【千の龍になって、あの大きな海を】




にむの体験談どうでしたでしょうか?  (#⌒∇⌒#)ゞ


5位から2位までを、悲喜こもごも 書き綴ってみました。


この他にも、まだまだありますが、正直 「書けない!」
内容が多々あり、今回は都合上消去せざるおえません。

(保育園 ○焼 事件などなど・・・)


豊後の島に生まれ、山海に囲まれた土佐で育ち、自然を密に触れて、はや30数年  

ワタシの成長を語るうえで、はぶきようのない存在が



 父 です。




それでは ・・・・・・・ 『こわ~い経験第1位!』




★ ワタシの父は生粋の漁師である。

もともとは大分県の保戸島 (クリック)というちっぽけな島で漁師をしていたが、

島での漁では飽き足らず、家族をひき連れ、流れ流れて 高知県土佐清水市 (クリック)


ワタシはまだ2歳だった。


間違いなくワタシの恐怖体験はその時より始まっていた・・・・

島から土佐清水までの移動は


もちろん船! ( ノ ̄∇ ̄)ノ



それも父の漁船!!

γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ



引越しの荷物を山ほど積み、移動に8時間爆弾加えて波大波で母・姉・兄 撃沈波

船酔いで起き上がることすらできなかった。


2歳のワタシ、船のうえをゴロゴロガンガン転げ回り意識モウロウ (w_-;

母はその時、すでに船酔いで気絶寸前、


そのとき父は・・・

        熱唱中!(無類のサブちゃんファン)


波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波





★ 小学1年の夏 初めての水泳大会

ワタシの番・・・・  ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ



ヨーイスタート!



ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく。。。。~~(m´ρ`)m



距離5メートル A=´、`=)ゞ



ま~ったく泳げなかった。
まぁまだ小学1年生 そんなに気にもしていなかった。 



時は流れて、その年の暮れ


にむ父 : 「シュウ! ちょっと来い  ヾ(▼ヘ▼;) 」
にむ   : 「ん? なになに?  (^ε^) 」


父に連れられ、漁港へ向かう。 なぜか父の手には水中眼鏡と錆びた包丁が・・・・
父の船に乗せられ、引っ張られるように船の後ろ側へ


にむ父 : 「パンツになれ ヾ(▼ヘ▼;) 」
にむ   : 「?????? ((◎д◎ )) 


年の瀬も押し迫ったこの寒い日に、な~にを言うんじゃと反抗するが、
逃げれるわけもなく、あっという間に黄色いシミのついたパンツいっちょうに・・・



そして、水中眼鏡を着けられ、右手に自分の顔よりもデカイ包丁を持たされた。

にむ父 : 「ペラに綱が絡まっちょるけ~ 

             潜って取ってこい ( ̄∩ ̄# 」
にむ   : !!!!!!


船のプロペラには、しばしばロープなどが絡みつく、それを包丁で切って取れというのだ。

確認しておくが、ここは漁港である、プールではない。

水深はゆうに10メートルはあるだろう。そしてワタシは泳げない。


にむ父 : 「いっつも足がつく、浅いところで

      泳ぐけぇ~ 泳げんのじゃ ( ̄へ  ̄ 凸 


はっきり言ってとんでもない理屈である。


にむ父 : 「俺が船の上から見よるんじゃけ~ 

             安心せ~ (  ̄っ ̄) 


プロペラは船の底に着いている。上にいてはなにも見えない。


そう私が沈んだとしても・・・

この段階で、スキを見てなんとか逃げようと思っていた。

タタタタタタタタタッ.......⌒(; ゜)⌒スタコラサッサ



にむ父 : 「お!そうそう 

         取ってきたら5,000円やるぞ 

にむ   : (☆o☆)キラ~ン

    「やるっ!」

この時代100万あれば家が建つと思っていた子供に、5,000円は大金である。

にむ心 : 「やったー!! 超合金のグレンダイザーが買える~!!」






そして、あれよあれよと海に放りこまれ、気がついた時には潜っていた。



それから毎年・・・・年の瀬になると父に呼ばれ、
プロペラに絡まったロープやゴミを取っていた。

1回5,000円で・・・・・あせる


波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波




★ 父は漁だけではなく、料理も得意だった。

しかし料理は自分が気が向いたときだけ作る。 (・・;)

その中でも鍋は自慢だったらしく、本当にとてもおいしかった。


しかし!

食べる前に決まってこう言うのだ・・・・


(口の切れ目を指差し)
にむ父 : 「この辺りがピリピリ痺れてきたら、

            もう食べられんぞ (  ̄っ ̄) 」


いったいこの意味はなんだったんだろうか? ( ̄_ ̄ i)



ときどき風船のように膨らむ魚を獲ってきてはいたが・・・





そうそう、我が家でのステーキとは、


小学3年生まで


 「うみ○め」 でした。  ((゚m゚;)


ステーキと思いこまされ食べると、ヒレの亀甲模様がなぜか

網焼きの模様に見えるから不思議

味は・・・・・まぁ ご想像にお任せします。




しかぁ~し、難点が一つ!!


翌日の朝、体がものすご~っく臭う!!!



えっ!? どんな臭いかって?



それを食べた翌日、学校へ行くと必ず隣の教室から


「カメくさっ!!」


っと声が聞こえてきます。



波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波


★ ワタシの生まれた島は、魚介類が豊富で、特にアワビやサザエは比較的浅い場所でも獲ることができた。

小学4年の夏 生まれて初めて自分の足の裏より大きい黒アワビを獲り、

有頂天になって父へ見せびらかした。


にむ父 : 「ほぉー こりゃぁ 太い! 

                    ヾ( ̄0 ̄;ノ 」

父も大変喜んでくれ、ワタシもかなり天狗になっていた。

                           o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪


泳ぎ疲れたこともあり、晩飯に食べるアワビの刺身を夢に見ながらウトウト昼寝。
           Zzz…(*´?`*)。o○



目を覚ますと父がいない。母に聞くと近くの堤防に行ったとのこと
すぐにワタシも行ってみることに・・・・

いたいた! 珍しく堤防で竿を出して釣りをしている。


にむ   : 「なに釣るがで~?」
にむ父 : 「おっ!起きたかぁ 

       見よれぇ 俺がイシダイ釣るけぇ~の~


今も昔もイシダイは幻の魚、目を凝らすと足元の深い所になにか見える。

にむ   : 「うん! 釣ってよー!! 今日はアワビとイシダイの刺身でぇ~」
にむ父 : 「・・・・・・・・・・・・


ワクワクしながら父の釣りを見ていたが、さすがになかなか釣れない。
ふと父の傍らに置かれた、の皿に目目
がいった。。。。。


にむ   : 「・・・・・・ 父ちゃん それナニ? (゚_゚i) 」
にむ父 : ん? エサよ! 

       イシダイにはこれが一番ええんじゃ

 ( ̄ー ̄)v  」


見間違うはずもないほどの立派な貝殻が、そこには転がっていた。


「そう! ワタシが獲ってきたアワビをエサにしていた!!」



そして、うろたえるワタシを無視しし、父は惜しげもなくエサを付け替え


あっという間に      「 (/_;)/~~~~」


結局、イシダイすら釣れず近所のおばちゃんにもらったアジだけがバケツの中で跳ねていた。


波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波




★ 父は生粋の漁師だが、怒ったところはあまり見たことがない。
元来無口でいつでも怒っているようには見えるのだが・・・・・・

しかしそこは漁師!


頑固で我がまままで意固地である。

ワタシも高校生になり、この頃は海よりもバイクに夢中になっていた。

それを知ってか知らずか、自転車にも乗れない父はあまりいいように思っていなかったようだ。

ワタシはスクーターでは飽き足らず、先輩からもらった壊れたYAMAHA-TZRを
せっせと直し乗れるのを楽しみにしていた。 ニコニコ


そんなある日、帰ってみるとバイクが無い! 叫び

どこを探しても、誰に聞いてもわからない!!

にむ  : 「どこぞのボケがーっ 盗っていったな~!!」

   ゴ━━ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ━━ルァ!!      


体中から怒りの爆煙が噴出していた。爆弾



そこへ・・・・

にむ父 : 「バイクかぁ? 

      俺が通るのに邪魔じゃぁーけー 沖に捨てたぞ

にむ  : はぁぁぁぁ???


なんと、父が漁へ行こうとしたとき、ワタシのバイクに足が当たり転んだらしい、
それに腹を立て、そのまま港まで運び、船に乗せ沖まで運び捨ててきたというのだ。


こみ上げてくる怒りに我を見失いそうになったが、

我が家の絶対権力である父には逆らうこともできず 


     (/TДT)/ 


波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波波



★ 月日は流れて、2005年 あんなに元気だった父も病には勝てず、
最後の最後まで自分勝手に生きて、母に抱かれながらあっさり亡くなった。


 島の高名な坊さんから、あの世でも好きな海で、好き勝手に暴れてろとばかりに、「海龍院」なる大そうな戒名をいただき、きっと今でも好きな漁をしているはず。



最近自覚するようになったことは、自分が「頑固で、我がままで、意固地だな~」ってこと・・・・・・

つくづく、いたるところで父に似てきた自分をかえりみる。



 ワタシはみんなから「すぐムチャをする。」と言われるが、
父も海が荒れて誰も漁には出ないときにかぎって、一人船を出していた。

そんな父を支えてきた母は、そのたび寝ずに帰りを待っていた。


 漁師仲間からは、「シュウの父ちゃんみたいな漁をしよったら、命がいくつあっても足らんぞ」とまで言われていた。

 

 無口で頑固だが、人に頼られると断れず、手間ばかりで儲けもないのに、釣った魚を生きたまま市場に卸していた。

 

 日課は食事の前に飲む日本酒、それも一升瓶をラッパ飲み

そして酔うと必ずワタシに言っていたこの言葉

「男は根性じゃぁ! 

  根性出して人より一歩でも前に出えぇ~」




 この父のおかげか、幾分か色々な経験をして今日がある。
これからも、父の教えは脈々とワタシに受け継がれて、さらに経験を積んでいくことだろうと思う。




 知らず知らずのうちにもたれかかっていた、

大きな背もたれが無くなり、初めて自分の足で歩き始めたときに改めて想う



「父の大きさと強さ。」


誇りに想える偉大な父


そんな父の息子で本当によかったと、今まさに心からそう想う。



PS.父の息子として生まれてきたときから、ワタシの心には、「根性」が装備されている。
(たぶん。。。。)










【ギリギリッ!港着くころに~】



あれは忘れもしない 2004年7月18日

この年の4月から、ワタシは新たな職場へ入社し
心機一転、仕事に励んでいた。


入社して間もない、その矢先も矢先、
会社の常務と磯釣りに行くこととなり、緊張はあるものの (°д°;)
そこは持ち前のノー天気で、気分はハッピーモード      (///∇//)


うちの常務は、月曜の時点で、週末の遊びの予定が入っていないと
ブルーになってしまう。 


そんな素晴らしい天下の遊び人 (●´ω`●)ゞ


釣りはもちろんゴルフに酒になんでもOKなオールラウンドプレーヤーチョキ

今でも釣りにはちょくちょく連れて行ってもらっている。

詳しくはココをクリック!


この日、7月ということもあり、晴れ昼過ぎから 満月夜8時くらいまで
五目釣りをということで、いつもの久礼 竹内渡船へ船


午後1時くらいに黒ハエの1番に渡礁し、釣り開始


ハンパじゃなく暑い!!! えっあせるあせるあせるあせる


立っているだけで汗があふれ出し、とどまることを知らない。

海も完全に晴れ晴れ晴れ波晴れ晴れ晴れ夏の海で、少し緑がかった色をしている。

グレはいるものの、10センチくらいのコッパグレが大群をなし、
サシエサはひとたまりもない。


夕方近くになり、やっとアジを数匹釣ったものの、釣果は乏しいものだった。

あっという間に帰りの8時となり、竹内渡船が迎えにきた。 星空船星空


おんちゃん : 「どうで~ 釣れたかえ~? イヒイヒ (=゚ω゚=) 」
にむ     : 「いかんね~ アジぐらいよ (/ω\) 」
おんちゃん : 「そうかえ~ また今度よ イヒッイヒッ (=゚ω゚=) 」


などなど、気の知れた渡船だけに、会話は弾んだ。



普段は船の後ろに座って港まで帰るのだが、この日はお客が私たち二人だったこともあり、
船の前の方に常務と座っていた。

夜風が気持ちよく、常務と二人 今度また来ようなどと話していると・・・・








「ドガァゴウオオオオンンン!!」




爆音と共に激しい衝撃が襲い掛かる!
船上を転げ回る二人!!
竿バックやクーラーは宙を舞い、

危うく夜の海へ流される寸前!!!!!



何が起こったのか、状況判断がつかないまま辺りを見渡すと
船の左すぐ間際になぜかマルバエがある。 
(゜.゜;ア・・・

(マルバエは・・・)


そうである! 船が磯へ衝突したのだ!!


運よく船長、私たち二人 共にすり傷程度ですんだものの、

危うく一大事となるところだった。


おんちゃん : 「すまんすまん よそ見しよった~」  σ(^^;;)
にむ     : 
「・・・・・・・・・・・」  (ー"ー;)ウゥ…ム


常務     : 「おんちゃん大丈夫かえ~? 船に穴があいたでよ?」

おんちゃん : 「大丈夫大丈夫! 心配せんたち沈ま~せんき」


常務     : 「・・・・・・・」  (ー"ー;)ウゥ…ム
にむ     : 
「・・・・・・・・・・・・」  (ー"ー;)ウゥ…ム


確かに、衝突したもののエンジンは無事のようで、快調に港へ向け帰っていく。


しかし!徐々に船首が下っていっている気が・・・・・


ワタシの父親からも聞いたことがある、船は穴が開いても沈まないと・・・
船の底の部分は何層かの部屋に別れており、その半分に穴が開かない限り沈まない。
たしかそのようなことを教わった。
 ( ̄_ ̄ i)



不安は残るものの、おんちゃんの言うとおり、船は無事に久礼新港の前まで帰港
堤防を曲がり、港へ入って行こうとした。





その瞬間っ!!





曲がるため、船は急激に減速
すると今まで推進力でかろうじて浮いていた船首が・・・・・


船首が・・・船首がががぁぁぁ・・・ 




ズズズズズウウウウウウンンンンン 



爆音と共に傾き 船首から海中へ!!!


慌てたおんちゃんは、ここで再度アクセル全開!


その途端、海中へ傾いていた船が、さらに加速し海中めがけて突き進んだ。

((( ;゚Д゚)))エ・・・エエー!!





「ゴワワワァァァァワワワァァヮァアアア!!




猛烈な勢いで海にのみ込まれた船体は右に傾きながら、

またたく間に浮力を失い暗闇の海へ沈んでいくぅううう!!!
(この時なぜかワタシの頭の中にゴジラの音楽が早送りで聞こえていた。)




           刹 那!!



常務    : 「にむちゃん 飛ぉぉぉべぇぇ!!!」

常務が両手を高くあげ、船の左方向、夜の海へ飛び込んでいく



ワタシは竿バックなどが、まだ船にあるのを一瞬目視し、
完全に右へ倒れてしまった船から常務の待つ海へ
とび・・・・・



「・・・・タ・・・・・・・・・ケ・・・・・・テ・・ク・・・・・」


おんちゃん : 「おぉ~い たぁずけてくれぇぇ~」




     ( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

 「おんぢぁぁぁんんん!!」


なんと、おんちゃんが逃げ遅れ船室の横の窓から手だけが出ている。
(本来は横の窓だが、船はこの時点で完全に横を向いているので、上になっている。)


おんちゃん : 「おっおい! いぃぃぃ!!!

声と手だけを残し、船室は一気に海へ沈んで行った。
かろうじて、船室の電気が暗闇の海から青白く光っている。



にむ   : 「おんぢゃぁぁんんんあんん」


完全に見えなくなったおんちゃんの手を海の中から引きずり出し、

もう少しで顔が見えると思った瞬間!


船は横向きから完全にひっくり返り、ワタシはおんちゃんの救出をあきらめ
船の右方向の海へ投げ出された。!




船から落ちたときは・・・・

①できるだけ、顔を水につけない。 (潮水を飲むと慌ててしまう。)
②浮く物があればすぐに掴まる。 (あると無いとでは大違い。)
③靴はすぐに脱ぐ。(泳ぎがしずらいし、重みで沈みやすくなる。)
④一度大声を出す。(助けを呼ぶことの意味もあるが、実は深呼吸することができる。)
⑤どんなことがあっても落ちつくこと。(これが一番大事!)


子供の頃、父親に教えられたことを一つ一つ噛み締める・・・・
このおかげかどうかはわからないが、ワタシは恐ろしく冷静だった。


海に落ちた瞬間に両手を広げ、体が沈まないようにし、着ているライフジャケットで体が
浮いていられるかを確認、そして大きな声でおんちゃんを探した。




「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






しかし・・・真っ暗な海を見渡してもおんちゃんの姿は無く。


最悪の事態が脳裏にうかび、さらに大声で叫んだ!



すると、常務の声が

常務   : 「にむちゃん 大丈夫か~!!」
にむ   : 
「はいっ!! 大丈夫です!!!」



「 ・・・・・・・・ ぉ・・・ぃ」


にむ   : 「!!!!!!!」



おんちゃん : 「ぶはぁ!!!」


おんちゃんが海面に浮かんできました!!  (T.T)


さすがは海の漁師です!72歳の老体で船もろとも海に引きずりこまれながらも、
なんとか脱出し生還しました。

3人とも怪我は無く、沈んだ船はひっくり返った状態で船底を上にし浮かんでいる。


その船におんちゃんを引き吊り上げ、ここからが大仕事!

そうです!道具です! 



沈む前に全て回収しなくてはいけません。

竿バックを探し出し、少し離れたところを流れているクーラーをと思ったとき・・・



バシャッバシャッ!と波を切る音が・・・・ 

常務がクーラー2つに道具入れ、竿バック・バッカンまでをも掴み取り、

それを全身に抱えたまま岸壁へ向け泳いでいった。


さすが。。。オールラウンドプレーヤー
(ioi) (ioi) (ioi) (ioi) (ioi)



ワタシは自分の竿バックをひっくり返った船へ上げ、おんちゃんと二人、

無事助かったことを歓びあった。


この時点で、岸壁で釣りをしていた方々が私たちの大事に気づき、

車のヘッドライトで煌々と照らしてくれていた。

常務は無事岸壁まで泳ぎ着き一安心。


船から岸までは20メートルくらいなので、泳いでいけば簡単だが、

おんちゃんを置いて行く訳にもいかず、ましてや、この状況で泳がすのは危険と考え、

助けが来るのを待つことに。


不幸中の幸いか、ワタシの携帯電話は防水にしていたので、

海上保安庁に電話をし助けを呼ぶが ・・・・・・・・・・・・



にむ : 「もしもし船が転覆しまして・・・」

海保 : 「大丈夫ですか!? 場所は?怪我は?誰か亡くなられて?」


にむ : 「場所は久礼の新港です。怪我はありませんが、転覆した船の上に取り残されてます。一人72歳の老人がいます。」

(約10分 事故の経緯と状況を説明)


海保 : 「・・・・・・・ 久礼? あ~! ここの管轄じゃないので、須崎の海保から追って連絡します。」

にむ : 「はぁっ~!!!」



さらに10分後
海保 : 「もしもし、にむさん? 今ね須崎に出れる人いなくて、高知から行ってもいいんやけど1時間から2時間くらい待てる? ははは」

にむ : 「まぁぁぁぁてぇぇぇるぅぅぅかぁぁぁ! 

               ぼけぇー!!!」  



騒ぎを聞きつけ、ようやく警察が到着するが、港の真ん中に浮かんだ船の上にいる
私たち二人を助けられるはずもなく、ただただ呆然

港での話しが聞こえてきます。

警察 : 「海上保安庁に助けの電話してます?」
常務 : 「いいえ してないですよ」
警察 : 「早くしてください。」

アホぉぉか!! お前らがしてくれたらええんやないんか!

そう叫びたかった。



海保や警察に頼っていてもラチがあきません。

にむ : 「おんちゃん 竹島渡船の電話番号ならわかるき、連絡しょうか?」

おんちゃん:「竹島はワシ嫌いじゃ!」

にむ : 「・・・・・・・・ もう好きにしてくれ」


転覆して1時間弱が経過した頃、近所の漁師が小船で助けに来てくれ、
なんとか無事に港へあがる事ができた。


すぐさま警察に事情聴取されそうになり


にむ : 「海保に十分説明しちゅうき! 海保から聞いてや!!」


海保の事務的な応対に憤りを感じ、警察の野次馬的な発想に怒りをおぼえた。



しかし・・・一番最悪なのは、その一部始終をカメラにおさめられていた

ワタシである。 Σ(゚д゚;)



新聞記者がパシャッパシャッと撮ってるじゃぁ~んん

それにまったく気づいてないじゃぁ~ん

次の日、・・・・・ やっぱり新聞に載ってるジャーン!!!



して新聞掲載日のこの日・・・・・常務に誕生日でした。


あやうく・・・・・・  (((゜д゜;)))





今の会社に入社後3ヵ月目の喜劇である。


PS. この日から、ワタシのライフジャケットに「海猿バッチ」が取り付けられている。









【わ~たしの心はウブなのさ♪】





海・・・・碧く果てしない大きさで、釣り人を虜にする海


しかし、人々が想像する静寂した海と、そこからは想像もつかない荒々しい海


そう! 海はさまざまな顔をもつ。





そして人が知りえない恐ろしい一面・・・・ 叫び



それは・・・・・夜の海  星空星空星空波波星空新月星空




光というものは一切なく、音すら消えてしまう。



あれは、忘れもしない2001年11月

気の会う仲間と釣りの大会をしようと、久礼の磯に行ったときのできごと。



久礼の磯には渡船が2軒あり、私達がいつも使うのは竹内渡船
そして、グレシーズンになると時々出船する竹島渡船

この二軒・・・・とにかく仲が悪い (-_-#)



この日も竹内のおんちゃんから、最近竹島渡船が出船してるとのことで、
希望の磯に行きたいなら午前3時には出船したほうがいいとのこと・・・・


この時期、日の出は7時くらい。

3時に渡礁すると、3時間は真っ暗な磯の上にいなければならない。 ( ̄_ ̄|||)どよ~ん


しかたなく2時30分に久礼新港へ集合 星空

どの磯にあがるかをクジ引きで決め、ワタシはじゅんぺーと「黒の2番」へ


順にクジを引いていくと・・・・

サリーに一人で渡礁するように設定した 「マルバエ」が当たった!
サリーとは・・・  



サリー : 「 (((( ;゚Д゚)))  

サリー : 「 ひっひっひとりでぇぇぇ ぼっぼっぼっくぅぅ むっむっむりいぃぃぃ
(((((≪≪"\(≧ω≦)/''≫≫)))))


捨てられた子猫のようにグズるサリー
しかたなく、ワタシが代わることで一件落着し無事出船 星空船星空

(この船上でじゅんぺ~伝説が幕を開けた。)  (じゅんぺーとは・・・)




【AM3時】
にむマルバエに無事 渡礁





(見ての通り海の中にポツ~ンと浮かぶマルバエ)

ヘッドライトの明かりを頼りに荷物を置き足場を確認。




「・・・・・・・・・・・・・」   にむ唯一人 (・_・;)…




遥か後方の灯台が周期的にマルバエを照らすものの、辺りは霧が立ち込め
一面、漆黒の闇

気温は5度ほどあり、さほど寒くはないものの


とにかく      寂しい  。。。。(( T_T)



ここは歌でも歌ってまぎらわす。 ( ´艸`) 




「♪ 三年目~の浮気ぐらいおおめにみろよ~ ♪」




よけい寂しいわ!!! щ(゚Д゚щ)




などなど一人バカ芝居をしていても
いっこうに時間は経たず・・・

おかしなもので、こういうシチュエーションも慣れれば少し楽しいなと感じはじめる。





「・・・・・・・・あ・・・・・・も・・・・・・・・・」





にむ : 「 (((・・ )( ・・)))キョロキョロ  

なんでもありません気のせいでした。



少し風が出てきだし、寒くなったので準備がてらマキエサを作ることにし、
磯の上でエッサ!ホイッサと一人掛け声をあげる。


┏(●´Д`●)┛┏(●´Д`●)┛┏(●´Д`●)┛





ね・・・か・・み・・・・・らぁら」


「いや・・・・そ・・・ん・・き・・・・・・らぁ



にむ : 

「!!っ! o((・_・;彡 ;・_・))o o((+_+;;彡 ;;+_+))o !!!!」



気のせいです・・・きっと気のせいです・・・・・
まぁ少し寝不足ですから、日が昇るまでゆっくり寝ることにし、
            Zzzzz・・・・(uu)..Zzz





「ねて・・・・み・た・・い・・・・ち・・か・・・ってみよ」
「そう・・・・し・・・かね・・・・・も・・・すこ・・・ちか・・・で」

「ふふ・・・・」
「ふふふふふ・・・・」

「きゃははははは」
「きゃきゃ・・・きゃ」

「はははははきゃぁ」
「ふふ・・・・」



にむ : 「 Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)  」


(°°;))。。オロオロッ。。''((;°°) オロオロ



はっきりと誰かの声がしました。しかも複数の子供の声が・・・・



マルバエは360度 海に囲まれ、陸地からも500メートル以上離れています。
それに今の時刻3時50分、人がいるはずがありません。


恐る恐る振り返り、ヘッドライトで辺りを見渡しますが、
人どころか船の1隻すら見当たりません。




(;──┬──_──┬──;)






溺れた子猫のように放心状態のワタシをあざ笑うかのごとく

謎の宴は明け方まで続き、当然釣果は言うまでもなく・・・・・ぼ○ず



この日からワタシの愛読書に「ひよこクラブ」が追加された。





~(m ̄  ̄m)


「ふふふ・・・・」
「きゃはははぁは・・・・」
 
~(m ̄  ̄m)















【潮の流れに身をまかせ~♪】



数年前の1月某日 雪雪のチラつく須崎市池の浦雪


高知市内から1時間以内に行ける池の浦は、近さも手伝い、
「ちょっとリフレッシュしたいな」
 (;´д`)ハァハァ  というときに行く『にむ癒しの場』 (;´д`)ハァハァ


だいたい池の浦に行くときは一人でゆっくり釣りをしたいとき。


この日も一人で、港にほど近い 「ミノコシバエ」 という磯に渡礁した。



ミノコシ

     ( ↑ 左側の矢印の場所が最初の釣り座 )



すぐに35センチほどの口太グレを3枚ほど釣り、

一人哀愁と快感にひたっていると、 (ーoー)y~~~ パァ~~
20メートルくらい沖に 「バシャッバシャッ」っと波立つ影 目


『湧きグレ』 である。

(ワンポイント釣り用語!!  「湧きグレ」 とは、秋から冬にかけ産卵を控えたグレが群れをなして、磯の海面近くを回遊すること。 だいたい同じ大きさのグレで群れをつくり、時には数千匹の大群をなす場合もある。 グレのほかに梅雨前の「湧きボラ」などが有名。  九州のある島では、正月とお盆に寂しんぼうの「湧きにむ」が発生し、島民を巻き込んだ、大ドンチャン騒ぎを催すらしい・・・)


見事なキャストで1匹ゲット! 30センチちょっとなのでリリースする。 _(^^;)ゞイヤー

すると今度は10メートルくらい沖にかなりな大物の群れが出現

すぐさまキャスト!   ジジジッ! ブチ!!

瞬殺で切られる・・・・ (*゚Д゚*)ァ!!



かかった途端、左手にある直径3メートルほどの磯の沖側に回りこまれ、何度やっても切られてしまう。

(写真の「ミノコシ」と書かれた「ミ」の下にある磯です。)



その磯とこちら側には2メートルほどの隙間があり、
昔は潮位も今より低かったため、その磯へも歩いて渡ることができたが、最近は温暖化の影響か潮位が上がり、渡っている釣り人を見たことが無い。



しかし・・・・こういう状況に遭遇した時の釣り人は 『アホである。』



次の瞬間、ワタシはラジオ体操を始めていた。  ヽ(;´ω`)ノ(。-人-。)ヽ(;´Д`)ノ


準備運動も終わり、波波のタイミング波を図って、意を決して ロケット ジャンプ!!ロケット

みごと渡礁成功!!! にひひチョキ


グレを目視し「ここなら獲れる!」と確信する。 にひ
そして、道具一式を取りに元の場所へ・・・・・


波のタイミングを図って、華麗なジャンプ!!! ニコニコアップ



どどどどどどどど・・ド~ンッ!!』


図りミス・・・・  ガ━━━(゚Д゚;)━━━ン!


大きな波に引き込まれ、泡のように海中へ

・・・・・・・ 気が付いた時には、海の上をプ~カプカ 水泳


でも、こんなことで漁師の息子は驚きません。

ライフジャケットをしっかり装着しなおし、長靴を脱ぎ・・・・ぬぎ・・・・・・ぬううぎいいいいぃぃ
(´TωT`)(´TωT`)(´TωT`)(´TωT`)(´TωT`)


水で吸い付き長靴が脱げない!
まぁ長靴履いてても、泳ぎは達者です。大丈夫さと泳ぎだす。


「・・・・・・・・・・・」 


いい昇り潮だこと、泳いでも泳いでもまったく進みません。

それに磯の近くは、サラシが強く近づくことは危険です。(ー"ー ) ウ~ン...


と・・・・そのとき 潮の向きが変わりあれよあれよと流されて、ミノコシバエ船着きに無事到着

(*゜▽゜ノノ゛☆



少し手を切ったものの、大きな怪我も無く、ほっとひと安心・・・・・・・


自分が流されていた場所を眺め、あそこで流れが変わらなければと、ぞっと寒気が走る。
と・・・・・・ 同時に全身ずぶ濡れなことに気がつき、さらに
寒気が襲ってくる。

落ち着きを取り戻し時計を見ると午前11時・・・・・
私は思った
 


「 迎えまで4時間しかねぇじゃん・・・・ 」

そうです ずぶ濡れになったからといって、帰る気など毛頭無く!
まだ見え隠れしている、グレの群れを切れ長の瞳で睨みつけていた。




 (──┬────┬──)





その後。。。。 びしょ濡れの防寒着を脱ぎ捨て、かろうじて濡れ度合いが少なかった
パッチとモモヒキだけを着り、素足に長靴の変態ルックで午後3時まで釣り続けた。
雪雪の中・・・・ ダンス ただ一人  波磯の上で・・・・・・




PS. この日からワタシの竿バックには「水中メガネ」が取り付けられている。











数々の恐怖体験を乗り越えてきたワタクし にむ  DASH!ドクロDASH!

WFAワールドフィッシングアホ)の頂点に今なお君臨し、

過去・・・星の数ほどの釣バカを世に贈りだしてきた。


その、体験談の中から、こと波船にまつわるベストファイブを選んで発表したいと思います。



【人間の体は70%が水である。】


ワタシがまだ若く、ぴっちぴっちにやり していたガラスの二十代、
(誰や曇りガラス言うたんわ!)

釣りに対する情熱も激しく、そう!燃えたぎる太陽のようだった。 (●´ω`●)ゞ

体の奥底から込み上げてくる、欲求を押さえきれずに毎週・・・いや

毎日のように釣りに行っていた。

この時期、ちょくちょく実家のある土佐清水市へ単独釣行し、
自宅から車で20分ほどにある「松尾」の地磯に足しげく通っていた。走る人

都会の方々からすれば羨ましすぎるロケーションだと思うのだが、
この松尾は四国最南端の
足摺岬旗に隣接しており、全国的にも有名な
「沖のウスバエ」を擁し、数々の名礁・地磯が連なっている。

そして、渡船を使わなくても歩いていける地磯は数知れず、

地元民が自身で歩き、探しだしては新たなポイントを造りだしている。


<7月初旬梅雨明けまじかのある日>


この日も時期に関係なく、ワタシの心は磯釣りモード!
朝4時に起きて、いざ松尾へ出発! ロケット

すると、まだ夜も明けきらぬ間に、ワタシと同じ考えの釣り人がいるわいるわ!

有名なポイントは車だらけ・・・・・・  (・・;)

地磯は全て早い者勝ちなため、人がいないポイントを探していると  ( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄) 

ワタシたちが「ホテル下」と呼んでいる穴場が空いており、速攻降りる。


この地磯釣りをする場合に、最大の難点は荷物である。

竿バックが3キロ、クーラーが5キロ、そして最大の重量バッカン!

マキエサとサシエサを合せると10キロにはなる。


合計で18キロを両手に抱え、車から20分ほど山道を下る。


この場所は、海に面した観光ホテルの敷地内にあり、

磯まである程度は道が作られているからまだましだが、

「灯台下」と呼ばれる有名ポイントは30分以上山道をあるき

30メートルの断崖絶壁をロープ一本で降らなければならない。 └(・_・;)┐=3 =3


まだ陽は昇ってないものの、そこは晴れ南国高知県晴れ

釣り場に着いた頃にはあせる全身汗だくあせるになる。

特に今日は天気予報でアップ気温30度アップとでていたため、

クーラーには多めに(氷)を3リットル入れてきた。


実家は漁師なので、巨大なクーラーに常時リッターのペットボトルが水を入れ凍らせている。

これを飲料水・氷に使えば、保冷になり重さも減量できて一石二鳥である。チョキ


朝は涼しかったものの、9時を過ぎたあたりから、

照りつける晴れ晴れ太陽晴れ晴れとそれを乱反射する波波に挟み撃ちされ、
我慢大会のようになってきた。汗プンプンあせるあせる


海は一面オセンが湧き、完全に常夏の海
あっという間に1リットルを飲み干し、しばし岩陰で休憩することに・・・・・   (;´▽`A``

ザッザ~ン ザッザ~ン と聞こえる波の音色 音譜 波波音譜

遠くからは、船のエンジン音がかすかに聞こえてきます。 船


あまりの心地よさに ワタクシ ・・・・・ いつのまにやら ・・・ 夢の中

熟睡すること、約2時間   (_ _)。゜zzZ






ピッカーーーーーーー!!!



日は昇り、岩陰は消え、あたり一面サウナ状態 あせるあせるあせるあせる

ワタシは全身 汗びっしょり!


露出している腕はもうヤケドしてます。


恐ろしいほどの喉の渇きを感じ、クーラーの水を気飲み。


「んっぐんっぐ・・・・・んんん???





『グワァァァァアアーー!!!』





「し!潮水じゃーーーーーーーーーーーぃぃぃぃ!!!!!」


なんと! このペットボトルには水ではなく「潮水」が入っていた。


3本持ってきたうち1本はすでに飲み干している。

恐る恐るもう1本に舌を付けてみると・・・・


・・・・・・『!!!!!!!』


間違いなく潮水である。


潮水・・・・・たしかに氷として使うなら、溶けにくい塩のほうが良い。
うちの母が考えそうなことだが・・・・  (´*ω*`)ショボーン


ではない! 海の潮なのだ!!


塩分濃度は尋常ではない

この瞬間、命の危険を察するのに、さほど時間はかからなかった。ドクロドクロドクロ


脱水状態で大量の塩分が体内に入ったことにより、
今まで以上の汗のような、脂のような物質が、体のいたる所から噴出し、叫び

目はうつろ放心 早くも指先が震え手 立ち上がる力すら入らない。ガックリ


い出してほしい、小学校学校のとき炎天下の全校集会で倒れたことを
まさしくあの状態!

そして、場所は磯の岩場 影はどこにもなく 晴れ太陽は微塵の容赦もなく照りつける。晴れ

じょじょに薄れていく意識の中で・・・・・


にむ  : 「あ~っ・・・・ グレ60オーバー釣りたかったな~


この状況でも釣りバカは健在である。


と冗談を言っている場合ではない・・・・・マジにヤバイ状態

携帯電話があることに気づき、もうろうとする意識の中で携帯を探し手にする。

・・・・・・・・・『 圏外 』


ひじょ~~~に 危険な状態!!!!


そしてついに幻覚まで見えるようになり、

純白の天使がワタシに話しかけています。




お天使様  : 「 こ・・ち・**・わ。。。 ・・・ぁ・い・・・で・・・・・ねぇ 

にむ      : 「 あ~~~~ わが身 天に召される。 」


お天使様  : 「 な・・・に・・・  ツ レ ・・・・ ナニが釣れます? 」



にむ   : 「 ・・・・・・・・ ????? 



「 !!!!!!!!!っッ 」


にむ   : 「 (TωT) お~っ天使様」


偶然にもホテルの泊り客が通りかかり、まさしく九死に一生!

カタコトの日本語で事情を説明すると、天使は自分の飲んでいたアクエリアスをワタシに飲ませて

くれ。 (できれば、まうす つー まうす で・・・・)


にむ  :  (^(^▽(^▽(^▽^)▽^)▽^)^) 

にむ  : 「ありがとうございます。  恋の矢ほんとうに助かりました恋の矢


オ天使?: 「んっだ~ だいじょうぶっけー べっくりしたよー」



にむ  : 「 (一.一) ジーッ ・・・・・・・・・・・・・・」 


にむ  : 「 (-_\)(/_-)ゴシゴシ… 」


 目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目

 目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目
  目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目
  目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目




             汚天使様 : 「ほれ、まだあるけー ぢゃんとのぉめー」




PS.この日を境に、ワタシの竿バックには老眼鏡が追加された・・・・