ふたつで充分ですよ -5ページ目

思い出の『ニラ玉丼』 の作り方


ふたつで充分ですよ-ニラ玉丼


<用意するもの(1人分)>
●材料●
ニラ・・・1/2わ
卵・・・1個
豚バラ肉・・・80g
ごはん・・・・150g
●調味料●
おろしにんにく・・・・大さじ1/2
ショウガ・・・・・・ひとかけ
塩、こしょう・・・・少々
紹興酒・・・大さじ2
水・・・300ml
鶏ガラスープの素・・・大さじ1
砂糖・・・少々
水溶き片栗粉・・・・適量
油・・・大さじ1
ごま油・・・大さじ1

<準備>
ニラは3~4センチほどに切っておく。
豚肉は3センチぐらいの幅に切って塩コショウで下味をつけておく。
手間をかけたい人は片栗粉をまぶしておいてもいい。
ショウガは細かく刻んでおく。
片栗粉は同量の水で溶いておく。

<作り方>
1.にんにくショウガを炒める。香りが立ってきたら、豚肉を入れて炒める。
2.よく炒まったら、紹興酒を入れて臭み消し。アルコールが飛んだら、を入れる。
3.沸騰したら鶏ガラスープの素ニラを入れ、味を見て、足りなかったらコショウ砂糖味を整える。
4.ニラ
に火が通ったら、水溶き片栗粉を様子を見ながら入れてとろみをつける。
5.を溶き、フライパンの外側から円を描くように入れ、
ふわっとなったらすぐ火を切る。
6.最後にごま油を回しかけ、ごはんの上にかけて出来上がり!!!

---

何が思い出なのかというと、これは大学生だった頃よく食べていた大学裏の中華料理屋『ひで』 のメニューを再現なのだ。今回量は少なめに作ったが、500円以下で洗面器のような器に入って出てきていた。何度か失敗してようやく近いところまで再現できたときには感動した。にんにくと鶏ガラスープとごま油が味のポイントだろう。レンゲを持って召し上がれ!!


汁なし麻婆茄子の作り方


ふたつで充分ですよ-麻婆茄子

<用意するもの>
◯材料◯
ナス・・・・・・2本
鶏ひき肉・・・・・・100g
ネギ・・・・適量
◯調味料◯
豆板醤・・・大さじ1
甜麺醤・・・大さじ1/2
豆鼓醤・・・大さじ1/2
おろしにんにく・・・大さじ1
醤油・・・大さじ1
鶏がらスープの素・・・大さじ1/2
砂糖・・・少々
紹興酒・・・大さじ2
ごま油・・・大さじ1/2
水溶き片栗粉・・・適量
花椒・・・適量
油・・・大さじ4

<作り方>
1.ナスを8等分して、水にさらしてアク抜きをしておく。ネギを刻んでおく。
2.アク抜きをしてる間、鶏ひき肉を炒める。ある程度炒めたら、紹興酒を入れて臭み消し。水分がなくなるまで炒める。
3.ひき肉を取り出して、ナスをよく水切りしてから多めので炒める。1面ごとに茶色く焼き目がつくまでじっくり炒める。焼きあがったらナスは皿に並べておく。
4.大さじ1で、豆板醤おろしにんにくを油に色がつくまで弱火で炒めて香りを出す。そこに甜麺醤豆鼓醤も入れ、鶏がらスープの素を水で溶いて入れ、醤油も入れ、ひき肉を入れて混ぜて炒める。味見をして、甘みが足りないようなら砂糖を入れる。水分が少なくなってきたらごま油を回しかけ、水溶き片栗粉を具合いを見ながら入れる。固からず軟らかからずまとまってきたら、ナスの上にひき肉を乗せ、刻んだネギ花椒を乗せて出来上がり!!

※鶏がらスープを入れる時に水とナスを入れると普通の麻婆茄子になります。

道路工事のおじさんになりたかった

私は昔、道路工事のおじさんになりたかった。

正確に言うと、5歳の時に一瞬だけ、道路工事のおじさんにになりたいと思ったことがあった。

事の始まりは、保育園の卒園式も差し迫った3月のこと。“卒園式で将来なりたいものをひとりひとり発表しましょう” ということで名簿が回ってきた。他の子は、『お医者さん』、『お花屋さん』、『パイロット』、『SM嬢』 、『お菓子屋さん』 などと書いている中、いや、SM嬢はウソね。……などと書いている中、私は堂々と『道路工事のおじさん』 と書いた。もう、変なの挟んだから話のテンポがおかしくなったじゃないか。……まあ、続ける。

3月と言えば年度末。家族でドライブしていたときに、私は年度末恒例の道路工事をしているのを見つける。そのころの私の楽しみと言えば、砂場で山を作ったり穴を掘ったり山をぶっ壊したりというもの。それが道路工事を見て、“すっげーたのしそう! どーろをぶっこわしてる!!” と思ったのだ。すぐさま母親に聞くと、「あれは『道路工事のおじさん』 よ」 と優しく教えてくれた。『道路工事のおじさん』 ……今まで知らなかったが、なんて魅力的な職業なんだ!!!

話は戻って、回ってきた名簿に私は堂々と『道路工事のおじさん』 と書いた。お前ら知らないだろうけど? みたいに他の園児に対して少々の優越感を伴って。

しばらくすると、保護者を起点として自分に妙な視線が投げかけられているのがわかった。“あの子道路工事のおじさんになりたいんだってクスクス” 、“道路工事のおじさんって、あの道路工事のおじさん? クスクス” 、“ママー、道路工事のおじさんってなに? それはね、クスクス”、“クスクス”、“クスクス” ……

正直しくじったと思った。どうにかしてこの現状を打破せねばならないと思った。しかしこっちは5歳児、何の手立ても講じられないまま卒園式を迎えてしまう。

卒園式当日。私は死刑台に登る死刑囚の心持ちで列に並んだ。自分の左から順番に、「お医者さんになりたいです!」、「お花屋さんになりたいです!」 どんどん迫ってくる。「パイロットになりたいです!」、「SM嬢になりたいです!」、「お菓子屋さんになりたいです!」、「SM嬢になりたいです!」、「SM嬢になりたいです!」 SM嬢多いなおい! とか冗談を言うヒマもなく自分の番が回ってきてしまった。そして私は言った「……動物園の飼育係になりたいです」 すぐさま先生が飛んできた。「あなたは、『道路工事のおじさん』 でしょう!!」 とすごい勢いで言われた。果たして私は卒園者の中で、たったひとり、自分のやりたくないことを言う人になってしまった。「道路工事のおじさんになりたいです……」 周りの反応など覚えていない。ただ下を向いていたのだけ覚えている。それがトラウマで、将来の夢を恥ずかしくて言えない子に育ってしまった。

そんな私も、今では立派な道路工事のおじさんです! んなわけない。