商工会・商工会議所等からセミナー講師として依頼されるために -45ページ目

名刺交換直後の会話

初対面での話題ですから、無難なところから始めましょう。

いろいろ項目を並べてみました。どこかに相手と自分との共通点が見つかればいいですね。

名刺に載っていること ― 名前、社名、資格名、住所など

 名刺交換したすぐ後は、名刺に載っている話題から。名前や社名などの由来、資格や住所について相手に尋ねてみたりすることで会話をスタートさせてみましょう。また、相手の名刺に「飲食店チェーン専門研修コーチ」などちょっと変わった肩書きが書かれてあれば、それは「話題にしてほしい」というサイン。質問すると、間違いなく話が広がります。

「どうですか、さいきんの○○業界は」

 相手の業界のことをよく知らないなら、ストレートに近頃の動向を尋ねてみましょう。一般的なことなので、快く、また詳しく教えてもらることが多いですよ。

共通の好みや体験

旅行、学生時代の部活経験、食べ物やお酒の好み、応援している野球やサッカーのチームなど、相手と共通の好みや体験があると話も弾みます。

出身地、家族構成、誕生日、血液型など

月並みですが、会話のとっかかりとしては無難。ただし、まったくのプライバシーなので、相手があまり話したくなさそうなら、深掘りしたりしつこく尋ねたりるのは厳禁です。

母校が同じだと話が盛り上がる

話題に詰まったら、母校の話題も出してみましょう。真面目な学生生活を送った人も、授業にはそこそこしか通わずバイトばかりで一日が終わっていた人も、同じ母校の人と出会うと急に親近感がわくもの。私もある席で年配の経営者と話した折、母校が同じと知ってからすぐ、相手の話し方が敬語から「親しい後輩への口調」に変わり、「今度、私の会社に顔を出しなさい」と声をかけていただいたことがあります。

よばれる講師になるための【三種の神器】

商工会議所によばれる講師になるために、絶対準備しておかなくてはならない

「三種の神器」。

 

それは、「企画書」「クオリティ」「実績」である。


「企画書」は、「セミナー」という商品におけるいわばパンフレット。見せるものがあるのとないのとでは、採用する側のイメージに大きな違いがでてくる。

 

「クオリティ」が低いと思われるセミナーには、担当者は興味をもたない。10分程度のプレゼンテーション用のミニセミナーを徹底的にブラッシュアップして、「クオリティ」を高めておけば、依頼される確率は飛躍的に高まる。

 

「実績」は最低でも10回以上は必要。担当者にとっては、その講師の話を聞いたことがなくても、実績があれば「クオリティ」が担保されていると安心するから。

 

実績が10回以下の講師は、まず、10回以上の実績(自主セミナーでも可)をつけた上で、商工会議所にアプローチすることをお勧めする。

仕事を「見える化」した事業チラシ

「この人と出会うのはこれが最後のチャンスかもしれない」と思えば思うほど、「自分をわかってもらう」ことに心を砕きがちです。しかし出会いの場ではあまり時間もないし、そもそも自分のことばかりアピールすることこそ御法度。そこで、黙っていてもあなたの仕事を説明してくれる「事業チラシ」を用意しておきましょう。前項の「私について」テキストも事業チラシも、出会って別れた後にじっくり目を通してもらうもの。即効性はなくとも、あなたの印象を残す効果はじわじわ表れてきます。

「いま配ってもよいのか?」と場の空気を読むこと

何度も申し上げているように、人脈づくりで大切なのは、「自分が自分が」と押しつけがましい態度を取らないこと。「いま、この場で配ってよいのか?」「この相手に配ってよいのか?」「自分のことばかりアピールして相手は辟易してないか」と、いつも自分に問いかけてください。

そして、この場で自分で手渡すのは印象がよくないかもしれないと「?」マークが浮かんだら、交流会やセミナーの主催者に頼み、どこかに置いてもらって自由に持ち帰ってもらう形を取るのも一案です。どういう内容のチラシか、あらかじめ説明して頼んでおけば、よっぽどのものでなければ主催者はたいてい快くOKを出してくれると思います。

かならずプロに制作してもらおう

コンサルタントや士業、コーチなど、事業が具体的な形として見えない仕事こそ、チラシが必要なのだと私は考えています。自作チラシも、ないよりはマシといえますが、素人デザインではあなたの事業の価値を損ないます。ここは費用をかけてプロに任せるのが一番。内容にもよりますが、依頼から印刷アップまで1ヵ月くらいを見込んでおきましょう。

「チラシなんてどこに頼んでいいやら…」という方は、友人・知人・仕事仲間・同業者に尋ねてみたり、あなたの業種名に「チラシ制作」などを加えたワードで検索してみてもいいでしょう。制作者によっては、得意・不得意な業種があることもあるからです(ないこともあります)。また、ご希望でしたら、士業関係に強い制作者を私からご紹介することもできます。個人的にご連絡ください。