「啼(な)かぬのなら 殺してしまえ ほととぎす」信長
「啼かぬのなら 啼かせてみよう ほととぎす」秀吉
「啼かぬのなら 啼くまで待とう ほととぎす」家康
徳川家康と織田信長については記事を書いた。
ということで、豊臣秀吉について書く。
意外にも彼の太陽は牡羊座、
一般的な占星術だと、
「牡羊座の太陽はケンカっ早いとか、せっかち」
とか言いそう、
だけど、太陽は性質でなく才能、
なので、一番になる才能は持っていた、
だから戦国時代に初めて天下統一ができたし、
一番になりたい、という性質ではなかったことが彼の天下取りに貢献したのだろう。
何故なら、これが牡羊座の月だと、一番になりたい、になってしまい、
仕えた織田信長と性質が合わずに、信長に殺されていたかもね。
牡羊座に太陽、水星、木星があるので、直観的なところもあるから、
その当時としてはまだ天下が取れそうな位置にあるかどうかわからない信長に仕える道を選んだ事がドンピシャ!
天下取りに繋がったのだろう。
さて、秀吉は「人たらし」と言われ、人心掌握するのがうまかったと言われている。
たしかに月が天秤座で、他人の様子を伺い社交のバランスを取るのが好き、
なので織田信長のお気にいりになれたのだろう。
火星金星の組み合わせを持っていて、
恋を実らせるのもうまかったし、
(サル顔と言われたわりに奥さんとは恋愛結婚しているし)
社交(金星)にエネルギーを注ぎ(火星)、
その上、天王星が加わり、社交に関して、独特の勘やひらめきがあり、
社交(金星)の機転(天王星)がきいたのかも。
水星木星が隣り合って(コンジャンクション)、コミュニケーション上手、
現代に生きていたら良きセールスマンになっていただろう、
そこに土星も組んで、夢(土星)や目標に向かい(土星)頭を働かせる(水星)のがうまく、農民から天下を取るのに役立ったのだろう。
ただ、織田信長にあった木星冥王星のキングメーカーと言われるアスペクトがなかったり、
徳川家康にあった、冥王星海王星水星の長期的視点の様なアスペクトがなく、
ふたりとは人間的なスケール感が違う感じ。
やはり農民出身で、信長のスケール感や家康の教養といった要素が欠け、
上司に取り入るのがうまかったことにより、のし上がった人、という感じがする。
占星術でも、そんな感じがわかるのだから、
ぜひ歴史上の人物を再考するときにも占星術を活用してほしいな、なんて考えたりえこでした。
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