真の霊能(サイ能力)発揮のための条件(その2)-男女原理



 真の霊能(サイ能力)が発揮されるためには一人の人間の中にある男性原理と女性原理のバランスが必要です。抽象的に感じられるかもしれませんが、実は「真の霊能(サイ能力)発揮のための条件(その1)」で述べた交感神経と副交感神経のバランスのことです。波数でみるとわかりやすく、交感神経の主な神経伝達物質であるノルアドレナリンは「ドーパミンな人びと-明石家さんまはドーパミンだった」でも指摘したように波数9、交感神経の主な神経伝達物質であるアセチルコリンも波数9です。両方の波数を足すと9+9=18→9で、足して9になる意識は「どの色のプラーナ(オーラ)が多いか」で述べた色でいえば補色の関係にあり、両方がバランスしていると光でいうと白になります。また男性原理を直接作っている男性ホルモン(テストステロン)は交感神経を刺激しやすく、波数は5ですが、女性原理を直接つくっている女性ホルモン(エストラジオール)は副交感神経を刺激しやすく波数4です。やはり足して5+4→9となり補色の関係にあります。
 実は「無歪み条件とは何か - 悟りへの道はプログラムだった!」で述べた無歪み条件の4つの意識フロー(図)はサークルの向かい合う意識の波数を足すとそれぞれ9になる関係にあり、しかも波数5と4は悟りへの道である無歪み条件の波数系列の重要部分を形成しています。つまり、男性原理と女性原理のバランスがとれているということは悟りへの道である無歪み条件になっているということです。そうすると「六神通がなければ本格的な自己実現も成功もない」や「真霊能促進器」で述べたように真の霊能(サイ能力)が発揮されるようになるということなのです。
 無歪み条件の4つの意識フロー(図)はサークルの向かい合う意識の波数を足すとそれぞれ9になる関係なので光の色でいえば完全な白となり、「どの色のプラーナ(オーラ)が多いか」でいう「純白」つまり「完全な魂の調和状態、悟りの意識状態」であり話が一致します。
 真の霊能(サイ能力)はヨーガ等でいう各チャクラが開花しなければなりませんがそれにはクンダリーニの上昇が必要です。チャクラは「思いやり発生器  CG-1」でも述べたようにアクシオン波の送受信アンテナである7回貫通型Gタンパク質共役受容体の開口合成体です。そのクンダリーニは女性原理であるイダと男性原理であるピンガラのバランスの上で上昇するといわれていて、イダは副交感神経側、ピンガラは交感神経側ととらえれていることも話が一致します。
 女性原理と男性原理の融合による達成は仙道や錬金術などにもみられます。
 女性原理と男性原理のバランスは抽象的ではなく具体的な技巧としても各分野に伝わっていると思われます。しかし秘儀的だったりしますので、結局一般には漠然としたものになっているように思われがちですが、実は簡単で、「真の霊能(サイ能力)発揮のための条件(その1)」で述べた副交感神経と交感神経のバランスととらえればよいということです。ただしバランスといっても同時に興奮するということではなく交感神経が興奮し疲れたらすぐ副交感神経が立ち上がって回復し、回復するので交感神経がすぐ立ち上がれる・・・ということが非常に短時間に出来る状態が真の霊能(サイ能力)発揮のための条件です
 こうしたバランス応答の機能は若いときほどすぐれているわけですが、とくにサイ能力発揮が若いときほどすぐれていることは念力計や念写計による実験で確かめられています。

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