イギリス王のチャールズ3世
以前、
で、「イギリス王室のテーマは葛藤」と書いた。
けど、日本の皇室も皇族以外の女性をお妃に選ぶことによって、変化している。
イギリス王室もダイアナ妃(彼女は貴族出身だったけど)が妃として選ばれることにより変化が起こっているだろう。
ということで、改めてイギリス王室の変化を読んでみようと思った。
今回は、「イギリス王室のテーマは葛藤」と書いた理由、
故ジョージ6世〜故エリザベス2世〜チャールズ3世までのホロスコープを紹介したい。
まずは今のイギリス国王のチャールズ3世。👆
1ハウスの獅子座の冥王星と蠍座の太陽がスクエア。
母親の故エリザベス2世
チャールズ3世の母親のエリザベス2世は獅子座の海王星と蠍座の土星がスクエアになっている。
チャールズ3世の祖父
故ジョージ6世
エリザベス2世の父親、チャールズ3世の祖父のジョージ6世は、獅子座の木星と蠍座の金星がスクエアになっている。
獅子座は「王様としてリーダーシップを取る」とか「目立つ」とかがテーマだけど、
蠍座は「目立つのは好きでない」「プライベートを大切にしたい」と読めるサイン。
つまり、全然違う二つの性質を要求されるので葛藤するだろう。
そして、祖父の代から孫の代まで、このように占星術の特徴が続いたのは、いくら遺伝は受け継ぐものと言っても、やはり、不思議。
もちろん、三人の葛藤する現場(ハウス)は、それぞれに違う。
けど元々、チャールズ3世の祖父のジョージ6世は王の弟だった。
でも、兄のエドワード8世が好きな女性と結婚するために王位を突然、退位。
一生、王の弟の立場だと思っていたのに、急に王様になったジョージ6世。
兄の退位の前日に、日記に(嫌なので)泣いたと書いたほど王になりたくなかった。
彼は、王様になる教育を受けてなかった上に、どもるので人前でのスピーチが苦手だった。
(この辺は映画「英国王のスピーチ」に詳しい。)
そして突然、父親が王になり王位継承者になったエリザベス2世、
エリザベス二世は「かわいそう」と妹に言われたという。
(王様の不自由さを知っていたのだろう)
現国王のチャールズ3世も、若い頃に大好きだった恋人カミラとの結婚は諦めた。
まさしくプライベートと王位の葛藤を持ったイギリス王室の三代。
でも、チャールズ3世の息子、ウィリアム王子にはその兆候がない。
やはりダイアナ妃がイギリス王室に入ったことにより、新しい流れが入り、変化してきているのだろう。
ということで、これからは新しい王室のテーマに迫っていこうと思う。
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