ジェネシス「Watcher of the skies」で今、気が付いたこと 付け足しあり
私はピーター・ガブリエル御大のファンで・死んだら出棺の時には彼が在籍していたジェネシスの名曲「Watcher of the skies 」で送り出してもらおうと思っていたのだった。そんなことを考えたのは19,20歳ころのことだったが今でもやっぱりそうだな、と久しぶりにYoutubeで当時のやりすぎて笑いを取る領域になっている扮装で歌うPガブ様を見ながら思っていた。Genesis - Watcher Of The Skies - Midnight Special - 20/12/1973Genesis playing on The Midnight Special show where two songs were broadcast. I have tried to restore the picture, so it should be a slight improvement from t...www.youtube.comジェネシスってプログレだから歌詞はアルバムに日本語訳があってもなくても難解すぎて当時はお手上げ。単に楽曲の宇宙的な雰囲気、宇宙人が見下ろしている感じが好きでそう思っていたんだけれどそれから30数年経って実際のところの歌詞をしっかり理解したくなった。英語の歌詞を検索して一番評判が良いとされるDeepL翻訳で翻訳かけてみた。そしたら結構な歌詞で、ちょっと出棺には向かないどころか何やらタイムリーなキツさだった。英語の歌詞はここ参照。以下DeepL翻訳、少し点検して手直し。空の番人 万物の番人彼の世界は彼だけの世界......世界は彼自身のものではありません。人生に驚きを与えられなくなった者目を上げると未知の惑星が見えてくる。生き物たちがこの惑星の土壌を形作った。今や彼らの支配は終わりを迎えた生命は再び生命を破壊してしまった彼らは他の場所でプレイするのか?彼らは知っているのか子供の頃のゲームよりも?どうやらトカゲは尻尾を脱ぐようだ、これは人間と地球との長い連合の終わりである。この種族を空っぽの遺物で裁くのではなく被造物が死んだ時に神を裁くのか?今のところ、トカゲは尻尾を脱ぐつもりこれは、人間の長い地球との結合の終わりである。一人での生活から一つの生活へ旅は終わったと思ってはいけない汝の船は頑丈であっても海には慈悲がない存在の海の上で生き残るつもりはあるか?古代の子供たちよ 私の言うことを聞いてくれこれは、あなたの道を行くあなたへの別れの言葉です。悲しいかな、今、あなたたちの考えは星に向いている私たちが行った場所にはあなたたちは決して行くことができないことを知っています。空の番人 万物の番人これはあなただけの運命です、この運命はあなただけのものです。1972,3年の頃の歌なので地球環境が当時もうすでに酷いことになりつつあるのに人類は地球の環境を少しでも改善しようとするよりも宇宙に進出する方にばかりとらわれていていて「そんなんじゃあんたらリセットだかんね?」「あんたらそんなんじゃ宇宙に行きたがったってワテらがゆるさへんよ」ってリザード系の宇宙人に説教されているって感じの歌詞でした・・・・。きっつい、、、、。そしてこの楽曲が入った「フォックストロット」というアルバムなのですがジャケットが今見るとあまりにも意味深。狐頭の女性が流氷(?)に乗って岸から逃れていく。岸辺まで彼女を追い詰めてきて取り逃がしたキツネ狩りの扮装の馬上の4人。4人と言っても誰も人間の姿をしていません。泣いているのは猿のような風貌の何者か。一番端にはトカゲのような存在まで。きゃ~~~~~~~~。Pガブ様って‥イギリスの貴族階級出身なのですよ。このジャケットイラストは「意味不明だ」と他のメンバーには不評だった、とどこかで読みましたが陰謀説が実は陰謀でもなかったんでは?という情報が飛び交う昨今Pガブ様は案外御幼少から英国王室のメンバーの誰かさんにはしっぽがあるとかないとか気を抜くとふっと人間の御容貌から外れてしまうことがあるとかないとか結構近く知っている話だったのかもしれないっす。私達47年も経って、今はリセットされないで済むタイムラインに乗れているのでしょうかねぇ。 自分のためのつけたし 英歌詞を参考にしたサイトのコメント欄にこの曲の解釈をジェネシスおたくの皆さんが熱く書き込んでいてくださって(英国人でしょう) さらにジャケット美術を担当したポール・ホワイトヘッド氏のコメントをアルバムから転載してくれたらしい方の書き込みもあって、こちらのコメント欄に訳したのを載せました。皆さんとても真摯に作品解釈をしていて非常に満足しました。 こういう熱い意見の続出に昔からずっと飢えていたんですもの。周りにこの曲を知る人もいなかったからねー。ただ曲が好きだっただけの19・20歳のころとは比べ物にならないほどこの曲に対して理解が深まった夜でした。インターネットってすごいねぇ。生きてみるもんだわ。って・寝ろよ。