「私も、もう年だから...。」
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
先週、G先生から一本の電話が...。
「木村さん、
私も、もう年だから...。
若い人達に仕事を譲って、
そろそろのんびりする
準備をしようと思っているのですよ。」
御年78歳。
G先生は会計システムCASH RADARを
導入いただきましてから、
18年のお付き合いになります。
先生が60歳になる頃から、
私どもとのお付き合いが始まり、
ずっと、「顧客拡大」や「自計化の促進」と
一生懸命に取り組んでこられました。
いまでは税理士法人化し、
数名の有資格者の方とともにお仕事されています。
振り返ると、
私は入社して早々、G先生の担当になりました。
色々と未熟だったため、
お叱りを受けることも随分ありました。
「おたくの会計システムなんて、
もういらない。やめることにした!」
そう何度も言われてから、
はや10年が過ぎようとしています。
私はG先生には、
これまで、
本当にいろいろと鍛えていただいた気がします。
ありがとうございます。
ようやく、
「あんた、なかなかやるじゃないか。」
と認められるようになって、
数年も経たないうちに、
リタイアをにおわすような、
お電話をいただきました。
さびしい限りですが、
税理士法人化も一段落され、
第一線から退く決意をなされたのでしょうか。
G先生、いつまでもお元気でいてください。
近々、お邪魔させていただきます。
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意識しないと「特徴ある事務所」にならない!
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
私は本日、関東地方にある
某税理士法人さんの
DM作成のお手伝いに、
おじゃますることになっているのですが、
例えば、DMやホームページなど、
販促活動を実施するにあたっては、
『お客様は、なぜ当事務所に
頼んだ方が良いのか』を、
分かり易く説明してあげるべきだと思います。
ただし、その表現方法で
気をつけなければならないことは、
“八方美人タイプ”になってしまうことです。
例えば、
「どんなお客様にも対応できます!」や、
「あれも、これも、それもやります!」など
一見すると、
誰にでも受け入れられそうなメッセージですが、
このようなやり方は、
誰にも受け入れられません。
実は、
“欲しい顧客層だけに受ける特徴”に
ポイントを絞り込むことよって、
その効果は大きく左右されるのです。
例えば、
【経験豊富なことを差別化】
□設立3ヶ月以内の法人客を、
これまでに100社以上受け入れ
□累計300件以上の相続・事業承継案件に対応
【スタッフを差別化】
□所長含め、職員10名すべて女性スタッフ
□職員の平均年齢29歳、若さを強調
【料金や機能性を差別化】
□年商1,500万円未満の法人は、月額9,800円
□原始資料お預かりから、
決算資料作成までわずか1週間
など、これら以外にも様々な
差別化の方法によって
お客様の注意をひくことが出来ます。
ところが、
私は、これまでに
「大した特徴なんかないよ!」
「人に誇れる差別化なんて出来ないよ!」
と沢山の所長先生から言われてきました。
いえいえ先生、そんなことは決してありません。
どのような事務所であろうとも、
お客様にアピール出来る
ポイントは必ずあります。
なかには、
所長先生の「笑顔が素敵」なことを特徴に
年間数十件のお客様を増やしている
事務所もあるほどですから。
要するに、どの顧客層に絞って
□どんな特徴を作っていくか
□どんな特徴をPRするか
なのです。
是非、みなさんの事務所も
果敢に挑戦してみてください。
きっと良い結果が生まれるはずです。
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繁忙期の顧客増は事務所にとって辛い出来事??
みなさん、こんにちは。
会計事務所応援隊、隊長の木村です。
先週末、直接お会いしたり、
電話でお話しした3名の税理士先生に
たまたま共通していたのが、
「いや~、年末年始でお客様が増えた
のはいいけど、
所内で担当のやりくりが出来なくて、
本当に困ってるのですよ。」
という声でした。
いわゆる“うれしい悲鳴”などという
軽々しい話ではなく、
□職員からはこれ以上の担当受け入れを
拒否される。
□お客様にサービス開始を
待ってもらうこともできない。
所長先生にとって、
にっちもさっちもいかない状態になっている
というのです。
業績不振や廃業や倒産で、
顧問先件数や顧問料が
どこもかしこも減っていると思いきや、
実は、このような事務所がいくつもあるのです。
お客様が、
会計事務所を決めるタイミングは、
必ずしも繁忙期以外とは限りません。
むしろ、繁忙期のほうが、
お客様の数字に対する意識が高まっており、
事務所を選ぶ際の、
きっかけになることが多いのです。
ですから所長先生は、
新規顧客が決まったら、
慌てて担当職員を任命するのではなく、
下記のうち、どちらかのやり方を
採用しておくのが良いのではないでしょうか。
(1)日ごろから、
「次に新規が決まったらあなたが担当。」
と事前に任命しておく。
(2)契約後の立上げ専任担当を決めておき、
監査担当に引き継ぐまでの数ヶ月間
フォローさせる。
このような体制が出来ていないと、
いざというときに、
せっかく決まったお客様を
取り逃がしてしまうことになりかねません。
あるいは、
慢性的なオーバーワークを強いることで、
職員さんのモチベーション低下や
退職という事態を招きます。
事務所にとって、
一時しのぎの策や安易な人員増強は、
問題を先送りしているだけで、
何の解決策にもなりません。
お客様が増えている時こそ、
積極的に事務所の業務改善をして
みてはいかがでしょうか。
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