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輸入住宅完成後の1年点検です。

昨年9月に完成引き渡しさせて頂きましたお宅の1年点検(遅いですが)


行って来ました。


この写真は当時に撮ったものですが、今日も変わらぬ姿でした・・・・。


つまり、外構が出来ていないままの状態でした。


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構造は2×4工法で、輸入住宅仕様です。


輸入住宅100%かと言うと1階の窓などは国産サッシをお客様ご要望で


取り付けましたので、あえて仕様と付けました。


理由は、面格子付きサッシをどうしても付けてほしいと言うリクエストから


です。


断熱材はアイシネン現場吹き付け発泡材で、窓は基本的に木製サッシ


のペアガラス(一部紫外線カットガラス)。


床は全てオークで19㎜無垢フローリングです。


2階に生活スペースを持って上がって、お母様のためにエレベーター


を設置しました。


納戸を多く設けて収納はバッチリで、小屋裏収納は本日上がってみました


ガラガラでした。


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内部は腰壁を設けて、その上から天井までは、塗装用クロスを貼ったあと、


イギリス製の水性塗料を塗るいわゆるドライウオール仕上げです。


ドアも輸入品で、ダグラス材にオイルステインを塗ってニスで仕上げたもの


です。


今回の点検ではほとんど大きな問題はありませんでしたが、折れ戸(木製)


の吊り元のネジが緩んで傾き動かなくなっていたのを修正した他、


塗装の部分で下地のクロスのジョイントが目立ったところなどの補修が


項目としてあげられました。


それと、長年輸入住宅に携わっている私も初めての経験ですが、


床のフローリング材から小さな虫が出て来ていて、これの対処として


以前に殺虫剤をまいたのですが、再度出て来ましたので、フローリング


を張り替えることにしました。(12月中ごろ)


最後にこの家造りの思い出話に花が咲き、プラン作りからかなりの


打合せをして来て造った家ですので、何の不満点も無いと言って頂き


ましたので、良かった!!。


そして、外構のプランを提示する約束をして帰ってきました。


プランを頑張って作ります。



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           宜しく!!


現場進捗状況

大工さんは沢山の道具が必要ですが、


電気鋸を使う時に使う粉じん収集の道具ですが、


最近は紙パックも有るんですね!!。


それがこれ!


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今までは布袋のようなもので、いつも中のごみを掃除しなくては


ならないものだったと思うのですが、これだと便利ですね。


ECOになるかどうかは別問題ですが・・・・・。


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フローリングも貼り進んできまして、2階は階段前を除いて


ほぼ完了、1階もリビングは完成していて、後は見切り部材待ち


の状態まで来ましたので、現場用上履きを買ってきました。


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それがこれです。


私専用とお客様用に2足です。


別に足のサイズは聞いていませんでしたので、適当に買ってきました。


大きかったらごめんなさい!!


とにかく細かな砂でも上にあげないようにしないといけません。


養生してあるからと言っても安心は禁物です。


大工さんたちは既に上履きと下足を履き替えてくれています。


さすが~!!


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電気屋さんも防水テープの上から再度コーキング処理をして


くれていました・・・・・あまり美しくないけど、まあいっか!!


明日は私はお休みをいただきまして、孫のお食い始めのお祝いに行きます。


そのかわり日曜日に1年前に完成したお宅にお伺いして、


1年点検をしてから、事務所に戻って日頃なかなか出来ない


事務処理などさせて頂きます。


では又。



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消えゆく京の「町屋」

京都市内から、棟続きの木造住宅「長屋」が消えつつある。


国の昨年の調査では、5年前から44%減って1万8千戸となり、


全居住住宅の3%に満たない。戦前に建ち、かつては「職住一体」を象徴する


街並みだったが、入居者の死去などに伴って、取り壊す例が多いとみられる。


と言う記事をまたまた見かけました。


以前にも「進まぬ耐震化」と言うことで、京都の木造建築が減少していると言う


記事を書いたと思います。


京都御苑東側にある長屋の家主の高橋さんは、


4年前、9戸のうち5戸に3500万円をかけて耐震補強や防火対策の改修を施した。


市の京町家再生賃貸住宅制度を活用し、800万円の補助金を受けた。


「採算は合わない。でも、ここで死にたいと望む高齢の入居者もおり、


壊す訳にはいかなかった」。工事中は別の所有物件に移ってもらったという。


NEXTのブログ それがこの建物。


長屋の入居を募集すると若者を中心に希望が多いなど、町家の一形態として


人気が根強い一方、減少を続けるのは、入居形態で賃貸と分譲が入り組み、


改修する上で合意を得にくいことが大きい。


行き止まりの袋小路に面していることも多く、建築基準法で建て替えが規制され、


入居者がゼロになって解体されるケースも少なくないと言います。


市は京町家再生賃貸住宅制度を04年度に始めたが、利用は高橋さんのみで、


昨年度に終了した。対象要件を5戸以上に限ったため、「問い合わせは多かったが、


入居者の合意形成や工事中の仮住まいの確保が難しかった」。


と住宅政策課の話。


当社が提携しているNPO法人公共技術研究協会でも、今年春


の相談会では沢山の家主さん達が来場されましたが、


その後の無料相談会にはなかなか足が遠くなっていて、


その理由はたぶん、実際に耐震診断して危険とされると


その事実を入居者に知らせなくてはならず。


その時の改修に莫大な費用が掛かるのでは?との心配から


で、採算面で難しいとの思いがあるのでは。


と言っています。


多くの入居者のある建物ほど耐震化は必要なのですが、


一家主ではなかなか実行出来ないのが実情だと言う


ことでしょうか。


そんな人たちの集まりを作ってなんとかならないものか?


素人はすぐそんなことを考えてしまいます。


日本の伝統文化の良い部分はしっかり残して、


次代に伝えたいものです。