NPO法人NMA -17ページ目

No.562 ハインリッヒの法則

八尋@NMAです。


No.558 でやださんが記載されている、ヒヤリ・ハットからわずかではありますが展開してみたいと思います。

ヒヤリ・ハットは元を正せば、ハインリッヒの法則 、と呼ばれているそうです。
元々は職場での労働災害統計から導き出された法則だそうですが、重大事故をなくす為には

不安全な行動(ex.危険運転)と不安全な状態(ex.整備不良等)をなくせば職場での災害・傷害(≒交通事故)を

なくすことが出来るというものだそうです。


少し古いもので自動車運送事業向けのものですが、国土交通省自動車交通局の

ヒヤリハット調査の方法と活用マニュアル がWEBに公表されていましたのでご紹介しておきます。

事業者向けに記載されているものですが、交通安全に向けてのヒヤリハットの適応の方法、
リスクアセスメントの考え方(重大さ・起こりやすさ)等は参考になるのではないかと思います。


NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.561 サンデーレース 13

良永@NMAです。

このタイトルは、NMAではなく私が個人的に参加している
レースの話です。

九州ではオートポリスとホンダのミニサーキットであるHSRの
2つの軽耐久シリーズがありましたが、今年度からは昨年まで山口県の
MINEサーキットで運営されていた耐久レースがオートポリスに場所を
移して開催される事となり、3つのシリーズに参加できる事になりました。

9/4 その新しいシリーズの第3戦がオートポリスにて開催されました。
8月のレースを諸事情で欠席した我々にとっては久しぶり(3ヶ月振り)
のレースです。

前回はブーストは0.8まで、ノーマル状態に近いパワーでオートポリス
でのテータを取りました。今回はブーストを上げて前回以上のタイムを
目標に設定しました。

20060905-yoshi1

予報では降水確率0%。
残暑の日射しは暑かったけれど気持ちよく晴れました。
九州の軽耐久では唯一、ここのシリーズではル・マン式スタートを採用
しています。
ホームストレート左端に垂直に車を並べて(予選はなく、受付ゼッケン
順です)ドライバーはエンジン停止で待機。反対側にセカンドドライバーが
待機してスタートの合図でダッシュ。ドライバーにタッチしてスタートです。

我々のゼッケンは9、セカンドドライバーである私はホームストレートに
降り立ちました。

20060905-yoshi2

オートポリスのコースを歩く機会は滅多にありませんのでこの機会に景色や
路面の感触を楽しもう・・・と思う間もなくスタート30秒前です。

スタートと同時に一斉にダッシュ。ドライバーにタッチしてコンクリート
ウォールをよじ登りました。壁の上から遠く1コーナーを見つめると5番手
くらいでコーナーに飛び込んでいるのが確認できました。
私のダッシュで(?笑)大きくジャンプアップした模様です。

1周して各車がホームストレートに戻って来ました。
トップはカプチーノ、既に2位AZ-1との差が開いています。
1台あけて我々のチームのワークスは4位で帰って来ましたが、3位以下は
まだまだ団子状態です。
2週目が終わると1位のカプチーノは独走状態。2位のAZ-1も後続なく単独
走行です。我々のワークスは3位に浮上。チームメイトと共に手応えを感じて
いましたが・・・。

結果としてはもう1台のカプチーノに抜かれて4位に転落したものの後続との
距離は開いており安定した上位ポジションを確保している時に突然の操舵不能。
エスケープゾーンに待避してそのままリタイアとなりました。
原因はドライブシャフトの破損。軽耐久に参戦以来、初のリタイアとなりました。

残念な結果ではありましたが
・ドライバーに怪我が無かった事
・上位をキープできるほどまでマシンが仕上がって来た事
・1コーナー脇の測道で車の応急整備をしながら(勿論、オフィシャルに許可を
 得てからですが)間近に各マシンの走りやマーシャルを観察できた事

などなど、得るものもあったレースでした。

1)ハイブースト(1.2)も試しましたが、こちらはまだセッティングが合って
 いない様です。次回までの課題です。
2)今回は第1ドライバーしか走る事ができなかったので、個人的な目標は次回に
 持ち越しです。

次回はは今月24日のオートポリス。2時間半の耐久シリーズに参戦の予定です。
ハイブーストのセッティングの時間が取れるかは微妙ですが、個人的な目標の
達成も含めて次回が待ち遠しい気持ちです。

今年度、NMAとしての耐久レース参戦の予定はありませんがカート大会も含め、
皆さんに安全にサーキットを走っていただける機会を作れる様に、そしてその時に
少しでもお役に立てる様にとの思いも込めて今年も個人では軽耐久シリーズに参加
します。
今シーズンも応援よろしくお願いします。

NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.560 酒酔い運転幇助

西村@NMAです。No.550でも書きましたが、今回も飲酒運転について。


福岡の博多湾転落事故のニュースはその後も色々と報じられていますね。

幼児3人が亡くなるという非常に痛ましい事故であったために、各方面から

飲酒運転の功罪が改めて論じられていますが、これが一過性のものでは

なく、今後も更に飲酒運転撲滅につながるようになってもらいたいですね。


さて、私は熊本在住なのですが、私が住んでる地域には駐車場完備の

居酒屋というのが結構あります。繁華街ではなく、郊外の幹線道路沿い

などに何十台もの駐車スペースをつくっている店です。


飲酒運転はもちろん最終的には運転するドライバー自身の責任が一番

重大ですが、こういう店を展開する企業の責任はどうでしょうか。

車でしか行けないような場所に店を作って主に酒類を提供しておきながら、

飲酒はドライバーのみの責任と言えるでしょうか。


法律的にも道路交通法に



「酒酔い運転幇助」



という罪があります。これは運転するのを知りながら車に同乗したものや、

酒類を提供する店も罰せられるという法律です。


店側がどれだけこの「酒酔い運転幇助」という罪に対して真剣に考えて

いるのでしょう。私が行ったこういう駐車場完備の居酒屋で、今まで一度も

「誰がドライバーですか?」などと聞かれたことはありません。

主に車の来店客をターゲットとした店ならば、ここまで確認することが

店側の責任として必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?


客が来店したときにドライバーを確認し、その人にはドライバーである目印

のようなもの(バッチやステッカーなど)をつければ、店側もその人に酒を

提供することもないですし、同乗者もこの人には酒を勧めてはいけない、

という意識が出やすくなるのではないでしょうか。このような取り組みが

企業側からあってもいいと思うのですが、企業側の本音としては

「そんなことやってたら商売にならん」というところでしょうか。


企業側にもその辺の取り組みについて、近日中に質問状を送ってみたいと

思います。その後の結果は追ってこのブログでご報告させていただきます。


NPO法人NMA ~No More Accident ~


No.559 シルバードライバードック

齋藤@NMAです。


私の住んでいる団地に下記の貼り紙がありました。


「シルバー・ドライバードックに参加しませんか」


どのような物かと言うと、高齢者(年齢65歳以上)ドライバーの為の

身体機能、運動機能のチェックを行うと言う趣旨のものです。

地元警察の交通課の窓口に申し込みを行い、

指定の自動車教習所にて教習所のコースで100分の体験型講習を行うそうです。


ご家族に高齢者ドライバーの方がいらっしゃる場合、

興味がありましたら、このような企画に参加してみるのも

良いのではないかと思いました。


個人的には、このような企画はとても有意義であり、

もっと広く知られていても良いのではないかと思いますが、

欲をいえば高齢者だけでなくペーパドライバーの方等を

対象とした企画もあれば良いと感じました。


NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.558 ヒヤリ・ハット

やだ@NMAです。


みなさんは ヒヤリ・ハット という言葉をご存知でしょうか?


これは文字通り ヒヤッ としたり ハッ としたという意味から来ている造語です。
もともと航空機業界の言葉だそうで、不名誉なことですからあまり人には話さない点が問題視されています。


このヒヤリ・ハットを皆で共有すれば事故や失敗の軽減に期待が持てるのではないでしょうか。


私の愛読書に興味深い統計情報があります。


 ・車が1キロ走る間に起こる事件(鳥が飛んだりとか)は300件
 ・1キロ運転する間に意識して見るものの数は130件
 ・1キロ運転する間に判断を必要とする事件の数は13件
 ・間違った判断をするのは3キロに1回
 ・間一髪は800キロに1回の割合
 ・衝突は10万キロに1回の割合
 ・障害を伴う事故の割合は70万キロに1回の割合
 ・死亡事故は2600万キロに1回の割合


ということです。
これは1964年に発表された統計なので、現在の交通事情からすればかなり控えめな数字になると思いますが、それでもひと月に800キロ(毎日26キロ)運転する人だと月に1度は ヒヤリ・ハット が有るということになります。


ヒヤリ・ハットは自分の判断ミスだけでおきているとは限りません。

中にはこのブログで紹介したりしている危ない交差点など交通システム自体に不備がある場合もあります。

不注意からくるヒヤリ・ハットも重要ですが、交通環境整備に目を向けるのも交通事故軽減に繋がるのだと、このヒヤリ・ハットという言葉を通して再認識できました。


みなさまにおかれましても、広い意味でこのヒヤリ・ハットから得る物があるのではないかと思います。


NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.557 表に出ない飛び出し事故

奈良@NMAです。

私は、不意な飛び出し事故を経験した事があります。
今から20年くらい前になるでしょうか、時間は深夜、相手は野生の小動物でした。

街頭の無い郊外の幹線道路を快適に走っていたところ、不意に道路脇から出てきたのです。
その直後に音と衝撃がありました。
急いで車を止めて「気のせいであってほしい、そこに居ないで欲しい」と思いながら確認しましたが、小動物は道路脇にいました。
残念ながらその小動物は助かりませんでした。

当時は「深夜でもあるし、だれも飛び出してくるはずが無い」と思って走っていました。
車が危険だという認識の薄い小動物が飛び出してくる事など想像もしていませんでした。

本当に一瞬の出来事でしたが飛び出しを確認した瞬間はスローモーションのようでした。
あと数秒、どちらかの行動のタイミングがずれていれば不幸な出来事にはならなかったと思うのですが現実に「if」はありません。
この場合は事故扱いにはならず、どこにも数値が出てきませんが、相手が小動物でなく人であったらと考えるとぞっとします。

体験してみると容易に想像がつくのですが、車が危険だという認識が薄いのは決して小動物だけに限りません。
小さい子供や老人、あるいは注意が散漫になった人など車が接近している事に気がつかない事も十分考えられます。

世の中では、道路上で轢死した小動物を多く見かけます。
表向きにはあまり出てこない事ですが、轢いてしまったドライバーは多くの事を考えるのではないでしょうか。
小動物の命を代償に多くを学んだのではないかと思います。
このような経験をしたかたは「運が悪かった」「気分が悪いから」とすぐに忘れてしまう事の無いように、次へのアクションへと活かしていただきたいと考えています。

NMAでも、いろいろな体験ができるイベントを企画・実行しています。
興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。

NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.556 基本

森村@NMAです。




私は運転初心者です・・・とNMAのブログが出来た頃から申してます。

NMAのブログが出来て早一年半が過ぎようとしています。

いい加減、初心者と言うのは卒業しないといけないですね・・。



実際には四輪車は完全ペーパードライバー、二輪車は休日しか運転しない程度です。

たまに休日しか運転しないバイクですが、以前に比べると上達したと実感しています。





さて、運転はどこがどうなって「上達した」と言えるのでしょうか?



・以前より速いスピードで走れるようになった

・以前より速いスピードでカーブを曲がれるようになった

・右左折がスムーズに出来るようになった

・停車、発進の流れがスムーズに出来るようになった

・あらゆる危険予測が出来、確実に危機を回避できるようになった



などかと思いました。





走っているとき、自分なりに走行ラインを考えたり、スムーズに体を移動出来るようにしたり

色々頭を使い考えながら? 運転しているつもりです。



最近、色々考えるよりも、教習所で教わったことが全てだという事に気がつきました。



「目線は走る方向に向ける。」

「遠くを見る。」

「自分が目線を向けた方向にバイクは走っていく。」

「肩の力を抜いて、リラックスしてハンドルを握る。」





走行ラインを考えるが故に、近場の地面ばかり見ていた=目線が近い=怖い

変に体重異動をしようとしていた=ハンドルを握りしめていた=セルフステアの機能を殺していた





あまり考えずに、先を先を見るように心がけたら、以前よりも速くカーブを曲がれるようになり

そして怖いと感じることが少なくなりました。



本など読んで、自分なりに考えてきたライディングよりも、「基本」を守ることが

何よりの上達の早道だと痛感したのです。



運転初心者の皆様、運転を不安に感じていたら、今一度、教習所で教わった事を思い出してみてください。






NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.555 古い車と新しいシート

浅川@NMAです。


初夏に友人を通じて、足車としてセダンタイプの車をもらいました。

16年落ちの古い国産車です。


乗ってみると、技術や常識の進化を感じました。

今の時代セダンならリアシートも3点式ベルトが装着されていると思いますが、

この時代は2点式です。


私には二人の幼児がいますので、チャイルドシートは2つ装着が義務付けられています。

もちろん法的な面だけでなく、安全面からして2つ装着しています。

複数車は所有しているのですが、そのすべての車で2つ装着しています。


今時のチャイルドシートは、3点式シートベルトを前提としているため、

今回の足車のように、古い仕様の車には合わないという事が判明しました。


考えたあげく、2点式でも固定できそうな物をリアに1個装着して、

3点式でないと固定できない物は、助手席に設置しました。

本来助手席には置くべきではありませんが、他に設置場所が無いのです。


助手席は今の時代、運転席と同じに、エアバッグの対象となっています。

よって通常であれば、チャイルドシートは装着してはいけません。


しかし車が古いと、助手席にエアバッグなど無いため、

今回はやむを得ず助手席に装着した次第です。


勉強になったのは、安全面からしてチャイルドシートは新しい物を使うべきだと思います。

強度等が進化していますので、小さい子を守る意味で、新しい物が理想だと考えます。


しかしながら当然その新しいチャイルドシートは、新しい車での装着を想定されていますので、

今回の私のようなケース、古い車に付ける場合は、注意が必要です。


時代の相場という中では起きない問題も、相場から外れると問題化してしまう事例として、

今回は考えさせられました。


自動車そのものが、「動く」という時代から、「安全に動く」という風に変わった事も、

あらためて実感した次第です。



NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.554 工事現場で荷物を吊っていたら

 須田@NMA、です。


先日、勤務先近くの工事現場でちょっと怖い光景を見ました。

ビルの新築現場で機材の搬入を行うため、屋上に設置されたクレーンで吊り上げ作業を

行っていたのですが、吊り上げている機材が道路上であるにもかかわらず車の通行は

そのままです。


歩道の上には吊り上げた荷物が落下した時に備えて柵が張り出してあるため、吊り上げ

作業を行うときには柵を道路側によけなければなりませんから、嫌でも道路上に荷物が

はみ出してしまいます。

警備員は1名いて歩行者の通行を止めていましたが、道路までは手が回っていません。

機材の量はそれほど多くはなくて、吊り上げ回数としたら2~3回くらいといったところで、

時間にしたら10~15分程度でしょうか。

防護柵より高い位置まで荷物を上げてしまえば防護柵の上を吊り上げられるので、道路上

に荷物がはみ出ている時間はたいした時間ではありません。


           20060829-suda


           この画像は、後日同じ現場を撮影したものです。


建築関係には疎いので想像ですが、そのたいしたことない時間のために道路の占有許可を

申請して、警備の人数も増やすのを避けたかったのかなと思いました。

法律上の規定がどうなっているのかはわかりませんが、たとえわずかな時間であっても

道路の上で荷物を吊り上げて、その下の通行を止めないのは大変危険な行為だと思います。


事故は思いがけないことが原因で起きることもあります。

今回のような作業中に、もし荷物が落下したらどうすれば避けられるでしょうか。


実際に荷物の吊り上げ作業をしているのがわかったら、安全対策がきちんと行われているか

を確認して、不十分だと思ったら手前で停止して作業を終わるのを待つ。

こういった行動が安全だと思いますが、後続車の状態とかもあったりして意外に難しいかも

しれません。

でも、避けられる事故には巻き込まれないようにするには、そういった行動が大切なのでは

ないかなと思います。



飲酒運転が原因の事故は、自分の意思一つで起こさないですむ事故です。

思いがけないことが原因ではありませんから、絶対に行わないでいただきたい行為ですね。




  NPO法人NMA ~No More Accident ~

No.553 故意と過失

平沼@NMAです。


No.550 で西村さんも書かれていますが、あってはならないことが、また起きて

しまいました。
既にニュースでご存じと思いますが、25日夜、福岡で酒気帯び運転の車に追突

されたご家族の車がガードレールを突き破って海に転落。同乗されていたお子様

3人が幼い命を失うという、痛ましい事故です。事故の概要が明らかになるにつれ、

さらに胸を締め付けられる思いがします。


2001年の改正刑法施行で危険運転致死傷罪が新設され、特に悪質・危険な運転

行為で人を死傷させた場合には、「過失」でなく「故意」として重く処罰されるように

なりました。


事故を起こそうと思って車を運転する人は皆無でしょう。それ故、過失なのでは?

では、酒を飲んで運転することは?たとえ事故が起きなくとも、酒を飲んで運転する

行為そのものが故意ではないのでしょうか?

飲酒であろうが、酒気帯びであろうが、酒を口にして運転することは、あってはなら

ないことです。

その行為だけで、ドライバーとしてのみならず、人として失格ではないのでしょうか?


酒を飲んで車を運転することは、どんな理由があろうとも決して許される行為では

ありません。どれだけ多くの命が飲酒運転の犠牲になり、どれだけ多くの人が涙を

流したことでしょうか。それにもかかわらず、いまだにそれが繰り返されることに怒りを

通り越し、虚無感さえ覚えます。


飲酒運転の責任は今や、加害者本人だけでなく、同乗者や飲酒させた飲食店は

もちろん、飲酒の場に同席した者にもある という審判が下されています。


飲酒して運転することの恐さ、愚かさを私たち一人一人が自覚し、社会全体として

飲酒運転根絶への取り組みをしていかねばならないと思います。


亡くなられたお子様のご冥福をお祈りします。



NPO法人NMA ~No More Accident ~