故ダイアナ妃の記事を何回か書いた。
ダイアナ妃は摂食障害に苦しんできた時期がある。
ちなみに
摂食障害とは、
患者の極端な食事制限や、過度な量の食事の摂取などを伴い、それによって患者の健康に様々な問題が引き起こされる。主に拒食症と過食症の総称
摂食障害患者は根源的否定感を抱えており、食行動の異常の背景には茫漠たる自己不信が横たわっていると理解される。その不安を振り払うために強迫的に完全を目指すのである。
ウィキペディア より
ダイアナ妃の記事より、
「私の過食症は婚約してから1週間後に始まり、克服するのに10年かかった」と告白。
自尊心が低く、自分に価値がある、存在意義があると思えないことから患ってしまう。
とインタビューで話していた。
これは、上記の摂食障害の説明通りのパターンだ。
そして、このダイアナ妃の告白は、とても摂食障害の人の心理を言い当てている👇
1日に4回も5回、時にはそれ以上の回数、食事をして満腹になる。
そうすることで安心感が得られ誰かに抱きしめられているような気持ちになれる。
でもそれは一時的なもの。お腹がいっぱいであることに嫌気がさしてすべて吐き出してしまう」。
孤独感や淋しさを食べ物で埋めようとしていたことを生々しく語っている。
ちなみに、私も若い頃、太ったり痩せたり繰り返していた。
ダイエットはハマると快感になる。
なぜなら、食事やお菓子が買える人にとり食べることは自分でコントロールできる唯一のこと。
吐くこともできるし。
(私は吐くことはしてないけど)
とってもわかりやすい世界をコントロールする方法。
自分でコントロールできない人生と全然違うから達成感があったわけ。
さて、本題に戻り・・・
ダイアナ妃のホロスコープを摂食障害の観点から読んでみる。
食に関係する二つの天体、月と金星がスクエア。
しかも、そこに天王星が絡みTスクエアを形成。
つまり食に関して(月と金星)の変化の浮き沈みが激しい(天王星)。
もしくは気分(月)の変動が激しく(天王星)甘いもの(金星)を摂る。
と読める。
そのTスクエアの一角をなす金星に2ハウスの支配星の土星が絡んでいる。
2ハウスは自分の所有物や価値観の場所、
その支配星の状態は土星と金星のトライン、
なので金銭に関しては堅実かもしれない、
生まれが伯爵家ということ自体が盤石な経済状態だし!
そしてチャールズ3世と離婚後、医師と付き合っていたこともあるけど大金持ちの男性を選んだ、という話もあるダイアナ妃。
でも、年上男性(土星)との関係性(金星)においての辛い記憶(土星)により愛情(金星)に関して厳しさ(土星)を感じやすいかもしれない。
(トラインであっても、触れて居ること自体が辛くなりうる可能性)
これは父親が厳しい人だったり、夫だったチャールズ3世との経験からも当たって居るだろう。
(というか彼女の価値観が現実を作り出していたのだろう。)
しかも2ハウスには木星が入って居るもののカイロンもある。
2ハウスには月が入っていて自分の持つもの、価値観に対する彼女の関心の深さが読み取れる。
なのに支配星の状態やカイロンがあったりして、必ずしも自分に対する評価はポジティブな感じではなかったと読める。
それは彼女の話、
自尊心が低く、自分に価値がある、存在意義があると思えないことから患ってしまう。
と彼女の告白通りだ。
他にも彼女の場合、幼い頃に母親との関係において傷ついている兆候も読み取れる。
月と金星と天王星のスクエア、
月は母親や食を示すが、その月がハードアスペクトで、
母親との愛情に関してのショック(天王星)があったと読める。
母親との関係性って子供にとって人生で一番最初の、人との関係性の体験、
なので人生に大きく影響を与える。
そこがダイアナ妃の自分のことを評価できない一因だったのかもしれない。
あんなに容姿やスタイル、ファッションセンスも良くて素敵な女性だったのに、自分のことを無価値に思っていたなんて、驚きだけど、そういった子ども時代に作られた価値観に加え、
結婚直前に、自分の夫となるチャールズ3世は自分でなくカミラ妃を愛していると知った女性としては当然だろう。
つまり、ダイアナ妃の摂食障害はダイアナ妃の自己価値の低さの土台と共に、夫のチャールズ3世が彼女の自尊心をぐちゃぐちゃにして起こしたと言えるだろう。
まだ摂食障害についての知識が少ない頃に克服したダイアナ妃、
女性としての真の幸福を勝ち取る寸前(自動車事故にあったとき婚約者との赤ちゃんがお腹にいたという)に亡くなられたダイアナ妃よ、
安らかにお眠りくださいね
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