このコラムの更新は今年の3月までないと思っていた。

新しい気持ちが生まれたので、更新してみる。


あれから、しばらく経ち、年が明けた。


麻雀牌に触れる事もなく、何一つ変わらない日々。


しかし、生活は反比例して、安定。転職先が収入だけは良いからだ。

麻雀プロとは、如何に大変なものか身に沁みて感じた。


無性に牌を握りたくなる時がある。

そんな気持ちになった時はネットを彷徨った。


その際、ネット友達が出来た。麻雀とは関係ない仮想空間の街で。

故に、知り合った友達は麻雀を知らない。


麻雀が好きだと話したら、ネットで1人麻雀練習機を

使って始めたという。


そんな私と打とうと練習してる事が嬉しく

コミュで麻雀サークルを作った。


初心者向けというか、2名しかいないバーチャルサークル。

生徒はその娘だけ。


しかし、止めた直後にネット麻雀で知り合った方が

加入してくれた。その彼が何人かサークルへ勧誘してくれた。


勧誘してくれた彼は、麻雀に真摯であり、話して面白い。

牌譜検証等の意見交換は、私の麻雀心を呼び覚ましてくれる。

雀力も高く、良い打ち手と出会った事に感謝。


そのほかにも、直接、BBSから加入して下さった方達もいて

当初、活動を考えていなかったのだが、思わぬ誤算で嬉しい。

皆さんに感謝。


そういう事もあって、私は一部のメンバーに

このHPを紹介する事にする。

私の置いてきた気持ちを知って欲しかったからでもある。


そんな矢先に、知り合ったプロの方達から今年に向けての

抱負メールが数通届いた。内容は「今年も更に精進します」という
力強く感じられる内容であった。

有難い事に、まだ私のようなものを覚えて頂いているようだ。


その時「みんな一生懸命頑張ってるんだな」と
なぜか第三者のように達観した気持ちになった。


例えるなら、激しく燃える赤い炎のようではなく
静かに揺らめく蒼い炎のような感じである。


何か違う、この感覚を少し寂しく感じた。
そして「うまくいかなかったけど良くやったよな。俺」

もう戻れないと思いながら。


そして、ひび割れてしまった心の中を真冬の夜風のように

冷たく乾いた空気が頬をかすめ、通り抜けていく。


しかし、その厳しい冬の中にも新しく小さな芽が私の中にある。

もう一度、静かに暖かくゆっくりと育てられるのだろうか。

肝心な事を記載し忘れたので、補足。


麻雀は4人で行う競技である。
だから、お互い気持ち良くゲームをする為に、必ずマナーを守る事。
マナーさえ出来ていれば、麻雀は上手くなくて良いと考える。

麻雀はやっていれば嫌でも覚えるし、それなりに強くなる。
しかし、品位だけは意識しないと絶対に身につかない。

強ければ、何をやってもいいと考えている人もいるが
それは、大きな間違いだと断言する。
何をおいても、まずマナーを大切にすべきだ。

それに気づかない人は、おのずと道から外れてしまう。
強さは、麻雀のほんの1部分だと認識して欲しい。


そのマナーには本当に気を遣うし、記載している私自身が
知らない内に、他の対局者の気分を害する事もあるでしょう。
人間であるので、自他共に完璧を求めるのは難しいです。

ただ、お互いに相手を思いやる心が大事なので
「この人とは楽しく麻雀出来るので、また一緒にやりたい」と
思えるように、少しづつ、日頃から努める事が大切です。

これが出来る人は少ないので
私はマナーの良い打ち手を目標にしています。
また打ちたいと思われれば、それだけで、私は嬉しいのです。


お金をやり取りするだけが麻雀ではないので
強さだけが必要なのではありません。時には必要ですが(^^;
>優しさのない強さ (ノ ̄ー ̄)ノ ⌒ポイ!

それはさておき、マナーの悪い人とは、お金を積まれても
打ちたくないですよね。だから、私の一番大事な定義は

マナーだと思っています。

最終的には、誰よりも優しく、誰よりも強い人になりたいです。
また、沢山の方に麻雀を楽しく遊んでもらえる為に
貢献出来る事があれば、麻雀打ち冥利に尽きますよねぇ。

そして、自分が今まで出会った人から教えて頂いた
麻雀の楽しさを他の新しい方にも伝えられるようになる。
これが私の麻雀の最終形です。

別に、自分じゃなくても、誰かそんな人いるといいな。
>なんとも理想論な話でしたw
以上。

知らない内に長い間歩いていた。
彼は見も知らぬネット麻雀から広大な世界を知る。
たくさんの人と才能に触れる機会を持たせて頂いた。

出会った全ての人に感謝したい。


月日は流れ、彼は一流の麻雀打ちと出会う。
いつも彼らと楽しく麻雀をやっていた。

何時の間にか、彼の麻雀の師であった。


その類稀となる能力をもった人は
やはり、一流のプロと接点のあった人であった。
その一流の心と技術は時間を共有している間

わずかながら修得した。


こんなに麻雀において恵まれた環境は全国探しても

少ないと思う。そんな人達とも、会う機会はなくなってしまった。
仕方のない事だが、それも彼の選んだ生き方。


ここ1~2年、彼は麻雀を打つ意味がなくなっていた。
結局はうまくいかなかったものの、彼の知り合いは

プロや麻雀荘の経営を始めたりして、彼が夢見てた

麻雀打ちとして、それぞれの道を歩んでいるのをみて

彼は打つ必要がない気がしていたからだ。


とはいえ、これだけ情熱をそそいでいたものなので
区切りが付けられなかった。

ただ、いつか止めなければいけないとだけ思っていた。


なので、お世話になった方がタイトルを取れば
区切りが付けられるのではないかと思い

時間があれば、会場に運んだ。


全く対局者には関係ない話で、本人が聞けば
とてつもなく迷惑な話だし、当然黙っているが(笑)

直近では、1/2の対局者が、彼とお話した方が

残ったタイトル戦もあった。


そういう事もあり、彼は自身がタイトルへの

挑戦可能な場所に行けば、感謝の形になるのではと思い

ずっと麻雀に取り組んでいたが、現実の彼の実力との

ギャップに悩む事が多かった。


そんな中で、彼が嬉しかったのは、一般予選Topで

本戦勝抜きを決めた事だ。他人から見れば

どんなに小さくても、ようやくカタチらしきものを

お世話になった方に表現出来たから。


もっと大きく表現出来るのではないかと思った事もあるが

元々、彼は麻雀を打つ人ではない。そんな訳だから

当然、誰もが一度は経験する麻雀を打つ事を苦痛に感じていた。


とはいえ、彼は、これから麻雀を始める新しい人に
優しく出来る知識と実力を修得してきた。

今までお会いした人から受けた知識を還元するくらいの。


まだ全く足りないが、ある程度は新しい人に還元したとは思う。

学んだ事は全て書ききれないので、一部、ここに記載しておく。


麻雀やるやらないなんて、自身の気持ち次第なのに
無意味な彼自身の考えに愛想が尽きるが(苦笑)


色々考えたが、取りあえず、一度、彼は牌を置く事にした。
それは長い旅の終わりを告げる。


既に始まりから何年過ぎただろうか。初めてネットで

出会ったのは北海道のAさんだったかな?

そこから始まった、たくさんの思い出が頭に浮かぶ。


このHPを見ている人はいないから関係のない事だろうけど。

また戻って来るような事があれば、更新を再開するかもしれない。


今日から何もする事がなくなり、時間を持て余しているのも
不思議な感じだ。これから何をしようかな。

新しい旅に出るのもいいね。今は何も考えない事にする。


最後に、このHPをリンクして頂いた望月プロと、読んでくれた方に

感謝の気持ちをこめて、挨拶に代えさせて頂きます。


やっぱり、僕は麻雀、好きだったんでしょうね。

だからこそ、この選択になったと思います。

再開時は、自分を覚えてくれていて、連絡出来る事があれば良いな。

いつになるか分かりませんけど、また会う日まで。

                                     noname

おまけ


亜空間殺法の自己解析

自己流で亜空間殺法を解析してみた。

私は、何年も前から亜空間殺法が分からなかった。

何度、本を読んでも、理解出来ない。


戦術書の中では、故Aプロの著書は比較的、理論的で

牌理に詳しいのに、この戦法だけはなんなんだと思っていた。


亜空間殺法は、チーよりポンがいい。
不調者が動くといい事がないとか、下りポンよりも昇りポンだとか
一鳴きして、ただひたすらオリとか、サッパリわかんないというか
「マジなんすか?これ」と思っていた。


当然、トイツ理論もそうだ。>これは著書で解説しているので
トイツを極めたい方は是非読む事をお薦めする。
これは本から、打てる人なら理解出来ると思う。


でも、一流のプロが無意味な事を力説する訳がないのだ。
という事で、理解は出来ないが、頭の片隅に亜空間は常にあった。


最近、なんとなく、もしかしたら、これが亜空間の基本となる考えでは

ないかと感じる事があったので、自分なりの解釈を記してみる。


私も対局中に鳴けば、相手にツモられるという感覚や
当たり牌を喰い取る感覚が、なんとなく分かって来たが
なぜなのかは分からない。ただ感覚だけはある。


麻雀をある程度やっている人なら分かるが、配牌が良ければ
初心者でも上級者に勝てる事があると感じた事は良くあるだろう。


その時、「そうか、確率というのは、あくまで平易な条件下の

ものばかりだ!」と思った。即ち、配牌が配られた時点で

実際のアガリ確率には、相当な偏差が生じているのだ。


良い配牌の人はアガる確率が平易な状態の確率より数段高い。
悪い人は、当然数段低い。しかも待ち牌が暗刻等で他家に

使われては確率もへったくれもない。既にアガリの条件がない。
これに抗うのは牌理からも非効率である。


不調者が仕掛けをする=ツモを好配牌の人に回す事になる。
ツモを連続してツモれるので、好配牌者は有効牌を引く事が多くなる。
抗えば、抗うほどアガる確率をアップさせてしまうのではないか。


チーよりポンが良い。
これもそうだ。チーする事によって、ツモをドット(点)ではなくて
ツモ山をゾーン(帯)でツモる事が出来るようになるので
アガリ確率がアップしてしまう。だからチーよりもポンではないか。


下りポンより、昇りポンが良い。
これも同じ。昇りポンは好調者のツモ番を遅くするので

それほど影響しない。


という事で、知らず知らずに態勢が良くない時は
ただひたすら我慢するというのが麻雀打ちの中で定着し
それが流れというものになったのではないかと。


とはいえ、不利な条件の場合、ただ黙ってやり過ごすのは

芸がないので、故Aプロは昇りポンを入れて、混乱した相手が

手を曲げたり、ツモアガリであれば高得点となる1300/2600を

他家同士の振込み合いの出アガリ2600や3900に歪め

自分のツモかぶり分等の失点を軽減していたのではと推測した。


だから、二軒リーチが入ったりして、アガリが見込めない場合や
手牌が短くなっている状態でリーチを受けた者がいれば
無関係なポン・チーをして、リーチ者のツモを意図的に増やし

当人同士で振り合うように仕向ける。効果はあると私は判断した。


逆に、二軒リーチのどちらかにアガられては困る場合は

決して必要牌でも鳴かない事。自分が振り込みに

回る事になるか、他家のツモアガリが発生するだろう。


仮に、うまく鳴いて喰い取った牌があるなら

それを絶対に切ってはならない。


それは極めて高い確率で、好調者の当たり牌だ。

折角、喰い取った牌を放銃してしまうのは意味がない。


放銃しても良い場合は、点棒に余裕があって

着順変更のない方に差込むのなら、問題ない。


残念ながら、私は故Aプロと出会う事がなかった。
私がプロの領域近くに踏み込んだ時、亡くなったのだ。
たしか3/28日だった気がする。後、数年早ければ
質問出来たかもしれないと思うと残念だ。


一番弟子だった現トッププロのFさん達なら分かるかもしれないので
いつか、この話が聞ける機会があれば良いなと思う。


誰か、亜空間を解析出来る人がいたら教えて欲しいと思う
今日この頃であった。


勝負感覚

勝負感覚については、歩んできた人生において形成されるもので

普通の人では遭遇しないような場面を体験した事があり

しかも、切り抜けた人でなければ、醸造されない。

超感覚は簡単には養えないのだ。擬似的に養ったものとは違う。

分かりやすくいうと生死を懸けた事のある人程、強い。


超感覚は厳しい勝負に身を置いた一部の者にしか分からないだろう。

窮地に立たされた時や勝敗を決する大切な場面で

最後に、それがモノをいう。だから、若い内は出来る限り

自分の可能性を求める事が吉であると最後に記しておく。

自分を信じる事が出来れば、手に入れられる筈だ。

他のリーチ状況判断


字牌に絞りを入れた状態で中盤にリーチが来た。

出来る限り、絞った字牌を切らない事。絞った意味が無い。
悔しいが、ここは流局まで抱える事を考える。
勝負しても良いが、リーチ・役牌ドラ1くらいの
5200以上の放銃は覚悟して置く事。


トップ目から自分が2着の場合にリーチが来た。

振れば、トップ目の独走が強くなるので、無理はしない。
出来るだけ他家に期待しよう。ツモアガられた場合は
残念だが、諦めて他の局で挽回する。
細心の注意を払いながらアガリとオリを選択しよう。
今無理をしなければならないケースはタイトル戦でのトップ条件等の
特殊な場合だけ。その際はドラでも勝負するくらいの気持ちで良い。
振っても終わり、振らなくても終わりなのだ。
だから、座して死を待つのは望ましくないと私は考える。


ラス・三着目からリーチが来た。
大物手に気をつければ、必要以上に恐れることはない。
アガリがあるなら進めよう。但し、ドラのありかだけは掴んで置く事。
12000に届いてしまう振込みはさすがに苦しすぎる。
満貫以下なら振っても、リードがなくなるだけで
回復不能になるという訳ではないし、うまくアガってしまえば
他家には反撃するチャンスは残されていないだろう。


不運な放銃が続き、ダンラスなのに追い討ちのリーチが来た。

ここは我慢の一手。足掻けば足掻くほど、窮地に陥って行く。
怒って、ついツッパってしまいたくなるが、ひたすら耐え忍ぶ事w
手牌が整っていない場合は、1000点さえ残れば良いという考えで
ひたすら好機を待ち、突然、反撃の狼煙を上げる事が良い。


困った3着目から放銃が期待出来るからだ。そこで点棒を

増やせたら、それから2着を視野に入れる。安心していた2着目が
自分の戦略に狂いが生じて失策を犯す場合もあるからだ。

窮地にこそ丁寧に行こう。この不利な条件で勝負をする必要はない。

負け戦はしない事。蛮勇は死である。


二軒リーチがかかって来た。
同巡にテンパイした場合はダマテンを選択したい。なぜなら
放銃すると勝負が決まってしまう可能性が高くなるからだ。
リーチしても良いが、愚形リーチは避けたい。
他家に上がられてもリーチ棒総取りとなり、挽回が難しい。

しかも既に1対2。現時点で、タダで2000点もらえるし

役がある場合は打点を下げても良い。危なくなればオリもある。

役なしでドラのあるなしの場合は個々の判断に委ねる。
勝負するのは、ここで決着がついて良い特殊な場合だけ。
その際は、気持ちよくおっかけリーチして、勝利を決定しよう。


押し引きのポイント

押し引きのコツは、今、ここで勝敗が決定したら取り返しが

つかなくなる場合と、ここで押さないと勝ちがなくなる事を

知っているだけで良い。


仕掛け編

上級者は仕掛けが巧い。その仕掛けをかわす事も勝ちへの条件だ。

仕掛けについて簡単に考える。


上級者…1鳴き、ノーヒントが多い。1鳴き満貫には注意する。

当然、正確な牌理に基づいて打つ為、仕掛ける前からの

手出し牌をチェックしておく事。


仕掛けた後の牌は、待ちをカモフラージュしている事もあり
その前からチェックしないと、常に自分だけが放銃する憂き目に合う。

放銃してしまったとしても、安ければ諦めよう。全て回避は難しい。

鳴かなくても、既にスピード負けしていたと思えば良い。
但し、アガられては困るような条件付きの場合は除く。


仕掛けた相手の点棒がない時は最終手出しが大きなヒントとなる。
これは点棒的にカモフラージュの時間がない為だ。
そこでも変わらない人は相当な打ち手の可能性がある。

そういう怖い人はスピードを駆使して振り切るしかない。


初級者…なんでもポン・チーなので、手が悪いなどアガリが
見込めない場合は、1シャンテンくらいまでは無視して鳴かせよう。

他家からリーチが来たら、テンパイさせて放銃させて良いし
アガってリーチを回避してくれても良い。

無意味な手出しが多いので、捨て牌から矛盾する切り方は
フリテンなどのミスか意味不明の手出しと判断出来る。


読みやすいといえば読みやすいが、理解不能な高い手に

当たる場合もあるので、軽視しない事。


仕掛けのケアポイント

相手の手が高い場合と自分のチャンス手の場合に注意する事。
自分の手が悪くて、放銃してアガられても
安ければ、ノーテン罰符と考えると、それほどダメージはない。


という事は、手牌が整っていないのに、高得点が見える他家へ

字牌や場に少ない色の生牌を切り飛ばす。

チャンス手の時、塔子外しの順番を間違える等のミスをしたり

手牌で入替が利く生牌等をポン・チーされたりして

他家にアガられる等の避けられたであろうと推測される現象に

起因して、チャンス手を逃さなければ良いという事だ。


これくらいで、大体の大局観が養えるのではないか。


これを見た初心者の方で実感もなく、勝てない場合は
ネット麻雀などをして、自分のアガリ率を求めてみよう。


20%を割っている場合は手順の見直しをしては如何であろうか。
麻雀はアガらないと勝てないのだ。何切るをやってみよう。


極端に言えば、全ツしている人の方が勝てると思う。
相手以上のスピードでテンパイをすれば、全ツしても
毎回当たる事もないし、何より収入がある。


当然、テンパイ効率の悪い人は、テンパイした時に余った牌が
他家の当たりとなるので、常に振込みに回る人となる。
ストレスも溜まりやすいw アガリも遠く、点棒も増えない。


だから、まず、最速のアガリを求める事が早く強くなる

手段ではないかと。場況判断は、まず正確な手順で

アガれるようになってからでも遅くないと私は思うがどうだろうか。

やたらに全ツ全リーは困ったものだが、攻撃されるという点では

上級者であっても、脅威に感じる事は間違いない。

相手に先手を取られた場合


リーチ編

相手からリーチが来た。とりあえず現物を切ろうと
簡単にオリてしまうだけでは勝ちに回る事が出来ない。
元々3対1であり、ほとんどが先手を取られるケースが多いのだ。


なので、ここでは、そのリーチに立ち向かう簡単な基準を記載する。
相手のリーチ時等の窮地における判断力が優れている人ほど

実力者といえる。ケーススタディに基づいて記載する。


1.相手が親で、序盤にリーチを受けた場合

親相手は極力無理をしない事がベースとなる。
少ない情報ではあるが、自分の手牌と捨て牌から判断する。
自分が勝負手なら、危険な牌を切る事もやむを得ない場合もある。


その場合、親の当たり牌を面子に組み込む手牌構成を考えながら
親や他家の使用しない牌等でアガリに漕ぎ着ける努力をする事。


中盤にかかり、牌が見えて来たところで手牌に組み込めないような

危険牌を持って来た場合はオリの選択を考える。

それを切っても、確実に親よりもアガリの可能性と得点が

見込める場合は勝負しても良いが、代償は覚悟する事。


2.相手が親で、中盤にリーチを受けた場合

かなり牌が見えてるので、自分と親との手牌が把握しやすい。
自分が高得点好形のテンパイ、もしくは安手でも優秀な待ちで
比較的危険度が少ない牌なら1枚は押しても良いだろう。
それ以上は、個々の判断に委ねる。


1シャンテン以上、且つ、無理目の場合は、どうしても
アガらなければならない条件付き以外は避けたい。
その時は、人間引き際が肝心だと考えようw


3.相手が親で、終盤にリーチを受けた場合

安全牌を確保して、次局に期待する事が安全な策であるが
牌が見えているので、テンパイ取りだけは多少意識しておく。
但し、テンパイ取りの為に必要以上に危険を冒してはならない。
テンパイが取れそうない時などは不用意な仕掛けをしない事。
仕掛けて、海底ツモをリーチ者に回すような事は当然に避ける。


4.相手が子で自分が親の場合

手牌が整っていれば押そう。但し、子のリーチが高得点と判断される

場合は、その限りでない。危険が格段に高くなる頃にオリる。

元々、アガリやドラがない場合は、親でも度を超えて押さない事。


5.相手が子で自分も子の場合

同じ子という同条件なので、自分の手牌と相談しながら押していく。
ダメだと思ったら親や他家に任せる。かなり選択の幅がある。

相手の手が安い、もしくは確実に上がれる可能性があるのなら

押してアガリに向かって良い。

局面読み


ドラがどこにあるか判断しよう。

中張牌を鳴いているので、安いタンヤオと思って端牌を切ったら

隠れドラ役牌暗刻ドラ3に当たった。

リーチがかかっているので、リーチ者に安全そうな筋牌を切ったら

トイトイドラ3に引っ掛かった。これでは目も当てられない。


判断出来ない際は仕方ないが、出来るだけ
ドラのありかを考えながら慎重に打つ事。


自分にドラがないという事は、戦える手材料がない事を知ろう。
極端にいえば、ドラがないという事は竹槍で戦車に
向かうようなものだと考えれば、分かりやすいかもしれない。


場の状況を見よう。

簡単で効果的な場況判別を紹介する。


字牌の大きな判別
6巡目までに三元牌・風牌がトイツ以上でみられない場合
大三元や四喜和の危険性がある。
最低、1つは役満の可能性のないトイツにしてから攻める事。


一色手の判別
6巡目までに一枚も一色を切らない家がある。
もしくは、場に特定の色が中盤にかかってもあきらかに少ない。


高確率で、一色手が他家に入っている。
このサインに気づかなければ、字牌1鳴きした他家の
ホンイツ・トイトイ等に刺さってしまったという憂き目に合う事になる。


これは、自分の手牌の色の数と捨てられた色の牌を
数えれば、多少分かる。自分に一枚もなく、場にもないという事は
非常に危険であり、突然、早くて高い一色手が炸裂するので
遁死しないように心がける。それは申し訳ないが他家にお願いしたいw


関連した話で、筋引っ掛けも同様で、筋に関連する回りの塔子の数を
数えれば引っ掛けに引っかかる事も少なくなるだろう。
最終手出しの筋は全般的に危険度が高い。


同様に、他家にも特定の色が少ない為、単に持っていない場合もあり

読み違えて、全く一色手ではない方の家を警戒してしまい
別の家のホンイツに刺さってしまったという事のないようにする。


また、別の色も他家に集中する為、ピンズだけを警戒していたら
別の家のワンズのホンイツに刺さってしまったという事もないように。


トイツ場・アンコ場の判別
自分の配牌とツモで分かるし、相手の捨て牌を考察する事で
更に精度が高まる。配牌で2トイツ以上あれば、トイツ場を意識しよう。
また相手の捨て牌が全般的に中張牌や尖張牌であり
トイツかぶりが多ければ濃厚。臨機応変にトイツ手にシフトする。


生牌は極めて慎重に扱う。配牌からある端牌で場に見えないものは

他家にトイツ以上であると判断して間違いない。端牌だからと

最終待ちにしても出ない事が多い。


同様の手組みを他家にされている事を考えて待ちを選択する。

端牌・字牌待ちなら良いと常に考えるのは好ましくない。


他には仕掛けで、早々にポン・カンが入れば、もっと早く判定出来る。
トイツ場なのに両面で待っているのは、柔軟性に欠ける。
そんな時は、思い切ってシャンポンや単騎でアガリを狙おう。


チャンタ系の判別
これも比較的分かりやすい方だが、国士と同様に死角に入りやすい。
なぜなら、狙う事が難しく、通常発生しにくいからだ。
振り込むと予想していなかっただけに物凄いダメージがある。
判定は難しくないので、省略する。油断しなければ良いのと

ドラが字牌・端牌の場合は警戒レベルを上げる。


三色の判別
これは難しく、自分は、それほど意識していない。
なぜなら、高目・安目もあり、カンチャン・ペンチャンもあるからだ。
簡単に上が切れていない、下が切れていない。特定の面子が
場に見えて、三色があきらかに防げる場合のみ意識する程度。


極端な例だが、リーチが他家から掛かった状態で


四五六六六(2)(3)(4)(6)(6)3456 とする。


3か6を切ればテンパイだが、どちらを切れば良いか?

いや!ここはテンパイとらずの打(6)だ!じゃなくてw


3と6。どちらが三色に放銃する可能性が少ないか考えよう。


自分の手牌で六を3枚使っているので

'六'を使った面子が他家にある可能性は低い。


完璧であるのは、場に1枚、六が切れていれば良い。

'六'を面子に含む可能性が完全になくなるからだ。


一色の'六'がなくなっているという事は

'6を'含む三色がないという事であり


このような場合は6を切る事で三色に放銃する

危険を回避する事が出来るという事だ。


愚形以外はピンフと同じ読みをしており、通常の押し引きに準ずる。

ケースが多岐に渡り、記載が難しいので省略。

赤に関連するドラの場合、メンピン系には破壊力があるので注意。

序盤の手順(第一打)

肝心な序盤の手順が、戦術書には記載されていない事が多い。
序盤の手順を知らずして、勝ちを収める事は難しいので記載する。
うまくなれば、序盤(第一打)の対応で、ほぼ決着するのだ。


戦術書には、一打目は字牌を切らない方が良いとか簡単な
説明しか載っていないが「なぜいけないんだろうか?」という
説明がなく、読み手に伝わらない事が多い。


なので、私はそういう基本的な疑問を重視して説明する。
そして、常に老頭牌から切らなければならないというような
セオリーを一度考え直したいので、記載してみる。


1.字牌・老頭牌の切り順。

東家…第一打なので、他家の情報がない。
という事から、自分の手牌で第一打を判断すれば良い。

アガリが遠い場合は高得点の一色手やドラをトイツ以上に
した他家のキー牌を押さえて打つが、基本はアガリに向かう事。


必要以上に字牌や絞りに囚われるのは親の特権を

失う事に注意。確実にアガリが見込めれば

字牌でもドラでも好きな物を切ろう。既存のセオリーに

囚われる事なく、W東でも良いと私は判断する。

暴牌と紙一重となるが、繊細な計画があれば良い。

普通では勝てない。今までの一流プロの理論も

はじめは理解されなかった事を考えれば

新しい事には積極的に取り組んでも良いだろう。


子全般…アガリが遠い場合
字牌の取捨を慎重に考える。
親が早々に切った字牌がある場合は、それを重ねて
捌き手を構成したり、常に親の捨てた字牌を基準に考える。
アガリが遠い場合は最低でも良形1シャンテンまでは
親や子の高得点となる急所の字牌や数牌は押さえたい。


アガれると判断した場合
字牌を切っていっても良い。1枚鳴かれてから
他家が高得点かどうか判断して、安いようなら、かぶせていき
高そうなら即座に手を畳む事。アガリの発生しないかぶせは禁物。
闇雲にかぶせといって切るのは好ましくない。
たまたま鳴かれなかっただけで、それは実力ではない。

いらない牌を切っただけである。


特記、北家…他家の第一打を全て見れるので、字牌の整理方向が
ある程度判断出来る。2~8などの数牌をいきなり切る他家がいたり
3家とも字牌が高い場合、手牌にある字牌は鳴かれる可能性が高い。
他家の字牌動向に合わせて切って行こう。北家はツモが遅い分
情報だけは多いので、正確な他家の手牌進行の判断をする事。


字牌と仲良くしよう

字牌は、全般的に不要な扱いを受ける事が多い。

タンピン系の手で、字牌ドラの場合「この牌さえなければ!」と

嫌われる事もあるのだが、実は対局者の非常に強い味方だ。


つい、悪い所ばかりに目がいってしまうものだが、そんな字牌も

リーチが掛かれば、身を持って危険から自分を守ってくれたり

アガリトップで優勝が確定する場合等、場面においては

比肩する者のない程の力を発揮してくれる。


一度は、誰もが字牌のありがたさを感じた事があるのでは

ないだろうか。字牌は繊細なので優しくしてあげないと

知らない内に、自分の元を去ってしまう。


私は、そう考えているので、字牌の扱いが繊細だ。

強くて優しい字牌は、私を窮地から助けてくれる事が多い。

そういった感覚から、字牌は私の力強い友達だと考えている。
だから、どの牌も同じように接する事が大切である。


何かと、自分の都合だけを牌に求めがちだが

人間関係と同じであり、相手の立場になって考えれば

今まで見えなかったものが、見えるのかもしれない。

チェックポイント3


1.ドラを見よう。

ドラが字牌…仕掛けに注意しよう。
仕掛けた相手はドラを持っているか、ドラを恐れて

安手で捌きを入れたどちらかの可能性が高い。
仕掛けた相手の動向が局の指針となる。トイトイや
チートイツも多くなり、端牌・筋牌・字牌の単騎待ちに注意。


ドラが1~3・7~9の端にかかる数牌…
チャンタ系に注意しよう。また早いリーチはドラ含み塔子の
愚形が多く、分からない時で勝負手なら
相手はリーチドラ1の2600点愚形と決め打ちし
突っ込んでいくのも状況によってはありかも。

とかいって、愚形三色に刺さったらゴメンナサイw


ドラが4~6の数牌…
リーチに注意、メンタンピン三色系の跳満クラスの
アガリの場合もある。裏を返せば字牌・端牌の方が
やや安全か。筋が比較的信頼出来る可能性がある。


2.ドラの色を考える。
その色の待ちが多くなるので、その色はアガリに遠くなりやすい。
という事は、破壊力の高いドラ色の一色手を目指すか
逆にドラ色でのアガリは望み薄いので、最小限の構成し
他の色でのアガリの選択するのが望ましい。


チェックポイント4

配牌を見よう。

配牌で麻雀は決まると言っても過言ではない。
配牌を取った時点で、その局の方針を概ね決める事が出来る。
シャンテン数以外の簡単な判別方法を記載する。


1.何面子何対子の手か。

9種9牌…局面が安定しない配牌。
国士を狙うのもある。得点状況にもよるが
点棒のない時かダントツのトップ目なら狙う一手。
最悪はチートイにシフトする。他の場合は判断が難しいので

個々の判断に委ねる。基本的には、この局に参加しなくても

良いと判断される局に狙うのが望ましい。


0面子2~3対子以上…チートイ本線。
3対子ならアガリが見込める。受けに回る事が多い。
ツモや指感次第でアガリが発生するので、諦めないが
基本はガード。


1面子0~1対子まで…アガリの可能性は少ない。
ツモや指感次第だが、親からの攻撃を受けた時は
速やかに退き、他家のアガリに協力。子からの攻撃は静観。
牌理でいえば後手を踏んでいると考え、静かにしておく。

場況が変わってきたら、気づかれないように動く。


2面子(順子系の場合)0~1対子まで…アガリに向かう。
しかし、こういう順子系の場合、なぜか他家にも同様の
順子系の好形が入っている事が多く、早い巡目での
3面張等のリーチを受ける事が多い。いわゆるハメ手。
ツモも利き、さあ出かけるぞと思った途端

他家のリーチが入り、おっかけた宣言牌で

一発放銃という苦渋を味わう事も多い。


他家の動向に注意しよう。3面張等の好形の見分け方は

リーチ者の河と場に一番少ない色と筋が最も危険性が高い。
ハメ手になってしまう理由を考えたが、牌理から

他家と互角の配牌という事から、ぶつかるのではないか。
良く見られる配牌で、この状態での押し引きの判断が

優れていると勝率を伸ばせるのではないかと感じる。


2面子1対子以上の好形…敢然とアガリに向かう。
絞りは連風牌・ドラ程度で、場合によって、第一打で打っても良い。
完全なチャンス手であり、ここで、一気に決定打を放つ。
他の手の場合は、いくら失敗しても、元々アガリがないので
良いが、この手だけは絶対にミスをしてはいけない。
この手が潰えた時、自身の負けが確定する可能性が高い。


いわゆるヘタツヨの類は、ここから来る。
つまり、自分が他者よりも有利であると感じていれば

与えられた手を確実にアガれるだけで、難解な局面の

手順ミスをカバー出来るのだ。これを感じているだけで

麻雀を知らなくても勝てる人がいるという事だ。

これだけでも、かなり勝ちに近づく事になる。

チェックポイント2

同じく、自分が陣形を組んでいる場所と敵対する相手との
相関関係を知る事によって勝利が決まる事がある。
それに合わせて、戦略を組む事が勝利の秘訣となる。


1.自分の上家は?

上級者…遠い仕掛けは自滅行為。基本は急所だけ鳴いて上がる事。
そうする事によって、上級者は手牌に自信がない時に
要所牌を切りづらくなってしまい、手を歪めてくれる可能性もある。


初級者…何でも仕掛けても良いかもしれない。絞りを知らないからだ。
親番を回す為に、最大限に利用し、通常より鳴きを多くして良い。
面前では初級者同士の役牌やタンヤオの早仕掛けに負ける事も

多いので、本手が入るまでは、早めのポジションを取って良い。


といっても初級者は状況に関わらず、無駄に高打点の
リーチをするケースがあるので軽視し、一色手や三色系の
高得点に放銃してしまうのは愚行は避けたい。仕掛けていても
その際は、素早く手牌を畳み、他家にまかせよう。全部自分が
対応出来ると考えるのは愚かな行為であり、思い上がりといえよう。


2.自分の下家は?

上級者…出来るだけ早く、下家の手牌構成を推測しておく。
読みが外れて、下家に仕掛けられてしまい、自分の手が

悪い場合は、それ以降、一牌も鳴かせない努力をする。

すると、下家は思いのほかに手牌進行が遅れ、狂いが生じる。
そうなれば、自分と下家以外のリーチやアガリが発生しやすくなり
その場合、下家は手牌が短い分、自分よりも苦しむからだ。


その際は、静観するのも良いし、リーチ者の現物で下家の

有効牌を切り、リーチ者からのツモかぶりを避ける為
下家のアガリと放銃を誘引し、自分だけは点棒差を

詰められないようにする。他力本願となるが、勝負事なので

奇麗事だけでは勝てない事もある。非情かもしれないが

冷静な判断をし、自分の置かれた状況で、何が出来るか考えよう。


初級者…何でもポン・チーして来るので、ほぼ無視して良い。
近頃はデジタル的にというか、字牌・数牌の1鳴きが主流なので
山読みがしやすい為、鳴きで山の判断も可能だ。


つまり、字牌で1鳴きされない場合は山にいると判断して良い。

但し、2鳴きする人がいる場合は、逆に危険となるので注意。

同様な考えで、裏ドラ読みなども出来る。


手牌が遅い時は、あえて初級者の風牌など切り、1000点の
テンパイを親より先に入れさせて置くのも良い。


といっても、自分が勝負手の場合、1000点で蹴られるのは
悲しいので、勝負手の場合は急所だけケアしておこう。

基本的に、こちらがスピードで勝っているので、歪めない事。
それとは、逆のケースで、突然、高い手をアガる事もあるので

初級者だからと軽視する事は禁物だ。