「認知症で、理解力低下がある方への対応で悩んでしまいます。」
このようなご相談をいただくことがあります。
認知症の方など、記憶の障害や理解の障害ある方との
対応に苦慮することがあります。
「何度も同じことを言わなくてはならない。」
「何回説明してもわかってもらえない。」
このような悩みを持つ方も多いようです。
また、少し複雑な話や質問も理解してもらえないことが多く
コミュニケーションが取りづらいと
セラピストの側がうまくコミュニケーションを取れないことに
ストレスを感じてしまうこともあります。
ですので、
相手を無理に変えようとしない
ことが大切だと思います。
これが、わかっているつもりでも
実際の認知症の方に合うと、
ついつい「こうしてほしい」
「こうしてくれると自分も助かる」
そういう思いが出てきて
コミュニケーションに苦労することがあるように思います。
無理に変えようとせず
相手のペースをよく見極める。
そのために大切なことは
まず自分の「こうしたい」という思いと
対象者「多分こうしたいのではないか?」という思い
この2つ分けて考えることかと思います。
コミュニケーションに苦労するときは、
この2つがこんがらがっていることも多いものです。
この辺りを自分で整理できるようになると
コミュニケーションも少し楽になるように思います。
ここからはセミナーのご案内です!
3/22
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自分のこと。相手のことをより深く理解する。
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