奈々氏「なあなあ、俺、ちょっとそこにあるティッシュを取ってくれない?」
旦那にお願いする。
旦那 「はい、どうぞ。」
長女・次女 「なんでママはパパの事をいつも『俺』って呼ぶの?」
よくよく考えるとおかしいね。
伴侶を呼ぶ時に、その伴侶の一人称で呼ぶなんて。
もし旦那が「ねえねえ、私、ちょっとそこにあるティッシュを取ってくれない?」
なんて話しかけて来たら…。
鳥肌が立った。
旦那 「これで慣れちゃったからね。」
奈々氏「もし、ママがパパの事○○(旦那の名前)さん、って言ったら。」
旦那 「鳥肌が立つわ。」
肌が合うね。
奈々氏「でもお義姉さん(旦那の兄の奥さん)でさえも
パパの事○○(旦那の名前)さんって呼ぶのにねー。」
旦那 「いやあの人が俺の事『俺』って呼んだら変だろ。」
奈々氏「俺はリンカーンか。」
旦那 「なに?」
長女 「でもおじちゃん(旦那の兄)は、パパの事を○○(旦那の名前)って呼ばないよね。」
次女 「いつもパパを見て『よう。』としか言わないよね。」
奈々氏「だって、実はおじちゃんはラッパーなんだから。」
今までのノリでつい口をついて出た言葉に旦那の肩が震え出した。
奈々氏「いつもは白けた感じで聞いているけどさては今回はツボったな、俺!」
旦那 「本気で止めてくれよー。
うちにはおしゃべりがいるからさ。兄貴に会った時不味いよ。」
次女 「おしゃべりって誰?」
この人です!
奈々氏「でも今お義兄さんに会ったらさ、俺、笑顔になっちゃうでしょう。」
旦那 「…うん。」
ズズンチャズンチャウンパカウンパカチェキチェキ!
奈々氏「兄貴の鳴り響くライム!俺は珍しくスマイル!YO-YO-!」
次女 「YO-YO」
長女 「YO」
旦那が床に伏せていた。