受講者からの評価や感想、セミナーの成果を知らせる
【著作一覧】
◆ 士業のための「生き残り」経営術(角川フォレスタ)
◆ 依頼の絶えないコンサル・士業の仕事につながる人脈術(同文舘出版)
◆ 90日で商工会議所からよばれる講師になる方法(同文舘出版)
http://www.npc.bz/book2/90days/
◆ 銀行融資を3倍引き出す小さな会社のアピール力(同文舘出版)
顧問契約を更新してもらえない
独立してある程度経営が軌道に乗り、何件かのクライアントとも顧問契約が出来てしばらくすると、あることに悩まされました。
それは、
「クライアントが契約更新に応じてくれない」
ということでした。
一所懸命、コンサルティングをして、成果が上がっているのにもかかわらず、1年たつと、ほとんどのクライアントが
「今回でもう結構です」
と、契約を打ち切られるのです。
「これはまずい」と思い、「何故、契約を打ち切られるのか理由を教えてもらえませんか?」と聞いたところ、
「ヒガシカワさんと話をしていたら、自分の意見をあまり言えず、言われるばかりなので、聞いていてしんどい」
ということでした。
そこで初めて「聞く」ことの大事さに気づき、「聞くスキルを高めたい」と考え、「コーチング」と「NLP」を学びました。
それらを学んだことで、それまで自分が「8」話して「2」聞いていたところを、「7」聞いて「3」話すというスタイルに改めました。
すると、クライアントの満足度が上がり、先方から「契約打ち切り」と言われることはなくなりました。
それだけでなく、初めての相談者からの顧問契約につながるケースも5倍以上に増えました。
私が「士業はコーチングを絶対に学ぶべき」という所以です。
でも、士業のみを対象としたコーチング講座がないので、立ち上げました。
入り口だけでもいいので、士業であればコーチングを学んでいただきたいと思います。
士業コーチングセミナー(入門編)
http://www.npc.bz/s_20121122.html
2012年11月22日(木) 18:30~21:00
2012年11月30日(水) 18:30~21:00
2012年12月1日(土) 14:00~16:30
※どちらも同じ内容です。都合の良い日程をお選び下さい。
セミナー受講者に勉強会の誘いを送る
セミナー受講者の中に見込み客を見つけても、その人々が「しつこく営業されるかもしれないから、訪問まではちょっと…」という考えを持っていることもしばしばあります。前項の「無料訪問相談券」を使ってもらえず訪問への手立てがない場合は、もう一段階クッションをはさみましょう。ご提案したいのは、あなた自身が主催する勉強会への誘い。勉強会とは、他社の事例研究や参加者自身の会社が持つ課題について話し合う集まりです。
勉強会は、5名以下の少人数で
見込み客を顧客にするのが目的なので、できる限り密な関係になれるような少人数の会合にしましょう。人数が少なければ個別の案件について詳しく話ができるため、聞く側も納得しやすく、参加者同士の結びつきも強くなって満足度が高まります。
また、濃い内容の話をやりとりすることで相手の会社の内容も深く把握できるため、相手の潜在ニーズに対する提案材料が見つかることもしばしばあります。
何よりも、同じ場所で同じ勉強をすることで、強い共感や仲間意識が生まれるのが一番大きなメリットでしょう。もちろん勉強会は1回限りではなく、複数回の開催も可能です。
内容の充実した1回の勉強会、あるいは複数回の勉強会を通して「ある程度の信頼関係ができた」と思ったら、会合のあと個別に声をかけて「勉強会の中でお話したことですが、もう少し細かく説明した方がいいと思いますので、近いうちに御社を訪問して詳しくお話ししましょうか」と提案するのもおすすめです。
ここまで来れば、相手から断られることもそうそうないでしょう。「営業」という堅苦しい意識や気兼ねを持つことなく相手の会社を訪問し、マンツーマンで話をすることができるようになります。
誘いは、セミナー後1週間以内に
初めての出会い以降、できれば1週間以内に誘いの連絡を入れましょう。見込み客になりそうな度合いが高い相手なら、「無料訪問相談券」の回収先よりも優先して二度目の会合を果たすべきです。チケット回収先は訪問の約束がほぼできているようなものですから、後回しでも構いません。回収できていない相手にこそ、セミナーの記憶が薄れないうちに早めのアプローチを心がけてください。
【著作一覧】
◆ 士業のための「生き残り」経営術(角川フォレスタ)
◆ 依頼の絶えないコンサル・士業の仕事につながる人脈術(同文舘出版)
◆ 90日で商工会議所からよばれる講師になる方法(同文舘出版)
http://www.npc.bz/book2/90days/
◆ 銀行融資を3倍引き出す小さな会社のアピール力(同文舘出版)