母と叔母の三人で、
六本木・国立新美術館で開催されている
オルセー美術館展
に行って参りました。

今回、オルセー美術館が大規模修繕に入るため、
パリから115点もの作品が日本へ来るのだとか……。


そのうちの半数ほどは、

モネ、ゴッホ、ピサロ、ロートレック、ゴーギャン、アンリ・ルソーなどなど、
誰でも名前を知っている方々の超有名作品!!


さすがに会場は大混雑で、絵を観るにも困難なほど。
そして、日本の湿気からフランスの至宝を守るためなのか館内はかなり照明が落とされ、冷房がガンガンと効いていて、たくさんの人がいても寒いくらいでした。




私は、
今までに何度かオルセー美術館に行ったことがあったので、
今回来ている名画はすでに観たものばかりでした。

それでも、
日本を代表する国立新美術館の中、コンセプトを持った絵画展でそれらの絵を観て自分がどう感じるのか、
とても興味があったので、この日をとても楽しみにしていました。


しかし、
人の頭でほとんど見えない絵画や冷蔵庫のような寒さに酔い、
最後の方は体調が悪くなってしまって絵に集中することができませんでした。

ただやはり、
ゴッホが憧れてやまなかった日本の地に、彼が<南仏はフランスの日本>だと言って遺したいく枚ものアルルの絵があることの不思議を感じ、
ゴッホが日本へ来ていたら、どうカンバスに残しただろう、だとか、実際の日本は思い描く憧れと同一であったろうか?
などと感じました。

ゴッホだけでなく、
モネやゴーギャンなど他の多くの画家もジャポニズムの影響を受けた作品を遺していますが、
それらの絵が日本で日本人の前に展示されることの意味を考えました。

私が憧れるフランスは、
現代でも遠く、簡単には行くことの出来ない場所。
それだけに想いは募り、フランス関連の書籍や映像を見る度により私の心を惹き付けてやみません。
こういった気持ちが画家の方々の創作意欲を刺激して、ジャポニズムの影響の強い作品に繋がったのではないか……。
今回来た名画はそれぞれが人類の宝である素晴らしい作品ですので、輸送するにも保険や保存など金銭的にも労力的にもかなり大変な作業だったと思いますが、
それにプラスして画家たちの想いや人生が籠められていると思うと、
オルセーで観た時よりもメッセージが伝わってくるような重みを感じました。
(オルセーでも人生は十分に感じるはずなのですが、母国で観ると余裕が生まれて様々なことに考えが及ぶのでしょうか?)



母と叔母が上京しました。
ランチの時間に東京駅に着く新幹線だったので、
そのまま六本木に向かい、ミッドタウンに入りました。

今日のランチは、
サダハル・アオキ音符

母はアナウンサー時代から、雨宮塔子さんテレビのファンだったので、

一度行ってみたいとのことだったのです。
母と叔母は、
ランチセットの<ホタテとほうれん草のクリームソースパスタ>、

私は、
<クラブハウスサンドウィッチ>
をいただきました。

このクラブハウスサンド、
ホワイトアスパラガスが入っていてボリューム満天!!
ハムとパンのお味も濃厚で日本のものとは違い、パリでいただいているようでした。

パスタはチーズがよく効いていて、クリームソースであっても飽きずに食べられたようです。


デザートも……と行きたいところでしたが、

お腹がいっぱいでもうまったくゆとりがなかったので残念ながら諦めました。

母たちは、
お料理のお味ももちろんながら、白を基調としたスタイリッシュな店内が気に入った様子でした。

私たち夫婦の6回目の結婚記念日記念日


我が家は記念日やイベントの際夫がセッティングをしてくれるのですが、

たいていの結婚記念日は、

私たちが結婚式をした軽井沢のホテルに宿泊をしていました。


ところが今回は事情があり行くことが出来なかったため、

お食事に行くことになったのです。


年度が変わり、とても忙しくしている彼でしたが、

私が喜ぶディナーを……

と、いろいろと考えてくれたようです。



待ち合わせは赤坂。

どこへいくのかな?と思っていると、

なんとサカスに入ってるマキシム(Θ_Θ)のビストロ版、ヴィエイユ・ヴィーニュを予約してくれたのだとかきゃっ


初めてパリに行った時のこと、

通りにさりげなく店を構えるマキシムに『入りたいナハート』と思っていた私だったので、

セッティングしてくれた彼の気持ちに感動もひとしおきらきら


赤坂のお店はビストロですので、

パリのお店や銀座のお店よりは幾分カジュアルな雰囲気なのですが、

それがまた気負わずにいられて、私たちの結婚記念日にはとてもよかったです。



食前酒はドン・ぺリニヨン乾杯

(こちらも選んだコースに含まれているのだそうです。)

実はドン・ぺリ初体験の私たち夫婦。

それどころかワインの知識などはほとんどない二人。。。

お味なんてわかるかしら?と思いましたが、

ひとくちいただくと芳醇な香りに魅了され、

その美味しさに、二人でじーんとしてしまいました。

(……といっても、きっとわかっていないのでしょうけれどあせ


お料理と一緒に出てくるのは、

ドミニク・サブロンのパンパン

天然酵母のもの、トマト味のもの、やわらかいフランスパンなどなど、

深い味わいのパンが幾種類もあり、

お料理を引きたてていました。

もっといただきたくて、

帰りに一階のお店で朝食用のパンを買って帰りたいところでしたが、

現在はお休み中ということで買えず、残念でした。

最近、こちらのパンにハマりつつありますで、

近々二子玉川か新宿に行くときにでも買おうと思います。

(最寄駅にお店ができないかしら。。。)



お料理でもっとも感動したのは牛のフィレ!!

おソースが、

トリュフやフォアグラの濃厚なお味でできていて、

とてもおいしいのです。

今まで、

これほどおソースに感動したことがなかったので、

言葉もなくじっくりと味わってしまいました。


最後は、

マキシムのいちごのミルフィーユケーキ

こちらのミルフィーユ、とても有名ですよね。

でも今までいただく機会がなかったので、

とても楽しみでした。

生クリーム、カスタード、いちごのソース、パイそれぞれが濃い味わいなのですが、

不思議としつこくなく、

すでにおなかいっぱいの私でもぺロリといただいてしまいました。




お食事後、

ふらふらと夜の赤坂を歩きました。

暑くもなく寒くもなく、

湿気もあまりないちょうどよい屋外を歩くのはとても気持ちがよかったです。


そういえば6年前の軽井沢もこんなさわやかな日だったな。。。と思いだしました。

夫の足取りも軽く、二人で共有する時間を存分に楽しめました。

6年経っても、こうして楽しめる二人でよかったハート

さわやかに笑う夫を見ながら心の中で、

どんなに忙しくても私としっかり向き合ってくれる夫に出会えたこと、共に人生を歩めていることに感謝をしました。

こう素直に思えるのは、

先日私の大切な友人がとても幸せな結婚をしたことや、

今日お店の方々のサービスで、最高の夜を演出していただいたこともあるのですが、

やはり二人で重ねてきた6年という年月には、

恋人同士でいたときにはなかったことも多くあり、

言葉の通りに≪ひとつひとつ一日一日丁寧に努力をして二人で重ねてきた日々≫だったことが、

ずっしりと重みを持って私たちの絆になっていると実感したからだと思います。


日常を振り返るには、こうした特別な日は大きな意味を持ちますね。

私にとっては本当に素晴らしい夜でした。

思い出に残る良い日になりました。







先日、『ダイアナ妃の小説家』という映画を見ました。


この映画、

『ダイアナ妃の真実』を書いたアンドリュー・モートンのお話。


ある日 ダイアナ妃から自分の境遇を真実として出版するよう要請があり、

様々な困難や妨害、恵まれない環境に置かれているダイアナに感情移入するなど、

苦しみぬいて書いていく過程を映画化したもの。




私がダイアナ妃を知ったのは、もちろんチャールズ皇太子と結婚が決まった頃。。。

ダイアナ妃が結婚式には、現実となったシンデレラ・ストーリーに憧れ、

素晴らしく長いバージン・ロードと、アイヴォリーのドレスに身を包んだダイアナが、

大好きになりました。

いつか自分も愛する人と、

ダイアナのようになりたいとひそかに目標にしたことを覚えています。


そういえば、

私が一番初めに興味を持った国はイギリスなのですが、

ダイアナ妃がいる国として憧れていたことが大きな理由の一つです。




しかし、

夢物語はしょせん物語に過ぎず……。


暖かい血の通ったダイアナ妃には、

しきたりばかりが重視され、一人の人間としての価値や生き方を尊重することに冷たい王室の暮らしは息苦しく、

ダイアナは次第に追い詰められていく。。。


女性としては不運だったけれど、

精いっぱい輝いて生きようとしたダイアナ妃の人生。


モートンの本とともにダイアナ妃の置かれていた状況と実態が明らかになり、

世界中の人々が夢物語の崩壊にショックを受けたあの頃。


その後のダイアナ妃のたどった運命を考えると、

本の出版がひとつのターニング・ポイントであったように思えます。

そんな予感もあったからこそ、

モートンは葛藤に葛藤を重ねてこの本を書き上げたのでしょうね。



その後、

報道はますます過熱し、あの悲劇が引き起こされていくのですが、

真実を世界中に吐露したダイアナ妃は、

出版したことをどう思っていたのか、

とても気になります。


また、

モートンも勇気ある決断を持って出版までこぎつけたわけですが、

その後の混迷を目の当たりにして、

どのように思っていたのでしょうか?


そんなことを考えながら、

淡々とドキュメンタリータッチで描かれる本作品を観ました。



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夫と共に、すっかりハマってしまった『ROME』。
GWにすべて見終わりました。


回を重ねる毎にすっかり親しみを覚えたプッロとヴォレヌスの二人を、もう観ることが出来ないと思うと、ちょっぴり淋しくなる私たち。。。
この物語、
俳優さんの熱演の賜物なのか
出てくる人 一人一人が主役のように存在感があり、主要登場人物すべてを応援してしまいたくなりました。



私は昔からクレオパトラとの愛に溺れたことで失脚の一因を作ってしまった、功績は十分なのに英雄になりきれていないアントニウスが好きでした。
今回、アントニウスを演じていたのは、

007のジェームズ・ポンド役の候補にも上がったことがあるジェームズ・ピュアフォイピストル

将軍としての功績はあるけれどいい加減な性格設定がされているアントニウスを、

とても魅力ある人物に演じていました。

ヴォレヌスに対しても様々な場面で温情ある決断をしてあげていて、

リーダーとしても信頼のおける人となっていました。

これを見て、

私のアントニウス好きはより強くなり、最終回に近づくたびに悲しい気持ちになっていました。



さて、

一方で初代皇帝・アウグストゥスも大好きです。

・・・・・・といいながら、彼の大まかな功績しか知らず、実際に行った政策や性格などは詳しくないのですが、

言い寄ってきたクレオパトラに対しても心乱されることなかったことなどから、

高潔でとても冷静な人物像が頭の中にありました。

(クレオパトラがすでに誘惑するには年をとりすぎていたという話を聞いたことがありますから、そういった理由から相手にしなかっただけかもしれませんが……。)

そういった人柄から市民の尊敬を集めていたのだろうな、と思うと、

やはり広大なローマ帝国という国の初代皇帝になる資質をもともと兼ね備えていたのだと納得もしていました。


でもこのドラマの中では、

幼いころのオクタヴィウスの時代にはところどころにその資質が見え隠れするのですが、

成長してからはただ冷たい人物のようで、

周囲の人物が優れていただけで本人は皇帝になれる資質などあったのであろうか?という感じ。



もちろんこのROME、史実を基にしたフィクションですから、

ここで描かれている人物たちもまた史実とは異なるだろうとは思います。

でも、

文章や彫刻でしか知らなかったアウグストゥスが(本人ではなくても)映像で表現されている姿を初めて見て、

わくわくしていたのでちょぴりがっかりだったのです。




ROMEは映画化されるとか。。。

それが本当ならば、これほど嬉しいことはありませんね!

早く見たいナ。

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メルシャン美術館は、

ウィスキー蒸留所やワインの試飲などができる施設や、

PIZZAなどがいただけるレストランと共に、自然がいっぱいのステキな環境の中佇んでいます。


あのモナ・リザが置かれているルーブル美術館リシュリュー翼を新しく生まれ変わらせた 

フランスの建築家ジャン=ミシェル・ヴィルモット

が改修作業の設計をしたというだけあって、モダンながら趣のある建物でした。


会場はいくつかのテーマに分かれて本家ルーブル宮殿を表現していました。

第一番目は、ルーブルの「グラン・ギャラリー」を縮小して表したお部屋。

ナポレオン3世の部屋にある椅子や『ミロのビーナス』など、

一度にルーブルの見どころの一部を感じることのできる楽しいお部屋でした。


二番目は、

ルーブルから特別出品された本物の作品、

ユベール・ロベールの《納屋》と、

フィリベール=ルイ・ドュビュクール《フロマント通りに面したルーブルのファサードの情景》。

ユベール・ロベールが描いた「廃墟となったルーヴルのグランドギャラリーの想像図」を模型で表現したもの。

これは緻密にできていて、なかなかおもしろかったです!


三番目は、

エジプトのミイラとルーブルの象徴ともいえる井戸。

ミイラは本物ではないのですが、

実際に触ることができ、ミイラの中を開けられるようになっていました。

ドキドキしてミイラを開けると……またまたミイラ。

そのミイラを開けると……、ぜひ会場で開けてみてください。


井戸は面白い仕掛けになっていていて、

覗くと本物の井戸のように水滴がたれるようになっていました。

空が水面に反射しているようにも見えて、よくできていました。


そして四番目のお部屋。

16世紀のパリの風景をのぞき窓からみることが出来るようになっている仕掛け。

この当時のパリがどんな風になっているのか、なかなか視覚で知ることができないので、

興味深くて、目を凝らしてじっと見てしまいました。

のぞき窓から見るということと暗い美術館の中ということで、

目をこらさないと見えにくいのが難点なのですが、本当に面白かったです。


その他にも、

ルーブルの歴史などが展示されており、

大人の方はもちろんのこと、小さいお子さんも目で見て手で触って楽しめる展示となっていました。

展示は10月末頃までしているようなので、

ぜひ軽井沢にいらっしゃる際にはいらしてみてください。



ここのところ、だいぶ暖かくなりましたね。

寒さを気にせず、安心して出掛けられるようになり、嬉しい限りです。



さて、

GWに皆さまはどこかへお出かけなさったのでしょうか?

私は夫と一緒に長野に行きました。

先週の木曜・午前中のに自宅を出て、渋滞知らずの関越・上信越道を行き、軽井沢ICで降りました。


その目的は、『かぎもとや』さんという昔からある美味しいお蕎麦屋さんに入るため!!*

とても有名なお店でいついっても混雑しているのですが、

何度いただいても感動してしまう美味しさで、軽井沢に来る時にはいつも寄ってしまいます。

そして、

席に着くとすぐに出してくださるお茶と野沢菜漬けがたまらなく美味しいのも、

このお店に行きたくなってしまう秘訣のひとつです。





ワクワクしながら注文したおそばを待っていた私が、

夫との会話が途切れた際にふと見た、壁に貼ってあるポスター。


そこには赤いバックに大きく『Petit Louvre』と書かれてありました。

少し遠かったので詳しいことはよくわからなかったのですが、

『メルシャン美術館』にルーブルを縮小した催しものをしているということはわかりました。


美味しいおそばをあっという間にいただいた私たちは、

次の目的地を『メルシャン美術館』と決めました。


夫は、

「ルーブルは何度も行っているし、本物を観ているのだから何もここで観に行かなくてもいいのじゃない?」

ととてももっともな意見を言いましたが、

私は、

あの巨大なルーブル美術館と、どれもこれもが一級品である作品を、

限られた空間の中でどう表現するのか、興味があったのです。

また、

少しでもフランスの香りがするものに、旅先の軽井沢で出会ったということに、

多少の運命のようなものを感じて、

どうしても観てみたくなってしまったのです。




メルシャン美術館でのお話は次回に!!

THE TUDERSを見終わってしまった私たちは、

今度はこちらも録り溜めてあった


ROME


を見始めました。

お話の内容だとか全編英語だとか……、???と思うところはたくさんあるのですが、

豪華なセットや俳優に雰囲気はすっかり古代ローマ状態。

出てくる登場人物が、


オクタヴィアヌス、カエサル、ブルートゥス、ポンペイウス、アントニウス、オクタヴィア、キケロなどなど、


古代ローマ好きには名前を聞くだけでボルテージが上がってしまう面々。

(古代ローマを描いた内容なのですからこれらの人々が出てきて当たり前なのですけどね笑



古代ローマの世界にタイムスリップして、すっかりのめり込んでいる私たち夫婦。

この週末だけで一気に13話まで見てしまいました。



カエサルという英雄がどう政治を行って、カエサル暗殺後をどのように受け継いでいくのか、

とても興味があったのですが、

その実際の史実+カエサルの『ガリア戦記』に実在したヴォレヌスとプッロの友情を軸としたストーリーが、

人間味があり面白くて、

知らず知らずのうちに惹きつけられてしまいます。


11話から13話までは特に内容が濃くて、

私も見ながら泣いたり興奮したりを繰り返しています。

11話のプッロとヴォレヌスの友情と軍団としての誇りを表したシーンが素晴らしくて、

感動してしまいました。



早く先が見たいな~♪♪☆




夫と

のだめカンタービレ最終楽章後篇』を観に行ってきました。


この映画、

パリとチェコの風景がいっぱいで

大きいスクリーンで観ているとヨーロッパに行ってオーケストラを観ているようで、

とても幸せな気持ちになりますWハート


前回はパリから戻ったばかりの両親と観に行ったのですが、

今回は夫と二人デート


最終楽章だけあって、

のだめちゃんと千秋くんの恋愛模様が中心に描かれていたのですが、

パリの風景もやっぱり満載で、とても楽しかったです。


ストーリーはそれぞれの方に観ていただくのが一番かと思いますが、

パリの街はやはりどこであっても絵になりますね。

芸術的な美しい街をとてもステキな玉木宏さんが走ると、

それはもう美しくて美しくて、

パリの街が似合うだなんてうらやましいな……と本編とは違うことを感じている私でした。



プラハの街も素敵でした。

私はまだ行ったことが無いのですが、華やかなパリとは全く違う面持ちなのですね。

映画の内容をよそにして、見とれてしまいました。



音楽もロマンティックだったりドラマティックだったり、

クラシック音楽の魅力が詰まっている曲ばかりがセレクトされています。

スクリーンで観ると迫力があり、

また舞台がヨーロッパの素晴らしい建物内ですので、

本当にステキです。




現地にはなかなか行けないけれど、

ヨーロッパの風景を思いっきり感じたい方でまだご覧になっていない方はぜひ映画館でご覧になってください。


オススメです!


昨日、録画してあった


THE TUDERS ~背徳の王冠~


のseason2最終回を見ましたTV


このお話、映画のように重厚なドラマで、

私たち夫婦は一週間に1度・1話を見るのが精いっぱいでしたので、

ようやく最終回までたどり着いたという感じですテレビ.*



このTUDERSは、あのヘンリー8世のお話。

肖像画や書物では、

(功績については置いておいて……)まったく素敵でないおじさんなのに、

離婚結婚を繰り返して、王妃のうち二人は飽きてしまったのか理由をつけて斬首!

という女性の敵のような王様クラウン。


様々な言語に精通し、博学であり、

絶対王制やイギリス国教会の基礎を引いた功績は大きいということですが、

私はどうも好きになれませんでしたキライ



しかし、

この時代にはフランスに私の好きなフランソワ1世がいるし、

スペインスペインでもイタリアイタリアでも

当時は歴史的に見ると様々な出来事があり、とても興味深い時代です。

また、

ヘンリー8世は好きではありませんが、

彼が(世継ぎということだけではなく)何を欲して5人の王妃を持ち、

そのうちの二人を斬首したのかということに関しては、長い間興味がありました。


しかも、ヘンリー8世演じるジョナサン・リース=マイヤーズが実物とは違い、

現代的な印象がある上、とても美しい顔立ち松田祥一くん

これは、

見ないわけにはいかないと、夫と共に見始めたのです(^ー^)(^ー^)。



舞台となっているお城や森、登場人物たちが着ているお衣装など、

16世紀にどっぷりと浸かることができますが、

現代の流行も取り入れているかのようにスタイリッシュでステキです。

この現代感覚のおかげで、

まるで自分がTHE TUDERSの世界に紛れ込んだかのような気分になります。


アン・ブーリンの着こなしがステキだから、どこかで真似したいなd.heart*

なんて思ったりします。



さて内容ですが、

大まかなストーリーとしては史実に忠実です。

しかし、新しい解釈もあるのか、分かりやすいです。


トマス・モアやウルジー、キャサリン・オブ・アラゴン、トマス・ブーリンなど、

脇を固める俳優の方が豪華ですし、

(私はメアリー・チューダーと結婚したチャールズ・ブランドン役のヘンリー・カヴィルが好きですらぶ1

お話も駆け足ではあるのですが背景や心理描写などをしっかりとしていて、

長い歴史映画を見ているかのような充足感があります。


トマス・モアやウルジー枢機卿が亡くなる場面は、

名優お二人の熱演に目が離せなくなり、見終わった後もしばらくボーっとしてしまいました。



そして今日、

いよいよアン・ブーリンの処刑の回でした。

アン・ブーリンに関しては強い女性というのが今までのイメージでした。


『ブーリン家の姉妹』を読んで多少見方は変わりましたが、

時代に翻弄されハワード家が生き残るためには仕方が無かったとはいえ、

王妃であるキャサリン・オブ・アラゴンを押しのけてヘンリー8世と結婚したという、

いやな女性という印象を持っていました。


でもやはり今回ドラマを見て、

この時代の女性は男性が操る政治のコマに過ぎず、アン・ブーリンもまた被害者であったことを実感しました。

しかし、

一族の為に王妃となり、女児だったとはいえ後に女王となる子供を産んだというのは、

同じ女性として本当にすごいなあと感じました。

念願の王妃になっても、恩恵があるのは一族だけで、

アン自身は世継ぎを生まなければならないというプレッシャーと

次々に宮廷に入ってくる美しいレディたちに向ける

王の視線に対する嫉妬の苦しみの渦がよりひどくなるだけだったと思います。


私たちから見ると被害者であっても、

アン自身は自分の環境にくよくよすることなくベストを尽くすことのみを考えて、

孤独に自分自身に与えられた命を生き抜く、、、、、。

最期の瞬間まで潔く、その姿はあまり認められなくともやはり王妃の器であったのだと思いました。


私にはとても無理です。

トップになる人にはそれぞれ理由があるのだと言いますが、それは古今東西変わらないセオリーですね。



夫は最後までキャサリン・オブ・アラゴンを追いやったアンを好きになれず、

『自分もやったことなんだから、同情できない。』

と言っていましたが、

男性から見るとそう感じるのかもしれませんね。

私にはアン、そしてヘンリー8世でさえ、

まったくの自由が許されない籠の鳥、そしておおきな歴史のコマのひとつであるようにしか見えませんでした。


では、

そのコマはだれが動かしているのでしょうか?

う~ん。

人々が身分に関係なく翻弄される、それこそが運命というものなのかしら?