奈々氏のブログTOP -12ページ目

朝が来ました、起き上がって家事をやり出して、

いつもより調子がよく一日が始まった、

いや、こんなの有り得ないなと思ったら、だいたいは


まだ夢の中で、

まだ何も始まっていないって事がよくあります。


で、ある朝、すくっと起き上がって、ベッドから降りようとしたら、

何を思ったかルパンダイブをしていたんです。

ビッターン。魚市場の新鮮な魚のように、跳ねて落下し、気が付くと蛙のような態勢で床と対面していました。


ああ、まだ寝ているな。私はそう思ったんです、でもね、霊っているんですね・・・。

来たな、そう思いました。

来た来た来たぞ来ている。


痛みが。


夢だと思ったら夢じゃなかった。


それからですね、

世界で最もどうでも良い情報を流させていただきますが、

それから生理も来たんですね。


で、鎮痛剤をバカバカ飲んでいたので、

痛いなあ痛いなあおばちゃん痛いなあって思いつつも

普通に生活をしていたんですよ。


生理が終わったのにまだ痛いな。

鎮痛剤を止めたらさらに痛いな。

知らない間に呟いていたら、霊っているんですね。


「整形外科に行ってみたら?」

そんな恐ろしい声が聞こえたんですよ。旦那の声に似ていたなあ。


で、レントゲンを撮ってみたら、

ああ、いる!これいるよ!何か映っているよ!

ゾクゾクっとしたんですね。


その瞬間先生が言ったんです。


「肋骨が折れているよ。」


世の中には、フッと気を抜いたら行けない瞬間があるんだって、つくづく思ったんですね。


何が一番怖かったって、落ちた時、ぐぐっと首を上げて唯一守った顔面が、

鏡を見ても相変わらずブサイクな事ですかねえ・・・。


長女・次女「今日はハロウィンパーティーをやります。」

旦那 「残念、パパは仕事だ。」

長女・次女「えー。」

旦那 「帰りにケーキを買ってくるから、ピザの出前にしてにぎやかにやろう。」

長女・次女「早く帰って来てね!」


奈々氏「というわけで、パパが帰ってくるまで、

     みんなでハロウィンパーティーの準備をします。」

という名目の普通の掃除が始まる。


奈々氏「そろそろ綿毛布を出さなきゃな。長女、押入れ探してみて。」

長女 「わかった。あ、これで良いよね。」

次女 「めんもうふ!めんもうふ!」


こんな調子で過ごしていると旦那が帰宅。

長女 「パパ意外と早いね。」
次女 「ケーキ!ケーキ!」

奈々氏「ピザを頼もう。大人は大きいの1枚、子供は小さいの1枚。」
しばらくして、ピザが到着。


奈々氏がピザの受け取りをしている間に、旦那と子供達は寝室にこもって、何やら怪しい。

奈々氏「ピザ冷めちゃうよ。」

慌てて出てくる。なんと仮装しているではないか。

奈々氏「うわっ、びっくりした。いつの間に。」

旦那 「早くピザを食べよう。」


いただきまーす。

衣装を着たままピザを食べ終わった子供達。

と、突然電話が鳴った。


奈々氏「もしもし・・・?はい、さきほどはどうもありがとうございました。

     え・・・?ピザの箱の裏を見ろ?

     どういう事・・・あれ?」

 

旦那  「どうしたの?」

奈々氏「さっきのピザ屋さんから電話があったんだけどさ、

     突然電話が切れて意味が分からない。」


聞き耳を立てていた子供達がこっそりピザの箱の裏側を見て悲鳴を上げた。

長女・次女「な・・・なんか書いている。」


『おまえたちのハロウィンのたからものはいただいた。うそだとおもうか?

 うそだとおもうならおしいれをあけてみろ、ふははははは。

ゆうれいだいおうとカボチャじょおう』


恐る恐る押入れを開ける子供達。また悲鳴が上がる。

長女 「さ、さっき綿毛布を取りに押入れを開けた時にはこんな紙、無かったのに。」


『トトロのリュックのなかをみろ。おおきいトトロとちいさいトトロどっちにあるかな?

ゆうれいだいおうとカボチャじょおう』


トトロのリュックを開ける2人、また悲鳴。


『れいとうこのなかを5ふんいないでしらべろ。とけるともったいないからな。

ゆうれいだいおうとカボチャじょおう』


次女 「ジュースに氷を入れた時にはなにもなかったけど、あ、あった・・・。」


『れいとうこをしめたか?しめたならそのままひだりに3ぽよこあるきをしろ。あしもとのキッチンマットをめくってみろ。そこにつぎのヒントがある。

ゆうれいだいおうとカボチャじょおう』


ゆうれいだいおうとカボチャじょおうの指令書はまだ続くのであった。


『げんかんにつるしているバッグのなかをみろ。どのバッグかはひみつだ!ぶじみつかることをいのる。

ゆうれいだいおうとカボチャじょおう』


『しょさいのぼうしがたくさんはいっている、はこのとなりにあるはいいろのりょこうにつかうカバンをあけてみろ。

ふくろがあればそれをひらいてみるがよい。

ゆうれいだいおうとカボチャじょおう』


いよいよ、最後の難関である。こ、これじゃないの?と開けた子供達は宝物を発見してびっくりしていた。

長女は、中に入っている手紙を、次女は宝物を手に取った。


『よくぞたからものをはっけんした。これがハロウィンのなぞのたからものである。

ふたりでようくそうだんして、わけあいっこをするように。

けんかなぞしたら、きえてなくなるから。

なかよくはなしあうのだぞ。

ゆうれいだいおうとカボチャじょおう』


テレッテレテッテー

子供達は、リラックマのシールブックを手に入れた。


長女 「ふっしぎー!ピザ屋のお兄さん、どうやって忍び込んだの?」

次女 「きっとちょうのうりょくしゃだ!」


その頃、奈々氏は必死で電話の着信履歴の「ママ(携帯)」という項目を削除していた。

旦那と練りに練ったトリックオアトリートな計画大成功!


次女 「来年もあのピザ屋さんで注文したらいっぱいシールが貰えるね。」


ゆうれいだいおうとカボチャ女王はその言葉を聞いてどっと疲れたのであった。


行楽日和ですね。


次女が校外学習に行きました。


遠足とほとんど似たようなものなのですが、あくまで学習なので

お遊び気分でやって貰っちゃ困るんだよふふーん、という感じなのかは知りませんが、

持ち物が異なります。


遠足との違い、

それは「おやつは持ってこないでください」の但し書きがしおりにあるという事です。


おやつとシールが絡むと目の色が変わるほど、それらが好きな次女は、

次女 「ねえねえ、校外学習のおやつはどうるすの?」

奈々氏「おやつは無しだって書いてあるよ。」

次女 「ふーん、そうなの。」


次女にしては、そんなに取り乱さないですね、これが成長するという事なのか。


しかし、次女はしつこかった。


次女 「それでさ、校外学習のおやつは買っているんでしょ?」

奈々氏「・・・おやつは無しって言ったでしょう。」

次女 「えー嫌だなあ。こっそりお菓子を持って行ってもバレな」

奈々氏「無しは無しなの!」


当日まで、


次女「おやつはどうなっているの?」

奈々氏「だーかーらー無しだっつってんだろう。」


というような会話を続けていました。


次女「しょうがない、無しでもいいや。」

そう納得して、次女は校外学習へ行きました。


そして帰ってくるなり、大声で泣いたのです。

どうしたの!


「みんなこっそりゼリーとかアメとか持ってきていたし、

 ママはおやつは梨よ、って言っていたのに梨なんて入っていなかった!」


ご、ごめんね。

あのですね、いつもは次女がボケて奈々氏がツッコんでいるのですが、

長女は一体なんなんだと、その事について語りたいと思いまうす。


はっきり言うと、長女は「ゲラ」です。


印刷業界で作られるあれでも無く、笑い上戸の上位置換のあのゲラなのです。


次女がボケて奈々氏がツッコむと必ず長女がゲラゲラゲラゲラと笑い転げます。



…対して面白くないネタでもです。


このままでは箸が転んでも笑う年頃には一体どんな進化を辿っているのか、

旦那も奈々氏も家系を辿っても「ゲラ」はいません。なぜ?


いつもは天然ながらも大人の話を聞いて話せば分かる長女が、

ふとした誰かの一言で問答無用に笑います。


今日も今日とてゲラゲラゲラゲラ。


次女「お姉ちゃんそんなに笑うのなら、更にコショコショしちゃうぞ」

長女「アハハハハハゲラゲラゲラやめて次女ちゃ、オヒョヒョヒョオヒョ。」


奈々氏「大丈夫かいろんな意味で!」


長女「オヒョオヒョオヒョハフヒヘヒフヘホ。」

グーフィーからバイキンマンまでゲラ道も奥が細道である。


長女「ウヒウヒウヒヒョヒョオーヒョヒョー…ゴホゴホッゴホうえんっ。」


遂には咳き込み出した。


奈々氏「ちょ・ちょっと咳き込むまで笑わなくて良いから、落ち着きなさい。

     肺が苦しくなっちゃうよ。」

次女 「肺がオヒョヒョヒョって言っているんじゃないの?」


おまいは黙った方が良い。


長女 「ゴホゴホッ…これは、笑いを敢えて咳に変えて凌いでいるだけだから心配しない

    …オヒョ、ゴホッゴホッ。」


凌げていない!


奈々氏「咳き込むくらいなら思いっきり笑うが良い。」


心配して言ったセリフが更に長女のツボに入ったようで、


長女 「ゴホッゴホッケンケンケン、ウヒャウヒャハヒョハヒョ。」


次女 「…お姉ちゃん変だよね・・・」


長女 「次女ちゃんに言われたくないフヒョコンコンッイオアイイアエアウアイ。」


一方、旦那はこの光景を見て、どん引いていた。


奈々氏「なあなあ、俺、ちょっとそこにあるティッシュを取ってくれない?」

旦那にお願いする。


旦那 「はい、どうぞ。」

長女・次女 「なんでママはパパの事をいつも『俺』って呼ぶの?」


よくよく考えるとおかしいね。

伴侶を呼ぶ時に、その伴侶の一人称で呼ぶなんて。


もし旦那が「ねえねえ、私、ちょっとそこにあるティッシュを取ってくれない?」

なんて話しかけて来たら…。


鳥肌が立った。


旦那 「これで慣れちゃったからね。」

奈々氏「もし、ママがパパの事○○(旦那の名前)さん、って言ったら。」

旦那 「鳥肌が立つわ。」


肌が合うね。


奈々氏「でもお義姉さん(旦那の兄の奥さん)でさえも

     パパの事○○(旦那の名前)さんって呼ぶのにねー。」

旦那 「いやあの人が俺の事『俺』って呼んだら変だろ。」


奈々氏「俺はリンカーンか。」

旦那 「なに?」



長女 「でもおじちゃん(旦那の兄)は、パパの事を○○(旦那の名前)って呼ばないよね。」

次女 「いつもパパを見て『よう。』としか言わないよね。」



奈々氏「だって、実はおじちゃんはラッパーなんだから。」



今までのノリでつい口をついて出た言葉に旦那の肩が震え出した。


奈々氏「いつもは白けた感じで聞いているけどさては今回はツボったな、俺!」


旦那 「本気で止めてくれよー。

     うちにはおしゃべりがいるからさ。兄貴に会った時不味いよ。」

次女 「おしゃべりって誰?」

この人です!


奈々氏「でも今お義兄さんに会ったらさ、俺、笑顔になっちゃうでしょう。」

旦那 「…うん。」


ズズンチャズンチャウンパカウンパカチェキチェキ!


奈々氏「兄貴の鳴り響くライム!俺は珍しくスマイル!YO-YO-!」


次女  「YO-YO」


長女  「YO」



旦那が床に伏せていた。