たった一枚の葉書きで思いは伝わる!
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
以前に、ご紹介がしたことのあるF先生。
旅行先を訪れるたびに、
20枚ほど、
現地で絵葉書を買われるそうです。
顧問先社長や、お取引先の方に、
F先生自身の、
その場所を訪れた感想や、
近況をお伝えする為だといいます。
一通一通、手書きで
したためていると聞きました。
素敵ですよね。
300件弱も関与先があると、
なかなか一件一件のお客様に
すべてお会いすることは困難で、
それならばせめて、
心を込めた手紙くらいは送りたい
というF先生の心遣いが感じられました。
つまり関与先は、
おおよそ2年おきに、
F先生からの手書きの絵葉書を
受け取ることになるのですね。
ご丁寧に、
お礼の手紙が返信されてくることも
珍しくないといいます。
大量のDM印刷、大量発送など、
効率化優先の世の中ですが、
たった一枚の、
手書きによる絵葉書によって
お客様のハートを
がっちりとつかむことも
できるのですね。
私自身、
お取引がない会計事務所の所長先生と
お会いする機会をいただくため、
何度となく電話をしても、FAXしても
何ヶ月も、何年も
かなわなかったことがあります。
それが、
「たった一枚の手書きの葉書き」
によって、
あっという間にかない、
有意義な時間を過ごせたことが何度もあります。
あらゆる仕事のやり方が、
デジタル化しつつありますが、
ちょっとしたアナログなアプローチも、
“人の心を動かすきっかけ作り”
になるのではないでしょうか。
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年間23社の拡大を一人でこなす仕組みとは?
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
私どもは、「経理コンビニ」という
サービスを通じて、
会計事務所の
“CASH RADARによる自計化を前提とした”
マーケティング活動による、
顧問先拡大をお手伝いしています。
K先生は、その「経理コンビニ」に加盟されて、
3年半ほどになります。
K事務所は先生含めて3名。
スタッフは2名とも新人です。
昨年の拡大実績は、なんと23社だそうです。
業務立上げにあたり、
私は、K先生と打合せをしました。
その際、
「ます、毎月顧問先を1.5件増やせる
体制を作りましょう!」
とK先生にお話ししました。
月1.5件の拡大というと、
年間に直せば18件ということで、
大したことないように思われますが、
私は、お一人でこなせる
ほぼ限界の数値だと思っています。
その理由は、その業務内容から
知ることができます。
【1】見込み先発見の仕掛け(毎月数百社)
DM作成、印刷、企業データ取得、発送...
↓
【2】問い合わせ先へのアプローチ(毎月3~4社)
問い合わせ受付、アポ取得、訪問営業...
↓
【3】契約締結と業務開始(毎月1~2社)
契約、書類回収、各種手続き業務...
↓
【4】自計化前の下準備(毎月1~2社)
会社設定、マスタ作成、過去データ入力...
↓
【5】自計化指導、立上げ(1社あたり3~5回訪問)
会計システムCASH RADAR導入、自計化指導
↓
【6】監査、決算申告(1社あたり年4回訪問)
K事務所の場合、
日常業務を抱えながら、
実質K先生お一人だけで、こなしているのです。
凄いと思いませんか?
しかも昨年は、
月約2件ペースで拡大しています。
K先生は言います。
「この3年で、お客様もそれなりに
増えてきたことだし、
そろそろ職員さんだけで、
完結出来る体制にもって行きたい。
経理コンビニの仕組みなら、それが出来ます
からね。」
ますますご活躍のK先生、
これからも期待しております!
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「冷やし中華」はなぜ2月から売っているのか?
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
私は、この仕事を始める前、
大手のスーパーで、
ずっと食品の販売をしていました。
真夏の食べ物だと思われがちな
冷やし中華。
ほとんどのお店で2~3月には店頭にならんでいます。
ご存知でしたか?
雪が降ることもあるこの季節。
当然、あまり数は売れません。
それでも置いているのはなぜか?
実は、冷やし中華が売れる
ピーク時期の第一弾は
「なんと5月」なのです!
その需要を取り逃がさないためには、
遅くとも2、3ヶ月前に、
お客様の潜在意識に訴える必要があるのです。
なにぶん、
「そろそろ冷やし中華が食べたい!」
と思うタイミングは、人それぞれですから。
私もこういった経験がたくさんしてきたので
わかるのですが、
メーカーや小売店業界は、
そういう地道な工夫をすることによって、
冷やし中華は「夏の数ヶ月しか売れない」
という常識を打ち破り、
少しずつ期間を延ばしてゆくことによって、
「半年間売れる商材」へと成長させました。
私達、会計業界もこれと一緒だと思います。
所長先生や、職員さんが、
「期間限定のキャンペーンですから!」と
新しいサービスを売り込んだとしても、
顧問先社長が、
「そのサービス、是非お願いしたい!」と
思うタイミングとは必ずしも全て一致
するとは限らないのです。
ですから、
もし「いらないよ。」と断られたとしても、
顕在意識のなかで
断られてしまっただけで、
その後も永遠に断られている訳ではありません。
要は、タイミングなのです。
しかし、残念ながら
「欲しい!」となる瞬間。
つまり、潜在意識が顕在意識に変わる瞬間は、
私達も、お客様にもわかりません。
ということは、
お客様に提供したいサービスは、
たとえ一度断られたとしても、
継続して可能性を探り続けるしかないのです。
「○○さん、良いタイミングで提案してくれたね!」
と感謝される日を、ずっとイメージしつつ、
決して諦めずに、
新しいサービスメニューの
定期的な提案をしていきたいものですね。
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