ヒネモスノタリ -2ページ目

ヒネモスノタリ -2ページ目

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

21Aug
- 大原美術館
  旅行2日目は大原美術館へ倉敷には何回か来たことがあったのですが、大原美術館はなぜかスルーしてました。全国の美術館や博物館を巡りたいというのが最近の私の野望なので、大原美術館は是非ともおさえておきたい美術館です。博物館好きとはいえ、私の博物館訪問はだいたい古代文明が関連した特別展に行くばかりで、常設展というものをほとんどスルーして過ごしてきたので、ここの所蔵がいかに優れているのかとかは実際のところよくわかりません(;^ω^)でも個人でこれだけの美術品を収集した情熱というのは素晴らしいですね、現代絵画から古代エジプトのものまでそろっているし。個人的にはエル・グレコの『受胎告知』、モネの『睡蓮』、ピカソの『鳥籠』が見れて満足です。コロナの影響か美術館自体はそんなに混んでなくて（エジプト展とかの混雑具合が尋常じゃないのかもしれないですが）、ゆっくり鑑賞できたのも良かったです。
17Aug
- 倉敷・尾道紀行　①
  こんな時期に旅行に行ったブログを更新するのもいかがなものかと思っていたのですが、やっぱり記憶が残ってるうちに書き残しておくのが良いかなーと思って。実は、というほどでもないですが昨年長年働いていた病院を思うところがあって退職して、もうちょっと自由に生きてみようと思った矢先のコロナ禍で右往左往した1年を過ごしていたのですが、今年の4月ごろには少し先の見通しもついてきて、応援派遣で働いていた病院でコロナのワクチンを打ってもらったこともあり、倉敷・尾道方面に2泊3日の一人旅に出かけておりました。倉敷・尾道を選んだのは近くに祖父母のお墓があって、母が亡くなって以降、まったくお墓まいりをできていなかったので、このままではお墓があった場所の記憶がなくなりそうと思い、ついでに行ったことのない大原美術館と尾道に足を伸ばそうと思いたちました。本来なら桜が満開の時期だったのですが、今年は桜が早くて、行った頃にはほぼ葉桜でしたね。初日に祖父母のお墓まいりを無事に終え、夕方ごろに倉敷に到着しました。倉敷では美観地区にあるアイビースクエアに宿泊しました。夕食はレストランで和食をいただきましたよ♪けっこうボリュームがあると思いましたが、どれもおいしくて完食できました♪
15Apr
- 逆ソクラテス
  最近読んだ本『逆ソクラテス』　伊坂幸太郎ちょっと達観したところのある子供たちを主人公にした短編集。『逆ソクラテス』というのはソクラテスの『無知の知』の逆、たぶん『自分が何も知らないことを知らず』に、先入観や思い込みに捉われて、その捉われてることにも気づけない人たちのことを指してるんだと思います。伊坂幸太郎さんの本で『クジラアタマの王様』が今のコロナ禍の世界を予言してるみたいと話題になってましたが、この本にも予言めいた事が書かれています！いじめについて話している母親の言葉で、いじめをした人はいじめてた人たちにいつ足を掬われるか分からない、いじめられた人間は加害者のことを忘れないから、1番効果的なタイミングで仕返しをされるかもしれない、というものです。まさに韓国のバレーボール界の予言だと思いました！人生何があるのか分からないのに、自分で自分の墓穴を掘るんじゃないってことですね。本当に情けは人の為ならず、です。
26Feb
- クリスティTシャツ
  先日本屋さんでアガサ・クリスティの代表作がプリントされたTシャツを発見し、私にしては珍しく衝動買い。私が購入したのは『アクロイド殺し』と『ナイルに死す』で、1枚3960円。正直値段はやや高いかなとの印象でしたが、パッと見は普通のロゴTだから、まあ活用頻度も高そうだし、分かる人にだけ分かりそうなタイトルがいいなーと思いました。あと『オリエンタル急行殺人事件』と『そして誰もいなくなった』がありました。正直4枚とも欲しかったけど、とりあえず色とかロゴとかを吟味して、この2枚にしました！！アガサクリスティデビュー100周年を記念した限定バージョンです。本当の100年めは去年でしたが、手に入って良かったです。それにしても映画『ナイル殺人事件』いったいいつ公開されるんだろう…
17Feb
- ナイルの暗号
  最近読んだ本『ナイルの暗号』吉村作治エジプト好きでエジプト展等には足繁く通う私ですが、吉村先生が小説を書いてるなんて知りませんでしたー！！しかもミステリー！！上から目線で失礼しますが、よく書けていたと思います。分かりにくい箇所もなく、発掘トリビアみたいなのも知ることができて興味深く読ませていただきました！エジプトで発掘調査に携わる大学教授(モデル:吉村作治)が何者かに殺害される前に友人宛に謎のメールを送っており、友人がその解明に挑むという内容です。この本の中で友人が『人間には社会的地位など現実的なものを追い求めるタイプと使命感やロマンみたいなものに殉じるタイプがいる』と考えるところがあるのですが、この文章、人の価値観を考えるうえですごくしっくりきました。私も使命感や自分の夢みたいなことをどれだけ叶えられるかに重きをおく方で、実際の職場での地位とか、出世には全く魅力を感じません。でも夢とか使命感に殉じたいタイプの人は時に『自分はいったい何をしているのか、何かを成し遂げられたのか』という思いにかられるんだと思います。この本は随所にそういう葛藤が表現されていて、吉村先生もいろいろ悩みがあったんだなと推察できます。巻末の裏表紙のところにピラミッドクラブの案内もあったので、是非そちらにもアクセスして新たにエジプトの知識を得たいと思います。
26Jan
- ナショナルギャラリー展
  先日国際美術館で開催中の『ナショナルギャラリー展』に行ってきました。入場制限ありの時間予約制で、チケット購入をしたときはずいぶん余裕があるように感じましたが、当日券も発売されていて、結構な行列になってました。館内ももちろんぎゅうぎゅうなんてことはないですが、それなりに人はいましたねー。なるべく1時間程度で鑑賞してくださいとの案内があったので、気持ち急いで見てたのですが、やはりルノワールとかセザンヌの前では足がとまってしまいました。が、なんとか1時間くらいで鑑賞終了。今回の特別展の目玉でもあるモネとゴッホの作品はやはりとても良かったです。最近原田マナさんの作品をいろいろ読んでる影響なんですが、絵を見て何かが胸に込み上げてくるという感覚を初めて経験しました。知ってる絵なのに、本物はやっぱり違いますね、当たり前なのかもしれないですが。そこにあるだけで、周りの空気を変えてしまう感じがして、ずっと見ていたいような気持ちになりました。コロナ禍ではこういった美術館に足を運ぶのも罪悪感と闘いながらのところがありますが、本物を鑑賞できて良かったと思います。そしてできれば、またイギリスに行って、ナショナルギャラリーでもう一度この絵たちと再会したいです。
04Jan
- ひとりおせち
  去年の年末年始は友人一家と東京に行ったのですが、今年はひとり淋しくおせちをいただきました。1人用おせち。ホントは長らく会っていなかった友人が一緒に食べようと頼んでおいてくれたものだったんですが、私がお正月も仕事だったこととか、友人もお正月で実家に戻っており、高齢の親御さんがいることとかを考慮して、おせちの受け渡しとしばしの立ち話をして別れたのでした。お吸い物も友人の差し入れで、他にもおもちやお菓子もいただきました。本音を言えば、みんなでワイワイ過ごせるのが1番いいですが、今は自分や自分の大切な人、さらにその人の大切な人を守るために、できる限りのことをしていきたいです。
29Dec
- クジラアタマの王様
  最近読んだ本伊坂幸太郎　『クジラアタマの王様』※ネタバレあり『クジラアタマ』というのは物語の鍵を握るハシビロコウというペリカンの仲間の鳥のことで、英名のWhale head storkを直訳したみたいです。現実の世界と夢でみた世界が奇妙にリンクして、最終的に世界の危機を救うみたいな話なんだけど、この世界の危機が何かというと新型ウイルスのパンデミックでまさに今の世相を反映しているという…本屋で見かけたのが最近だったので、今年の本かと思いきや出版は2019年だったので驚きました。まあ新型ウイルスのパンデミックというのは時々小説の中では見かける題材ではあるけど、ほんとに予知能力があるのかと思うほど今の社会を描いてます。この本には挿絵というかストーリーを補佐するマンガのようなものも随所に挿入されてて、それもいい味だしてて面白かったです。去年の今ごろは世界がこんなことになるなんて考えもしなかったけど、この本のエンディングのようにワクチンの登場により新型コロナの感染拡大が早くおさまることを願います。またいつもの日常が戻ってきますように。
22Nov
- キングの身代金
  最近読んだ本『キングの身代金』エド・マクベイン最近Amazonプライムのドラマをよく見てるのですが、そこで見たドラマのなかにこの本が出てくる話があったので、気になって手にとってみました。ざっくり言うと目当ての子ども(金持ちの子ども)と間違えて違う子ども(金持ちの使用人の子ども)を誘拐しちゃったけど、身代金はそのまま金持ちに要求するという話。なんとこの本、黒澤明監督の『天国と地獄』の原作なんですねー。(見たことないけど)そんな有名な作品とは露知らず、読書の奥深さを知りました。私はけっこうオマージュ作品とかに疎いんですが(クリスティものくらいしか分からない)、この87分署シリーズは『太陽に吠えろ』とかの刑事ものドラマの原作になった話が他にもあるみたいで、機会があったらいろいろ読んでみたいです。そして『天国と地獄』がAmazonプライムで配信される日が来ることを願います。
03Nov
- 第７２回　正倉院展
  今年も正倉院展の季節がやってきました。コロナの影響で、事前にチケットを買えないと入場できないとあったので、行くかどうか迷ったのですが、チケットが手に入ったので、今年も行くことにしました。私は12時から13時まで入場のチケットを持っていて、11時半から列には並べるとのことだったのですが、事前に行った人曰く時間制限があるわけではないので、30分くらい過ぎてから行けばいいよ、と言われたので、12時半過ぎに博物館へ。確かにすいすい入れました。(笑)1時間ほどで見終わって、外に出ると14時からの人たちがすごい列を作っていて…本当に日本人は時間厳守というか、せっかちというか、とにかく真面目だなーと思いました。入場券はほぼ完売のようでしたが、博物館内はかつてないほど空いていて(当たり前)、すごく見やすかったです！今年は薬とかも展示されてて、その成分がまだ残ってるとか、1000年以上前のものですよ。本当にすごいです！！例年のように他にも色々なものが展示されていて、その細工の見事さとか保存状態の良さとか、毎年思うのですが、やっぱりすごい！と思って帰ってきました。祝日だったせいか、だいぶ観光客の人も戻ってましたねー。それもいいのか悪いのか、複雑な心境ですが、各自ご自愛いただければと思います。
17Oct
- 祝祭と予感
  最近読んだ本『祝祭と予感』恩田陸『蜂蜜と遠雷』のアナザーストーリー。短編の詰め合わせで、それぞれの話が魅力的なんですが、芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員ナサニエルと三枝子の若き日の出会いを書いた話が1番好きです。そしてこの短編集でナサニエルのファンになってしまいました。こういう１つの話からいろんな物語が派生していくネバーエンディング的な展開いいですね。読み終わった後もその本の世界がどこかで存在しているように感じられます。亜夜とマサルと塵が今後どんな風に成長していくのかも気になるし、このシリーズもう少し続いてほしいというのが個人的希望です。
29Sep
- カリブ海の秘密/復讐の女神
  最近読んだ本アガサ・クリスティ　『カリブ海の秘密』アガサ・クリスティ　『復讐の女神』どちらもクリスティのマープル物、というかこの2作は繋がっていて、本当はもう一作書いて、マープル三部作になるはずだったそうですが、クリスティの死去に伴いそれは叶わぬものになりました…。一作目の舞台カリブ海で知り合った大富豪ラフィール氏の死去後、彼からの事件捜査の依頼が届き、二作目が始まるという感じです。私はどちらの話も先にDVDで見ていたので、ストーリーも結末も知っていたんですが、それを知っていても楽しめるのが、クリスティ作品の醍醐味ですね。クリスティの作品は登場人物の名前を覚えるのが難しいので、むしろDVDとか見てる方がすんなりストーリーが入ってきて、より楽しめたりします。話の途中までは「あのおばあちゃん大丈夫？」なんて言われるミス・マープルですが、真相を暴く際にはキレッキレの頭の良さを見せつけて、すごくカッコいいです。私も頭の切れる年寄りになりたい(笑)本作を読み終わったら、またこれのDVDが見たくなりました。何度見ても楽しめる作品がクリスティには多いですが、これもそんな作品です。今年はクリスティの生誕130年にあたり、ポワロ物の『ナイルに死す』(映画タイトルは『ナイル殺人事件』)も映画化されるそうで、今から公開が待ち遠しいです♫
13Sep
- 元気茶房
  先日四天王にある一心寺にお参りに行き、その帰りに台湾料理店『元気茶房』でランチしてきました。平日の中途半端な時間だったのですが、そこそこお客さんが入ってましたねー。最近ハマっているルーローハンと水餃子のセットをいただきました。ルーローハンは豚の角煮がゴロゴロ入っていて、満足感がありました。一緒に入っているタクアンがちょっと甘めですが、いい箸休めになります。水餃子のツケだれが油っぽかったのは残念でした。これだったら普通のポン酢とかの方がおいしくいただけたような…ルーローハンのセットがジャスミン茶か水餃子で選べるのですが、ルーローハンもコッテリしていて、見た目より満腹感があったので、ジャスミン茶と組み合わせた方がサッパリ美味しくいただけるのかもしれませんねー。でも腹ペコ具合ではやはり水餃子を再度チョイスしてしまうかもしれませんが…。ゆったりした雰囲気も素敵だったので、一心寺に行った際はまた立ち寄りたいです。
29Aug
- デトロイト美術館の奇跡
  最近読んだ本。原田マハ　『デトロイト美術館の奇跡』財政破綻に陥ったデトロイト市が債務返済のため、『デトロイト美術館』に所蔵されている美術品の売却を検討するが…自分が大切に思っているものを守るために、無力だと知りながら一歩踏み出すフレッドの姿が眩しい。行動することの勇気を与えてくれる作品。コロナで今は身動きが取れないなか、また訪問したいと思う美術館が増えてしまった。自分の生活圏内にお気に入りの美術館とかがある人生は本当に豊かだと思う。世界中に行ってみたい美術館とか博物館とかがあるけど、まずは近場にある美術館とか博物館を訪ねてみたいです。
01Aug
- カンテグランデ
  夜に友達とご飯に行くのも憚られる近頃なので、最近はもっぱら1人ランチを楽しんでいます。ひさびさに行った中津の『カンテグランデ』バターチキンカレーとマンゴーラッシーをいただきました。付け合わせのピクルスがなんか豆料理に変わっていて、ピクルス好きとしてはショック。こういう付け合わせってメニューと違っても、あんまりオーダーのときに断ってもらえないのは何故だろう。実はそっちの方がメインより好きなときもあるのになあと疑問が残ります。バターチキンカレーの方は可もなく不可もなく、少し水っぽい感じがしたけど、バターカレーってこんなものなのかな、あんまり食べないからよく分からないですが。辛いのが苦手な人は食べやすいかもですね。でもカンテのカレーで1番良いのは、ラッシーとともにカレーが味わえることですかね。マンゴーラッシーすごく美味しくて、カレーにもよく合いました。カレーとラッシーを一緒に食べようと思ったインド人に感謝と尊敬です。カンテはわりと有名なカフェで店の前で写真とか撮ってる人も多いけど、普段はそんなに混んでないのもいいですね、土日とかは知らないですけど、平日はいつも空いてる。今回もおっちゃん2人と私だけでした。またカレーとラッシーが味わいたくなったら来たいです。
19Jul
- Cafeこもど
  再びコロナが増えてきましたねー。。こういう時期に自分が出かけた先のことを記事にするのも少し気がひけるのですが、先日法隆寺に行った際に寄ったカフェの写真が残っていたので。法隆寺の近くにあった『Cafeこもど』法隆寺の中は閑散としていましたが、ここはわりとお客さんが入っていました。自分以外の人をみて少し安心。『三種竜田揚げランチ』をいただきました。※三種⇒大和麩、ソイミート、国産鶏大和麩の竜田揚げは初めて食べましたが、もっちりした麩の食感と竜田揚げの衣とあわさっておいしかったです。けっこうお腹もふくれましたねー。副菜もいろいろ付いていて、どれも手が込んでいる感じでおいしかったです。その他のメニューにも『こもどカレー』とかあっておいしそうだったのですが、店名の『こもど』を『こども』と読み間違え、キッズメニューの多い店だなーといろいろスルーしてしまいました💦まあ竜田揚げが食べたかったので良かったんですけど、次に行ったときは是非カレーも賞味したいです。かわいいロボットくんが伝票を持ってくれてます❤️バスの時間があったので、あんまりのんびりできなかったですが、雑貨等もいろいろ置いてあったので、今度来たときはゆっくり見てみてたいです。
29Jun
- 法隆寺と藤の木古墳
  先日奈良に行く用事があったので、そのついでに法隆寺と藤の木古墳に行ってきました。都道府県の移動が解除された後だったのですが、平日のせいかあまり人がいなかったです。人が多いのも嫌なもんですが、これだけ人がいないと不安になっちゃいますね。自分以外の観光っぽい人がいるとホッとしました。ほんとにすごい無人…修学旅行とか遠足とかがないとこういうことになるんですかねー。法隆寺のあとは近くにある藤の木古墳へ。こういう公園が近くにあると癒されますねー。まあお墓と思うとちょっと怖いですけど…。しばらくは海外旅行もできないし、近畿にある古墳巡りでもしてみようかと考えています
07Jun
- 神々の遺品
  最近読んだ本※少しネタバレありです。米軍の超常現象研究チーム『セクションO』の仕事を極秘に受けることになったジョーンズ少将。しかし彼がそれを手配した後、そのセクションは忽然と消えた。そして日本ではUFO研究家が殺害され、容疑者とされた人物は失踪する前に自身のホームページが改竄されていると言い残していた…。古代文明×ミステリー私の大好物のジャンルです。初めて読む作家さんだったので、あまり期待してなかったのですが面白かったです。オーパーツに隠された真実やそれを公表することのリスクを論じながらも、最終的に情報の秘匿のために組織が暴走することは許されないとする結末も好感が持てました。第二弾も出版されてるみたいなので、是非読みたいです。
31May
- サンシャイン
  緊急事態宣言も無事に解除されましたね。わたしも今週は久々に外食を解禁してみました。東梅田にある喫茶店『サンシャイン』でオムライスをいただきました。この喫茶店はホットケーキで有名なんですが、晩御飯でホットケーキもなんか違うかなあと。ここのお店のごはんもので私の一番のお気に入りはカレーピラフなんですが、最近レトルトカレーばっかり食べていたので、今回はオムライスを選択させていただきました。ここのオムライスは昔ながらの薄焼き玉子のオムライスです。昭和生まれの私はトロフワのオムライスより、破れそうなくらい薄い玉子でくるまれたオムライスの方が、職人の技が光っている感じがして好きなんです。ただ残念なのがオムライスの中身がチキンじゃなくてハムなんですよね。中身がチキンライスであったなら、添え付けの福神漬けといい、私のなかで完璧なオムライスだったのに。。。お店はコロナ前に比べれば、やっぱり随分とすいているなーという印象でしたが、梅田もだいぶ人が増えてきましたね。お店とかが開いてきた加減もあるんでしょうけど。このまま順調に感染者の数が増えなければ、再来週あたりは久々に友人とごはんを一緒に食べに行けたらなあと思っています。
13May
- 死の淵を見た男　/　記者たちは海に向かった
  最近ノンフィクションもよく読むようになりました。極限の状況で使命感を持って働く人の話が基本的に好きで、本当は映画館で「フクシマフィフティ」を観たかったんですが、コロナ騒ぎでそれもできず、原作となった『死の淵を見た男～吉田昌郎と福島第一原発～』を読むことにしました。あの震災のとき東京電力の対応の不備とかがすごくマスコミで叩かれていたけど、その裏にはこうして命をかけて闘ってくれる人がいたことをきちんと取り上げてくれた日本のマスコミはどれだけいただろうかと思います。このコロナ騒動でもそうだけど、日本のマスコミは大衆に受けるニュースは無闇やたらと報道するけど、受けが悪そうなニュースに関してはほとんど報道しないですよね。「同調圧力」とか「自粛警察」、人々の不安を煽っているのは多くのワイドショーだと制作側が自覚してるのかとか、テレビを見ていて感じる今日この頃です…。この『死の淵を見た男』は本当に良かったです。これはもっと多くの日本人に知ってもらいたいひとつの真実だと思う。願わくば早く『フクシマフィフティ』がAmazonプライムで配信されますように。。。そして『死の淵を見た男』に触発されて読んだ『記者たちは海に向かった～津波と放射能と福島民友新聞～』。どちらも同じ門田隆将氏著作。こちらは『福島民友新聞社』という地元の新聞社を通しての震災の様子が書かれています。非常事態だからこそ、地元だからこそ新聞を発行しなければならないという新聞記者の人たちの熱意だとか、記者である前に一人の人間であったりする姿とか考えさせられます。この本を読んで阪神大震災の時の神戸新聞社の話も読んでみたくなりした。1つの真実（実情？）を知ると、それに関連してまた別の真実を知りたくなるのでノンフィクションを読み続ける方が小説を読むより終わりがみえないのかもと思っています（笑）