「使えそうな文章を沢山覚えるたところで、
何の意味も無い」という人もかなりいます。
正しいのでしょうか?
例えば、こんな文章があったとします。
The red light represents caution or attention.
この文章をそのまま覚えたとしても、
使えるシチュエーションがなければ、
全く役に立たないことになります。
しかし、成り立ち(構成)さえ理解できれば、
頭のいいあなたなら直ぐに活用できますね。
The red light represents to stop moving.
(赤信号は、「止まれ!」ですよ)
ここで言う「成り立ち」とは、representの使い方です。
意味さえ分かれば良さそうなものですが、
使い方の例文を一つでも覚えておけば、
より利用しやすくなるのも本当ですね。
聞き流すだけでナンチャラカンチャラという教材も、
シチュエーションごとの文章を覚えるのが目的です。
それを、目ではなく耳で覚えるワケです。
とは言っても、聴覚での記憶には限界があります。
それが、リスニング英語のlimitationかもしれません。
何度もしつこく言っていますが、
より多くの英語に触れることです。
しかも、リスニングとスピーキングを一組にし、
リーディングとライティングも一つに考えます。
その上で、なるべく複合的に学ぶ工夫をすることが、
英語をより速く上達させる一つの特効薬となります。
こう書くと、とても難しく感じるでしょうが、
全くそんなことはありませんから、ご安心を。
文章を読めば発語し、聴けば書くことで解決します。
視覚と聴覚を多重的に使うことで、
学習効率はさらに向上するはずです。
始めは大変ですが、上達したければ、しましょう。
それが、習慣となるまでの辛抱です。
必ず役に立ちます。
騙されたと思って、やってみて下さい。
リスニングだけ~とか、一日10分で~とか、
やり易い方法で学ぶ英語には賛成しています。
理由は、継続するのが簡単だからです。
と・こ・ろ・が、刺激が単調になって来ると、
人間はそれ以上の成長を止めてしまいます。
聴くだけの英語で、思った以上の結果が出ないのは、
実はこんなところに問題があるのかもしれませんね。
また時間となってしまいました。
今日はここまです。
では、また明日お話しましょう。
ごきげんよう、さようなら。