名刺が初対面の相手に語りかけること
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
P先生は、私どもの研修会に何度も参加して
いただいております先生で、
今朝、所用があるということで来社いただきました。
本当にたくさんの研修会に参加し、熱心に
勉強されている先生で有名ですが、
私のような普通のサラリーマンに対しても
分け隔てなく丁寧に接してくれる姿には、
こちらが恐縮してしまうほどです。
「新しい名刺が出来たから」ということで、
名刺交換をいたしました。
2,000枚を刷ったということで、
2年間かけて全てを配りきるそうです。
「私の事務所のチラシ代わりなんだよ。」
とP先生。
私が先生と名刺交換するのは、これで4回目です。
折り畳み式の「4面使える」名刺で、
そこには
<1面>
顔写真
事務所名や住所、氏名、電話、FAX URL E-mailなど
基本項目
※ナンとQRコードまで付いていました!!
<2面>
自社の役職名はじめ、所属団体の肩書き 全11種類
<3面>
著書 4冊
講師・コンサル実績 6種類
<4面>
企業売上アップのためのサービス代理店の宣伝 3種類
会計事務所の業務 5種類
と盛りだくさんの情報が載っていました。
実は、税理士先生の間で、この類の名刺が増えています。
私は、
「P先生は、本当に色々な仕事をやっていますよね。
先生が多忙過ぎて不在が多いと、お客様や職員さんは
困りませんか?」とたずねると、
「ああ、大丈夫。職員で十分回っちゃうから」
「私は事務所にいることが少ないので、
自然にそういう体制になったのかな」とのこと。
私は職種柄、たくさんの会社の名刺をいただきますが、
名刺に載せる情報はシンプルなことが多いです。
もしかしたら、このような形式が多いのは、
会計業界特有なのかもしれません。
ひょっとしたら、
あれもこれもとたくさん載せるよりも、
「うちの事務所は○○が一番の得意分野です」
とシンプルに情報を表示したほうが、
名刺をもらう相手の印象に残すことができるのかも
しれないと感じた出来事でした。
みなさんの事務所の名刺は、どうなっていますか?
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トップダウンの所長先生に軍配あり!!
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
今から4年半前、私は、都内にある
公認会計士のO先生の朝礼に参加しました。
O先生は職員を目の前にして
「これから私の事務所は、NMCさんと一緒に
自計化を柱にした顧客拡大と、所内業務の
標準化・単純化・均質化に取り組みます。
もし今回、私の取り組みに反対の職員は
いますぐ辞めてもらって構わない。」
そして現在、200社だった顧問先数は、
300社弱まで増えました。
自計化率もその頃と比べ15%ほどアップ。
ベテラン職員ばかりだった事務所は、
新入社員や若手社員が活躍できる場に
変貌を遂げました。
私自身も、O事務所様で色々と
お手伝いをさせていただきましたが、
この成果はひとえに、
「O先生のトップダウン」がもたらしたものです。
近年、様々な所長先生に新しいプロジェクトをやって
みませんかと持ちかけると、
「私はやってみたいけど、職員に聞いてみないと
なんとも言えないなぁ。うちの事務所は新しいことに
取り組む際は何事も職員との合議制だから。」
と答える方が本当に増えました。
しかし、私の知っている限り、業績を伸ばしている
会計事務所をみると、
ほとんどといっていいほど
「所長のトップダウン型」事務所です。
時代の流れが早さを増すなか、
意思決定の早さが結果を左右するのは、
会計事務所だけではありません。
伸びる事務所になればなるほどそのスピードは早く、
職員さん全員の同意を取り付けたり、
新しい提案が上がってくるのを待っている
時間の余裕はないのです。
事実、
・カジュアルウェアで有名なあの会社
・低価格高品質なあの家具量販店
・居酒屋チェーンで有名なあの会社
私が元勤めていた大手スーパーの現会長も
「トップダウン」で業績を伸ばしました。
是非、所長先生の「やる!」と決めたことを、
徹底的に実践してみてください。
必ず成果に結びつき、
事務所の業績アップにつながるはずです。
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事務所変革にはスピード感が重要
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
最近、ユニクロや楽天で「英語を社内の公用語にする」
というプロジェクトを発表し、物議を醸したのは有名
ですが、新しいことに全社で挑戦すると、必ずと
いっていいほど社内で賛否両論が起こるものです。
おそらく、社員全員が今、英語を使えないからと
いって業務に支障をきたすことはほとんどないでしょう。
しかし、スピードを迫られる経営トップは、
世界戦略を視野に入れた「次の一手」が見えていて、
いま決断しなければ間に合わなくなることに気づき、
発表にいたったのではないでしょうか。
無論、その意図を社員に伝え、理解してもらわなければ、
このプロジェクトは頓挫します。
楽天の場合は「社員食堂のメニューもすべて英語」という
徹底ぶり。
そのかいあってか、社内の英語普及はかなりのスピード
で向上しているそうです。
日常当たり前のように使っている会計システムを
新しいものに変えるのは、事務所様にとっても、
顧問先様にとってもそれ相応の負担がかかる
大変な作業です。
「お客様に満足してもらえるの?」
「所内効率化やサービス向上につながるの?」
「作業時間やコストは無駄にならないの?」
など、所長先生も職員さんも期待半分、不安半分
なのが本音ではないでしょうか。
現在だけを考えれば、慣れ親しんでいるもののほうが
所長先生にも、職員さんにも、顧問先様にも快適です。
しかし、5年後、10年後の顧問先社長の年齢層や
事務所に期待されるサービス、システムの利用環境を
想像してみてください。
「いまから始めなければ競争に負けてしまう!」
「スピード感が必要だ!」
所長先生の立場なら、少なからず、
そのようなイメージがあるのではないでしょうか。
CASH RADAR新システム
はリリースしてから
3ケ月が経ちました。
この間、導入していただきました会計事務所は
60事務所を超え、企業先様へのシステム導入は
200社に迫る早いスピードで推移しています。
この「新しい流れ」に、一箇所でも多くの方に
乗っていただけるよう支援していきたいと思っています。
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