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奈々氏「子供達!宿題は?もうやった?」

長女 「ああーまだー。」


何やってんの!さっき何か勉強していたけどあれ何?

長女 「チャレンジやっていたから遅くなったの。」


順番が違うよ、長女。


奈々氏「先に宿題をやってから余裕があればチャレンジをやるんだよ。」

奈々氏「はい、さっさとやる!」


長女 「はーいっ。」


そこへ次女がドヤ顔でこちらへ練り歩き、割り込んでくる。


次女 「次女ちゃんは、もう宿題をきちんとやりました!時間割も合せました!」

凄く明るくハキハキした声。


偉いな、次女は手際がイイよな、と思いつつも、

うんとだけ頷いて、なんとなく流されるように夕飯の用意をしにキッチンへ移動した。


そこへものすごい野太い声の、次女の言葉が聞こえてきた。


次女 「何か言えや、あ?」


奈々氏「ゴーホーム!ゴーホーム!」


次女は突然ヤンキー化するのでびっくりする。


恋の話でたまたま盛り上がっていた時も、

奈々氏「ママは小学時代は毎年好きな人が一人いたなー、次の年には変わるんだけど。」

次女 「幼稚園に比べてイケメンがいませんー、はい、お姉ちゃんは?」

長女 「えええ。」

奈々氏「片思いとか、もしかしたら誰かに片思いをされていたりして。」

長女 「片思いって何?」

奈々氏「片思い、知らないの?」

長女 「うん。次女ちゃんは知っているの?」

次女 「当たり前じゃん!お互い好きが両想い。どちらかだけ好きが片思い。」

長女 「へー、次女物知りだね。」


奈々氏「よし、今日から次女を恋愛の達人と呼ぼう!」

長女 「そうだね、恋愛の達人だわ。」


と褒めていると、次女がわなわなと震え、突然大声でどなり散らしたのである。


緊張が走る、奈々氏と長女、何か次女に不利益な事は言わなかったのに。


次女 「おまえらな!誰が恋愛の殺人じゃ!」


その瞬間、火曜サスペンス劇場のオープニングが脳内で流れ出した。



夏休み完!

ゴゴゴゴゴゴ。


奈々氏は27日からケツに火が点いたように宿題を開始する不活性で怠惰な子供でした。

夏休みのワークは答えを見ながら2割ぐらいをわざと間違えて書いて、バランスの良い

解答を作り上げました。だから馬鹿に育ったのか。


朝顔の観察日記は真面目にやっていたんですが見栄っ張りがたまに傷な母の検閲が入り、

図鑑を写してやり直し、まさに絵に描いたような出来で、先生にはバレていたと思うんだ。


そんな母も自由研究は見て見ぬふりで、困った。

そうだ!科学的な事をやろうと思い、布の切れ端を用意し、それぞれ

紅茶・醤油・ジュース・みりん・そして水等の液体に浸し、屋根瓦に並べて、

どれが早く乾いて、どれが遅く乾くかという研究を思い付きました。


それはあっぱれな程の真夏日で、

並べてから1時間程経った頃、見に行くと・・・全部乾いていた。

ありのままに書いて提出し、先生からも見て見ぬふりをされていたような気がする。


奈々氏は思い付きで何でも話す癖から作文だけは早かったので、

読書感想文は苦労はしなかったのですが、

「マザー・グース」「ABC殺人事件」「オリエント急行殺人事件」「本陣殺人事件」

の感想文を提出していたので

これまた先生から見て見ぬふりをされました。


で、学年も上がり、それなりのコツを覚えると余裕が出ます。

しかし、最大の難関があった。それは妹の読書感想文と自由研究。

いつの間にか口車に乗せられて代理でやっていましたよ。


川に魚を釣りに出かけ、メダカとフナか何かを捕まえ、

大きいフナか何かをマリオ、小さいメダカをルイージと名付けて

育てながら観察しました。

ある日、ルイージの姿が消えたので、「マリオ!お前さてはルイージを食ったな。」と憤るも、

ルイージはちゃっかりマリオの影でマリオのエサをガツガツ食べていて、

自分のエサが無くなって困ったようなマリオ。

小さい癖に逞しいルイージと大きいのに気の良いマリオのやり取りをドキュメンタリー仕立てにして

提出したんです。


何と!金賞を受賞しました。

瓦で布を乾かす奈々氏の自由研究とは何だったんだ。


妹は表彰され、当時は珍しい多色カラーペンという豪華賞品を貰っていました。

なぜか、妹にそのペンを一度も使わせて貰えず・・・腑に落ちぬ。解せぬ!解せぬのである!


そんな妹も立派にあり今では、「お姉ちゃん、結婚生活に夢を見過ぎ。もっと現実を見なさい。」と、

妹から道徳観を仕込まれている奈々氏であった。


で、月日は経ち、子供達の宿題の様子を伺うと、

2人とも7月中にほとんど自力で済ませていた。

恐るべき子供達。


USJに行ったんですよUSJ。

ゴールドパスポーター怒りのリベンジなのかなんなのか結構混んでいた。


奈々氏は体力が無い癖にイベント事でやったらめったら張り切る悪い癖がありまして、

旦那と子供を建物で遊ばせている間に、穴場を見つける為に西へ東へ、

で、10分待ちのアトラクションを発見して大喜びで旦那の携帯に発信したんです。


旦那 「こ・・・」

奈々氏「あのさーそこから出て階段を降りたところまで子供を連れてき」

旦那 「ちらは留守番電話サービスです。」


奈々氏「・・・」

旦那ああああああ頼むわあああああああ。


急いで駆け上がり戻って事情を話して旦那と子供達を連れて行く。


奈々氏「それより携帯に出られるようにしておいて欲しい・・・なんの為の携帯だか。」

みたいに子供がアトラクションを楽しんでいる間に旦那に釘を刺した。


旦那 「いやー最初は携帯を出していたんだけど戻ってこないからまっいいかーって。」


奈々氏「戻って来ない時こその携帯でしょうが!」


旦那 「次からちゃんと出しておくよ。」


完全に尻に敷かれている男の姿ですわ、これは。


で、その後さらにアトラクションに突き進み、えー一時間待ち?みたいな旦那を退屈させない為に

やった古今東西で結構時間が経つのが早かった。

家族全体がそのアトラクションで満足した形だったので出口に向かう。


奈々氏「なんか充実した一日で良かった!」

赤と黒のチェック服の旦那の後ろから、いろいろ話しながら付いて行く。

そういえば、旦那の横にいるはずの子供達がいない。


え!迷子か!とキョロキョロして、すたすたと先を行く旦那に

奈々氏「子供達が!」と話しかけるも旦那は無視をして先先歩く。

そういえば・・・USJにいるこの一日で痩せた?旦那・・・よ・・・


よ・・・良く見るとこの男性・・・旦那じゃなかった!

キョロキョロ辺りを見回すと人・人・人の群れ・・・。

奈々氏の家族はどこにも見当たらない。


・・・完全に迷子だ・・・。

この家のUSJ迷子第一号が奈々氏である驚愕の結末に全米はUSJの店舗を増やした。


冗談を脳内で走らせている場合ではない!

あの場所に行こう。あの場所。

「ピンポンパンポーン!迷婆のお知らせです・・・30代後半の女性らしき方がご家族を探しています。」


そんな妄想が迷走した時、携帯が鳴った。

旦那 「おーい、どこにいるんだー、あっいた!」


でかした、旦那の携帯。

お茶を買いに自販機に寄ってからはぐれたらしい。

熱中症は怖いからね。


二重の意味で。

ロンドンオリンピック、盛り上がっていますね。


連日連夜の放映に次女が

次女「オリンピックって流行ってんの?」

いやいや単にそういう年だから。


表彰式を見ながら、


奈々氏「この炎のランナーの曲で思ったんだけど、

     炎のランナーという映画、実はあまり知らないんだよね。知ってる?」


旦那 「俺、当時映画館で炎のランナー観たわ。」


意外や意外。そういう人じゃないから、映画館まで見に行くなんてさぞ思い入れが・・・


奈々氏「マジっすか!あらすじ教えて。」


身を乗り出して聞く体制。


旦那 「うんっとね・・・ある一人のイギリスの大学生が・・・」


奈々氏「うんうん。」


旦那 「頑張るお話。」


奈々氏「うんうん、えっ?それで?」


旦那「おわりです。」


待てや!全然分からん。


奈々氏「それじゃあ、ETは一人の少年が頑張る話で

     エイリアンは一人の女性が頑張る話で、

     スパイダーマンは一人のスパイダーマンが頑張る話で・・・」


何でも一人で頑張るで説明出来てしまう。


旦那 「そういえば・・・」


奈々氏「凄まじい人種の壁を乗り越えるような話とか、人間模様とかあるでしょ!あるでしょ!」


旦那 「中距離やったような気がする。」


奈々氏「・・・」


ある一人のイギリスの大学生が頑張っていた中距離の映画。それが炎のランナー。

分かるようで分からない。


このようにオリンピックは盛り上がっても、

夫婦の間は一向に盛り上がる気配が無し。



血祭りウイークを過ごしている奈々氏です。

はらがーいたいーぞう。はーらーだたいぞうです!


先日娘達と出掛けたんです。

帰りにバス乗り場に行って、

奈々氏「このバスはどこ行きかな・・・?」


昔、何度かそのバスに乗って帰宅ができたことに味を占めて、ろくに確認もせず乗ったバスが

全く違う方面に行ってしまい、ほほう、こういうルートで帰る事もできるんだと感心しているうちに

異空間に辿り着いていた事があるので、バス確認は絶対しないとだめ!


じー、時刻表を見つめる。

奈々氏「ふむ・・・これは大丈夫だな。娘達このバスに乗ろ・・・」

プー


無情にもバスの扉が閉まった。


子供達と見守る中、バスは出発してしまいました。

乗り損ねた。


次女 「ママ、バカやねん。」

長女 「ギャハハハハハ。」


前にも言いましたが、長女は超絶ゲラ笑い娘で、一度笑い出したら止まりません。


次のバスは1時間後だと!

・・・タクシーで約750円、バスは3人で600円・・・150円の差だと時間を節約した方が良い。


奈々氏「あのタクシーに乗ろう。」

次女 「あい。」

長女 「ギャハハハハハ。」


何が面白いのか。


タクシーに乗ってからもまだ笑いを引きずっている長女。


箸が転んでも笑うどころか、爪楊枝を倒しても笑うね、この人は。


長女 「アハハハハハハ。」

とパンパンと手で拍手をしながら、まだ笑う長女。

いい加減にせい。


次女 「お姉もアホやねん。」

長女 「ママもわたひも頭がアーッアヒヒヒ。」


笑いが頂点に達し、振り回していた手が髪に絡んで、

プチプチと自分の長い髪が切れていく長女。


長女 「わー!どんどん髪が抜けていく、アヒャヒャヒャヒャ。」

奈々氏「止めなさい・・・。」

長女 「だってー楽しいーもーん、髪が抜けるもーん。」

奈々氏「冗談を言うのも大概にしなさい。」

長女 「うひー。」


誰か止めてー。


長女には見えていなかった。

タクシーの運転手さんが髪の毛ツルピカーンだっていうのが。


長女 「髪の毛まだ抜けるー。」

自分の髪の毛とたわむれ続ける長女を力なく見るしかできなかった。


このままタクシーの運転手さんに異空間にまた連れて行かれるのでは。


いたたまれない思いで帰宅し、後でこの話を旦那にしたところ、


旦那 「バスは子供料金は半額だから、400円で済むよ。タクシー代との差額は350円です。」


そこ突っ込みますか。