ヒネモスノタリ

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20Nov
- 第75回正倉院展
  今年は行けないかと思っていたのですが、なんとか最終日に正倉院展を見に行くことができました。今年は厨子のパーツの展示があったり、例年と少し雰囲気が違って、なんだか新鮮でした。昔から綺麗な形で伝わっている宝物を見るのも感慨深いですが、何か分からなかったものが、研究によって元の姿が明らかになるというのも、また興味深いですね。お天気雨？に見舞われたりしましたが、そのおかげで帰りの電車から虹が見えました。また来年も来れることを願って。
26Jun
- 和田誠展
  美術館「えき」KYOTOで開催していた和田誠展星新一ファンだった私には、和田誠＝星新一みたいなイメージがあったのですが、もちろんそれ以外にも本当にたくさんの作品を残されていて。展覧会に行って、作品の数に圧倒されました。子どもの頃から絵を描くのが好きで、学生時代から評価されて、亡くなる前までずっと第一線で活躍されていた和田さん。愛するご家族にも恵まれて、もちろんいろいろな苦労はあったのでしょうが、すごく幸せな人生だったのではないかと感じました。もう和田誠さんの新しい作品を見ることはできないけど、これからもずっと大好きなイラストレーターさんの1人です。
20May
- ゴッホ　アライブ
  先日兵庫県立美術館で開催中の『ゴッホアライブ』に行ってきましたー。展覧会に行くのも久しぶりで前回は年末のキングダム展だったから、半年近く経ってますね。でも、もうすぐ『和田誠展』が京都に来るみたいなので、楽しみです『ゴッホアライブ』は音と映像を駆使した没入型の展覧会ということで、どんな風になってるのかなーとわくわくしながら見てきました。ゴッホの絵の中で雲が流れたり、次々に映像が変わったり、また違う作品の魅力を味わえました。なんだか1本の映画をみているようでしたね。ピカソとかシャガールとかでも是非やってほしいです！
16Dec
- キングダム展
  先日グランフロントで開催中の『キングダム展』に行ってきましたー。『鬼滅の刃展』でも思ったんですけど、こういうアニメとかの展示って、大きなパネルで漫画を読むって感じなんですよね。-信-とサブタイ付きだったので、政編とか羌廆編とかあるとどうしようかと思ってたけど、それぞれの主要なストーリーもそれなりに触れられてはいました。書き下ろしのイラストとか、原画とか見れるのは貴重といえば貴重だけど、自分が絵を描く人間ではないので、そんなに「おお〜っ」とかもならないかと言って好きな漫画やアニメの特別展に行くのもやめられないのは不思議なもんです今回入場特典は豪華にも来年のカレンダーでした。予定書き込めるのが地味に嬉しいし、ちゃんと1ヶ月1ページというのが(裏表とはいえ)太っ腹です！問題はどこで使うか…まあ職場かなストーリーの進み方がゆっくりなので、最近読むのをやめていたキングダムですが、これを機に再開しようかなという気持ちになりました。今年もあと少しですね。来年も信のように少しずつでも夢に向かって進んでいきたいです。
15Nov
- 第74回正倉院展
  今年も正倉院展の季節がやってきました。今年は昨年、一昨年に比べて学生さんや外国の観光客の方の姿も目立つようになりましたね。鹿せんべいも露店で売り出されていて、鹿も嬉しそうです🦌正倉院展にも外国の人が以前よりも見られるようになったかな？完全予約制になったから、旅行者には便利なのかもしれないですね。混雑も緩和されましたし。正倉院展はぜひ外国人、特に中央アジアの人たちに見てもらいたいので、海外の人が見に来てくれるのは嬉しいですねー。奈良がシルクロードの終着点と言われる理由を体感してもらいたいです
11Nov
- 国立西洋美術館
  東京国立博物館の国宝展を見に行った際に近所の国立西洋美術館にも足を伸ばしました。原田マハさんの『美しき愚か者たちのタブロー』を読んでから、是非訪れてみたいと思っていた美術館です！特別展は『ピカソとその時代』でした。ピカソもその時代も好物なので、特別展も鑑賞しました。ここも写真が撮れて嬉しい松方幸三郎氏の肖像画と松方コレクションこのあたりは上記の原田マハさんの小説を読んでいると本当に胸アツです。この小説を読んで西洋美術館を訪れてみたいと思った人は是非現地に来て、作品と直に触れあってみてください。素敵な出会いがあると思います
31Oct
- 東京国立博物館
  先週東京に行く用事があったので、その際に東京国立博物館の国宝展にも行ってきました！東京国立博物館に行くのは初めて。国宝展も良かったけど、常設展もいいですね。写真が撮れるところが多いのも素敵です💕日本各地の貴重な品々を一同に見られるというのはとても便利ですが、それを供出した地域は複雑でしょうね。なぜ法隆寺の宝物を東京で見なくてはいけないのか…😅大英博物館に返還を求める国の気持ちが分かりました。今回はあまり時間がとれなかったので、今度来るときはもっとゆっくり見て廻りたいです。
11Sep
- 鬼滅の刃　原画展
  先日グランフロントで開催されていた『鬼滅の刃　原画展』に行ってきました。鬼滅はアニメ派でコミックは読んでないのでどうしようかと思ったのですが、ラスト知ってるし、各柱の死に方も知ってるし、で見に行きました。平日だったんで子供はさすがにいなかったですが、やはりそこそこ混んでましたね。参の章が柱の紹介だったんですが、トップバッターはやはり煉獄さんでした。この辺りから泣いてる人が多かったです柱のラストは冨岡さんでした。良かった！真ん中あたりにしれーっと混ざってたら切ないなーと思ってました。他の柱からは嫌われてても、ファンや制作サイドからは愛されてそうで安心です無限城の再現も良かったです。展示を見た後は、グッズ売り場を案内されます。一応行ってみましたが、ちょっと欲しいなと思う缶バッジ等あっても中身が選べないものが多いですよー。どの柱が出てくるか分からない。強気だなー、と思いつつ何も買わずに帰りましたが。冨岡さんは好きだけど、冨岡さんのためにそんなにはお金だせない早くアニメ始まって欲しいですね。無限城は映画化するんでしょうけど。その日を楽しみに待つことにします
08Sep
- ポンペイ展
  すっかりアップするのを忘れてました…兵馬俑展と同時期に京都京セラ博物館で開催されていたポンペイ展午前中は兵馬俑展、午後からはポンペイ展とハシゴです。ポンペイ展は兵馬俑展に比べると空いてました。7月まで開催してるので、そのせいもあるのかな？ポンペイ展は火山噴火で一夜にして壊滅した街の物語なので、その時代の人々の暮らしが伝わってくるとのが多いけど、国宝級の宝物があるとかではないから、展示品の華やかさとか目玉展示にかけるっていう一面もありますね。モザイク画が見事ですね。これ日本の弥生時代なんですよ！写真左下は炭化したパンです。炭化してても、なんだか美味しそうに見えませんか？ちなみに下記は数年前に実際にポンペイを訪れ際の写真です。早くまた海外に旅行に行きたいなー
04Jun
- 兵馬俑展
  少し前ですが、京都京セラ博物館で開催中の『兵馬俑展』と『ポンペイ展』に行ってきました。『兵馬俑展』は北回廊、『ポンペイ展』は南回廊で展示されていました。まずは『兵馬俑展』から。いつも行くエジプト展とかミイラ展とはまたお客さんの層が違いますね、年配の男の人が多かったです。『キングダム』の影響か、若い人も思ったより多かったです。もともと古代中国では人形をその人に似せて作ると魂が持っていかれるというような考えがあり、人形をモデルに似せて作ることはなかったそう。あえてタブーを犯して、精巧な等身大の人形を作らせた始皇帝、何事に対しても革新的だったのかもしれないですね…最近は博物館も写真をとれるゾーンが増えてきて嬉しいです。一体一体が本当にリアルに作られてます。これに彩色されて、ずらりと並んでいる姿は壮観だったでしょうね秦軍のシンボルカラーは黒で、鎧の色は黒だったそうです。古代中国で恐れられて黒の軍団なんて、かっこいいですね。北京や台北の故宮にも行きましたが、今回の展示が1番興味深かったです。いつか訪れたい遺跡の一つです。
29Apr
- 大英博物館　ミイラ展
  神戸市立博物館で開催中の『大英博物館　ミイラ展』に行ってきましたー。大英博物館から6体のミイラとその棺が来日、ミイラをCTスキャンし、その謎に迫ります！最近はCTスキャンが流行りですね💦でもミイラを破壊することなく、中身を確認できるということはいいですよね、もっと技術が進化した後世に貴重な資料を残せますし。今回の展示のなかで子どものミイラが一体あったのですが、ミイラの布に描かれてる神さまたちも子供っぽく描かれていて、亡くなった子どもに対する愛情みたいなものを感じました。この子どものミイラを発掘した考古学者のフリンダース・ピートリーという方は、ツタンカーメンを発掘したハワード・カーターの師匠に当たるような方なのですが、とてもいい人だったようで(マンガ情報ですが😅)、発見されたときも子どもの死をちゃんと悼んでくれたんだろうな、と想像が広がりました。また現在サッカラで発掘中のカタコンベ(地下共同墓地)の発見当時の様子が実寸大で再現されていて、とても興味深く拝見しました。いつかこの目で見たいですね
05Mar
- 古代エジプト展
  またしても既に終了してしまいましたが、兵庫県立美術館で開催されていた『古代エジプト展』を滑り込みで見てきました！今回の展示の目玉は12点の棺を立てて展示していることと、ミイラのCT画像です。古代の謎を現代の技術で読み解くことで、新たな真実が見つかっているようです！神戸市立博物館で開催中の『ミイラ展』にもぜひ行きたいなー。そしてそろそろ本気でヒエログリフの読み方を勉強しようかと思う今日この頃です。お昼ご飯は博物館の近くにあるJICAの食堂で、チキンライスをいただきました。本当はエジプト展とコラボしてるエジプト料理を狙っていたのですが、残念ながら売り切れでした。こちらの食堂は多国籍の料理がリーズナブルな値段で食べられるので、いろんな国の料理が食べたいという方にお勧めです♪
12Feb
- 今年の初詣
  早いもので今年ももう2月ですね。初詣の記事は1月中にアップしたかったのですが、間に合わなかった…。今年は寅年ということもあって、友人と信貴山に行ってきました!信貴山朝護孫子寺。大きな虎が有名で、阪神ファンに人気があるようです。電車とバスで行ったのですが、お寺までの道が一本道でバスが全く進まず、途中からはバスを降りて歩きました。でも駅から歩くとなると、それはそれで結構な距離だし、なかなか不自由でした。朝護孫子寺自体は良かったです。山全体にぐるっとお堂が点在してて、印象としては伏見稲荷に似ているように思いました。大きい地蔵尊が祀られていたり、虎の口から入る胎内くぐりとか面白かったです。今度はもっと空いてる時期に来て、ゆっくり堪能したいなと思いました。それにしても、この頃はまたコロナがこんなに猛威を振るうとは思ってませんでしたね。たった1ヶ月で…オミクロン恐るべし、です。
08Jan
- フィンレイソン展
  2022年最初の展覧会は京都文化博物館で開催中の『フィンレイソン展』久々の京都文化博物館だったので、道に迷ってしまい、着いたのは裏口😅思ったよりお客さんも少なめでゆっくり廻れました。北欧ブームになってから知ったフィンレイソンですが、すごい歴史のある会社なんですね。工場の中に病院や学校もあって、従業員は無料で治療が受けられたそう。現代でもビックリの福利厚生の充実ぶりです。会場は4階と3階だったのですが、3階の会場は写真撮影オッケーでした。何年経っても、色褪せないデザインが素敵です。ムーミンもかわいかった💕ショップもかわいいグッズばかりで、ときめき過ぎて心臓が痛かったです。久々に物欲を刺激されました。1月10日までの開催です
18Dec
- ハリー・ポッターと魔法の歴史展
  しばらく前ですが、兵庫県立美術館で開催していた『ハリー・ポッターと魔法の歴史展』に行ってきした。ハリーが通ったホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って、魔法に関する資料が展示されています。寄宿学校を舞台にした物語がもともと好きで、映画のなかでもハリーたちがハーマイオニーに注意されながら、課題に取り組んでるシーンが好きだったので、ハリーの住んでる世界を少し覗きみるような、そんな気分を味わえます。兵庫県での開催はもう終わっていますが、東京はこれからですかね。クリスマスの時期にハリーの世界を感じるのも素敵かもしれません💕
25Nov
- 聖徳太子　日出る処の天子展
  四天王でカレーを食べ、仏教に思いを馳せたせいか、行く予定のなかった『聖徳太子展』が無性に気になり、大阪市立美術館まで足を伸ばしました。私は山岸涼子さんの『日出処の天子』を愛読していたので、聖徳太子の人となりみたいなのが紹介されてたら面白いな、と思っていたのですが、どちらかと言うと聖徳太子が神格化されるに至った経過みたいなのがメインでしたね。私も子供の頃は聖徳太子は実在ではなく、日本武尊みたいな神話のなかの登場人物かと思ってましたし。展示の中で「日出る処の天子、日没する処の天子に書を致す」という手紙で、当時の隋の皇帝が激怒したというような有名な内容の書もあったのですが、こういうのを実際に目にすると、その心意気に震えました。大阪では開催が終わってしまいましたが、東京では来年1月まで開催中です
10Nov
- 第73回正倉院展
  今年も正倉院展の季節がやってきました。コロナの影響で、昨年に続き完全入場予約制になってます。私も仕事のシフトがなかなか出なかったのですが、なんとか先日潜り込む事ができました。予約を取らないといけないというのは、不便といえば不便ですが、入場者数に制限かけるっていうのは作品の鑑賞のしやすさから言うと快適ですよね。でも去年よりは入場人数増やしてる感じはしましたねー。　ここ数年毎年見に来ている正倉院展ですが、いつか全部の作品を見終わるっていうことがあるのかな。まあ3年前と全く同じ展示をされても気がつく自信はないですが。お昼ご飯は大和カフェでタコライスを頂きましたお味噌汁に大きめの大根とか人参が入ってるのが良かったです。タコライスのソースにも刻んだ奈良漬が入っていたみたいです。私は奈良漬け苦手なんですが、あんまり気にならず、美味しく食べれました。目もお腹も満足した1日でした。
17Oct
- 虹の仏
  先日一心寺にお参りに行った帰りに気になっていた『虹の仏』でランチしてきました。いつも行列が出来ていて気になってたんですよね。私の前にも3人程待っていましたが、わりとすぐに入れました。出汁キーマカレーをいただきました。味の方は好みもあるかと思いましたが、私的にはもう少しスパイスが効いてる方が好きかな。辛さよりもしょっぱさが勝ってた感じ。四天王のあたりは大阪の中でも仏教色の濃い地域だと思うんですが、そんな地域でこういう混沌としたカレーを食べるっていうのは味わい深いですね。この混沌さが仏教だよねー、とか仏教の何を知ってるわけでもないですが、店内に置かれた仏像の影響もあいまって、カレーの中にブッダの教えをみたような気がしました。
05Oct
- ミイラ展
  ぼやぼやしている間に開催期間が終了してしまいましたが、先日南港ATCギャラリーで開催されていた『ミイラ展』に行ってきました。同じ日にBTS関連の催しがあったみたいで、すごい行列ができていて「ミイラ人気すごいなー」とビビってましたが、ミイラ展の方はノー行列でした(^◇^;)20年近く前に京都に来ていた南米インカの『フワニータ』が私のファーストミイラでしたが、今回は来てませんでしたね。残念。。　再会を少し期待していたのですが。。。でも、世界中から42体のミイラを集めて展示してるというだけあって、見どころ充分でした。なかでも印象的だったのは、エジプトや南米のミイラではなく、研究のために自らをミイラ化した本草学者のミイラと衆生救済のため即身仏となった日本のミイラが圧巻でした。ミイラとして保存や技術うんぬんの前に、その志に打たれます！！自らの命を賭して、自分の信念や信仰にかける思い、本当にすごいです。ご本人たち（？）を目の前にして胸が熱くなりました。いつかエジプトに行って、ツタンカーメンやラムセス2世のミイラにも会いたいです。
12Sep
- 倉敷民藝館
  大原美術館のあとに訪れたのは『倉敷民藝館』若いときは興味がなかったのに、歳をとると民芸品がかわいく見えてくるのはどういうことだろうか。。華やかさよりも味わいを求めてしまう。。　この看板の文字ですでに胸キュンです♡外から見える内部の佇まいにも心惹かれますねー民藝館の建物は江戸時代後期に建てられた米倉を改装したもので、その建物の雰囲気と中に展示してある民芸品が織りなす世界がとっても素敵です。やっぱり民芸品なので、なじみやすいというか、博物館にいるというより、古いお宅にお邪魔しているような気分になります。こんな雰囲気の家で暮らしたいなーと妄想が広がるミュージアムでした

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