毛穴
毛穴は、皮膚の表面上に存在する小さな穴。
スキンケアの際に気になるのが、毛穴に詰まった皮脂。これが放置されると角栓となって毛穴をふさぎ、黒ずんだりにきびに原因になったりする。
毛穴の黒ずみや皮脂を取り除くには、洗顔が大切だといわれている。
洗顔料をしっかりと泡立て、強くこすらずに泡で優しく洗い、すすぎも充分に行う。しっかり実践できている人は多くないといわれているが、洗顔時のポイントは、「泡」「こすらない」「すすぎ」である。基本的なケアを続けることが大事だとされている。
過剰な皮脂分泌や老化などにより、毛穴の開きやたるみも悩みの一つとされている。
毛穴の開きやたるみについても、やはり正しい洗顔が重要である。コラーゲン配合化粧品を使うことで、改善効果も期待できるが、コラーゲンの分子量は大きく肌に浸透するかどうか疑問の声もある。
角質
角質とは、皮膚の表面にできた皮膚の老廃物のようなもの。ケラチンと呼ばれるたんぱく質が主となる。
肌のターンオーバーによって古い細胞が肌表面にまで押し出されたものである。
老廃物と言っても、角質は外敵から肌を守るバリアの役目をすることもある。また、皮膚の水分が蒸発するのを防ぐ役割もある。
ただ、角質がたまりすぎると、肌がカサカサしてきたり、せっかく高価な化粧水や美容液でケアしても、成分が肌に浸透しないなどの障害が生じる。しわやニキビができやすくなったりするので、適切なケアが求められる。
通常、角質は垢となって剥がれ落ちていくが、新陳代謝がうまくいかないといつまでも肌表面に残り、厚い角質層となってしまう。こうなってしまうと先述のような肌トラブルの要因となってしまう。
落としすぎは問題となるが、ピーリングによって適度に角質を落としていくことが必要となる。美容クリニックでのケミカルピーリングや、化粧品にもピーリング効果のある商品は多数販売されている。
くすみ
くすみは、顔色が何だかさえない、黒ずんで見えるといった見た目の症状を指す。
くすみは、皮膚の皮脂が酸化して黒くなることが原因だと考えられている。
シミと混同しやすいが、シミは皮膚の内部にできるもの、くすみは皮膚の外側にできるものと考えて良い。
これはしっかりとした洗顔によって落とすことができるため通常問題はないが、汚れが上手く取れない状態が続くと、酸化した皮脂が角質に密着するようになり、こうなってくると洗顔だけでは取れにくくなってくるのである。
くすみに関しては、血行が悪いと起こりやすくなるため、適度な運動も大切である。血行が上手く循環せず、肌の老廃物が完全に取り除かれない、栄養が行き届かないといったことからくすみへとつながっていく。
喫煙や睡眠不足など、肌に良くないことは極力避けるべきである。
くすみを改善するには、温かいお風呂につかって血行を良くし新陳代謝を促す、肌の乾燥を避け保湿に気をつける、ビタミンCやビタミンEを多めに摂るといった方法がある。
混合肌
混合肌は、部分部分でかさついてしまったり、油っぽくなってしまったり、脂性肌と乾燥肌両 方を持ち合わせている肌タイプ。
顔全体は乾燥するが、額や鼻などのTゾーンは油っぽい、乾燥型脂性肌に悩む人が多い。
脂性肌と乾燥肌、両方に気をつけていかなければならないのでその分ケアも大変になる。
混合肌の場合も水分保持力が重要となるので、水分はこまめに摂り、水分不足を起こさないように気をつける必要がある。
ホルモンバランスの乱れ、エアコンによる乾燥、ストレスなど、他の肌トラブルと同じく原因は様々。規則正しい生活と食事が大切になる。
なお、洗顔の際は、油っぽい部分から洗い始めるようにし乾燥する部分は最後にすると、肌の負担も減り、肌の乾燥を軽減できるだろう。
乾燥肌
乾燥肌は、皮脂の分泌量が通常の人より少ないのが特徴である。
肌の水分量も少なく、常に乾燥しているので、にきび、シワ、シミといった肌トラブルを招きやすい。
元々生まれつき乾燥肌であるという人も多いが、間違ったスキンケア、紫外線による活性酸素の影響、肌老化、不規則な生活習慣などが原因で、乾燥肌を招いてしまうこともある。
洗顔後は化粧水でしっかりと水分を肌に蓄えた後、美容液で栄養 を補給し、乳液やクリームなどで保湿をする、紫外線を極力浴びないようにしUVケアをする、食事のバランスに気をつける、睡眠はしっかりと取る、喫煙は止めるといったことを心がけることも、乾燥肌を改善するためには大切なことであると言えよう。
ビタミンCやコラーゲン、ヒアルロン酸などは肌によいとされているが、これらの成分はもちろん、その他の成分もバランスのよい摂取を心がけることも必要である。
また、身体の70%は水分で構成されているといわれているように、乾燥肌の人は身体の水分が足りていないことも考えられる。水分そのものを毎日しっかりと補給することも乾燥肌対策の1つであると言える。