予告編で一目惚れして観に行きましたよ。
アトミック・ブロンド
を観てきました。
「KUBO」の猿ことシャーリーズ・セロン主演(代表作例がおかしい)の女スパイ映画。
監督は「ジョンウィック」の共同監督に名を連ねていたり、「デッドプール2」が今後控えているデヴィット・リ―チ監督です。
本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと
かなり良い!!
と熱のある感想が漏れる映画でした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●硬派なスパイ映画でありながら魅せるアクション!
全体としては結構な硬派なスパイ物映画!
東西冷戦末期のドイツ・ベルリンを舞台に、出てくるやつのどいつが味方でどいつが敵なのか、といったスパイ物ならではの仕掛けがはらんだ物語が進んでいきます。おかげで結構脳みそをフル回転状態での鑑賞にはなりました。結局最後までのオチを見ることで「あぁ、そういう物語だったのね」と後から腑に落ちる形にはなってしまいましたが、それでも十分スパイ特有の自分以外を信じれないヒリヒリした空気を感じられて楽しかったです。
公式サイトの相関図のシャーリーズ・セロンがどういうグループ所属なのかぐらいは予習しておくのがオススメ。
その硬派な枠組みの一方で、アクション面はしっかりケレン味溢れる変則性のエンターテイメントになっているからこれまた見事。
序盤の車内でのアクションや、中盤のホースを使ったアレ、さらにはクライマックスの長回しで展開されるあの激戦など、どれを取っても、『あぁ、かっこいい・・・』とウットリする画なのです。そしてそれに合わせて流れる音楽がまた逐一オシャレ。恍惚とはこういうことを言うんだな、というひと時を感じられました。
めっちゃ殴って蹴っての肉弾戦を見せてくれます。いちいち痛いけどかっけーっす!
「ワンダーウーマン」ともまた違った味でカッコよく、“美しい”映画の女性キャラクターの登場に感服いたしました。さすが、「KUBO」で見事な戦いを見せてくれたシャーリーズ・セロンです。
シャーリーズ・セロンは「KUBOクボ二本の弦の秘密」の猿役でもあります。こっちも見てネ!
なんて無駄に「KUBO」につなげて、そっちじゃない感出していますが、「アトミック・ブロンド」は普通に推しの一作です。是非気になっている人は行っておくべし。画だけ見てるだけでも、最高ですぜ。
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