現地で話できなくてすみません。
ばんけいB級の会場で、「怪我をしながらでも、どんどん練習している選手が多いようですが、実際のところどうなんですか?」と質問してくれた方がいました。その返事をここでさせて下さい。
わたしの思っているモーグルとは、「怪我して、その怪我を気にしながら滑らないといけない状態で、できるほど、モーグルは甘い競技ではない。」です。わたしの経験や、周りの方の経験談から、怪我はまず治すべきだと思います。無理する選手は、1週間で治るような怪我を治さずに滑り込み、悪化させて1ヶ月の安静期間を食らうことも多いと思います。(数字は、あくまで例です。怪我を悪化させてしまうことで、実質練習できない期間を長引かせることになってしまいます。)
ジュニア選手をコーチングさせていただく時の悩みの一つに「痛い痛い病」と「大丈夫病」があります。痛いのか痛くないのか、また、更に詳しい症状を言葉に表すのは、選手です。つまり、子供です。われわれは、その言葉から判断しなくてはいけませんが、なかなか難しいです。あまり痛くないはずなのに、痛いと言う子供もいれば、凄く痛いはずなのに、大丈夫と言う子供もいます。ですから、自己主張の他に、滑りの変化にも気をつけなければいけないと思います。また、会話して、選手とコーチの痛みの表現の差を極力小さくすることを心がける必要があると思っています。
たまに、自己主張より滑りの変化にきづく方が先のこともありますけどね・・・。
大人の選手であれば、子供以上に自己判断を求められることが多いと思います。時には、勇気を持って滑ることも大事ですが、勇気を持って休むことも大事です。痛いまま滑るとか、痛みが酷くなってきているのに滑り続けるのは、理工ではないかもしれませんね。
わたしは、臆病になるようにしています。自分の限界だと思うところから、3割くらいは絶対にセーブします。ちょっとでも体に違和感があれば、休みます。ある程度の年齢になり、おおよそ自分の限界も感じることができたら、それも1つのスキーライフの送り方かと思います。そのように滑ると、失敗する確率も下がり、若者の滑りに悪い意味で刺激されることもないし、たまにそこそこの成績を出せたりもしますし、何より長い間スキーを楽しめます。
スキーの3大原則の「速く、きれいに、安全に」。これを行うための土台として「心技体」というものがありますね。体は、落ちて行く一方なのは、認めたくはないですが、認めないといけない部分があります。ただし、心技だけは、伸ばそうと思えば伸びるはずです。心技をいくつになっても伸ばすことを心がけ体を大事にすることが、われわれ中年スキーヤーに必要なことかなと思います。
体を大事にしてこそのスキーが、わたしの考えでした。
Okada
1日練習
まず、次のチーム練習予定の連絡です。次回は、8日水曜日です。間が空いてしまいますが、ばんけいに行かない選手は、1日の宿題をお願いします。
1日の練習内容は、フラットでのカービングターンの確認でした。フラットで、ワイドスタンス、両エッジを同じように倒し、両スキーとも同じように踏む練習です。これがきちんとできると、コブでの足割れがなくなります。
最後に、ショートターンで板をツイストしないで、傾けと加重のみでターンする確認も行いました。最初と最後では、だいぶ違う滑りになりました。
どうしても、急な固い掘れたバーンを滑り続けると、ずらしと、当てになってしまう傾向があります。今回ビックリしたのは、「ばんけいは、全然ダメだったと感じた。質が悪いと感じても、そうしないと通せなかった。これから、ジュニオリを目指し、フラットから技術を追求したいと思うのですが、どうでしょうか?」と質問してくれる選手がいたことです。やはり、成績に有頂天になっていたのは、コーチの方でした。すみません。
ずばり、皆まだまだです。1日の練習では、ショートターンで、足がバラける選手がいました。今の質で、完成度を上げていくことと、質に改良を加えること。前者は、コースの中での練習になりますし、後者はフラットや応用練習が主になります。
両方、大事です。ただし、最後に勝つためには、どこかで質を改良しなくてはいけませんね。
コブを滑るだけで上手くならないことが解り、自分から基礎の練習をもっとしっかりやりたいと言ってくれる選手がいることは、チームにとって大きな出来事です。シンさんに続き、わたくしもウルウル。
なんか、選手っぽくなってきちゃいましたね。
※その選手には、ジュニオリに間に合わせるのは、かなり厳しく、ジュニオリでも今回のように質を落とさないといけないかもしれない。練習スケジュールと、伸びから考えると、最低2年は掛かる作業だと思って欲しい。それでも、ジュニオリまでに行けるところまで行ってみようかと説明しました。
Okada
29日結果について
大会2日目は、予選で1名転倒。決勝には、5名が行けました。普通のコーチであれば、予選が終わって決勝メンバーのスコアとアドバイスに専念するところなんですが、そこは、マニアックなニセココーチ。どうやって転んだか見てみようぜって、転倒する場面を何度もスロー再生して、「これは、凄いぞ。」って盛り上がっていました。今回の大会でも後ろに転ぶ選手は、数多く見ることができましたが、前に転べる選手はいなかったように思います。また、本来前に圧を掛けるだけでも困難な状態から、前に圧を掛けてでしたので、見応えのある転び方でした。
さて、結果の方は、昨日と違う選手が優勝。初優勝となりました。おめでとう。
色々な方たちに写真を撮ってもらい、色々な場所(ブログとか)に登場するようになってきた彼女達。なんとなく、変顔が多いと感じるのは、気のせいだろうか。
※悔しくて涙を流す選手がいた裏側もきちんと見ていました。そういう選手達の次へと思う気持ちをしっかり滑りに出すことができる練習内容をシンさんと確認しました。コーチが、信頼しあい、思っていることを確認しあうのは、当然なのですが、普通どこかで妥協してしまうのですよね。それを妥協しないように話すためにタダ友という機能を使わせてもらっていますが、最近は父母の皆さん、スキー場の職員の方たち、その次に大事なバックアップと感じるようになってきました。チームワッペンの横にAUワッペン付けたいくらいです。シンさんを含め3名の方とタダ友契約しているのですが、明細見てビックリ。普通だと、10万超えてる~。はい、余談でした。
Okada28日結果について
まだ、わたしがモーグルに興味はあるが、やっていない時代にテレビで見たばんけい大会を思い出しました。そこでは、皆さんのお世話になるトキさんが優勝、6位まで全てニセコの選手が独占していました。レベルこそ違いますが、B級でふたたび独占できたのは、嬉しいことですね。これから、先輩達のような妥協しない練習をして行きましょう。そうすると、全員が上手くなれます。そうなると、練習から高いレベルで競争できます。B級とはいえ、大会で独占できるような選手達が揃っているのですから、これから楽しみが増えます。
※妥協して次の練習に行くと、後々伸びないどころか、大きな怪我に繋がったり、モーグルが嫌になってしまいます。
Okada
さのさか続き
今日は、最近の考えていることを整理と報告します。
まず、前回のさのさかで見えた本州選手との違い
リザルトから解るように、ニセコの選手は、3位6位に同じ選手がなりましたが、1,2,4,5位は、ほとんど入れ違いになっています。1日目の優勝者は、2日目転倒、2日目の優勝者は、1日目転倒というのが、それを強調するかのようでした。
これは、本州選手が大会本番で行おうとする滑りが、100%を超えていたからです。ミスギリギリの限界の滑りを狙っていたように見えます。一方、ニセコの選手は、100%以内の滑りに抑え、失敗しないランを行っていました。そういう意味からは、今回の大会では、たなぼたでニセコの選手が優勝できる可能性が無いわけではありませんが、実質優勝争いには、絡めていなかったこと言えます。
今は、コブを滑ることがまだできていないので、無理して優勝争いに絡もうとする必要は無いと思いますが、いずれA級大会や全日本など、高いレベルの戦いになると、この姿勢で優勝は遠い目標となってしまいます。
いずれ、しっかりとした技術のもと、優勝をかけて自分の限界に挑戦する滑りを見てみたいですね。
さのさかでは、本州選手とニセコの選手にそういう大きな違いが見えました。もし、5本合計点数で競うとしたら、ずっと今の姿勢で良いのですが、そういうわけには行かないので、コーチからGOサインが出た時には、攻める姿勢に変えるようにしてみましょうね。
今回の遠征では、北海道の守る滑り、本州の攻める滑りの違いがよく見て取れました。
また、誰かが転んでも、誰かが良い滑りをする本州選手の層の厚さを感じました。
Okada
とりあえず、動画
28日決勝
http://www.youtube.com/watch?v=Op1Do9EIRpU&feature=mfu_channel&list=UL
29日前走
http://www.youtube.com/watch?v=VOo3qIE1wV8&feature=mfu_channel&list=UL
29日予選
http://www.youtube.com/watch?v=NktkOH5GDVw&feature=mfu_channel&list=UL
29日決勝
http://www.youtube.com/watch?v=vm4bxoQ4TUg&feature=mfu_channel&list=UL
29日3位以上決勝
http://www.youtube.com/watch?v=eDgiQJSP5Hg&feature=mfu_channel&list=UL
コメントは、次回。
okada
さのさかでの滑り
金曜日の公トレでは、フラットのコース上に、小さな山が規則正しく作られていました。それを選手が滑ってコブにしていくようになっていました。
最初、選手達は滑りやすそうに滑りますが、だんだんコブが掘れてくると、滑りにくそうになってきます。まだ、コブの滑り方が解らない選手にとって緩斜面でのコブは、難しかったようです。一応、大会前にシュミレーションしましたが、それもたった1日でしたから、大きな成果は望めませんでしたね。
大会1日目は、なんとか滑り込みで4人とも予選通過できました。滑りは、やはりコブがある程度掘れてきていることもあり、良いものではありませんでした。コブを滑っているのではなく、削っているだけでした。それは、選手が悪いのではなく、チームとしての練習が、高いレベルを目指し妥協しないため、コブを滑るところまで内容が行っていないのが原因です。だから、コブの滑り方は、選手それぞれバラバラ。良い意味でも悪い意味でも個性が出ています。だんだん、コブの滑り方も練習すると、皆似てきます。
決勝は、攻めてスピードアップしたいところでしたが、削る滑りをしているいじょう、それほど攻めることもできませんでした。
2日目は、さらに掘れていたこともあり、更に滑りにくくなり、予選2名しか通過できませんでした。できれば、全員2本滑れるようにもって行きたかったですが、今はあれが精一杯でしたね。
決勝でも、2名がラップを狙うつもりで滑るという目標を立て、スピードアップをしたいところでしたが、それほど変わらない滑りとなってしまいました。
シーズン途中なので、どんな成績だったとしても喜ぶ時期ではないので辛めの評価ですが、今の時点では、さすがに通用しなかったというのが感想です。選手もそう感じていると思います。
※これから、ばんけい2連戦がありますが、それが終了しましたら、ジュニオリを目標にフラットを更につめ、それをコブの中で生かす練習になって行きます。その時に、フラットが疎かになってしまっていると、全く練習についていけなくなってしまいます。これから、練習でアドバイスされることを自主練習でも今まで以上にしっかりやってみて下さい。
次回は、本州選手との大きな違い。
okada
大会動画
コメントは、明日になりそうです。
21日予選
http://www.youtube.com/watch?v=tU67YQbgIjI&list=UUr6E3pi7aQdbsQgOT4UlvIA&index=4&feature=plcp
21日決勝
http://www.youtube.com/watch?v=JCJfAYJehiA&feature=mfu_in_order&list=UL
22日予選
http://www.youtube.com/watch?v=2hauHmYKD2g&feature=mfu_in_order&list=UL
23日決勝
http://www.youtube.com/watch?v=x0uW9tGDMIk&feature=mfu_in_order&list=UL
選手の皆さんお疲れさまでした。
父母の皆さんのバックアップのおかげで、スムーズに遠征終了することができました。ありがとうございました。
また、現地で大変お世話になったチームボルドネスの皆さんと、当日たくさんサポートしていただいたジョニーさん、どうもありがとうございます。
Okada

