● 音楽は、国境を越えて人をつなぐ――ローマ日本人学校でのコンサート&ワークショップ
こんにちは!黒田千世です。
2024年、イタリア・カステルフランコで開催したインクルーシブコンサートでは、在イタリア日本国大使館の後援をいただき、障がいのある子どもたちとともに、音楽を通じた国際交流に取り組みました。
その活動実績を踏まえ、今回ご縁をいただいたのが、ローマ日本人学校でのミニコンサートと音楽ワークショップです。
ローマ日本人学校には、さまざまな個性をもつ子どもたちが学んでいます。
そして今後、さらに多様な子どもたちを受け入れていくなかで、学校としてどのように共に学び、育っていくのかを考えておられるところでした。
今回、私たちが届けたかったのは、障がいの有無や一人ひとりの違いを越えて、誰もが自分らしい方法で音楽に参加できる時間です。
先生方からは、とても有り難い言葉をいただきました。
「今回のコンサートとワークショップのテーマは、まさに今の学校にぴったりで、これから学校が向かっていく方向を考えるうえで、大きなヒントになりました」と。
けれど、私が何より驚かされたのは、子どもたちの姿なんです!
支援を必要とする子に対して、特別なこととして構えるのではなく、ごく自然に受け入れて、一緒に行動する。
それが当たり前のこととして、子どもたちのなかに根づいているように感じました。
本当に素直で、温かく、素晴らしい子どもたちでした。
先生方も、外から見守るのではありません。
子どもたちと一緒にワークショップに参加し、声を出し、身体を動かし、場を盛り上げてくださいました。子どもと先生が一緒になって楽しむ姿から、日頃の学校の雰囲気のよさが伝わってきました。
ワークショップでは、私がいつも子どもたちとの活動で大切にしている「まず、仲良くなること」から始めました。
最初から難しいことを求めるのではなく、安心して声を出したり身体を動かしたりできる関係をつくり、少しずつリズムの活動へと進んでいきます。
そして最後は、カップを使ってリズムをつなぐ「カップス」に挑戦しました。
子どもたちにとっては、ほとんどが初めての体験、それでも事前練習なしのぶっつけ本番で、みんな真剣な表情で取り組み、次第にリズムがそろっていきました。
集中する顔、できた瞬間の笑顔、そしてみんなで一つのリズムをつくり上げた喜び、きっと子どもたちのなかにも、「できた!」という達成感が残ったのではないかと思います。
最後には、みんなで記念撮影。
さらに、子どもたちからお礼のお手紙をいただくという、思いがけないサプライズもありました。
一人ひとりの言葉がうれしくて、胸がいっぱいになり、思わず涙がこぼれそうになりました。
私たちが何かを届けに行ったつもりでしたが、実際には、子どもたちや先生方から多くのことを教えていただいた時間でした。
音楽には、一人ひとりの違いをなくすのではなく、違ったまま一緒に楽しみ、人と人をつなぐ力がある。
ローマ日本人学校で過ごしたこの時間は、私たちにとっても、これからの活動の方向を改めて確かめる大切な機会となりました。
そして、お知らせ!!!
今回、ローマ日本人学校で実践した、初対面の子どもたちとの関係づくりから、全員参加のリズム活動へつなげる方法を、音楽講師・支援者の方向けの対面講座としてお伝えする予定です。
開催は2026年11月以降を予定しています。
詳細が決まり次第ご案内しますので、参加をご希望の方は「インクルーシブ講座優先案内希望」とお知らせください。
ブログへのコメント、またはインスタや公式LINEどれでも大丈夫です。
講座の優先お知らせ希望は、ホームページ。インスタからでも大丈夫ですが、こちらが一番早いのでこちらからどうぞ、もちろんご相談もこちらにお願いします。
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