朝が来ました、起き上がって家事をやり出して、
いつもより調子がよく一日が始まった、
いや、こんなの有り得ないなと思ったら、だいたいは
まだ夢の中で、
まだ何も始まっていないって事がよくあります。
で、ある朝、すくっと起き上がって、ベッドから降りようとしたら、
何を思ったかルパンダイブをしていたんです。
ビッターン。魚市場の新鮮な魚のように、跳ねて落下し、気が付くと蛙のような態勢で床と対面していました。
ああ、まだ寝ているな。私はそう思ったんです、でもね、霊っているんですね・・・。
来たな、そう思いました。
来た来た来たぞ来ている。
痛みが。
夢だと思ったら夢じゃなかった。
それからですね、
世界で最もどうでも良い情報を流させていただきますが、
それから生理も来たんですね。
で、鎮痛剤をバカバカ飲んでいたので、
痛いなあ痛いなあおばちゃん痛いなあって思いつつも
普通に生活をしていたんですよ。
生理が終わったのにまだ痛いな。
鎮痛剤を止めたらさらに痛いな。
知らない間に呟いていたら、霊っているんですね。
「整形外科に行ってみたら?」
そんな恐ろしい声が聞こえたんですよ。旦那の声に似ていたなあ。
で、レントゲンを撮ってみたら、
ああ、いる!これいるよ!何か映っているよ!
ゾクゾクっとしたんですね。
その瞬間先生が言ったんです。
「肋骨が折れているよ。」
世の中には、フッと気を抜いたら行けない瞬間があるんだって、つくづく思ったんですね。
何が一番怖かったって、落ちた時、ぐぐっと首を上げて唯一守った顔面が、
鏡を見ても相変わらずブサイクな事ですかねえ・・・。