四天王でカレーを食べ、仏教に思いを馳せたせいか、行く予定のなかった『聖徳太子展』が無性に気になり、大阪市立美術館まで足を伸ばしました。

 

 

 

 

私は山岸涼子さんの『日出処の天子』を愛読していたので、聖徳太子の人となりみたいなのが紹介されてたら面白いな、と思っていたのですが、どちらかと言うと聖徳太子が神格化されるに至った経過みたいなのがメインでしたね。

 

私も子供の頃は聖徳太子は実在ではなく、日本武尊みたいな神話のなかの登場人物かと思ってましたし。

 

展示の中で「日出る処の天子、日没する処の天子に書を致す」という手紙で、当時の隋の皇帝が激怒したというような有名な内容の書もあったのですが、こういうのを実際に目にすると、その心意気に震えました。

 

大阪では開催が終わってしまいましたが、東京では来年1月まで開催中です