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ネパールの手帖

平成22年6月から2年間、ネパールでソーシャルワーカーをしてきました。「ネパール日和」から「東京日和」へ。東京の空の下、ネパールで感じたことを思い出して記していきます。

田舎生活が懐かしい

「ゆき、20ルピー(24円)ちょうだい。電話かけたいから。」

「今日は新年だから、ゆきがお菓子買ってきてくれた~!」

そんなもんだった。

ところが、どうだ。カトマンズ。。

「ゆき、10万ルピーくれない?ローンで返すから」

私「何に使うの?」

「図書館作りたいの」

私「歩いて10分の所に日本の支援で出来た大きな図書館があるよ。ガラガラだから、是非ともそこを活用してください。ま、その前に本を読んでいるところを一度も見たことがないから、本を、読む習慣を付けてからね」

「ゆきは日本に帰ったら毎月センターに送金するんだよ。日本はネパールより稼げるんだから、当然のことなんだよ」

「ゆき、100ルピーちょうだい。音楽聴きたいんだけど、停電だから電池かいたいの。」

私「30分後に電気来るよ。30分待てば?」

「今、聴きたいの!」

貧しい人に言われるなら、心を痛めたりするかもしれない。

しかし、豪邸に住み、日本車を乗り回し、お手伝いさんを3人も雇うような人に言われるのだ。

世界中からの多くの寄付は、このような人達の懐にはいっているのだろう。

本当に届いてほしいところに届けるのは、本当に困難だ。痛感する。

でも、支援の分母が増えれば、本当に届いてほしいところ(分子)にも増えると信じる。

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牛さんが家の前で道路封鎖。
今日、ネパールは、बुबाको मुखु हेर्ने दिन 父の顔を見る日=父の日

朝、「ユキ、生徒と一緒に父の日のカード作ってくれない?全員分。」

なんで事前に言ってくれないかなぁ・・・

と思いつつ、

少ない材料と少ない智恵と少ない時間で、飛び出すガードを作ってみました。

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運よく器用な校長先生が現れたので、手伝ってもらってチョコレートのおまけをつけて、
バスで帰る生徒達にギリギリセーフで渡せました。

さて、

じゃあ、大家さんのお父さんにケーキを買って帰ろう!

自宅近くの高級ホテルRadisson Hotelで買っちゃいましたイチゴケーキ
ホテルのケーキ屋さんも大賑わい!!!

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お父さん大喜びで、親戚の人も呼んでしまって、大騒ぎに・・・

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嬉しかったのか、500ルピー(お茶1杯10ルピー)もお小遣いをくれました。大切に取っておいて、何かいい形で使いたいと思います。

ネパールではホールケーキを買うほどの日は、誕生日と父の日、母の日くらいだそうです。
ネパール人とホールケーキでお祝い。なんだか不思議な感じ。
「ネパールの文化」なんてテーマを作ってみたのに、
初回がこんなタイトルで申し訳ない。

しかし、忘れないように書いておかなくては。

日本の子どもの多くの子が、

自分のハナクソを食べてしまう。

そして怒られる。笑われる。

という仕組みがあるように感じる。

もちろん、ティッシュでかむ子がほとんどかもしれないが。

誰しも、子どもの時にハナクソを食べたことがあるのではないだろうか?

では、ネパールの子ども達もハナクソを食べるか?

これを観察してみた。

ハナミズが垂れる→

初級者・・・垂らしっぱなし。もしくは腕や服で拭く。

中級者・・・水のある場所でかむ。ぼろ布でかむ。(テッシュとかないし)

上級者・・・「ふんっ!!」と道路に手鼻をかむ。エコ。

ハナクソが気になる→

主に・・・カーテンやカーペット、バスのシートなどにすりつける。

食べている子を見たことがない。

なぜか・・・・

これは教育したのではないと考える。

排気ガスによる大気汚染の結果、ハナクソが食べるに至らないほど黒いため、

「食す」という発想に結びつかないのではないか・・・・

つまり、子ども達は自ら「これを食べたら危険!」という危機管理能力が知らず知らずのうちに育っていることになるのではないだろうか?

世界に散らばる隊員の友人に訪ねたい。

「あなたの国ではハナクソを食べているか?」

参考書籍:ローランド・フリケット著「鼻ほじり論序説」
JICAとKoica(韓国版JICA)合同の研修会も、今回で4回目。チームワークもますます良くなり、更にお互いを注意しあえる仲になったことは非常に我々の成長にも繋がる研修会でした。

今回よりチーム名新たに!
SERS(Special Education Related Service)
お揃いでTシャツも作り、気合十分!

ネパール人:2名
韓国人:養護教諭3名
日本人:理学療法士2名、作業療法士1名、村落開発普及員2名、ソーシャルワーカー1名
合計:11名の大所帯!

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昨年度からKoica、JICA共同でダラン、ブトワルへの学校向け研修会2回、バグルンでの教員向け研修会と、3回の共同開催を行ってきました。

ほとんどの隊員がカトマンズ盆地配属で、個々の配属先からもカトマンズ盆地での研修会の要望が上っていました。カトマンズ盆地には多くの特別支援学級があり、隊員も多く派遣されている。しかしながら、まだまだ特別支援教育は確立されたとは言えず、支援が必要な分野であります!

地方と違い多くの支援の入っている地域での研修会は研修慣れや、首都ゆえの各々プライドを持って指導にあたっている教員に対しての研修会ということで、内容を再構築し準備にかなりの時間を要しました。


内容は・・・・(報告書より隊員の皆さんすみません得意げ

●1日目
【Class1:Singing Songs】
「なぜ歌をうたうのか?(歌うことで得られる効果)」「歌を子どもに伝えるときの方法・配慮事項」「楽器遊び(廃材を利用した楽器作り)」の紹介。歌から学ぶことのできる事柄を、歌い進めながら紹介「どのように展開させることが出来るか?」「どんな物を作ったり使ったり、創意工夫することで、傷害のある子どもも楽しむことが出来るか?」「歌ううえで大切にして欲しいポイント」
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【Class2:Self Help Group】
セルフグループの意義、また、知的がい者の社会参加とそのためのサポートの在り方を、実例などを挙げながら、障がい者の活動とそのサポートの在り方を紹介。それぞれの学校、支援施設において成人期への教育支援の参考となることを期待しつつ!

【Class3:PBS(Positive Behabioral Support)】
「問題行動」についての、講義と演習。ABC(A:antecedent B:Behavior C:consequence)サイクルについての理解。「問題行動」が起こる背景、また本人が置かれている環境の把握と理解に重点を置く。隊員によるデモンストレーション(教師役、生徒役)を交えながら、一通りの講義を終えた後で、シートを使っての演習。「問題行動」についての教師の発言には、その対応レヴェルと意識に差が見られたが、「問題行動」に対する基礎と重点事項の確認。


●2日目
【Class4:special Education DVD/Class Schedule】
ここを私が担当!
事前にネパールの養護学校に出向き撮影した日中プログラムの様子を参加者に見てもらう。自分の施設の良いところに気づいてもらい、一校ずつ、良いプログラムをピックアップし、研修参加者に発表してもらった。その後、特別支援教育において、スケジュール管理がいかに重要であるかを説明し、今後の日中プログラム、週間プログラム作成におけるポイントを伝えた。

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【Class5:Storytelling and making educational materials】
絵本を読み聞かせすることの大切さ、そこから子どもたちは何を学ぶことが出来るか?何を伝えることが出来るか?読み聞かせする時の演じ方や配慮事項、読み聞かせ実演、展開の仕方。グループディスカッション。
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【Class6:The Right Etiquette for people with special needs】
前回のバグルン研修会で行った内容(聴覚障害、視覚障害、身体障害の体験、他国での障害者を取り巻く環境設備の紹介)に加え、知的障害者とはどのような感覚を持っているかの体験してもらうプログラムを追加した。迷路を鏡に映し、鏡のみを見ながら進めるというもので、なぜひとつひとつの行動に時間がかかるのかを体験してもらった。これが、目からウロコ!!わかりやすい!
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【Class7:Simple Physical therapy】
 まず、障害児に理学療法を行うときに大切なことをつたえ、理学療法をなぜ行う必要があるのか、状態を知ることの大切さ、こどもとの理学療法では楽しく行うことや活動提示等の工夫を行いながらこどもが理学療法を主体的に取り組めるような環境をつくること。 

 評価のポイント(彼が自分でできること・彼が好きなこと・家族のニードを知ること・問題点の把握...
 主指導の理学療法士は療育センターでのPT経験を持つプロ!毎回本当に勉強になります!PTもOTも全ては本人を中心に考えること。同じなんだよな。と考えさせられます。
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●3日目
【Class8:Science Class】
合同研修会では初めての試みとなるScienceのクラス。机で勉強することではないモデル授業の紹介。塩やマサラを使い、味覚・嗅覚・視覚で何を感じるか、外の草花を使って絵を描く指導法などを伝えた。
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【Class9:Vocational training】
今回2コマ目の私の担当クラス!
ずっとやりたかった就労支援のクラス。皆興味がある就労支援を、作業療法+お金の面から伝えました!
作業療法士の隊員さんに作業法の観点から話してもらい、実際にビーズを使ったトレーニングを体験してもらいました。その後、ソーシャルワーカーとして、金銭管理、家族の希望、本人の喜びについて話し、日本の職場でのケースを例に挙げて進めました。

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【Class10:Individualized Education Program】
個別の教育計画を立てる目的の説明とともに、特別支援教育での「教育」とは、更衣や食事等々の日常生活動作も含めたものであることを説明。今回のカトマンズ盆地内の特別支援学校では、すでに個別の教育計画を立てていることが多いこともあり、一日目に実施した行動に問題のある子どもに対する評価と対応について示したPBSと関連させながら、各学校に実際にいる生徒の個別計画を作る実習を行った。評価フォームが英語であったため理解が難しい受講生もいたが、詳しく説明を加えながら実施し、一人ひとりの受講生が個別教育計画を作り、PBSの評価の方法について経験することができた。


2カ月後を目途に参加者の配属校へのモニタリングも計画して、研修会受けっぱないしにならないようにしなやー!

今までの地方開催とは違い、多くの知識経験のある先生に対してだったため、いつも以上に緊張の3日間だった~。


ご無沙汰しております。

日本より確実に暇なはずなのに、なかなか更新できないでいます。。

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昨日はセンターで誕生日会。
我がセンターはお金持ちの利用者さんが多いので、保護者主催の盛大なものでした。

しっかりティカもつけられていましたが、そんなことよりもケーキに夢中な彼等が大変いとおしくおもいました。

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先生もノリノリ♪

ネパールらしいな。と思ったのは、け6歳のキャンドルが飾られていたから、てっきり6歳になったのかと思いきや、7歳でした。。。
私たちには有休のようなものがあります。それを使ってネパールから出ることも可能。
ネパール隊員の海外旅行は

・タイ
・インド
・スリランカ
・モルディブ
・シンガポール
・ホンコン
・バングラディッシュ
・日本


上記の国にのみ行くことが出来ます。
お隣、チベットやブータンに行くことは出来ません汗

そんなわけで、バンダ(ストライキ)続きのネパールから脱出するべく、仲良しのマキちゃんとタイに行くことに♪

「私たち、すっかりネパールの感覚しかないけれど、ガイコクリョコウの感覚を取り戻せるのだろうか・・・」

と、実は心配しつつ汗

タイエアの飛行機に乗った瞬間、座席の鮮やかさ、飛行機の綺麗さ、目の前に白いスモークがかかったかのように、キラキラキラキラして見え、美人客室乗務員さんに興奮しおんぷ


タイに着くのも待ち切れず、機内誌の免税カタログをジーーーーっと見入り、タイに着く前にラン○ムの日焼け止めを購入♪

一睡もすることなく、二人で興奮のまま3時間の、あっという間のフライトでバンコクに到着。


飛行機空港では

「うわーーーー!ここは未来デパート!?!?」

と大感動し、わずか3時間でこんな別世界に来られることに、夢を見ているようでした。

歩く歩道の手すりがピッカピカキラキラで頬なでする勢いで「ピッカピカだーーーキラキラ」と妙に興奮したり…

免税店でスキップしながらお買い物したりと…

預けていた荷物を受け取ることもすっかり忘れて、バンコク空港を大満喫。

荷物は端っこにちょこんと取り残されていました。。。

空港だけで、お腹一杯に食べたくなっちゃうほど魅惑の国タイ。

セブンイレブンコンビニにファミリーマートがあるなんて!スタバって!この国は冷たい牛乳をゴクゴク飲めるおんぷ

これだけで、普通の日本人女子にあっさり戻りあひる

空港では写真を写すことも忘れて、興奮!感動!興奮!の連続。

・・・・・・

初日は

“ワットポー寺院”

ネパールで寺院は日常のように行っているとはいえ、御国変われば、雰囲気も違い、ネコの沢山いる寺院
$ネパールの手帖

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ワットポー寺院と言えば、タイ式マッサージを修行するところ。
たっぷりとタイ式マッサージをしてもらい、1年の凝りがとれたーー。



“お買い物♪”

タイと言えば下着!と勝手に思い込んでいる私。
1年間でボロボロになってしまった下着を一掃するべく、大量買い!


タイ人の女の子たちの可愛いことカワイイこと。。。
メンズのサンダルで来てしまったことを反省して、キンキラの可愛いサンダルを買ってみたり

日本から行ってもここまでの感動をすることはないでしょう。
ネパールから行くタイに意味があるのです。
日本に住んでいる日本人にタイの良さを説明してもらっても、私たちにとって、もはや何の意味もありません。

タイにハマっちゃう隊員が続出(?)しているのも納得。

パラゴンデパートに住みたい!と入口で写真を写し大満足の女の子旅行。

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日本から行ったら大して感動もしなかったであろうホテルも、鼻血を出す勢いでした

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2日目は

“水上マーケット”
観光地化されているとはいえ、ゴミもなく、観光でやっていくぞ!というやる気がみえて、素晴らしい。
観光業っていうのは、自国のためでももあり、誇りを持てる、実にいい仕事だ。

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バナナの天ぷら(大好物!)念願のドリアンやマンゴスチンなど、南国フルーツを山もり食べ、

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お腹一杯の水上マーケット

夜ごはんはタイの家庭料理の店へ。これまた美味しいエビやら、こんな贅沢な家庭料理あるんかい?と思うほど!

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3日目

“女子の夢・・・終日スパ!”

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今回の旅の目的。贅沢スパ!
☆☆ディパナ マッサージ&スパ☆☆
http://www.nihongoyoyaku.com/spa_detail.php?spaID=026616784

6時間コースという贅沢ラブラブ

生きてるって素晴らしいね~と、デレデレになりながらの最終日でした~

タイって、ニューハーフさんもたくさん色々な職場で働いる。デパートやシティホテルなど。日本でそんな受け入れ先ある?いやいや、タイって、色々なことを受け入れられる国なんだ。どんな人でも認めてくれる。そんな気がしたのでした。

人生3度目のタイ。いまだ、アユタヤに行ったことがないので、次回はアユタヤ目指したいと思います。

あー、もうタイ。。。魅惑の国。。。
パンダだったらいいのにな。

バンダ(ストライキ)です。

バンダじゃなくてパンダだったら、

パンダが松明(たいまつ)に火つけてワーワーやってたら、愛くるしいのになぁ。

パンダが「車走ったら踏んづけちゃうぞ!」「お店開けたらパンダパンチするぞーー」

ってもんだったら、なんとも愛くるしいのに。。。

「今日のパンダニュース」「パンダ君逮捕!」

残念ながら、ここネパールは人間の人間によるバンダのようです・・・

明日もバンダ。

パンダはいないので、雄猫マンドゥと過ごすことにします。




ご無沙汰しすぎて、本気で心配されてきましたが・・・

元気です。

ドゥンチェでのネット環境の悪さ、カトマンズの14時間停電で、もうやる気なくなっていました。

しかし、

今日から3日間

バンダなのです。

パンダじゃないよバンダ。

つまりは、ストライキです。

今回は、ネパールの憲法制定に対する抗議ストライキです。

バンダになると、車はもちろんお店も閉まってしまします。

昨日、ラトナパークという街の中心からバスに乗ろうとしたら、抗議団体が火を付けるためにか松明(たいまつ)を掲げて「バンダガローン!」(ストライキしよー!)と景気づけをしていました。

心の中で「バンダガローンじゃないよ…」と呆れつつ遠目に見ながら帰宅しました。

外出も控えるように大使館やJICAから連絡もあったので引きこもりを決意!

さて、3日間どうしよう。

現在、知人宅のお留守番中のため、知人宅の庭に生えている野菜を食べて暮らそうと思います。

そして、久しく見ていないテレビでも見てみようと、知人宅の大型テレビでヒンディー語の“ドラえもん”や、日本から届いた“去年ルノアールで”をユルユルと観て過ごしています。

最近、珍しく忙しい日々だったので、やや体調不良気味。なのでちょっと休息。

今までの経緯はこのバンダ中に頑張ってアップしていきます♪
夜中、雷ゴリゴロ、雨の音・・・?
外を見ると、雪が降っています!これは積もりそうな雪。
雷が止まず、なかなか眠れず…

「ユキーー!ヒューンアヨーー!」

と、大家さんに起こされました。

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街には人がいません・・・

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外へ出ると、今日のドゥンチェは銀世界!
オフィスのスタッフもいないことだし(そうなんです、先週は私以外、誰もいません。)
銀世界の写真でも撮ろう!

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ドゥンチェに来て初めて一眼レフ片手に、ヘリポートまで行ってきました。
すると、大人も子どもも、皆で雪合戦!

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外国人の私は、もう、もみくちゃです!
雪だるまの作り方を教えたものの…

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帽子にマフラー、胸まであります。。。。
ダルマを説明するのは難しかった…。

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女の子たちは多少理解してくれて、可愛らしい雪だるまが出来ました。

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ここで出会った、パパナとディポにハクという村が一望できる展望スポットに案内してもらい、すかっり休日のような一日。

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今日は雪のためお店は閉まっているところが多く、オープンしている店や、知り合いの家にあいさつして回っていると、サツマイモやら、ドーナッツやら、豆のスープを振舞われ、胸やけの一日。

人みしりのわりに、だんだん知り合いが増えてきたなぁ。と感じる今日この頃。私は知らなくても、相手は知ってるのです(笑)

子どもと遊んでいるだけでも活動の内容に結び付く情報が得られたり、探していた人に出会えたり、やはり、外に出なくては!と思うのでした。

そして、夕食に前に住んでいた大家さんの家でカシコマス(去勢ヤギの肉)をたらふく食べさせてもらい、火にあたりながら暖をとり一日の終わり…今日は1円も使わず、一日中何か食べさせてもらった一日でした。

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↑これでも、室内です。

極寒でしたが、ヌハウネ(体を洗うこと)しました!



仕事のことはなかなかブログに書いていないため、遊んでばかりなんじゃないの?
と友人に言われてしまいましたが、やることはやっています。

先日、職場NGOの上司より
「パルシー(後日)、プレゼンしてもらうから」
と言われました。

パルシー(後日)って、いつ?ねぇ、いつなのーーーー?
ま、3日位後だろう、と判断し、ドタバタとプレゼン準備を始めました。パソコンで作ってしまった方が簡単だけれど、停電天国ネパールには向いてないよな・・・と思い、全て画用紙に書いて作りました。というのも、田舎(ここも十分田舎ですが)に行った時にも使えるなと思い!夜な夜な作りました。念のため、パソコンでもムービーメーカー駆使して作りましたが。

そして、

「明日の3時からね!」

と、前日に言われ、律儀に10分前に行くと、
もちろん、誰も来ていません。
これもネパール時間…と思ったものの、中には時間通りに出来るネパール人だっているわけです。念のため、

「3時って言いましたよね?」
「あはは!ネパールの3時は4時だよ!」

と、鼻で笑われ…

結局始まったのは5時でした。
5時からお菓子食べつつ、お茶のみつつ

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「早く終わらせようぜ!」

的な雰囲気の中、今回はラスワ郡の一番偉い人、スカラ偉いシップのお金をくれている人、教育事務所の偉い人、女性開発局の支局長、警察の幹部まで、ラスワ郡のおさん大集合です。

上司のプレゼンに続き、

私のプレゼンです。最初から専門的なことを話しても仕方がないので、今回の目標は

「RITUいい子じゃなーい!手伝ってあげましょうよ!」と思わせる作戦!です!

まず、自己紹介、家族の紹介、日本の紹介、日本の職場の紹介

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こんな資料をたくさん作っています。

そして、私の1年半の目標

「障害児の家族会を作る!」

という話しを熱く語ってきました。

なぜ、この経緯に至ったかは、また後日報告します。


なぜって、寒くて、キーボードを操作する手が動かなくなってきたんですもの。

プレゼンはひとまず成功かな?自己満足しています。