年の初めに | ネパールの手帖

ネパールの手帖

平成22年6月から2年間、ネパールでソーシャルワーカーをしてきました。「ネパール日和」から「東京日和」へ。東京の空の下、ネパールで感じたことを思い出して記していきます。

1月1日

今年の目標は、
・感謝の気持ちを忘れずに活動する
・丁寧に生活する

この2本でネパールで生活したいと思います。

【食事】

ついつい雑になってしまっていた食生活も、引っ越しを気に心機一転。食事は玄米菜食マクロビオティクを習っていたことを思い出して、丁寧な食事を心がけ始めました。

皮をむかずに食べるホールフードにしたいのだけれど、ネパールの野菜は農薬が強いので、皮はむいて。

野菜、米が豊富でアーユルベーダの考えがあるネパールだから、始めるのは苦労しませんし。卵、乳製品、肉も極力取らず、本当は小麦粉も止めてみたいけれど、米粉が手に入らないので、しばらく小麦粉は食べようと思います。

寒さしのぎもあって、トマト、ナスなど体を冷やすものは避け、大根や根菜類などの温め食材を中心に。

ネパール人はミルクと砂糖のたっぷり入ったミルクティを山ほど飲むけれど、夏場はいいけれど、冬場の砂糖は体が冷えるので、タトパニ(お湯)ください。と言っています。というのも、友人でそうやってミルクティを飲まないネパール人がいるのです。彼女はすごく健康的。というわけで、私のキッチンには砂糖がありません(黒糖はちょっとあるけれど)。

ネパールの食事を否定しているのではなく肯定。「アーユルベーダの考えで食事をしているんだ」と言うようにしています。ネパール人はアーユルベーダの考えを知っているので、これは受け入れられやすく、「だからYUKIの肌は綺麗なのね~」(寒いからなんですけどね)と、数人砂糖を控え始めたネパール人も出てきました。ネパールの食事をマクロビやアーユルベーダの考え方に持ってい行くのは簡単かな。2年間絶対に太らないぞ!と誓っていますが、寒いと太るって言うし…どうなる事やら。。。


【運動】

YOGAもしたいのだけれど、なにしろ寒くてできません。せっかくYOGAの生まれたネパールにいるのだから、帰国までにはマスターできるようにしたい。でも寒くてリラックス出来ない…


【洗髪】

最近シャンプーを使うのをやめてみました。小さなバケツにお湯をはりキャップ1杯の酢を入れて、髪の毛の汚れを落とすのみ。これだけだけれど、頭皮はすっきりするし、トリートメントしたみたいに指通りもいいです。なにより、水シャワーに入らなくていいというのが何より◎ちょっとお酢臭いかな?と心配したけれど、最近この匂いが清潔な匂いに感じられて気持ちがいい。

【トイレ】

トイレットペーパーを卒業。
ネパール人が今でも左手で水洗いすること、自分で続けてみて、その意味がわかりました。この方が自然です。紙で拭くだけなんて不潔な気がしてきました。そして、自分の体調の善し悪しもわかってきます。自分の排泄物をそんなに嫌悪がってはいけないな…と。


そんな感じで、皆さまに感謝しつつ、田舎の生活をのんびり過ごそうと思います。
今年もよろしくお願いいたします。