作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -55ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「人に仕事を頼む時に困っています。

お願いしても、

『こんなの無理!』

『忙しいのにそんなことできない!』


などの反応が多くて、

うまく仕事を人にふったり、

協力を得ていくことができません。」

このような悩みを持って、

私のセミナーに参加される方が結構いらっしゃいます。


リハビリ職も

一人ではできることが限られています。



だからこそ、

人と協力して結果を出す必要がありますが、

人に協力してもらうというのは

なかなか難しいところもあるものです。



『そんなの無理』

『忙しいのにそんなことはできない』

そんな反応があった時

私は、なるべく相手の言い分を

傾聴するように心がけています。


傾聴する。

その時に有効なのが

「バックトラッキング」

というスキルです。

バックトラッキングとは、

相手の話している内容を

要約して伝える。

ということです。

相手が、

「そんなの無理」

といえば、

「そうか〜無理ですか〜」

と返し


相手が、


「忙しいからできません。」

と言えば、

「そうか〜忙しくてできないですか〜」

と返すようにしています。


これって会話の基本のようなスキルですが、

今日のテーマのような

何かの交渉の時には

非常に有効だったりします。

このバックトラッキングをせずに、

「いやそこをお願いしますよ!」


なんてやると、

相手もムキになって

より反対してきたりするのです。



一度、相手の言葉をそのまま受けて、

伝え返すことで、

ペースがゆったりになって、

相手と冷静に話し合う空気が作れます。




うまくいかない交渉ごとは、

この基本を忘れていることが多いので、

うまくいかない時は一度振り返ってみるといいですよ。



こんな感じのメルマガを週2回のペースで書いています。

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「人に仕事を頼む事が苦手です。

でも自分一人ではできない仕事も多いので、

同僚や他職種に任せたい仕事もあるのですが、


うまく相談するコツが知りたいです。」

このような悩みを持って私のセミナーに参加される方が結構いらっしゃいます。


人に仕事を振るのが難しい。

確かにその気持ち私もよくわかります。


確かに「こんなことも頼んだら悪いかな?」

とか思い始めると

なかなか頼めませんよね。




このような時は

私の仕事を私がやっている

という意識で

物事を捉えるのではなく、

チームで仕事を分担して

成果を出す!

このような意識でいるようにしています。


私の仕事がそこにあって、

それを大変だから

誰かに頼む。

のではなく


患者さんのために必要な仕事があって

今は私がやっているが

みんなで分担してやった方が、

成果が上がる!


そのような意識を持つのです。


このように考えを変えるだけでも

ずいぶん人に仕事を頼む時

頼み方が変わってきます。


みんなで同じ仕事を共有している。

そんな感覚を持ちながら話ができるようになるかと思います。

「人前で話すことがとにかく苦手です。」


このような相談を受けることがあります。




人前で話すことが苦手。


そのようなとき、


起こりやすいこととして、



人前では話すのが苦手



人前で話す場面なると避けてしまう



ますます人前で話すことへの苦手意識ができてしまう。



このような


よくないパターン


になっていることがあります。




私はこのような状況を打開するため


なるべく人前で話す機会を


増やすように意識します。


それも、


自分の話を肯定的に聞いてくれそうな


仲間を選んで聞いてもらうようにするのです。



そして、自分の話し方のいいところを


フィードバックしてもらうようにします。



いいところをフィードバックしてもらうことが大切です。



ついどこを改善したほうがいいのか、


そのようなことに意識がいきますが、


まずは自分の話し方のいいところを


見つける。



それが、話すことへの苦手意識がある人は


最初に取り組むと良いことかと思います。


そして、それは自分一人ではなかなかやりづらいものです。



誰か、自分のことを誉めてくれそうな人を見つけて


練習してみると良いかと思います。