昨日の続き(`・ω・´)
腎臓は血液を濾過して老廃物や塩分を尿として体の外へ追い出してくれるだけではなく、赤血球をつくるはたらきを促進するエリスロポエチン(EPO)というホルモンを分泌してる。
赤血球は酸素を運ぶ生きる上で最重要な物質であることは言うまでもなく、その量が減れば酸欠、貧血、代謝低下(酸素がないと脂肪、物質は燃えない)、ミトコンドリア不活性によりエネルギー(ATP)合成料が少なくなる等の弊害が出る。
生きるためのエネルギーが不足することへと繋がってしまうのが、腎臓の機能低下であると言えます。
赤血球を合成するホルモンを分泌。というと、肝腎要というように、体内の臓器の中で最も重要である臓器であると言えます。
カリウムやナトリウムの摂取バランス、老廃物の摂取量などにより腎臓への負担は変わってきますが、
それ以前に腎臓周りの血行を良好にしないことには、何を摂取しようとも効果は薄いと言えます。
これは腎臓に限ったことではなく、肝機能や生殖機能、心臓、肺などにおいても、血行が良好であり、機能が最大限であるということが大前提となります。
どんなに食事を変えようとも、吸収率やろ過率は臓器の機能状態によって個人差が大きく出るということであり、血行を良好にしないことには効果は期待できないものであると考えます。
【腎臓マッサージ】
腎臓の血行改善方法はいくつかあると思います。
・マッサージ
・筋トレ
・ストレッチ
・入浴や岩盤浴などで温める
※ストレッチにしろ筋トレにしろ、温めるというのが一番効果的にも感じています。尿や汗の量も増えるし、カリウムの効果が即効性を持って現れやすくなる。逆に腎臓周りの血行不良状態では、運動しても入浴しても、汗の量は少なくなる。
まずは腎臓の位置を正確に把握すること。
浮遊肋骨である第11,12肋骨のあたりに腎臓(副腎)はあります。
そのラインに沿って押す、揉む、捻る、伸ばす、収縮させるなどの方法があります。
※浮遊肋骨の可動については過去記事を参照ください
【第12(&11)肋骨は超動かせる】最も重要なコア開発。
実際やってみるとわかりますが、浮遊肋骨は相当に動きます。
動かしていくとウェストラインが細くなり、そんなに時間がかからず背中側の肉も落ちてきます。
骨盤の高さ(ヤコビーライン)や肋骨との位置関係も正確に把握して行いましょう。
歩く時の捻る位置や支点も正す必要があります。
今日の色々。(ヤコビー線、太もも周り、骨盤等)
【腎臓とビタミンD】
腎臓は赤血球以外にも、活性型ビタミンDをも生産します(腎臓へ活性型に変化)。
ビタミンDについて書くと長くなるので割愛気味に書きますが、
ビタミンDは免疫機能に大きく関わる脂溶性ビタミンです。
つまりは腎臓の機能低下は免疫機能の低下にも直結すると言えます。
長くなったのでまた今度(`・ω・´)