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3426.再放送できないドラマ4


イオリス「この企画を終わらせるためにお集まりいただき、ありがとうございます」


リアル「これまでは再放送できないドラマについて語ってきました。今回は、『今日から俺は』のドラマから考えたいことがあります」


美優「確か千葉県の軟葉高校とその周辺地域を舞台にした不良達のマンガですよね


加蓮「それをリメイクしたドラマが最近放送されたのよね」


奏「舞台は平成の始めあたりといったところかしら?タケノコ族と言ったものもあるみたいだし」

  

タカシ「向井(拓海)さんは出演しているんですか?」


小泉「残念ながら、彼女とは方向性が違う役しか無くて受けなかったみたい」

 

リアル「向井さん、あのほうき頭(伊藤真司)役をやれば良かったのに」


加蓮「…w…ちょっと、リアルさんったら…」


イオリス「その発想は無かった…」


タカシ「想像しちゃったじゃないですかw」


奏「そう言えばリアルさん、このドラマが引っかかると言っていたけど、どうしてなのかしら?」


リアル「実はこの間、このドラマ版『今日から俺は』の最初の部分を偶然見てしまったのですよ。主人公達の知り合いの佐川が原宿で一人に原宿に遊びに行ったところ、東京のチーマーである豊と言う男に絡まれ、ボコボコにされるシーンでした」


加蓮「確か、その後豊は警官に見つかって逃げたのよね。紅野達に匿われることになったけど」


リアル「はい、その通りです。結局、紅野が主人公達を襲撃しようと話すシーンまで見ました」


イオリス「結構な暴力シーンだったのか?」


リアル「正直、暴力シーンの時間が長過ぎた気がしたなあ。もっとあっさり佐川を倒してくれれば良かったのにな」


イオリス「ほう、暴力シーンは割合耐性の強いお前がな…」


リアル「正直、リアルで長い暴力シーンは見てて少々疲れる。ああ言うのはアニメだからいい」


小泉「『今日から俺は』は、もともとマンガですからね」


美優「暴力シーンが強いのは苦手ですね…」


奏「確かに漫画やアニメを実写化すると暴力シーンはリアルに伝わるからキツくなるわ」


タカシ「中にはイメージが崩れるようなキャストも…」


イオリス「その中でも許せんのは、金田一少年の事件簿シリーズの『雪夜叉伝説殺人事件』の実写版の明智警視だな。なんだ、あの魅力ゼロのキャラクターは!?」


加蓮「あー、わかるな。あれじゃもてないよ」


イオリス「あれの真犯人を無理に良い人にするくらいなら、明智警視をカッコよくするべきだよ。街ゆく女性が振り返るほどに」

※明智警視も奈落も森川智之さんが担当しています


タカシ「いえ、明智さん主人公じゃないですから」


小泉「やはり実写化は難しいですね」


リアル「実写化については今回はここまでにするとして、先ほどのような暴力シーンと、これまで取り上げてきたドラマとで、禁止される線引きがわからなくなりました」


美優「『家なき子』、『聖者の行進』、『銀狼怪奇ファイル』、『はいすくーる落書』とかですね


イオリス「そもそも、禁止しようとすればどんなドラマも禁止できるのにな」


小泉「『今日から俺は』なんて、ヤンキー行為を助長しかねないって言われますね。子供の教育に悪いって」


奏「現実と物語の境目がつかないと、何もできなくなるわね」


加蓮「そう言うのって、凄くツマラナイよね」


タカシ「実写は制限が強くなってもいいから、その分アニメは制限を緩くしてほしいな」


リアル「私も賛成。特に暴力シーンの表現は、戦隊ものやサスペンスドラマを上限レベルにすればいいのです。それで表現できないレベルの作品は実写化無しで」


イオリス「じゃあ、実写のリンチシーンなんかはかなり温くなるな」


美優「万人受けと言う点では、その方がいいかもしれませんね」


リアル「後は過激なのは深夜ドラマやアニメ、ラジオ限定にすれば良いのです」


奏「棲み分けは重要ね。刺激も大事だけど、万人受けするものが普通の時間に来るべきだから」


小泉「深夜ラジオとかにはもっと寛容になってほしいものです。僕も大学生以降の休みの日の前は楽しんだし」


加蓮「フフ、プロデューサーさんにも、そんな一面があるんだね」


奏「意外な一面ね」


小泉「まあ、君達も高校卒業したら聞いてみればいいよ」


イオリス「夜のラジオやドラマ、アニメはもっと過激でいいよな。悪魔みたいな少年・少女の主人公が暗躍する話もいい。ストレス解消は必要」


リアル「ドラマ論に関しては、こんなところかな」


美優「色々な制約の中で、より良いドラマが作られると良いですね」