患者さんの状況や現状をうまく伝えるのが苦手です。 | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

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「患者さんの状況や現状をうまく伝えることが苦手です。

一生懸命話していても、

相手に『?』というような顔をされてしまいます。」

このような悩みを持って、

私のセミナーに参加される方が結構いらっしゃいます。

患者さんの状況をどうやてうまく説明するか?

私の場合、、、

まず、どういう文脈でこの患者さんの状況を伝える必要があるのか?

そこを確認するようしています。


(1)相手にアドバスを求めているのか?

(2)相手に何らかの行動を求めているのか?

(3)相手から教えてと言われて答えているのか?

この3つのうちどれなのか?

これを明確にします。

(1)の場合。

まずどのような点でアドバイスが欲しいのか?

ここから伝えるようにしています。

先に「○○についてアドバイスが欲しいのですが、、、」

と結論を言うようにするのです。

(2)の場合。

(1)と似ていますが、


「○○をして欲しい」と先に相手にして欲しい行動を伝えてから

患者さんの状況を伝えるようにしています。

例えば、

OTが病棟看護師さんに

「○○さんは日中はなるべく起こして欲しい」と

お願いをする行動を伝えてから、

「なぜなら、、、、」と
患者さんの状況を伝える。

そういう流れで進めます。


(3)の場合は、

相手が何を求めて、

患者さんのことについて知りたいのか?

それを先に聞いても良いかと思います。

「どういう観点で、○○さんについて知りたいのですか?」

と相手の知りたい情報を明確にしてから、


話し始めた方が、効率が良い場合もあるかと思います。

私はこのような工夫をしています。


3つのパターンをお伝えしましたが、

まとめとしては、

まずは伝える目的を明確にすること

それが伝え上手になる第1歩ではないかと考えています。





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