商工会・商工会議所等からセミナー講師として依頼されるために -44ページ目

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銀行同行税理士と言っているが、顧客に同行して一番効力を発揮するのは、第二地銀や信用金庫・信用組合といった地域に密着して営業を行っている【地域金融機関】。

 

メガバンクとよばれる都市銀行や大手の地方銀行にはあまり効力を発しない。

 

大手銀行は、自らの成果やノルマが大事で、あまり顧客のことを真剣に思ってくれる方が少なく、こちらが何か貢献しても、返してくれることは少ない。

 

しかし、地域金融機関の職員は、せまい地域で活動していることが多いため、どうしても関係性が長く保たなければやっていけないので、人間関係をとても大事にする。

 

そのため、こちらが相手に貢献すると、返報性の法則が働き、何らかの形(顧客の紹介が多いが)で、貢献し返してくれるようになる。

 

仲良くなるべきは、【地域金融機関】と心得ておくべきである。

チラシは配るだけじゃダメ!

告知する媒体として、意外と効果を発揮するのは「チラシ」。

 

しかし、ただ「チラシ」を掲示したり、どこかに置いているだけでは効果を発しない。

効果的に「チラシ」を使おうと思えば、直接、セミナーの内容を説明しながら配ること。

 

理想的なのは、大勢のいる場所でチラシを配布し、その方たちの前で説明した上で、その後、個別に詳細を言う。

これだけで、興味を持ってもらえる度合いが違う。


「チラシ」なしで説明しても、忘れられてしまう。

「チラシ」だけ配布しても興味を持ってもらえない。

「チラシ」&「直接説明」で、集客率は大幅にアップする。

 

「チラシ」を配布して説明できるチャンスがあるのであれば、積極的に活用すること。

他の方のセミナーに参加して、告知時間をもらえるというのが理想的。

いきなり企画書を送ってもムダ!


商工会議所へ直接アプローチする方法をお伝えします。

 

まず最初にお話ししておきたいのは、いきなり目当ての商工会議所等に企画書を送りつけるのはムダだということです。

相手にとってあなたは全然知らない人、実績の信憑性が確認できず、クオリティも確認できない。そんな人物から送りつけられたセミナーの企画書が好意的に受け取ってもらえるワケがありません。よほど「まさに今、欲しいと考えていた企画」でない限り、無視されますから、絶対にやめましょう。

まず行なうべきは、目当ての商工会・商工会議所の担当者にコネクションを作ることです。しかし、「コネクションを作ろうなんて、カンタンに言ってくれるな」、ですね。そこで、担当者に続くルートを確保するための2つの方法をご紹介しましょう。

 目当ての商工会・商工会議所の担当者を知っている、というあなたの知り合いの講師や専門家に紹介してもらう

 目当ての商工会・商工会議所が実施する、自分と同様のジャンルのセミナーに参加し、担当者に挨拶して知り合いになる

みなさんの身近に①のようなコネがあれば話は早いのですが、なければそういう人に出会うために②の方法を取ればいいのです。

ともかく覚えておいていただきたいのは、コネがないからといって突然企画書を送りつけるのはムダだということです。