「褒め下手」になっていませんか?
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
この会社に入社して3年目に入った頃、
それまでに経験したことのないような
大手会計事務所のE所長に、
提案営業をしたことがありました。
7階建ての自社ビル。
すべてをグループ会社で利用しているような
地元最大手の事務所です。
すでに7,8年経っていますが、
その時にE所長から褒められた言葉を
いまでも覚えています。
「なるほど、
あなたのような、30代そこそこの若者が、
これだけ堂々と、私に提案が出来る。
本当に大した社員を持っている会社だ。
感心したよ。
あなたも、きっと今後ますます
活躍できると思うよ。」
地元では、有名人であるE先生に
褒められたことは、
この仕事をするうえで、
いまでも、大変励みになっています。
ところがどうでしょう。
世の中の景気が悪く、
人と人との関係がギスギスしてくると、
ついつい、会社や働いている人の悪いところ
ばかりが目につきがちです。
すると、無意識のうちに、
悪いところばかりを指摘し、
モチベーションを下げてしまう
言動ばかりしてしまいがちです。
しかし、会計事務所も顧問先企業も、
働いている「人」のモチベーションが
上がってはじめて、
能力以上のものが発揮出来るのです。
そういった、意味では、
私自身、「褒め下手」だと反省することばかりです。
ちなみに、
私どものグループ、エヌエムシイ税理士法人では、
顧問先企業に訪問した際に、
「何か一つでもいいから、お客様の良いところを
見つけて褒めなさい。」
と教育しているそうです。
顧問先企業の社長は、
会計事務所の職員から指摘されなくても
悪いところは把握しているのですから。
そうではなく、モチベーションが上がるような時間を
共有しなさいということです。
褒められてうれしくない人はいません。
「良いところを見つけて褒める。」
意識して行っていきたいものです。
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1月は新設法人7件の契約が決まったそうです!
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
1月18日にご紹介したD事務所に
昨日おうかがいしました。
この6年間、年50件ペースで新設法人を
拡大している事務所です。
担当者さんに、
1月の実績をたずねたところ、
「7件でした。」と順調な様子。
そんな会話の間にも、
「おたくの事務所のDMを見て、
電話したのですが。」
と問い合わせが!!
ところが、その担当者さんは営業や、
契約後のお客様の対応で忙しく、
なかなか予定を空けられないそうです。
それもそのはず、
わずか数人で、
□DM発送とデータベースの管理
□問い合わせ受付
□見込み先への営業
□新CASH RADARを使った自計化の立上げ
をこなすわけですから。
うれしい悲鳴ですよね。
私達が提供している、
CASH RADARによる自計化を前提として、
お客様の料金・業務内容を明確化した
顧客拡大のサービス「経理コンビニ」
に加盟して6年。
素晴らしい成果をあげている事務所です。
D先生は言います。
「会計事務所はいま、元気がないから、
私達がやっている顧客拡大のやり方が、
もっともっと業界に浸透して、
元気を取り戻せるといいんだけどなぁ。
CASH RADARによる自計化がなかったら、
ここまでうまくは運んでいなかったよ。
もっと、新CASH RADARが全国の会計事務所
で使ってもらえるといいよね。」
とありがたい言葉もいただきました。
D先生は、4月に事務所見学会を行う予定だそうです。
D事務所からますます目が離せませんね。
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「付加価値サービス」はやりたいけれど...
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
私達、会計事務所応援隊が現在
行っている業務のなかに、
会計システム、
旧CASH RADARから「新CASH RADARへの
移行をお手伝いする」という仕事があります。
その際、ユーザー事務所におすすめするのが、
新CASH RADARの機能として標準装備された、
「管理会計メニュー」活用です。
例えば、
□キャッシュフロー計算書
□入出金予定表
□資金繰り表
□予算実績管理 など
顧問先企業様の要望に合わせて、
新しく加わった、
メニューの開き方や活用方法について
アドバイスし、
その付加価値サービスの対価をいただくやり方です。
実は、かねてより、
全国各地の税理士先生や職員さんから、
システムのご要望としていただいていた
「管理会計メニュー」だったので、
私は、やっとお客様に
ご活用いただける機会が出来たと
楽しみにしていました。
ところが...。
全国各地のユーザー事務所の先生方から、
次のような言葉が続々と寄せられました。
「実は、うちの事務所で
キャッシュフロー計算書の
説明が出来る人間はほとんどいなくてねぇ。」
「お恥ずかしい話、
資金繰りサービスについて、
お客様からお金をいただけるような知識を
持ったスタッフは
私を入れても二人しかいなくて...。」
「木村さん、おたくの会社で
うちの職員に
“キャッシュフロー計算書”の見方や作り方の
研修をしてもらえませんか?」
会計事務所の規模の大小は関係ありません。
「管理会計をやりたい!」と要望していた、
事務所のうち、
ほとんどのところから、
これに似たようなご意見をいただきました。
業界における、
理想と現実の違いに
驚きを隠せませんでした。
思いのほか、
管理会計に関する知識や経験を
お持ちの職員さんが
いらっしゃらないのです。
私どもが開発・販売している
クラウド会計システム新CASH RADARは、
中小企業さんでも、簡単に管理会計が
使えるよう
メニューはシンプルに設計されています。
しかし、それを教える立場の
会計事務所として、
やならければならないことは
まだまだ沢山あることを
思い知らされた出来事でした。
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