シャレにならない「スリ」の被害
イタリア旅行、それもローマのスペイン広場周辺は
もう殆ど名物といっていいほどの「スリ」のメッカとなっています。
インターネットでちょっと検索すれば
出てくる、でてくる 被害に遭った方たちの体験談や
騒動の現場に出くわした時の様子が。
スペイン広場に限らず
ヴァチカン博物館(システィーナ礼拝堂)やトレビの泉など
人ごみではご注意を!
システィーナ礼拝堂の入り口
日本人のパスポートは100万円の値が付く事もあるそうで
警戒心も薄いため、格好の獲物だそうですよ。
道端のパフォーマンスに見惚れて
写真を撮るのに集中していると、楽しいはずの旅行が
とんでも無い事になってしまうのでご用心ください。
スプレー缶だけで
あっと言う間に見事な絵を
描き上げます。
警官の姿が、、、
海外旅行で使う iphone 撮影編 その2
iPhone4での写真撮影では「HDR」という機能が使えます。
「HDR」とは、high dynamic range(ハイダイナミックレンジ)の略で
ダイナミックレンジ(最も明るい部分と最も暗い部分の明暗の比)を無くして
一枚の写真に合成してしまうという、デジタルカメラならではのワザです。
サンプルの写真を見ていただければ一目瞭然かな。
例えば暗い車内からiPhoneで写真を撮った場合
被写体に露出(明るさ)を合わせるとこんな感じになります。
逆に車外(外の風景)に露出が合っちゃうと
iPhone4(iOS 4.1)に搭載されているHDRという機能はこの2枚
(実際には3枚なんですが、話がややこしくなるので今回は省略)
の写真を自動的に合成してしまうというものなのです。
海外旅行では、こういうシュチエーションが沢山ありますよね。
是非活用してみて下さい。
震災ボランティアの注意事項 - 持ち物
ボランティアセンターからのマッチングで支援活動が決定した場合
スコップや、バール、のこぎり等の装備はその場でお借りできる事が多い様です。
もちろん、愛用の品があるのなら持込みは問題ありませんが
電動工具等の使用は「ボランティア保険」の対象外となる場合がありますのでご注意ください。
また、防塵マスク、ゴーグル、厚手の皮手袋等は必須です。
作業効率はもちろんですが、衛生面からも無くてはならない装備でしょう。
いずれも100円ショップなどの安価なものでOKですが
必ず出発前に着用して、使用に耐えるものか確認してください。
現場では体力や筋力よりも、自分の準備(装備)不良によるストレスの方が大きい場合があります。
マスクは重労働でも呼吸の妨げにならないかどうか?
(吐気の水分でフィルターが目詰まりして、呼吸が出来なくなるモノがあります。)
メガネをかけている人はマスクからの吐気で曇りがでないかどうかもチェックが必要です。これはゴーグルも同様ですね。
薄手で肘辺りまでの長さがあるピッチリとしたゴム手袋があれば便利です。
その上に厚手の皮手袋をすれば、汚水の侵入と破片や釘等からのケガを防ぐ事ができるでしょう。
家財の運び出し等、重いものを移動させる場合は掌がゴム状になった手袋の方が必要以上の握力を使わずに作業する事ができます。
長靴もできればつま先に鉄板が入った
「安全靴」タイプ のものがいいかもしれません。
釘などの踏み抜き防止用に強化プラスチックの中敷き
も忘れずに入れておいてください。
「安全靴」仕様の長靴
右足のすねの部分の傷は
被災地の現場で
釘から私の足を守ってくれた
名誉の負傷です。
('-^*)/
手袋等の装備はもちろんですが、衣類も使い捨てだと思ってください。
破棄してもよい、出来れば長袖、ジーンズ等で作業にあたるのが望ましいでしょう。
とにかく衛生状態が極端に悪い震災現地では、ケガが一番怖いです。
万が一の為に 応急処置用の消毒薬やガーゼ、包帯等は必ず携行して下さい。
うがい薬や目薬も重宝しました、作業後には感染症防止に積極的に努めるようにしましょう。
雨中の作業も予想されます。
実際、私が参加した2日間は宮城県地方に警報が発令されるほどの
雨が降っていましたが、トレードマークのテンガロンハットが視界を確保してくれて、とても役にたちました。
降雨時の作業にあたる時は参考にして下さいね。
【まとめ】
実質現地での作業は2日間だけしか参加できませんでしたが
実感として まだまだ人出が足りていません。
夏を迎え、どんどん悪化する被災地の衛生状況を考えると
早急な手当が必要だと思われるのですが、、、
住居、仕事の確保、大量のごみ問題
解決すべき事がまだまだ山積みの被災地ですが
宮城の人たちは前を向いて進んでいます。
1日目の作業のおり、自治体の方が昼食におにぎりとなめこ汁をごちそうして下さいました。(こういうのは滅多に無いそうです。)
疲れたを吹き飛ばす「おにぎりの梅干し」!
雨に濡れ、冷えた身体に「あんかけ風のなめこ汁」と石巻のおばちゃん達の温かさが沁み渡りました。
今回は、旅好きな私にとっても いつもと違う特別な体験です。
とても言葉に出来ない様ないろいろな想いで胸がいっぱいですが、不思議と悲壮感はありません。
楽観はしていませんが、震災から3か月余りが経過した石巻市の印象は、例えるなら 芽吹いた二葉を見つけたような気持ちでした。
チャンスを見つけて、近いうちに再訪したいと思っています、その時は、また事情が変わっているでしょうね。
いまこそ「オールジャパン、日本をひとつに!」
インターネットを使った情報の共有は近代社会の大きなプラス要因だと思います。
この記事が東北を支える誰かの一助になりますように、、
震災ボランティアの注意事項 - 食事
仙台市はもちろん、
石巻市も沿岸部を除いては、かなり復興が進み
日常を取り戻している印象でした。
スーパーマーケットやコンビニ、その他外食産業も通常営業をされているお店が増えていて、私が見る限りでは品不足も起こしていなかった様に思いますので、車やバイク等の機動力さえあれば、現地での食事に困る事は無いはずです。
ただし、海沿いの街は今でも(2011/07/01現在)壊滅状態で、経済活動がストップしていました。
ボランティアセンター等で支援活動の内容と場所が決まったら、必ず事前に食事の用意をして現地に入って下さい。
震災直後から、支援活動の内容もかなり変わってきたそうです。
以前は支援物資の仕分けや家財道具の搬出等の作業が多かった様ですが、最近は側溝のヘドロかき出し、浸水した家屋の床下からの泥出し等、重労働で汚れる現場が増えています。
特に団体、グループでまとまった人数が投入できる場合は、そういった作業をマッチングされる可能性が高いので それを想定した食事の用意をしておきましょう。
具体的には手や顔、身体が汚れていても現場で、衛生的かつ簡単に摂る事ができる食事です。
(側溝のヘドロをかき出して土嚢に詰める作業をした現場はすぐそばでラーメン屋さんが営業していましたが、とても中に入れ無いくらい作業で身体が汚れます。もちろん、コンビニやスーパーにも入れません。)
固形、またはゼリー状の栄養補助食品
菓子パン、惣菜パン
コンビニおにぎり
ソーセージ (安価で腹持ちがいいです。)
石巻焼きそばパン
めちゃウマでした。 ヽ(゚◇゚ )ノ
また、水分補給は忘れずに行いましょう。
できればペットボトルのようにキャップの部分に素手で触るタイプでは無く
キチンと蓋のある、飲み口に手が触れない水筒の方がいいかもしれません。
それほど、現場の衛生状況は厳しいものがあり
それは 気温と湿度が上がるこれからの季節、ますます悪化してしまう事が懸念されるているのです。
水道は開通し、流水が確保できる場所も多い様ですが
除菌ジェルや除菌ウェットティッシュ(赤ちゃんのおしり拭きは厚手でオススメ)を準備して、感染症防止に役立てて下さい。
また、食事は一度にたくさん摂るのではなく、
こまめに休憩を入れ、数回に分けた方が身体への負担も少なくていいと思います。
ミイラ取りがミイラにならない様、細心の注意が必要です。
健康管理には十分お気を付け下さいね。
震災ボランティアの注意事項 - 移動手段
2011年6月25日(土)~28日(火)の間
県社会福祉協議会の災害ボランティアに参加し
宮城県石巻市で震災復興のお手伝いをしてきました。
3月11日(311)の地震で多大な被害に遭われた東北地方は
以前勤めていた時に、私が担当者として大変お世話になった地域です。
微力ではありますが、少しでもお役にたてることがあればと
応募させていただきました。
今回は「番外編」として その時に感じた
「震災ボランティアの注意事項」をご紹介したいと思います。
足かけ4日間の活動も2日間はバスの中
「香川県高松市-宮城県石巻市」間は、およそ1,100キロという
日本縦断の旅となります。
チャーターした観光バスでの道行ですが、休憩等を含めると
片道約15時間、関空-ローマと殆ど変らない時間
狭い車内に留まる事になります。 (;^_^A
車内にトイレが無いために。2~3時間おきにSAで休憩をとるのですが
エコノミークラス症候群予防の為にも車外に出て
軽く体を動かしておくことをお勧めします。
また、現地ではかなりの重労働をマッチング(割り当て)られる可能性が高いので、しっかり睡眠をとっておきましょう。
アイマスク、耳栓、ネックピローなどを準備しておくといいかもしれません。
毛布等がバスに準備されているかも確認してください。
これからの季節、エアコンの使用で社内の温度調節が難しい場合があります。冷えに弱い方は厚手の靴下もお忘れなく。
とは言え、やはり狭いバスのシートではなかなか熟睡する事はできません。数日前から体調を整え、2~3日の不摂生にも耐えられる体力を蓄えておいて下さい。
7月に入り、個人からの受付を終了させているボランティアセンターが増えています。
(宮城県内で7月以降、個人ボランティアを受入れしているのは、仙台市、気仙沼市、岩沼市、東松島市、山元町、亘理町、南三陸町です。)
7/1現在 宮城県災害ボランティアセンター http://msv3151.c-bosai.jp/
今後、県外(遠方)からのボランティア参加はグループ、もしくは団体になるかと思われますのでバス利用が殆どとなり、その運用はバス会社のドライバーさんにお任せすれば大丈夫のハズですが、グループ等、自分たちでマイクロバスなどを運転する場合は、給油のタイミングにはご注意ください。
特に西日本方面からの遠征の場合、間違いなく高速道路上での給油が必要になってきます。必ず事前に計画を立てて給油ポイントを確認しておきましょう。
石巻ボランティアセンターには
テント暮らしをしながら
復興支援をする人達が
たくさんいらっしゃいました。
高速道路給油マップ
http://www.driveplaza.com/traffic/gas_station/pdfs/gs_map.pdf
ちなみに高速道路上でのSA(サービスエリア)、ガソリン価格の一覧はこちら
2011/07/06 現在
http://www.w-holdings.co.jp/gs/pdf/20110706.pdf
もう一点、東北地方は「震災対応高速道路無料措置」のため
高速道路が大変混雑しています、特に朝のラッシュ時は注意が必要ですのでお気を付け下さい。
現地でしっかりお役にたてるよう
ムリの無い計画と安全運転でのぞんで下さいね。