1月1日
今年の目標は、
・感謝の気持ちを忘れずに活動する
・丁寧に生活する
この2本でネパールで生活したいと思います。
【食事】
ついつい雑になってしまっていた食生活も、引っ越しを気に心機一転。食事は玄米菜食マクロビオティクを習っていたことを思い出して、丁寧な食事を心がけ始めました。
皮をむかずに食べるホールフードにしたいのだけれど、ネパールの野菜は農薬が強いので、皮はむいて。
野菜、米が豊富でアーユルベーダの考えがあるネパールだから、始めるのは苦労しませんし。卵、乳製品、肉も極力取らず、本当は小麦粉も止めてみたいけれど、米粉が手に入らないので、しばらく小麦粉は食べようと思います。
寒さしのぎもあって、トマト、ナスなど体を冷やすものは避け、大根や根菜類などの温め食材を中心に。
ネパール人はミルクと砂糖のたっぷり入ったミルクティを山ほど飲むけれど、夏場はいいけれど、冬場の砂糖は体が冷えるので、タトパニ(お湯)ください。と言っています。というのも、友人でそうやってミルクティを飲まないネパール人がいるのです。彼女はすごく健康的。というわけで、私のキッチンには砂糖がありません(黒糖はちょっとあるけれど)。
ネパールの食事を否定しているのではなく肯定。「アーユルベーダの考えで食事をしているんだ」と言うようにしています。ネパール人はアーユルベーダの考えを知っているので、これは受け入れられやすく、「だからYUKIの肌は綺麗なのね~」(寒いからなんですけどね)と、数人砂糖を控え始めたネパール人も出てきました。ネパールの食事をマクロビやアーユルベーダの考え方に持ってい行くのは簡単かな。2年間絶対に太らないぞ!と誓っていますが、寒いと太るって言うし…どうなる事やら。。。
【運動】
YOGAもしたいのだけれど、なにしろ寒くてできません。せっかくYOGAの生まれたネパールにいるのだから、帰国までにはマスターできるようにしたい。でも寒くてリラックス出来ない…
【洗髪】
最近シャンプーを使うのをやめてみました。小さなバケツにお湯をはりキャップ1杯の酢を入れて、髪の毛の汚れを落とすのみ。これだけだけれど、頭皮はすっきりするし、トリートメントしたみたいに指通りもいいです。なにより、水シャワーに入らなくていいというのが何より◎ちょっとお酢臭いかな?と心配したけれど、最近この匂いが清潔な匂いに感じられて気持ちがいい。
【トイレ】
トイレットペーパーを卒業。
ネパール人が今でも左手で水洗いすること、自分で続けてみて、その意味がわかりました。この方が自然です。紙で拭くだけなんて不潔な気がしてきました。そして、自分の体調の善し悪しもわかってきます。自分の排泄物をそんなに嫌悪がってはいけないな…と。
そんな感じで、皆さまに感謝しつつ、田舎の生活をのんびり過ごそうと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
年末、日本の友達、母、弟から色々な物が送られてきました。クリスマスカード、
お正月飾り、鏡餅、お正月の食べ物、暖かいパジャマ、本、弟の作ってる雑誌、DVD、カレンダー、大好きなお菓子、ほっカイロ、おもちゃ、雑誌、曽我部恵一の新譜、ライブDVD、映画。
写真は、大学の友達からのプレゼント。

忘れられてないんだなぁ。と、ほんのり涙が出ました。こんな山の中で生活していて、孤独なわけです。ネットカフェも閉鎖していて、話したい時に話したい人と話せない。友達に会いたくても、日帰りで会える隊員はいません。
しかし、たまに気にかけて電話をくれる同期隊員。母もたまに電話をしてくれます。こんな簡単な言葉で片付けたくはないのだけれど、
「一人じゃないんだなぁ」
と、思うのです。愛されてるなぁ。としみじみ思うのです。
学生の時の友達、学生時代のバイトの友達、日本の職場の皆さん、ご近所さん、母の友達、家族、そして、隊員やJICAスタッフ、ネパール人、皆に支えれて、今、私はネパールの山の中で活動が出来ています。私の休職で苦労をかけた職場の皆さんを思うと、「活動がうまくいかない…」なんて嘆いている場合ではないのです。感謝の気持ちを忘れずに活動します。
今年は激動の1年でした。こんなにも喜怒哀楽が激しかった年はありません。
来年の今頃もネパールか。と思うと、正直“長い!”と思うけれど、活動していたらあっという間かな?とにかく充実させます!多少無理をしつつも、せっかくなのでネパールをとことん知り尽くして帰りたいと思います。
お正月飾り、鏡餅、お正月の食べ物、暖かいパジャマ、本、弟の作ってる雑誌、DVD、カレンダー、大好きなお菓子、ほっカイロ、おもちゃ、雑誌、曽我部恵一の新譜、ライブDVD、映画。
写真は、大学の友達からのプレゼント。

忘れられてないんだなぁ。と、ほんのり涙が出ました。こんな山の中で生活していて、孤独なわけです。ネットカフェも閉鎖していて、話したい時に話したい人と話せない。友達に会いたくても、日帰りで会える隊員はいません。
しかし、たまに気にかけて電話をくれる同期隊員。母もたまに電話をしてくれます。こんな簡単な言葉で片付けたくはないのだけれど、
「一人じゃないんだなぁ」
と、思うのです。愛されてるなぁ。としみじみ思うのです。
学生の時の友達、学生時代のバイトの友達、日本の職場の皆さん、ご近所さん、母の友達、家族、そして、隊員やJICAスタッフ、ネパール人、皆に支えれて、今、私はネパールの山の中で活動が出来ています。私の休職で苦労をかけた職場の皆さんを思うと、「活動がうまくいかない…」なんて嘆いている場合ではないのです。感謝の気持ちを忘れずに活動します。
今年は激動の1年でした。こんなにも喜怒哀楽が激しかった年はありません。
来年の今頃もネパールか。と思うと、正直“長い!”と思うけれど、活動していたらあっという間かな?とにかく充実させます!多少無理をしつつも、せっかくなのでネパールをとことん知り尽くして帰りたいと思います。
ドゥンチェには、子どももいないし、同僚アプサラもカトマンズに行くというし、上司もカトマンズだし…私もカトマンズで年末過ごそうかな。と、3泊の強行カトマンズを過ごしてきました。といっても、同僚アプサラを障害児の通所施設に見学に連れていったり、JICA事務所に書類提出やらドタバタの4日間でした。
日本時間の年越しは、女子隊員と年越しそばを食べ、日本から来た同期の友達のお土産のカマボコや、スモークサーモン、栗きんとんを食べ、幸せ~。今までたいして美味しいと思っていなかった食材が、美味しくて仕方ありません。栄養士の同期を持って幸せ♪

そして、カウントダウンは、夜の街タメルへ繰り出しました。ネパールの暦は太陽暦ではないので、「外国人の正月」なはずなのに、街にはネパールの若者が山ほど大騒ぎしていました。アルピニスト谷口けいさんも合流して、ささやかにケーキとお茶で乾杯!!
同期のイマンジのお宅のお風呂にも入り(なんとリニューアルされていた!!)

2011年、いい一年になりそうです。
日本時間の年越しは、女子隊員と年越しそばを食べ、日本から来た同期の友達のお土産のカマボコや、スモークサーモン、栗きんとんを食べ、幸せ~。今までたいして美味しいと思っていなかった食材が、美味しくて仕方ありません。栄養士の同期を持って幸せ♪

そして、カウントダウンは、夜の街タメルへ繰り出しました。ネパールの暦は太陽暦ではないので、「外国人の正月」なはずなのに、街にはネパールの若者が山ほど大騒ぎしていました。アルピニスト谷口けいさんも合流して、ささやかにケーキとお茶で乾杯!!
同期のイマンジのお宅のお風呂にも入り(なんとリニューアルされていた!!)

2011年、いい一年になりそうです。
前の家は、大家さんいい人だし、食器の洗い物もトイレの掃除も全部やってくれるし、シャワーは外だけど、昼間はお湯が出るし、日当たり良好…、静かだし最高だったのだけど、トタン屋根から入ってくるネズミ被害が深刻なのと、自炊が好きに出来ないので、お引っ越ししました。
今度の家は日当たり悪い、寒い…シャワーは水、でも、キッチンがあるのです。あと私の生活音が全く漏れないのでプライバシーも自分次第でまぁまぁ守られています。
ここで1年半、快適生活が送れますように。
そうなのです。またもJICA号…。
活動が全く起動に乗らない私を心配して、担当調整員Sさんとネパール人スタッフのRさんが1泊2日の強行で、初めてドゥンチェに来てくれました。車中、私もSさんも車酔いをしながら…ゆっくり走ってと言ったものの、さすがJICA号、7時間で到着。
今回久々に上司に会いました。上司に会ったのはこれで3回目。そして、私の上司に、どうしたもんなのよ?これからどうするのよ?とちょっとしたお説教、さらに実に的確なアドバイスをくれたりと、こういう地域は支援していかなきゃね!と強い思いが復活しました。上司も、驚くべきスピードで次の日にはアクションプランを作ってきました。
「今までは忙しかったけど、これから頑張るよ」
と言う上司の言葉を信じ、私も頑張りますよ!
JICAスタッフさんにも、ドゥンチェの寒さもしっかり体感していただき、毛糸の帽子、靴下をお買い上げ。一人でいたら飲めないお酒も、この時はしっかり頂きました。
また来てねーーーー!と手を振り、頑張ろうね!とアプサラと抱き合いました。
今日の夕焼け。

活動が全く起動に乗らない私を心配して、担当調整員Sさんとネパール人スタッフのRさんが1泊2日の強行で、初めてドゥンチェに来てくれました。車中、私もSさんも車酔いをしながら…ゆっくり走ってと言ったものの、さすがJICA号、7時間で到着。
今回久々に上司に会いました。上司に会ったのはこれで3回目。そして、私の上司に、どうしたもんなのよ?これからどうするのよ?とちょっとしたお説教、さらに実に的確なアドバイスをくれたりと、こういう地域は支援していかなきゃね!と強い思いが復活しました。上司も、驚くべきスピードで次の日にはアクションプランを作ってきました。
「今までは忙しかったけど、これから頑張るよ」
と言う上司の言葉を信じ、私も頑張りますよ!
JICAスタッフさんにも、ドゥンチェの寒さもしっかり体感していただき、毛糸の帽子、靴下をお買い上げ。一人でいたら飲めないお酒も、この時はしっかり頂きました。
また来てねーーーー!と手を振り、頑張ろうね!とアプサラと抱き合いました。
今日の夕焼け。

【帰国報告会】
今回のカトマンズ滞在は、この報告会を聞く目的もありました。20年度3次隊の帰国報告会。後輩の私達に向けてのメッセージも含めた報告に、笑ったり、感動したりの一日でした。
「モノで残してもゴミになるだけですからモノは残さない。極力マニュアルとか紙ベースの資料も残さない。ネパール人、見返しませんから。」

非常に印象的でした。ついモノを与えていた今までの国際協力。これからはハードではなく、ソフト。それを再確認しました。
今回はシニアボランティアの柔道コーチと空手のコーチの報告もあり、アジア大会の映像など、久々にスポーツ好きの火が付きました。なにか極めた人は強い!
そして、送別会。
企画者がムードメーカーの隊次のため、ダンスに歌に、盛沢山の送別会になりました。この隊次は特にシニアボランティアの方々に大変お世話になったので、とても寂しくあり名残惜しいなぁと思いつつ、あっというまに私達の送別会になってしまうね…、ボヤボヤしていられない!と気が引きしまりました。
個別にも送別会をさせていただいたり、食事に連れて行っていただいたり、次に会うのは、日本か、はたまた中米?アフリカ?なんて会話をしながら、また会いましょう。と固い約束をしたのでした!
置き土産(羽毛布団もらっちゃいました!)に色々頂きまして、ありがとうございました!全て大切に使わせていただきます。


今回のカトマンズ滞在は、この報告会を聞く目的もありました。20年度3次隊の帰国報告会。後輩の私達に向けてのメッセージも含めた報告に、笑ったり、感動したりの一日でした。
「モノで残してもゴミになるだけですからモノは残さない。極力マニュアルとか紙ベースの資料も残さない。ネパール人、見返しませんから。」

非常に印象的でした。ついモノを与えていた今までの国際協力。これからはハードではなく、ソフト。それを再確認しました。
今回はシニアボランティアの柔道コーチと空手のコーチの報告もあり、アジア大会の映像など、久々にスポーツ好きの火が付きました。なにか極めた人は強い!
そして、送別会。
企画者がムードメーカーの隊次のため、ダンスに歌に、盛沢山の送別会になりました。この隊次は特にシニアボランティアの方々に大変お世話になったので、とても寂しくあり名残惜しいなぁと思いつつ、あっというまに私達の送別会になってしまうね…、ボヤボヤしていられない!と気が引きしまりました。
個別にも送別会をさせていただいたり、食事に連れて行っていただいたり、次に会うのは、日本か、はたまた中米?アフリカ?なんて会話をしながら、また会いましょう。と固い約束をしたのでした!
置き土産(羽毛布団もらっちゃいました!)に色々頂きまして、ありがとうございました!全て大切に使わせていただきます。


【赴任半年研修】
今回はネパールに赴任して半年、これからの活動計画をどうするか?というためのPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法の研修を受けてきました。
これは村落開発普及員の隊員は事前研修で受けていたり、国際協力の世界ではよく取り組まれる手法だそうで、話だけは聞いていました。
6人のクループで行った研修。手法について詳しくは
http://www.fasid.or.jp/kenshu/pcm/pcm.html
やってみて、遠まわしだなぁ、とイライラした人もいたようですが、自分の意見だけではく、他の人のまさかの意見が出てきたり、解決するための道順が見えて、これから自分の周辺の問題点を見つけ出し、あと1年半でどうしたらよいか?導き出したいと思いました。また、ファシリテーターを務めてくれた、同期Mちゃん、さすがこの道を目指しているだけあって、迷い迷いフラフラする私たちをピシっと、まっすぐに向かせてくれました。お陰で、完成することが出来ました。感謝。
これは日本に帰ってからも仕事に生かせそう。

今回はネパールに赴任して半年、これからの活動計画をどうするか?というためのPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法の研修を受けてきました。
これは村落開発普及員の隊員は事前研修で受けていたり、国際協力の世界ではよく取り組まれる手法だそうで、話だけは聞いていました。
6人のクループで行った研修。手法について詳しくは
http://www.fasid.or.jp/kenshu/pcm/pcm.html
やってみて、遠まわしだなぁ、とイライラした人もいたようですが、自分の意見だけではく、他の人のまさかの意見が出てきたり、解決するための道順が見えて、これから自分の周辺の問題点を見つけ出し、あと1年半でどうしたらよいか?導き出したいと思いました。また、ファシリテーターを務めてくれた、同期Mちゃん、さすがこの道を目指しているだけあって、迷い迷いフラフラする私たちをピシっと、まっすぐに向かせてくれました。お陰で、完成することが出来ました。感謝。
これは日本に帰ってからも仕事に生かせそう。

12月13日~18日
【養護部会について】
JICAのボランティアで結成されている“養護部会”という会に参加しています。
メンバーは
◎シニアボランティア2名
・養護学校経験者の手工芸隊員、養護隊員2名
◎青年海外協力隊5名
・養護学校経験者の養護隊員1名
・入所施設経験者の養護隊員、村落普及員2名
・子ども療育センター経験者の理学療法士1名
そして私の計7名です。
ボランティアの活動は基本一人での活動になりますが、一人では出来ないこと、また、人数がいた方が説得力があることも多々あります。そこで、同職種や多職種こそできる活動もあるので、臨機応変に協力しています。ちなみに私以外は全員カトマンズ盆地隊員のため、私はなかなかミーティングに顔を出せず残念なのですが。
【出張トレーニング】
養護部会にはシニアボランティアがいるため(いや、JOCVだけでもやらなくてはいけないけれど…)、出張の企画など話が早く、早速12月13日~12月17日4泊5日の出張に行ってきました。
飛行機の中から、ヒマラヤが綺麗に見えました!

今回の目的はネパール全土にある知的障がい児・者の通所施設AWMRのダラン支部へ向けてのトレーニングです。全国のAWMRにはJICAボランティアが3名、韓国のKOICAボランティアが3名活動しており、交流も出来ているため、スムーズな受け入れとなりました。今回の出張はJICAボランティア6名、KOICAボランティア2名の計8名で行いました。
この8人です!

【ダランについて】
ダランは首都カトマンズからビラトナガルまで飛行機で45分、そこから車で45分程走った先の街。
ビラトナガルはネパール第二の都市とも言われるほど大きな街でした。
またダランはファッションの街とも言われているようで、若者達が元気な印象があります。街角のあちらこちらにクラヴイベントのチラシを見かけます。
さすが!ファッションの街です。

特に観光名所はないので、地球の歩き方の紹介は1ページのみ掲載されています。
【トレーニングについて】
AWMRダラン支部の職員に向けたトレーニング。
数年前まで韓国の青年海外協力隊が入っていたため、随所に名残がみえました。(そのまま?という感もありますが)

平地のため、自転車やリキシャをよく見かけました。
そして、通学は、なんと!テンプーです!スクールテンプー!

歓迎してくださいまいした♫


現在のネパールの教育は記憶式。障害児の教育でも記憶式が主流です。「あ、い、う、え、お」をひたすら書いているような感じです。それがいいのか、悪いのか、答えはありませんが、他の手段を知らないということもあります。そこで、このような教育もあるんだよ。ということを伝えるためのトレーニングです。
まず、マッチングや、大中小を視覚から理解させるようなモデル授業を養護隊員が行いました。


そして、身体に障害のある児童に対し、理学療法士隊員がプログラム見直しを行いました。ご近所の家にはホームビジットも行いました。

全員参加型のプログラムとして、「大きなカブ」のストーリーテイリング。

KOICA隊員による音楽プログラムとメディテーションプログラム



毎晩練習しました!

私は、「はらぺこ青虫」の読み聞かせを行いました。最終日には、全員で手形で大きなチョウチョを作成。

そして、折り紙体験。

生徒が帰宅後、先生方向けに音楽プログラム(音楽を使って体の部位や数字を意識するようなもの)、算数などの机方授業の方法などの講義も行いました。
先生方、特にボランティアの女性が興味深々に取り組んでいたのが印象的でした。
【聴覚障害者施設・ホステルを見学】
先日のJICA40周年式典で、過去にJOCVが派遣されていた施設の元カウンターパートのスピーチがありました。そのスピーチをしたレヌカさん、彼女の施設を見学してきました。
彼女は12年前に、ボランティアのような形で参加していたこの施設で、JOCVと出会い、そして、そのJOCVを日本人を尊敬し、それが、現在の素晴らしい施設運営に繋がっているんだ。という話をしてくれました。時間にルーズなネパール人とは違い、彼女は予定時間5分前に「そろそろお帰りになる時間ですよ」と、実に時間に厳しくしていらっしゃいました。12年前にJOCVの派遣されていた時の生徒だったという女性が、現在は教員をしていたり、卒業後就職して自立し家族を持った人、レヌカさんは「ネパール人だけでも頑張ればできる」と胸を張って言っておられるように感じました。
そして、私が、自分は今12年前のレヌカさんが置かれていた状況のようなんだ。と明るい未来を見ているようで、彼女のようなキーパーソンが見つかれば、いや、育てられれば、このよな素晴らしい施設を作ることができるんだと、励まされたような気がしました。やはり、キーパーソンは女性だ。ネパール人女性の力強さを肌で感じることが出来ました。


【感想】
国を超えて、韓国人青年海外協力隊と知恵を出し合い、日本では知らなかった支援の方法、韓国の音楽を知ることが出来た。また、シニアボランティアがいることの説得力の大きさを改めて感じました。私たちだって、日本で生活していて、外国から来た、自分達よりも若い(若く見えるだけかもしれないけれど)ボランティアにこういう手法でやってみたら?と言われるより、人生経験豊富な方に言われた方が「そうかな」と思うのでは。すごくコンビネーションのとれたチームだと思いました。JICAの枠にとらわれない、効率的な試み。これからのスタンダードになったらいいな。と個人的には思ったのでした。またも、専門分野の隊員から沢山勉強させてもらいました。感謝感謝。次回は2月にブドワルに出張です。そろそろ私達で企画していかなくてはだね!
こんかいこんなカワユイ子ども達がいましたよ


元気なやってますよ!

【オマケ】
これ何につかうんやろ?

【養護部会について】
JICAのボランティアで結成されている“養護部会”という会に参加しています。
メンバーは
◎シニアボランティア2名
・養護学校経験者の手工芸隊員、養護隊員2名
◎青年海外協力隊5名
・養護学校経験者の養護隊員1名
・入所施設経験者の養護隊員、村落普及員2名
・子ども療育センター経験者の理学療法士1名
そして私の計7名です。
ボランティアの活動は基本一人での活動になりますが、一人では出来ないこと、また、人数がいた方が説得力があることも多々あります。そこで、同職種や多職種こそできる活動もあるので、臨機応変に協力しています。ちなみに私以外は全員カトマンズ盆地隊員のため、私はなかなかミーティングに顔を出せず残念なのですが。
【出張トレーニング】
養護部会にはシニアボランティアがいるため(いや、JOCVだけでもやらなくてはいけないけれど…)、出張の企画など話が早く、早速12月13日~12月17日4泊5日の出張に行ってきました。
飛行機の中から、ヒマラヤが綺麗に見えました!

今回の目的はネパール全土にある知的障がい児・者の通所施設AWMRのダラン支部へ向けてのトレーニングです。全国のAWMRにはJICAボランティアが3名、韓国のKOICAボランティアが3名活動しており、交流も出来ているため、スムーズな受け入れとなりました。今回の出張はJICAボランティア6名、KOICAボランティア2名の計8名で行いました。
この8人です!

【ダランについて】
ダランは首都カトマンズからビラトナガルまで飛行機で45分、そこから車で45分程走った先の街。
ビラトナガルはネパール第二の都市とも言われるほど大きな街でした。
またダランはファッションの街とも言われているようで、若者達が元気な印象があります。街角のあちらこちらにクラヴイベントのチラシを見かけます。
さすが!ファッションの街です。

特に観光名所はないので、地球の歩き方の紹介は1ページのみ掲載されています。
【トレーニングについて】
AWMRダラン支部の職員に向けたトレーニング。
数年前まで韓国の青年海外協力隊が入っていたため、随所に名残がみえました。(そのまま?という感もありますが)

平地のため、自転車やリキシャをよく見かけました。
そして、通学は、なんと!テンプーです!スクールテンプー!

歓迎してくださいまいした♫


現在のネパールの教育は記憶式。障害児の教育でも記憶式が主流です。「あ、い、う、え、お」をひたすら書いているような感じです。それがいいのか、悪いのか、答えはありませんが、他の手段を知らないということもあります。そこで、このような教育もあるんだよ。ということを伝えるためのトレーニングです。
まず、マッチングや、大中小を視覚から理解させるようなモデル授業を養護隊員が行いました。


そして、身体に障害のある児童に対し、理学療法士隊員がプログラム見直しを行いました。ご近所の家にはホームビジットも行いました。

全員参加型のプログラムとして、「大きなカブ」のストーリーテイリング。

KOICA隊員による音楽プログラムとメディテーションプログラム



毎晩練習しました!

私は、「はらぺこ青虫」の読み聞かせを行いました。最終日には、全員で手形で大きなチョウチョを作成。

そして、折り紙体験。

生徒が帰宅後、先生方向けに音楽プログラム(音楽を使って体の部位や数字を意識するようなもの)、算数などの机方授業の方法などの講義も行いました。
先生方、特にボランティアの女性が興味深々に取り組んでいたのが印象的でした。
【聴覚障害者施設・ホステルを見学】
先日のJICA40周年式典で、過去にJOCVが派遣されていた施設の元カウンターパートのスピーチがありました。そのスピーチをしたレヌカさん、彼女の施設を見学してきました。
彼女は12年前に、ボランティアのような形で参加していたこの施設で、JOCVと出会い、そして、そのJOCVを日本人を尊敬し、それが、現在の素晴らしい施設運営に繋がっているんだ。という話をしてくれました。時間にルーズなネパール人とは違い、彼女は予定時間5分前に「そろそろお帰りになる時間ですよ」と、実に時間に厳しくしていらっしゃいました。12年前にJOCVの派遣されていた時の生徒だったという女性が、現在は教員をしていたり、卒業後就職して自立し家族を持った人、レヌカさんは「ネパール人だけでも頑張ればできる」と胸を張って言っておられるように感じました。
そして、私が、自分は今12年前のレヌカさんが置かれていた状況のようなんだ。と明るい未来を見ているようで、彼女のようなキーパーソンが見つかれば、いや、育てられれば、このよな素晴らしい施設を作ることができるんだと、励まされたような気がしました。やはり、キーパーソンは女性だ。ネパール人女性の力強さを肌で感じることが出来ました。


【感想】
国を超えて、韓国人青年海外協力隊と知恵を出し合い、日本では知らなかった支援の方法、韓国の音楽を知ることが出来た。また、シニアボランティアがいることの説得力の大きさを改めて感じました。私たちだって、日本で生活していて、外国から来た、自分達よりも若い(若く見えるだけかもしれないけれど)ボランティアにこういう手法でやってみたら?と言われるより、人生経験豊富な方に言われた方が「そうかな」と思うのでは。すごくコンビネーションのとれたチームだと思いました。JICAの枠にとらわれない、効率的な試み。これからのスタンダードになったらいいな。と個人的には思ったのでした。またも、専門分野の隊員から沢山勉強させてもらいました。感謝感謝。次回は2月にブドワルに出張です。そろそろ私達で企画していかなくてはだね!
こんかいこんなカワユイ子ども達がいましたよ


元気なやってますよ!

【オマケ】
これ何につかうんやろ?

アジアの最貧国と言われるネパールには多くのNGOやODA、海外の支援が入っていますが、韓国のKOICAもその一つ。
そのKOICAとサッカーの試合がありました。私のカトマンズから任地に行く途中のヌハコットという郡にも6人のKOICAが活動しているとのことで、もしもの時のために面識を持っておきたいと思っていたところ!
サッカーの試合はほとんど参加できなかったので、食事会に参加しました。
今回はKOICAお勧めの韓国料理のお店に行きました。
韓国人と日本人のみ、揃いに揃ってネパール語だけで話す姿…ネパール人にはどう映ったのでしょうか?
ヌハコットの隊員とも交流でき、ネパールの為に協力出来たら力強いなぁと思うのでした。
サッカーの結果はというと…1-0でKOICAの勝利。次回、2月にリベンジだそうです。



