 

台風襲来なんのその、猛暑は続くよ何処までも。

ついつい、『線路は続くよどこまでも』の替え歌を口ずさんでしまいます。

 

猛暑は続くよ何時までも、

30超え、35超え、体温超えて、

とうとうアラフォー、どうなるの、

眠れぬ熱帯夜、つづいてる。

 

地球温暖化の原因は温室効果ガスなのでしょうが、

周りを見渡すと、どうもそれだけではないような気もします。

 

アスファルトやビルの照り返し、風を遮るように立ちはだかる高層ビル群、

各所のエアコンから排出される熱風、

行き場をなくして、地面にたまり、地表にこもる熱達も猛暑の一因では。

 

再開発という名のもとに、加速する猛暑。

 

木立からうっすらと感じる涼風、打ち水から僅かに感じる温度差、

夏のホッとする情景は、

文明の利器・エアコンに一蹴されました。

 

便利を求める心に際限なし、便利と引き換えに不便あり。

振り返れば、職場にも電車にも車にもエアコンが無い時代もあり、

ちょっとした我慢を忘れたことも猛暑の気温1℃程度に相当しているのかも。

 

かと言って、今更欠かせないエアコン。

止められるのは、温室効果ガスと再開発か。