作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション -3ページ目

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

「先輩や上司の目が気になって自分のリハビリに自信が持てません。」


このような相談をいただくことがあります。


よく私のセミナーでもこういった方に出会うことがあります。


先輩や上司の目が気になって、

患者さんに提供するリハビリに自信が持てない。

なんか変なことをやっていると、

「あれは何なの?」と指摘されそうで怖い。

こんな悩みです。

人に見られないように

リハビリはなるべくベッドサイドで行い、できればカーテンも閉め切ってやる。

そんな事を話されている方もいらっしゃいました。

私も一時期上司との関係は、本当に悩んでいました。

上司に怒られるのが嫌だ。

上司に何か言われやしないか緊張する。

このような悩みの根源にあるものは、

実は上司から、よく思われたい。

いい評価を受けたい。

そういう気持ちがあることが多いものです。


この時に認められたいと思っている自分自身のことに気づいて、

その自分自身を認めることができると、

少し楽になります。

怒られるとか、

何か嫌な事を言われそうとか

そのような、これから起こり得る

問題に意識を向けていると

気持ちはいつまでも被害者意識のままですが、


どうやったら相手に認めさせることができるかな?


そう考えるようになれると、

建設的に考えられるようになります。

自分もそこまでそう思えるのに時間はかかりましたが、

そうなのではないかな?と、


思います。


ここからはセミナーのご案内です!

3/22
「この人、なんで、こんなこと言うんだろう?

拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー」

を企画しました。

臨床の中で、この人、なんでこんな事いうんだろう?


と思う瞬間、その瞬間をヒントにして

自分のこと。相手のことをより深く理解する。

そんなセミナーを行います。

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上のブログのようなコミュニケーションについてのメルマガも配信しています。


週1、2回配信しています。


「認知症の方とのコミュニケーションで、なんども同じことを言わなくてはならなくて困ってしまいます。」


このようなご相談をいただくことがあります。


認知症があって理解力低下がある方とのコミュニケーションですと、

何度同じことを説明してもわかってもらえない方とのコミュニケーションで

支援者側がほとほと疲れてしまったり、

困ってしてしまうことがあります。

例えばデイケアやデイサービスの利用者で、

「家に帰りたいと何時になったら帰るのか?」と

何度も聞いてくる方がいらっしゃいます。


説明していても、数秒後にはもう忘れてしまい

またスタッフをつかまえて、

同じことを聞いてくる。

このようなコミュニケーションを繰り返しているうちに、

スタッフのが方が、


「この関わりでいいのだろうか?」

と疑問が湧いてきたり、

「この方にばかり関わっているわけにはいかないので、なんとか1度でわかってもらいたい。」


そういう思いになったりします。


こういったときの対応としては、

色々なものが考えられます。

例えば、視覚的な情報伝達を心がけるという方法があります。

言葉で「何時になったら帰れますよ。」

このように説明するだけでは

相手は認識しづらく、忘れてしまう。

したがって、何か紙に相手にわかってもらいたいことを書いて、

本人の目の前や目にとまるところに置いてくおく。


このように聴覚的な説明だけでなく、
視覚を使うことを意識する。

とか、

また本人が不安を感じるとき、

暇を感じたときに、

このような訴えが多くなっているようであれば、

本人の近くに、仲のよい利用者さんに座ってもらい

一緒に話をしてもらうようにしたり、


または、何か軽い作業をお願いして、それをやってもらう。

などの方法があります。


そして、一番大切なことは

支援者自身そのようにあれこれ工夫をしてみることを

楽しんでやることだと思います。


「また伝わらなかった!」

「なんども同じ話をして、イライラする。」

「なんでダメなんだ。」

このような思いに支援者自身が捉われていると、

あれこれいろんな方法を試してみよう!

というような前向きな気持ちになれません。

大切なことは

うまくいくかもしれないし、

うまくいかないかもしれない。

そんなものなので、とりあえず

何かいい方法はないか!

いろいろやってみよう。


そんな風に軽い気持ちで

試行錯誤することです。

認知症の方の関わりで、正解はありません。

ですので、支援者自身が、「ダメだ」と落ち込まず

前向きな気持ちを持ち続けて、

試行錯誤して関わり続けることが

大切かなあと思います。

ここからはセミナーのご案内です!

3/22
「この人、なんで、こんなこと言うんだろう?

拒否、ダメ出し、暴言を心理学的側面から解明するコミュニケーションセミナー」

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自分のこと。相手のことをより深く理解する。

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「認知症で、理解力低下がある方への対応で悩んでしまいます。」


このようなご相談をいただくことがあります。

認知症の方など、記憶の障害や理解の障害ある方との

対応に苦慮することがあります。

「何度も同じことを言わなくてはならない。」

「何回説明してもわかってもらえない。」

このような悩みを持つ方も多いようです。

また、少し複雑な話や質問も理解してもらえないことが多く

コミュニケーションが取りづらいと

セラピストの側がうまくコミュニケーションを取れないことに

ストレスを感じてしまうこともあります。



ですので、

相手を無理に変えようとしない

ことが大切だと思います。


これが、わかっているつもりでも

実際の認知症の方に合うと、

ついつい「こうしてほしい」

「こうしてくれると自分も助かる」

そういう思いが出てきて

コミュニケーションに苦労することがあるように思います。


無理に変えようとせず

相手のペースをよく見極める。

そのために大切なことは

まず自分の「こうしたい」という思いと

対象者「多分こうしたいのではないか?」という思い

この2つ分けて考えることかと思います。

コミュニケーションに苦労するときは、

この2つがこんがらがっていることも多いものです。

この辺りを自分で整理できるようになると

コミュニケーションも少し楽になるように思います。


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