住まいと暮らしをリノベーション

一般消費者にとっては既存建物を利用することは何となく不安を感じられるものですが、Re;nex事業では、第三者機関で精密な検査を行い、そのデーターをお客様に開示して検討を行い、正確で無駄の無い耐震補強工事を行うことで、安全を確保します。

リノベーションの仕事には、お客様ご家族の暮らし方を住空間で表現すると言うことも大きな仕事です。当初既成の住空間に無理やり合わせられていたライフス タイルを、思い切ってご家族の個性を表現することが出来るのも魅力です。Re;nexではお客様と一緒に個性表現のお手伝いをさせていただいております。

器だけを立派に造っても肝心なのは其の後の生活です。Re;nexではご計画の初期段階から、独立系ファイナンシャルプランナーによるお客様のライフプラ ンに基ずく無理の無い予算立ての中で計画を立てて行きますので、安心して進めることができます。又、ご都合によっては最も有利なローンの斡旋もしていただ けます。

Re;nexでは、如何すれば良い物をお安く提供できるかを考えています。既存利用もその一つですが、安くて質の良い品物選びも仕事だととらえています。 このことは賃貸マンションのオーナー様や不動産管理の会社の皆様にも喜んでいただけるものと思います。次代に伝えるのは物だけでは無く、物造りの精神も伝 えたいものです。新築時よりも高価値となる為、賃貸物件でも高人気となり活性化すると思います。

リノベーションはもともと構造躯体を利用すると言う観点からも、地球環境に優しい建築であると言われています。ある統計によると解体して新築する事業と比 較すると、廃棄物で1/22・CO2発生率で1/33となるとされています。又、仕上げ素材も環境や健康に配慮したものを中心に提案して行きます。

新築時以上の価値を付加することと同時に、家歴書を作成して躯体の補強状況や第三者機関の事前・事後の検査による保証が付くことによって、何となく手が出 なかった一般消費者も安心して購入意識が出て、ストック住宅の活性化にも繋がると思います。つまり、売りにくい物件が売れ易く、買い手は高価値が新築より 安く買える利点が生れます。
純粋な天災が起きました。
地震です。
地域の自主防災の担当をしていますので、すぐにその揺れの大きさが気になったり、実際の被害がてたらどう行動をすれば良いか・・・・などと考えてしまいます。
家内はそんなことより私たち家族の安全を第一に考えてね!!と言われてしまいました。
たしかにそうです。自主防災では、第一に自助・次に共助・最後に公助の順だと教えられています。
最初に自分および自分の家族の安全を確保して、次に近所の人同士の助け合いが大切と言うことです。
さて現場でも人災というか、人の思いこみや間違いなどのトラブルは付き物です。
図面を詳細に書いていても、それを読まないで施工してしまう大工さんや電気屋さん、又は設備屋さんなどがたまにいらっしゃいます。
ですから頻繁に現場に行って監理しないといけませんが、今回も図面を見ないで現場の都合で施工してしまっていた為にやり直しです。
今回、洗面には色々な収納キャビネットを取り付ける予定でしたが、天井高さを2.4mに図面では成っていたのですが、大工さんは図面を確認せず現場の状況で自分の遣り易い寸法で造ってしまっていました。
なんだか少し低い感じがしていましたが、キャビネットを取り付ける前に確認してみると50mm低いことが判明。即やり替えてもらいました。
写真がその時のものです。(クロス用パテがしてあるのに天井は下地組に戻っています。)ひやりハットです。
さて、今回ケイさんと言う方からブログに質問がありました。
モジュールって何ですか?
と言うものでした。
ついつい難しい言葉を使ってしまっている自分に気付かされました。(反省)
モジュールとはその家を造る為の基準となる寸法のことで、昔から半間(ハンゲン)とか1間(イッケン)とかと言う数字の単位を聴かれたことはあると思います。
半間は1間の半分で、現代の建築では1間は1,820㎜で、半間は910㎜が基本となっています。(ほぼ全国的に)
この半間の910㎜と言うのがモジュールというものです。
昔の関西では半間が940㎜や960㎜で造られている家が多かったのですが、今回初めて990㎜と言う家に出会いました。
ですから空間が大きく、広い間取りとなっています。
ちなみに国内の軽量鉄骨組住宅では半間が1,000㎜のものや、輸入住宅では1,220㎜で造っているところもあります。
説明が不十分だとは思いますが、如何でしょうか。