奈々氏のブログTOP

時々、昔のログを出してくる事もあるけれど、私は元気です。

カントリロード♪

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旦那が接待で外食の為、

今晩は手抜き料理でした、そこー毎日手抜きとか言うなー・・・お見通しですよね。


うちはお米を炊いて余った分は冷凍保存して使うのですが、

炊飯器のキャパが五合までなのに、わずか一日半で食べ尽くされるのです。

いや、米の消費が凄くて、そこーおかずが少ないんじゃないかとか言うな-・・・ザッツライトその通り。


長女と次女とついでに奈々氏、女三人で料理大会!

いつも適当にシャカシャカ研ぐ米も娘達に期待の眼差しで見られると真面目にやるわけです。

よく分からない娘達の羨望の視線に緊張し脇汗を垂らしながら、

炊飯器に米を入れ、蓋を閉めて、次はおかず。


冷蔵庫の中の余った具材で、

てれってれてー!ポトフ。そこー手抜きとか、あっ手抜きだ。

タマネギを長女に切らせてみる。


次女「ネコの指!おねえ!ネコの指!ネーコーのゆーびー。」

おまいの大声が今そこにある危険。


長女「なんだか・・・涙が・・・」

あーそれ出るタイプのタマネギだったみたい。


長女「ママ、代わって・・・」

え。

次女も知らんふりでびっくりだ。


うえっぐすっ・・・。いつもより染みる。


次はキャベツ・・・あれ包丁どこ?

後ろに殺気を感じると次女が包丁を撫でていた。


次女「なかなか、いい包丁だね。うん。」

セラミックの安物だけどね。


急いで次女から包丁を没収し、残りの材料を切り刻む。

ベーコンとコンソメも投入し、

あーなんて楽なんだ!亭主元気で留・・・るるるーるるる黒柳徹子でございます。


このまま子供達をさっさと寝かせて我が自由時間を満喫して、

あんなこといいなーできたらいいなーうはっ。

と惚けていると、


長女 「あれ?炊飯器のランプが消えている。」


・・・!

奈々氏「ふぁよえふぎゃおうふぁdcあぎょあうが!」


やってしまった・・・。

自意識過剰を起因とする緊張性習慣健忘症の為、つまり!押し忘れていた・・・。


長女「もう炊き終わったのかなって思っちゃった。」



まだ始まってもいないよ・・・。



そういえばいつもの癖で五合でセットしたんだった。


「ママー暇だからトランプしようー。」


われわれの闘いはまだまだこれからだ!ピッ。





もう済んだ事ですが、

この夏は酷かった・・・雷が。

奈々氏は重度の雷恐怖症です。ここ後で試験に出ます。


秋になり、外出には適した環境、そしてやって来た学校の短縮授業。

ほう・・・USJでハロウィンホラーナイトなるイベントが開催されているらしい。

これは平日の夕方、絶好のチャンスではなかろうか・・・。


帰宅した子供達と共に、電車でゴー。


思惑通り、いつもより混雑していない。

すーっと列が進む、進む、進むぞ!わはは。愉快でたまらん!

ところで・・・子供達、ハロウィンホラーナイトでは、夕方からゾンビが徘徊したり、

とても怖くなるんだよ。ヒッヒッヒ。


長女 「うわあ楽しみ!」

次女 「ママがゾンビを倒してくれ。」


昔プレーステーションを買った時の処女作がバイオハザードで、最初のゾンビにのけ反り却って

失禁をしかけた奈々氏にそんな無茶な。


その後もやけに空いているアトラクションに張り切って突撃しながら、

合間合間に、もうすぐホラーナイトがはじまるよう・・・と子供達に脅しをかけていたのです。

こらこら、お土産屋に寄っている時間が有ったら、もっとアトラクションを回ろうよ。

子供はお土産屋が好きだな、もう。


しかし、夜空になっても一向にホラーナイトになる気配がしません。

パンフレットをめくると、ああーなんと今日はホラーナイト除外日だった・・・。

痛恨である。


ゾンビ・・・実は見たかったの・・・。

だって所詮は人間でしょ!ね。

子供達が気を取り直して怖いアトラクションに乗ろう乗ろうと誘ってくれまして、

乗ろう・・・呪う・・・あれ?嫌な予感がする。


そして駆け込んだのは「ジョーズ」。

平日で学生さんが結構いたこともあり、船の中のテンションアゲアゲです。

すごーく楽しい。

クルーのお兄さんが鮫を無事退治し、みんなで手を上げて、

「イエーイ!」

その瞬間、ピカッ!。


空全体が白く光りました。

奈々氏 「あはーUSJは凄いね、園内でこんな大規模な仕掛けをしているんだ!」


長女 「残念だけど、ママ、今のはミナリカよ・・・。」

業界用語風に、雷であったという事を教えてくれる長女。

ズダダダダ、稲光を見たら死ぬ!

と即座にお土産屋に突っ込んで俯き加減で佇む奈々氏であった・・・。


次女 「ママもお土産好きやねん。」

違うんだ。


長女 「ここで留まっていてもどうしようも無いから、動きましょう。」

この長女ならゾンビを倒せる。

もう頼れるのはあなたしかいないっ。


かくして、子供達に引っ張られ、

顔を隠しながら移動する怪しい女が、USJを徘徊する事になった。

奈々氏のハロウィンホラーナイトの幕開けである。


建物に沿って腰を低くして遅い速度で移動・・・これが雷対策として奈々氏が確立したセオリー。

このまま出口まで行き、ショッピングモールに避難すれば!

だがその時ワンダーランドに到着をしてしまっていたようだ。

子供達!奈々氏の目が使えない事を良い事に!裏切ったな!


娘達 「フライングスヌーピーに乗ってくるから、ママはそこの建物に隠れていて。」

どごーんどごーんと鳴る雷。

奈々氏から離れる娘達。


というか待ってください!子供達!ヘルプミー。

ビガッ!稲光にたまらず

建物に身を寄せてショーウィンドウを見つめる生活へ。

そのガラスケースの中にはフランス人形達が・・・怖いです・・・。

今奈々氏に求められているのは人間の温もビガッ!

目を逸らすと稲光が!やっぱり人形を見つめておこう。


そろそろ、子供達が戻って来ないかな・・・このままここで卒倒したら・・・

大恥だ。

夜のフランス人形はやはり怖い・・・。あーどうなる!どうなる奈々氏。


そこへ大きな歓声とアナウンスが聞こえてくる。

「ただいまからー音楽と光のパレード、開始です!」

その瞬間、全てのお店の電気が消えた。

ビガッ!稲光と共に浮かび上がるフランス人形達

・・・ホラー度が上がっているじゃないっすか。


その後の記憶が奈々氏には無い。


ホラーナイト除外日なのに、ゾンビのような人間がうごめいていたそうな。


まだブームマストゴーオンなのです。


立て続けに色々とありまして、三連休は家から出ませんでした。

旦那と娘達はお出かけに行ったのでまあいいや・・・

枕を涙で濡らしながら。


で冒頭の一文は何かと言うと、アイスクリーム、まだ食べているんですね、うちは。

もちろん毎日ではありません、そんなことしていたらお金が続・・・お腹を壊しちゃうもんね!


で、こういう運気の時はやはり連動してほんの小さな出来事にまで影響が出るんです。


次女の場合、

次女と病院の検査に行き、結構長丁場だったので景気付けにおやつはアイスにしようと

長女は自宅に居たので一緒に買えない為、

次女曰く、お姉ちゃんの好みは知り尽くしているから任せとけ!という訳で、

アイスを買う事に。


次女は以前から気になるガリガリクンソーダ味を、長女にはチョコチップアイスを、

私は・・・きょろきょろ・・・これめっちゃ美味しそうだ・・・

ミルクとストロベリーのミックスアイス!

これにしよう。


帰宅しておやつにする。

長女のアイスは果たして・・・次女のアドバイス通りで良かったのか・・・ゴクッ。

長女 「あー美味しいー。」

よかったー。

さあて、ミルクとストロベリーのミックスアイスを食べよ・・・あれ?

次女さん、なんだか顔色がおかしいですよ。


次女 「ガリガリクン・・・マズイ・・・」

な・なんだってー!

長女 「ママのと交換したら?」

な・なんだってー!

次女 「うん。」

な・なんだってー!

奈々氏「・・・イイヨ、コウカンシテアゲルヨ・・・」

次女 「ちょっと待ってな、うーんやっぱりマズイ・・・ガリガリポリポリ・・・うーんどうかな。」

おい、そんな調子で食べていたら、交換するガリガリクンが無くなるんじゃないか!

次女 「うーんやっぱりマズイ、でもちょっと待ってな・・・あーん。」

奈々氏「交・換・絶・対!」

交換する。

次女の唾液塗れのガリガリクンをガーリガリ、ほれガーリガリ・・・。

次女 「すご!これおいし!ミルクとストロベリーが合わさってめっちゃおいし!」

奈々氏「アーソウヨカッタネ・・・ガリガリ・・・ポリポリ・・・」


長女の場合、

三人で出かけた帰りにお風呂上りにアイスにしようと盛り上がり、

コンビニへ。

次女 「ガリガリクングレープにしようっと。」

ちょ!おま!ガリガリクンから離れるべきだって。

次女 「絶対ガリガリクングレープを食べるんだー」

あーはいはい。

長女 「Pinoの新味出てるわ!これに決めようっと。」

奈々氏は、・・・ん?カントリーマアム?あっそう言えばネットでも話題になっていたね。

これこれだよこれにしよう。


帰宅してご飯とお風呂の後にいよいよアイスタイム。

次女のガリガリクンが非常に気になる瞬間である。

次女 「いただきまーす、ガリガリポリポリ・・・」ゴクッ。

次女 「うあーおいしー」

よよよ良かった―。

じゃあカントリーマアムを安心していただきまーす、おや・・・長女の様子が・・・。


長女 「このPino・・・いつもと違う・・・なんだか紅茶の嫌な味がする・・・」

新味って言っていたじゃないですかー。いつもと違って当たり前じゃないですかー。

パッケージを見る、「ミルクティー味」はい紅茶。


次女 「お姉ちゃん、ママのアイスと交換したら?」

な・なんだってー!

ママのカントリーマアムはママが食べたいの!マアムはママという意味っぽいし!

嫌だー嫌だーいやああ。

長女 「そうね、ママ、交換して。」

奈々氏「・・・イイヨ。」


あーミルクティーの味だー食後の紅茶だー午後の紅茶だ―わーい。

と無理やり自分を奮い立たせて虚無感を抱いたのであった。


長女 「うわー滑らかで凄くおいしいー。」

次女は独特の言語センスを持っています。


長女と和気藹々と話していた時も柱の隅からそっと現れ、

次女 「お姉ちゃんとママ!今次女の嫌口(いやぐち)言っていたんやろ!」

と怒り暴れます。


が、2人の興味は「嫌口って何?」です。

まあ悪口という事なんでしょうが、聞いた時、西宮北口かなにかの親戚かと思いました。


この嫌口(いやぐち)という言葉はそれからしばらく家族の中で流行りました。


どんどんとツボを突いてくるような行動をやらかすので、次女に

奈々氏「ほんっと次女は面白いな。」

と言った瞬間、


次女「次女は面白くない!お笑い芸人ちゃう!」

と悲愴な雰囲気に。


次女は、普段ふざけている同級生などに「あいつ・・・お笑い芸人やからムカつくねん。」と

嫌口(いやぐち)を言うように、お笑い芸人を侮蔑している職業的レイシストです。


面白いというのは、お笑い的な意味もあるが、話に聞く価値がある意味だという事を

説明したのですが、

それでもお笑い芸人ちゃうわ!の一点張りで。


で、次女が唯一認めているお笑い芸人・・・ミスタービーンの事を説明しました。

彼がイギリスで一番頭の良い大学を主席で卒業した事、

お笑いは頭が良くないと出来ない仕事である事、

それでも面白いと言われるのは嫌だ嫌だで。

このままでは納められそうにもない。


奈々氏「あ!そうだ、次女はコピーライターの方が向いているかな?」

もう作戦、話題逸らししか有りません。

次女 「コピーライターって何?」


ここで糸井重里とか出したらまたややこしい事になるだろうな・・・


奈々氏「コマーシャルで素敵な言葉を作る人!」

・・・ドキドキ


次女 「それいいねー!次女ちゃんコピーライターに将来なるわ。」

奈々氏「よっしゃーがんばれー。」


次女 「という訳で今日からお笑い芸人を辞めてコピーライターになります。」


!ふぁっ?


お笑い芸人を辞めて・・・?えっもう既にお笑い芸人だったの?


次女 「うむ・・・やっぱりコピーライターに全力でなるために、お笑い芸人を両方辞めます。」

次女 「じゃあ。」


お笑い芸人を両方?両方って何?


子供達が寝て、その話を帰宅した旦那に言うと

旦那 「両方って、プッ・・・ボケとツッコミ・・・両方辞めるわって意味じゃないの?」

次の瞬間、吹き出す旦那と奈々氏の姿が。


次女が嬉しそうに買ってきたアイスクリームを舐めながら、

次女 「今日はラストアイスの日。」


確かに、まだ暑いけどふっとした時に秋を感じるような気がしないでもない、

要するに、よく分からないこの気候、もうアイスクリーム終結宣言を出しても、

良いのかも知れないな。


次女はさすが、その辺りをきっちり切り替えが出来てある意味賢い。

と感心していると、


長女 「長女は明日もアイス食べるもんねー。」


この人は、空気を読めないんだった。


次女がハア?という顔をして、言う。

次女 「次女も明日もあさっても明々後日も秋も冬もお正月もアイス食べるからね。」


冬にまで持ち越すなよ。

それより、さっき何か明日から食べないみたいな事言っていなかった?


奈々氏「今日はラストアイスの日だったんじゃないの?」

次女 「ほれ、ここ見れ。」


よく見るとラクトアイスって書いてあった・・・。


おやつの後に宿題をしていると、長女がぶつぶつと何やら間違えたみたいで、

長女 「ああ・・・360万(マン)円って書かなきゃいけないのに360円って書いちゃった。」


安い、それは安いで。ハイパーインフレや。


次女が皮肉る。

次女 「マンを付けなかったらピーターパンがピーターになっちゃうやろ。」

言ってやったという顔でニヤっとする次女。


ちょ、ちょっと待ったー。

長女「それを言うならマンが無いとスーパーマンがスーパーになるじゃないの?」

奈々氏 「そうそう。」


次女は引っ込みが付かなくなり、

次女 「パンが無くても困るだろうが。」

長女 「アイスを食べれば良いじゃない。」


革命の予兆が・・・。