仮玄関戸のまま○○年?
何年前だったか、玄関の木製引き違い戸が駄目になった時に急きょ在庫があったアルミサッシの玄関引き違い戸を大工さんが取り付けてくれた・・・・・・とはお客様の言葉ですが、既存の柱の前に木で新たに枠を組んで外付けサッシを取り付けただけの簡単なもので○○年過ごしてこられたのです。
失礼ながら田舎の集落の中ですから安心ですが、外から外そうと思えばすぐにでも外せる状況です。
今回、正式にアルミの縦格子の引き違い戸に替えます。
玄関横に袖壁も付けて・・・・・・。
それと、玄関横と窓の外側に何か屋根の受けのようなものが付いています。
お客様は飾りで付けたと思うが分からないと言うことでしたので、今回の計画では邪魔な部分にあるので取ることに・・・・。
取ってみると少し屋根が下がる気がしますので、又受けを付けることに・・・・・・。
(工事中も仮設でツッパリしています。)
いろいろあります。
動線や居住性も無視した住まい造り
この写真は、改造前のダイニングキッチンです。
位置的には決まり切ったように北東の方角にありまして、大きな出窓が北と東にあります。
採光を取ると言う点では大きな窓は良いのですが、大きな出窓で出巾も450㎜くらいあってその内側にユニットのキッチンが設置されていて、合計1mの先に窓がある・・と言う状況で窓の開閉がとても困難だった。
又、キッチンの配置が中途半端でコーナーユニットでストップ。
換気扇がガス台と大きく離れた北側(ガス台は東側)にあり、それも出窓上。
収納が少ないため、北側の窓はその機能を失っている。
昔の家つくりには良くみられる光景ですが、少しひどすぎる状況です。
改造後のダイニングキッチンは、東南の方向で全く違ったスタイルになります。
さて、どんな風景に変わるのか・・・・・・・・。造る側もどきどきです。
やはり驚きました。
解体が始まりました。(このブログを始める前から着工していましたので、ダイジェストです。)
驚きました。旧水周り部の外壁の腰壁は全てコンクリートブロックで造られており、土台が繋がっていません。
普通はお風呂の壁位はブロック積みが標準ですが・・・・・・・・・・。
又、ブロック造であるために、内外の壁の仕上げ厚さや、特に外壁に予定していた木目サイデング縦張りを考えなおさなくてはならなくなりました。
既に梁の補強や柱の追加は予定通り完了しました。
ちなみに柱は120角の檜です。
早速お客様と相談中ですが、中はともかく外壁はモルタルに吹き付け仕上げが順当では・・・と勧めている。
さて、結論は???・・・・。