不登校・ひきこもりを早期解決し、子どもが元気に再登校できるようになる必須の条件とは？

(一部添削、再掲)

おはようございます。

昨日の記事の終わりの方に、

次のように書かせていただきました。

「お母さんの思いが子どもの心の底に届くために、

今日から子どもへの

“接し方”、“態度”、“話し方”を変えてみませんか。

３日続ければ、

子どもはお母さんの様子に不審を持ち　(＠￣Д￣＠；)

３週間続ければ、

子どもはお母さんが変わったのを知って喜び　＼(^o^)／

３ヶ月経つと、

子どもが変わっているのをお母さんは感じます！　ヾ(＠^▽^＠)ﾉ

お母さんの本当の思いが子どもの心の奥に届くとき、

奇跡が起きるのです。」

では、その“接し方”、“態度”、“話し方”とは何か？

その内容についてはこのブログの

過去記事で何度か書いていますが、

先ずは、学校に行けないでいる子どもの心の奥に巣くっている

“学校に行くのが恐いトラウマ”を消すための、

４つの効果的な対処法ですね。

まだお読みになっていない方、

お読みになったけれどもう忘れたという方は（笑）は、

お時間のある時に次の記事を読んでみてくださいね。

・・・・＜ご参考：子どもの心を癒す基本的な４つの対処法＞・・・・・・

■　「“学校に行けないトラウマ”お子さんの悲しみとつらさを消す魔法とは？」　→　

■　「お子さんの“学校が恐いというトラウマ”と心の辛さをなくす４つの秘訣とは？」
　①　“「学校に行かなくてもいいよ」と宣言する”　→　
　②　“お子さんの要求を100%満たしてあげる”　→　
　③　“気になる言動を見ない、言わない、笑顔で接する”　→　
　④　“お子さんの辛い心に共感し、スキンシップをする”　→　

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

問題を解決するためには、

何事も元から根絶することが大切。

学校に行けない状態になっている子どもは、

病気でもなく、問題児でもありません。

心の奥に学校に対するトラウマがあるのです。

“学校に行くのが恐いトラウマ”の仕業であり、

このトラウマが子どもの心に、一種の

“無意識の条件反射”として働きかけます。

無意識の心の動きですから、

子ども自身は、なぜ自分が学校に行けないのか、

どうしてもわかりません。

学校に行こうと思うと、

心と体がすくんでしまって、固まってしまう…

なぜそうなるのか、自分でも理解できません。

なぜ学校に行く時間になるとめまいがするのか、

頭痛がするのか、腹痛がするのか、

朝起きれなくなるのか、

どうしても説明がつかないのです。

学校まで一緒につきそって行っても、

車に乗せて連れて行ってあげても、

なかなか子どもは校門をくぐり抜けることができない…

このような状態は、

お母さんには耐えがたいものですよね。

でも、それ以上に、

耐えがたく、恥ずかしく、情けなく思っているのが、

当の子ども自身なんです。

子ども自身が自分でも理由が分からない、

理解できない本当の理由は、実は、

“学校に行くのが恐いトラウマ”であるということ。

この事実を、まずお母さんが

キチンと理解してあげるといいですね。

事実をしっかりと理解できれば、

対策を立てて、対処することもできるようになります。

“学校に行くのが恐いトラウマ”…

この摩訶不思議“very mysterious”な、

子どもの心の無意識の条件反射。

“不登校・ひきこもりの本当の原因は、子どもの心の奥にできている学校に行くのが恐いトラウマである”

と見抜かれたのが赤沼医師。

心療内科医であり、

精神医学の観点からのみではなく、

脳科学の視点からも不登校問題を

長年研究しておられる赤沼先生のご功績は、

実にすばらしいもので、

高く評価されても良いと思います。

登校拒否、不登校、発達障害（病気ではない）、

不登校の兆候、子どもの問題行動などについて、

赤沼先生はご自身のHPである「登校拒否研究室」

に詳しく書いていらっしゃいます。

まだご覧になっていない方は、ぜひ一度ご覧くださいね。　こちら　→　

子どもが学校に行けなくなる兆候である

心身の不調（朝起きれない、頭痛、腹痛、めまい、虚脱感、イライラ）や

問題行動（暴れる、物を壊す、家族に乱暴する、ゲーム没頭、昼夜逆転等）に

ついては、下記の“無料メルマガ”に詳しく書いています。

ところで、今回の記事のメインテーマ　ー

【不登校・ひきこもりを早期解決し、子どもが元気に再登校できるようになる必須の条件とは？】

その“必須の条件”とはなんでしょうか？

「学校に行けても、行けなくても、あなたはお母さんにとって、とても大切で可愛い愛しい子どもよ」

というメッセージを子どもに伝えることのできる、

お母さんの無条件で、比較を超えた絶対の愛情

これです。

「エッ？これだけ？」

そうなんです。

問題を解決するための２つの条件があります。

１．必要条件

と

２．十分条件

この二つを満たすことによって、

ほとんどの問題は解決されます。

不登校・ひきこもりも、例外ではありません。

なかなか学校に行けないわが子を見る

お母さんの心中は決して

穏やかなものではありませんよね。

長女が不登校に苦悩していたころは、

私も娘の心中を考えると胸が詰まり、

苦しくなりました。

学校に行けないでいる

娘の将来を考えると不安が募り、

夜は眠れず、日中は仕事も手につきませんでした。

あの頃は、何をすれば良いのか、

どうすれば良いのか、

どこに相談すれば良いのか…

まったく分からず、なすすべを知らず、

ただただ毎日途方に暮れる毎日でした。

正直、毎日毎時、

地獄の底にいるような気持ちでいました。

でも、今は、何から始めれば良いのか、

ハッキリ分かっています。

お母さん、大切な可愛いわが子の

笑顔と元気を取りもどしたいという

切実なお気持ちをお持ちでしょうか？

また、わが子が元気はつらつとして、

生き生きとして、制服を着て学校に通い、

クラスメートや友だちたちと、

ワイワイ楽しんでいる姿を見たいですか？

でしたら、

逆説的に聞こえるかもしれませんが、

その第一歩は、

「あなたが学校に行けても、行けなくても、成績が良くても悪くても、良い学校に行けても、行けなくても、転校しても、留年しても、休学しても、お母さんにとって、あなたは変わらず一番大切で、可愛くて、愛しい大好きな子よ！」

というメッセージを、

先ず何よりも先に伝えてあげることです。

このメッセージをお子さんに伝えることが

全ての始まりです。

これが上記いたしました、

２つの条件のうちの、“必要条件”です。

大切なお子さんが、

再び笑顔と元気を取りもどし、

速やかに再登校できる心のバッテリーを

回復するための一番の早道であることに、

ぜひ気づいていただきたいと思います。

２学期早々に学校に行けなくても、

決してお子さんを心の中で責めないであげてくださいね。

お子さんも、いま、必死になって、

小さな心を悩ませながら（体は大きいかも知れませんが）、

一生懸命考えて、何とかまた学校に行きたいと、

心の底では切実に願っているのです。

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