香川県、観音寺市から全国に!

「休まる眠りをお届けするお店」

ねむたやです。

 

こちらの記事で

湿気が布団にこもると

寝苦しさ

冷え

 

など、

休まるねむりから遠ざかってしまう

だからこそ

 

干す、

日々の湿気を抜く対策などが

大切です。

 

とお伝えしました。

 

 

 

 

今回は、それに加えて

無視できない

「素材によって違う湿気のこもり方」

について

お伝えしていきます。

 

①綿(コットン)

②ポリエステル

③羽毛

④羊毛

⑤絹(シルク)

 

寝具に使われるのは

上記の素材が多いかな?

と思います。

 

それぞれ順番に

簡単にですが特徴を見ていきましょう!

 

 

  ①綿(コットン)

天然繊維で、

繊維自体の特性として

中空(竹輪やストローのように真ん中に空洞がある)で、

天然のよじれを持っています。

 

そのため、

吸水性吸湿性に優れ、

吸い込んだ水分を

しっかり保持します。

 

しっかりと

水分を吸収しますので、

タオルなどに使われるのも

納得ですね。

 

ただ、

水分を逃すことが

得意ではないので、

中に水分を溜め込みやすいです。

 

繊維の中の水分量が

ある一定の量を超えると

吸湿性、吸水性がなくなります。

 

溜め込んだ水分は

天日に干すなどして

しっかりと繊維の外に出す

必要があります。

 

干した後の

ボリュームの回復率の高さは

綿の布団の特徴です。

 

綿の布団は、

気持ちよく使うためには

こまめに天日干しが必須!です

 

 

『綿の布団のメンテナンスとねむたやのスタンス』香川県、観音寺市から全国に!「休まる眠りをお届けするお店」ねむたやです。 ねむたやが並ぶ通りは「わたの街通り」 (観音寺市のHPより写真をお借りしました)  …リンクameblo.jp

 

 


 

  ②ポリエステル

 

中の詰め物としては

ふわふわとして柔らかい

軽い、安価

虫の害に強い

などの利点があり、

 

一般的にクッションや

ぬいぐるみの中材や

衣類などにも使われています。

 

寝具の素材として考えた時には

吸湿性がないため、

蒸れが心配なところです。

 

また、

天然繊維とはちがって

呼吸するように

水分を吸って吐くという機能が

ありません。

 

一度へたってしまうと

干しても嵩が回復する

ことがありません。

 

軽さ

安価

虫のつかなさ

などには優れていますが、

ねむたやが考える

「湿度コントロール」としては

向いていない素材だと

考えています。

 

 

  ③羽毛

羽毛も天然繊維で

湿気を吸って吐く機能に

優れた素材です。

 

ふわふわした

羽毛の間に空気を

しっかり含むので

保温性があるというのは

かなり知られていますが

 

実は、

吸湿性、放湿性にも

優れた素材です。

 

 

湿度に合わせて

羽毛が開いたり閉じたりして

湿度を吸って吐き出し、

一定に保つ上に、

吸湿すると発熱→放湿する性質があります。

 

 

そのため、

側生地が良ければ

しっかりと蒸れずに

暖かく、軽く

心地よく使えます。

 

 

 

 

 

 

  ④羊毛

 

羊毛をはじめとする

動物性の素材は

基本的に吸湿、放湿機能が

優れています。

 

羽毛同様、

呼吸するように

湿気を吸って吐く機能があるのですが

 

ひつじの毛には

人間の髪の毛でいう

キューティクルのような

「スケール」といううろこ状の部分があり、

このスケールの隙間から

「呼吸」するのです。

 

湿度が高いと開き、放湿します。

放湿して、湿度が低くなれば閉じます。

 

 

一般的な羊毛製品では

洗えたり、

縮まない加工のために

このスケールを除去してしまっていることが

多いのですが、

 

ねむたやの「ひつじ」シリーズの羊毛には

この部分があることで

吸湿・放湿機能が段違いに優れています。

 

 

 


 

 

羊毛(ウール)は

登山用のアンダーウェアとしても

汗を素早く吸い、

発散させてくれるため

冷えずに保温してくれると

信頼を得てきました。

 

 

 

 

これは、

寝具にも言えると思いますが、

特に、これからの季節は

湿度のおかげで「冷える」

こともあるので注意が必要です。

 

 

そして、

ねむたやのウールは

ひつじの毛一本一本が

「生きている」加工。

 

そのために、

一般的なウールよりも

しっかりと「働く」

天然調湿機能が抜群です!

 

 

  ⑤絹(シルク)

絹を中綿に使った

「真綿(まわた)布団」は

高価なこと、

メンテナンスや

打ち直しが難しいことから

現代で一般的な寝具とは言えないかもしれませんが、

 

シルク自体の

吸湿性は羊毛に次いで高く、

放湿性も綿よりも高いため

寝具の寝心地としては

いいものです。

 

ただ、中綿が真綿だと

メンテナンスが難しいため、

どちらかというと

パジャマやカバーで使う方が

手軽に心地よさを感じることができるのかな?と考えています。

 

 

ねむたやが考える

寝具の素材としての

湿気のたまり方の違いはこちら。



・綿 溜まりやすく、じっとり重くなりがち→こまめな天日干しで心地よく使えます

・ポリエステル 素材自体に湿気は残らないが、蒸れやすい

・羽毛 吸湿放湿に優れている、ただし、側生地が大切

・羊毛 吸湿、放湿機能が抜群!中に湿気を溜め込みにくい。羊毛が「生きている」ことが大切

・絹 吸湿放湿に優れる ただしメンテナンスが大変

サムネイル


 

 

どんな寝具も湿気を溜め込むと

ひんやりしてきます。

触って寝具がヒヤッとしたら・・・・

 

お手入れで干したり

時には布団乾燥を活用したり。

また朝のプチお手入れを強化したりと

湿気を追い出す工夫をしてみてくださいね。

 

 

また、干した後に

叩くのは禁物ですので

ぜひどんな寝具も優しく扱ってくださいね。

 

 

 

 

しっかりと湿気対策をして
お布団を快適に

気持ちよく使いましょう!

 

秋の眠りのアドバイスとして

冷えないためにも

湿度のコントロールを

おすすめしています。

 

 

 

ねむたやでは、

あなたの

「眠りに役立つ寝具」だけを

取り揃えています。

 

「今」のねむたやが考える

一番いい寝心地を

あなたの体に合わせて作ります。

 

ぜひ、お店で体験してみてくださいね。