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あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

アメバ・ニュースの記事紹介で



16人に1人発症のうつ「焦らず治療続けて社会復帰を」と識者というタイトルだったので読んでみたが、典型的なメディカル・マフィアのプロパガンダ記事だったので解説を書こうと思った・・・



正直言って、こういうプロパガンダの訂正ブログは辟易しているのだが、『識者』があの『上島国利』とだと知った以上は書かざるを得ないと感じた次第である・・・



まず、該当「記事」をお読みください。



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16人に1人発症のうつ「焦らず治療続けて社会復帰を」と識者



「焦らず適切な治療を続け、社会復帰を」と語る上島教授「新型うつ」といったキーワードが出てくるなど、うつ病は社会問題のひとつとなっている。日本うつ病学会では「適切な診断が必要」としながらも、話題となっている通称「新型うつ病」に対しては「医学的知見の明確な裏打ちはない」という見解を示した。



 厚生労働省の調査によると、平成23年のうつ病などの「気分障害」患者数は、95.8万人に。また国民の約16人に1人は、生涯に一度はうつ病を発症する可能性があり、さらに、この1年のうちに50人に1人がうつ病にかかったという研究報告書もある。厚生労働省では、うつ病を極めて重要な健康問題として捉え、うつ病治療の研究や患者への社会的支援を積極的に進めている。



 それでは、そもそもうつ病とはどんな病気か、自分や身近な人にうつ病の可能性があったらどうするべきか。国際医療福祉大学・医療福祉学部の上島国利教授に聞いた。



 まずうつ病には、「気分が落ち込む」「意欲がわかない」など、“心”に表れる症状と、「疲れやすい」「眠れない」など、“身体”に表れる症状があるという。

「落ち込んだり、憂鬱な気分に陥ったりすることは誰にでもあります。ですが、うつ病の場合、落ち込んだ原因が解決しても、気分が回復しません。そのため、仕事や社会生活に支障をきたしてしまいます」(上島教授)



 うつ病になりやすいのは、よくいわれるように真面目で几帳面、完璧主義な人。

「そういう人が病気やケガをしたり、失業や子供の独立など、失うことのむなしさを感じたり、身近な人との別離や失恋を経験したりすると、うつ病を生じることが多いと言われます。また、結婚や出産、昇進など、嬉しいはずのライフイベントであっても、環境の変化がプレッシャーとなり、うつ病になることもあります」(上島教授)



■うつ病に対する治療法



 現在のうつ病治療は、「休養・環境調整」のほか、抗うつ薬などによる「薬物療法」、カウンセリングなどの「精神療法」の3つが中心となっている。なかでも、うつ病治療の基本となるのが、薬物療法だ。



「薬物療法では、最短で6か月ほどは抗うつ薬を服用するのが平均的なスケジュールです。ところが、今までの薬では、効果が出るのに24週間かかるものが多かったことから、処方された薬に対して『効果が出ない』と不満をもつ患者さんも多かったのです。また、抗うつ薬を使っても、3人に1人は症状を改善できないというのも実情です」(上島教授)



 このような現状を打破すべく、今年6月には、抗精神薬「アリピプラゾール」がうつ病治療薬として認可された。



「アリピプラゾールは、これまでのうつ病治療薬に上乗せして使用する薬です。アメリカではすでに2007年からうつ病治療の補助療法に使われていて、3つの大規模な臨床試験で『明らかな効果があった』ことが認められています。日本での臨床試験でも、使用して1週間目というごく早い時期から効果が出ていること、また副作用が少ないことから、うつ病治療薬で十分に反応が得られなかったうつ病治療の新たな選択肢として、大いに期待できます」(上島教授)



 こういった新しい薬や症状に関する情報が増える一方で、自分自身や身近な人が“うつ病なのでは?”と心配になるケースも。もしもうつ病だとしたら、早期に診断を受けて、適切な治療を開始することが大切だが、「症状や心構えなど、わかりやすい資料があれば」と思う人も多いだろう。



 そうした人に参考になるのは、治療に使用される薬の種類や効果、副作用、服薬の注意点などをはじめとしたうつ病の基本的な情報だ。こころの健康情報局「すまいるナビゲーター」サイト内では、うつ病早わかりガイド『うつ病ABC 』を掲載。親しみやすいイラストで、ポイントがわかりやすい冊子の情報はPDF等でダウンロードできるほか、資料請求フォームから無料での郵送依頼も可能だ。



■目指すのは「社会復帰」

 抗うつ薬を服用した人を対象にしたウェブ調査(2008年、回答数1187件。回答はひとつのみ)によると、患者が望むことはまず、「症状を軽くすること」(45.8%)、「眠れるなど、睡眠障害の改善」(31.5%)、そして「仕事に復帰する、以前のように家事をするなど、困っていることができるようになること」(17.8%)。患者が最終的に目指しているのは、社会復帰だということがわかる。



うつ病は再発しやすい病気ですし、治療に時間がかかるケースもありますから、医師とじっくり相談しながら、焦らずに適切な治療を続けること。その上で『リワーク(復職)プログラム』などを利用しながら、社会復帰を目指すのがよいでしょう」(上島教授)



引用:NEWSポストセブン



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アリピプラゾール・・・

聞きなれない名前だったので、調べたら皆さんよくご存じの「エビリファイ」でした・・・(笑)



上記の記事だと、「夢の新薬」でも開発されたのかと思ってしまいますよね・・・



2013 6 月に「うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)」の効能・効果が追加されたことによる「エビリファイ」の処方を推奨する記事です。



上島国利とは、「ニコ呟・・」では何度も取り上げている「三人衆」の一人。



グラクソ・スミスクラインの資金提供を受けた「樋口」「上島」「野村」「うつ病アカデミー」を設立し、その後うつ病学会へと発展しました。



興味のある方は過去記事「怪しい学会1~11」(1)をお読みください。



こころの健康情報局「すまいるナビゲーター」を覗いてみたが、これまた典型的なメディカル・マフィアのプロパガンダ・サイトでした・・・



こころの健康情報局「すまいるナビゲーター」

http://www.smilenavigator.jp/



但し、今までになかった「表現の変化」がありました・・・

赤文字に注目してください。



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うつ病が起きるメカニズム

うつ病が起きるメカニズムについてはまだ明らかになっていませんが、いくつかの仮説が提唱されています。ここでは代表的なものを紹介します。

1960年代、抗うつ効果が認められた薬の働きを研究したところ、抗うつ薬を与えられた動物ではノルアドレナリンやセロトニンなどの神経伝達物質(モノアミン)が各神経細胞の末端にあるシナプス(神経細胞の接合部)で増加していることがわかりました。そのため、うつ病ではこれらの神経伝達物質が欠乏しているのではないかと考えられました。これはモノアミン仮説と呼ばれています。現在使用されている抗うつ薬の多くはこの仮説を元に開発され効果を上げてきました。

しかし、うつ病が起きるメカニズムはそれほど単純ではないということがわかっており、たとえば、モノアミンの増加は抗うつ薬投与後すぐにみられますが、抗うつ効果が現れるには数週間かかってしまうことや、モノアミンを減少させる薬(高血圧の治療薬)を飲んでもすべての人がうつ病になるわけではないことなど、この仮説では十分に説明することができないからです。



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モノアミン仮説が「怪しい仮説」だと認めざるをえない状況になってきたんでしょう・・・




これまでのうつ病治療薬に上乗せして使用する薬

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つまり、「多剤処方」ということです・・・



うつ病は再発しやすい病気ですし、治療に時間がかかるケースもありますから、医師とじっくり相談しながら、焦らずに適切な治療を続けること。

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治療に時間がかかると説明し、長期処方が「医原性」「薬原性」うつ病の誘因となります。

向精神薬の「副作用」を、医師に相談しても「症状の悪化」だとされ、処方薬が増えてしまうケースが多々あります。



また副作用が少ないことから

 ↓

エビリファイの副作用は、書ききれないほどありますので、

次回 詳しく記事にします。



エビリファイ(アリピプラゾール)の副作用 及びIF抜粋 に続く・・・



Nico





(1)怪しい学会

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11252776207.html



怪しい学会(2) デタラメな規約

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11253623529.html



怪しい学会(3)デタラメなQ&A

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11254439194.html



怪しい学会(4)デタラメなQ&Aの続き・・・

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11254441088.html



怪しい学会(5)日本うつ病学会・役員名簿

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11255340005.html



怪しい学会(6)製薬会社からの金銭授受

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11256295951.html



怪しい学会(7)三人にロックオン

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11257288635.html



怪しい学会(8)マッチポンプ野村理事のインタビュー

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11258150401.html



怪しい学会(9)怪しい書籍

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11259129135.html



怪しい学会(10)通達文書

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11259860494.html



怪しい学会(11)終わりに・・・

http://ameblo.jp/nicolas2012/entry-11260979636.html