お願いしてもこんなの無理!と返されます。 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「人に仕事を頼む時に困っています。

お願いしても、

『こんなの無理!』

『忙しいのにそんなことできない!』


などの反応が多くて、

うまく仕事を人にふったり、

協力を得ていくことができません。」

このような悩みを持って、

私のセミナーに参加される方が結構いらっしゃいます。


リハビリ職も

一人ではできることが限られています。



だからこそ、

人と協力して結果を出す必要がありますが、

人に協力してもらうというのは

なかなか難しいところもあるものです。



『そんなの無理』

『忙しいのにそんなことはできない』

そんな反応があった時

私は、なるべく相手の言い分を

傾聴するように心がけています。


傾聴する。

その時に有効なのが

「バックトラッキング」

というスキルです。

バックトラッキングとは、

相手の話している内容を

要約して伝える。

ということです。

相手が、

「そんなの無理」

といえば、

「そうか〜無理ですか〜」

と返し


相手が、


「忙しいからできません。」

と言えば、

「そうか〜忙しくてできないですか〜」

と返すようにしています。


これって会話の基本のようなスキルですが、

今日のテーマのような

何かの交渉の時には

非常に有効だったりします。

このバックトラッキングをせずに、

「いやそこをお願いしますよ!」


なんてやると、

相手もムキになって

より反対してきたりするのです。



一度、相手の言葉をそのまま受けて、

伝え返すことで、

ペースがゆったりになって、

相手と冷静に話し合う空気が作れます。




うまくいかない交渉ごとは、

この基本を忘れていることが多いので、

うまくいかない時は一度振り返ってみるといいですよ。



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