会いたい人が会いに来る
お陰様で6月は毎年の様にどこかへ出掛けている
今回は近鉄電車「ひのとり」の車窓から始まる
くもり空を割って大きなカーブの向こう左の窓に
ツインタワーが見えてきた
「ただいま、名古屋」大好きな第2の故郷は8年ぶり
8年前、隣に居た男子はもう別の誰かの横で笑ってる
見慣れたホーム、湿った匂い、行き先案内板、人々の雑踏
五感で感じる懐かしさ
会いたい人が会いに来る
そんなワクワク。足取りはそこはかとなく軽い
明日の為に手土産が必要ということで
最初から決めていた駅ビルに君臨する
バラのマークの高島屋に吸い込まれ
忙しなく動くインフォメーションに声を掛ける
テキパキとマップを出して道順を教えてくれる
1分歩いて見つけたのは「garret」というポップコーンのお店
しばらく前からずっと食べたかったので
今回の口実を良いことに、贅沢に2ガロンも買ってしまう
さてと、お使いが終わったら速やかに待ち合わせのあの場所へ
といっても愛知に10年住んだのに初めて行く場所
覚えてるか不安だった地下鉄もなんとか
人混みをすり抜け問題なく済んだ
着いたところは名駅から1つ隣の伏見駅
そこのロッカーにチャンピオンのリュックと
買ったばかりのポップコーンを放り込んで
梅雨空の名古屋の街へ上がった
目的地を地図アプリで確認
大通りを進めばそう遠くなく到着しそうだ
お上りのようにキョロキョロしながら
道路表示の豊田、四日市、名古屋駅の文字をカメラに収める
そしてふと左を見たら恋しい恋しい「あんかけスパ」の文字
ふらふらと誘われて左折
そして店前をチェック
今の僕の隣に居てくれる人に後で提案しようと固く決意した
どこら辺かなとT字路を真っ直ぐ進んだら
目の前に見えていた大きな建物が目的地「名古屋市科学館」だった
予約してあるプラネタリウムの時間が迫る
僕は1人で正面入り口で建物を撮影していた
5分前になって、通りの反対側に愛しい東京都民が現れた
3ヶ月ぶりの再会のハグ。その余韻もなしに
「あと5分やから入るで」と焦る
QRを翳して2人は科学のゲートを潜った
エレベーターで6階に上がり、指定席に座る
程なくしてプラネタリウムが始まった
生で語られるそのアナウンスはとても耳に心地よく
空間を掌握する魔法使いの様
ひとたび「ラリホーマ」と唱えれば
ここはいびき製造工場になること間違いなしだと思った
新幹線で名古屋に来た相方は移動中
寝ずにやってきたとのことで
確実に舟を漕ぐんだろうと思っていた
その時はせめて隣で手を繋いであげようと誓っていたが
薄暗がりに設られた1人掛けの卵みたいなソファーは
横の間隔をしっかりと開けていて
腕を伸ばしても虚空を掴むことしか出来なさそうだ
この日はたまたま夏至。1年で一番昼の時間が長い日だと
語り部が言う。こんこんと湧く源泉のように
なめらかに続いた50分の星空講義は眠りを誘うことなく幕を下ろした。中央に鎮座する装置が不敵に僕らを見送る。どうやら相方も一睡もしなかったらしい
駆け足で進むにはとても惜しい科学館
800円で1日遊べる豊富なコンテンツ
夏休みになったらもっと混むのかなと
要らぬ心配をして残りの展示を楽しむ
休憩所でしばし歓談してる時に相方が
「昼飯は一択」と言い出した
僕が見つけた「あんかけスパゲティ」の店を
相方も見つけてきたようだ
DNA、錯視、宇宙、力の変換、ありとあらゆる事象を科学が説いてくれている。うしろ髪引かれる思いで僕らはその館を後にした
食べ物で足並みが揃うことは嬉しい
何を食べようかという議題で諍いが起きると
きっと食事そのものが美味しくは無いだろう
その意味でもとても理解のある伴侶なので僕らは楽しい
男前を屋号に持つその店はとても立派なハンバーグを乗せた名古屋のご当地グルメ、あんかけスパゲティ。時々無性に食べたくなるのにこればかりは真似のしようがない。大盛りとトッピングも付けた遅めのランチは至極ご満悦のうちに僕の胃袋を満たしてくれた。相方も毎食これでも良いと呟いていた
腹を満たして、、、やっとだ。名古屋に着いてから目まぐるしかったので、やっとこれから旅行。そんな気分の午後2時
再びの地下鉄。先ほどはぼっちだった地下鉄で
今度は相方と2人で大須観音へ
地上に出るとすぐにお寺の敷地に辿り着ける
本殿の階段を上がり久しぶりですとご挨拶
ややあって無事に御朱印も頂けた
週末の大須は浅草の仲見世の如く人が犇めいていた
名店が居並ぶ中、今日の目的は「李さんの唐揚げ」
そしたら新店を発見。そしてなんだかメニューも増えている
やや辛の唐揚げとパインジュースを注文して店の入り口に腰掛ける
行き交う人は活気に溢れ名古屋のパワーをお裾分けしてもらった
それにしても全国津々浦々外国人の方は多いね
言葉はわからなくても器用に目的を果たして旅を楽しんでるのがよく見て取れる。僕たちのここでのミッションはこれだけ
KOMEHYOや天然の鯛焼き、コンパルなど名店が居並ぶけど、それらを見流しながらそぞろ歩いた
いつか2人で指輪とか買ってみたいななんて話もしたり
そしてまた地下鉄。
今回の宿は名古屋の中心と言えよう、栄の錦に連泊
「三交イン四季の湯」
コンビニで飲み物を買い込んで、7階の奥の部屋へ雪崩れ込む
外気温は30度近く。ジメジメムシムシしていて大量に汗をかいている
ラフな格好になって、ベッドでゴロゴロと時間を浪費する
好きに携帯見たり、ミラーリングしてアマプラ見たり、ハグしたり
これがとても贅沢で、ずっと終わらないで欲しいと思ってしまう
案の定2人はスヤスヤ…ではなくグァーグァーいびきをかいて
束の間惰眠を貪る
幸運なことに目覚ましもせずちょうど良いタイミングで起き出した
腹の虫もさることながら、僕ら恒例の出張エニタイム
調べたところ、女子大近くに店舗があるようだ
ジム着に着替えて、まだ熱冷めやらぬ久屋大通を渡る
見上げるTV塔、水をたたえたオアシス21
土曜の夜ということもあって人の往来が絶えない
久しぶりの街並みは見慣れているはずなのに
見慣れない店が立ち並ぶ
到着したビルの2階、エニタイム名古屋栄店
驚いたことに人がとても少ない。ビジネス街の週末ということだからだろうか。お陰で僕は隅っこのベンチをずっと独り占めしてトレーニングすることができた。この時は僕らを入れて4人しか居なかったのだが1時間した頃には少しずつ人も増えた
相方曰く、使ってる機材のメーカーが珍しく、でも好きなメーカーなんだそう。相方はこれでエニタイム240店舗目。僕は6店舗目かな。
夜が更けて来て、食事を取れる所が減ってきた
繁華街なので店は結構やってるが、なにぶん居酒屋系が多い
僕らは飲まないので出来ればそれ以外が良いねとホテル方面へ向かいながら店を探す。探すと言いつつ結局錦まで手ぶらで戻ってきてしまった。よくあることだ
それでコンビニ飯をいくつか買ってホテルに戻った。このホテルには四季の湯という副題が着いている。屋上に大浴場があるとのこと
もう11時を回って、さぞや空いてるだろうと12階へ
脱衣所には客が1人。そそくさと脱いでガラガラと引き戸を開ける。7人。。。湯船が1つ。写真で見てたのとは違い随分狭く見える
まだ2人きりとかなら、そこまで感じなかったかもしれない。なんならサウナでもついてそうと思ったのにそんなことはなかった。そして湯船の連中はずっとお喋りをしてるもので、なんだかゆったりしにきたのに、ずっと癇に障ってしまった
湯から上がると無料のアイスキャンディーが待っている。僕は食べなかったけど。それよりもマッサージチェアに一目散に駆け寄り15分間の安らぎを得た
部屋に戻ってきて、軽食のような夕飯をアマプラで「葬送のフリーレン」を見ながら食べた
そして寝た。本当に寝た。

4時半に起きた。相方は眠っている。今日は今回の山場
「ほぼおじさんだらけのやっとかめパーティー」の日
昼日中に6時間ものパーティー。それぞれ何かしら食べ物を持ち寄るとのこと。僕はポップコーンを買っているけど、実はもう一つ考えていたことがあった。レンタルルームに備えられているホットプレートでシャウエッセンを焼きたかった
それを昨日から言ってたんだが、名古屋のど真ん中、栄でシャウエッセンを探すことは難しかった。ドンキホーテにも無かった
それで朝、7時を回って僕は1人「千種」を目指した。マックスバリューなら24時間だし売ってるはずだから。ところが、千種駅に着いてみたら、イオンは殊の外遠かった
歩くのが好きじゃない相方を連れて来なくて本当に良かったと思えた。僕は通りを散策するのは好きなので特に苦も無く歩き通した
マックスバリューでシャウエッセンとマスタード、ケチャップ、竹串を購入。保冷バックは昨日のうちに大須のseriaで買っておいた
帰りもあんなに歩くのかなとグッタリしていたのだが、ふと思い立って若宮大通りに出る。やはりバスが通っていた
しかもおあつらえ向きに15分ほどで栄行きのバスが来た。悠然とオアシス21に到着して、僕はホクホク顔で戦利品を手にバスを降りた
相方はすでに起きていて、朝風呂にも行ってきたようだ
本当は朝食付き(一階のコメダモーニング)だったが一旦諦めて待ち合わせの時間を待つことにした
程なくしてLINEに着信
ホテルロビーを出て四つ辻で四方を伺いながらその時はやってきた
買い替えた車に若い相方君を乗せて、しげやんが来てくれた
パーティーの前にランチに行こうと誘ってくれた
伏見にある路面店のyummyだ。僕はパルコ?の上のとこしか行ったことがなかった。相方君とは初めまして
挨拶もそこそこにすぐに到着。そしてドラちゃんと、ことらんが合流。うちの相方は本物に出会えてやや緊張気味だ
少し話が逸れるが、そもそもうちの相方は僕と知り合うずっと前から僕のブログや動画を全部見て、僕の愛知での生活などを知っていたらしい。僕は彼の存在を全く知らなかったんだけど。。。
その頃、ブログに登場してたメンバーが今日は多数やってくる
相方にとっては、アベンジャーズとの会食。そんな1日の始まり。
大柄のおっさんばかり6人で陣取る。僕と相方は後でパーティー用に胃袋に余裕を持たせて軽めのものを注文した
キャッキャッ言いながら、ご飯をパクつく。そうそう、長らくしてなかったが、オカマの会食はこうでなくっちゃ。いちいち沁みる
そろそろ待ち合わせ場所へ移動しようと車で栄へ。駐車場に入れて、マツキヨで飲み物を買い込んでオアシス21に到着
あの顔もこの顔も懐かしいし、何より集まってくれたことが嬉しかった。軽めの挨拶をする。レンタルルームを予約してくれたドラちゃんを先頭に移動が始まる
ところが…。ホームページにあるマップではすぐ近所。でも住所だとかなり遠い。どういうこと?としばらく歩いてから気づく
どうやら当日、レンタルルームを借りるにあたって連絡すると本当の場所が教えてもらえる仕組みのよう。栄近辺をぐるりと歩き回り、結局錦の古いマンションが会場となっていた。エレベーターに乗ろうとしたら、レンタルルーム禁止の張り紙。まさかこれは違法なの?
以前借りた人がやたら騒いだから?
なんだか気後れしながら10階へ。エレベーターが開いたすぐの見知らぬ部屋の中からは誰かと電話してる声が聞こえている。どうやら壁はかなり薄い。僕はドンキホーテで買ってきたカードゲームはきっと遊べないなと確信して、自分たちの部屋に入った。
そこは確かに写真で見た部屋だった。だったがワンルーム、12畳くらいかな。ソファーとテーブルがあるのと、大柄な男ばかり14人ってのが相まって寿司詰め状態。びっくりはしたけれど、まあまあさておいて、僕らは久しぶりの再会と初めましてを噛み締めた。
気まぐれで名古屋に行くことを決め、友達やら元彼に集まってもらい「やっとかめパーティー」は幕を開けた
昔よくやってたホームパーティーそのままにあちこちで勝手に話の花が咲く。僕はこの雰囲気が大好きだ。初めて参加する相方はアベンジャーズ達に自分が見てきたあの頃のことを熱く語り、またみんなも相方の話に耳を傾けてくれて、やはり温かいなあと感じた
僕もまた相方を放っておいてさまざまに相手を変えてお喋りする
最近はどう?彼氏は?うちはねえ、とか。そのほとんどが不毛な話で心地良い
トシ君の粋な計らいで昔の僕らの写真とパソコンを持ってきたと言って、スライドショーのようにテレビで流してくれた。ほぼ20年近くの歴史がある僕らはさまざまなリアクションで楽しんだ
相方にすればずっと見てた写真を本人達と見るという、同窓会に紛れ込んだような状態。この時、財布落としたよねーとか、もみあげ長いねとか、痩せてるーとか、昔の自分を見たくないとか、好き放題言って楽しんだ。お酒も飲まずに6時間もそうやって過ごした
あ、持ち寄ったものは、さまざま。相方は東京らしい入れ物の甘味。その他みんなはピザ、ケンタッキー、いなり寿司、キンパ、ポップコーン、焼き鳥、ゼリー。などなど。僕はシャウエッセンを焼くのは諦めて今回1番若い全しげやんの相方君に全部進呈した。
終わりの時間が近づいて、バストシ君が「実は一眼レフを持って来てたんです」なんて言うもんだから、僕はそれで集合写真を撮ってもらおうと思った。
その前にお片付け。皿やコップを洗って元通りにしなきゃならないらしい。僕はシンクで洗い物。それを拭いてくれる人、運んでくれる人、ゴミをまとめる人、テーブルを動かす人。役割り分担しなくても動いてくれる人達、本当みんなホスピタリティが出来てる。
そして改めてみんな並べるようにして写真を撮りました。
それはそれは笑顔だらけのおじさん達の良い写真が撮れました
外へ出て入り口でもしばらく歓談。ナイトに行って、中に入らずに表で思い思いに喋ってる時みたいだった
ここで帰る人とお風呂に行く人に別れる
お風呂組は10人。10人でリニューアルされたというアーバンクアへ
日曜の夜だからか結構混んでいた。入り口入ってすぐに友達が知り合いのお仲間を見つけて喋ってた。ここはそういう所だ。
むせ返るロッカールーム、入り乱れる男達。湯船もまた人の群れ
僕らグループもそれそれに好きな湯を浴びている。相方が新設された屋上のサウナに行ったようなので追いかけてみた
オートロウリュウの良いサウナ。みんなが譲り合いながら沈黙を守って蒸気に包まれている。僕は7分ほどしか保たずに外へ
すると待ち受けていたのは、見たことない水温の水風呂12℃
かなり覚悟して浸かった。ひとたび入ってしまえば大丈夫ではあるが、外気浴で横たわっていた時、初めてとも言える整うを味わえた気がした。うちの相方は水風呂好きなので異常なほど長く水風呂に浸かっていた
気づくとみんな屋上に上がって来ていて、壺湯に3人で入ったりしてダベっている。僕と相方とせーけんはその隣の椅子で外気浴
みんなが下に行くので降りてまた湯船を。結局それぞれ固まってまた話が盛り上がる
相方とことらんは共にジム歴20年近い。ことらんの筋肉講座をみんなで拝聴してたら、そろそろ上がろうかということになった。ここでまたお別れ
そこからの帰りは市内へ戻る僕らとトシ君とバストシ君の4人でタクシーを拾おうと夜道を歩いた。タクシーが全く居ないわけじゃないのになかなか捕まらない。反対車線だったり、行燈が点いてなかったり、真っ直ぐ来ると思ったら手前で曲がってしまったり。そして気づけば地下鉄まで歩いてもさほど遠くないかもと。最初から目指していればもう着いてたかもなどとなって、腹を括り東別院の駅へ
栄まで一緒に行って、そこでまたお別れ。なんだか呆けてしまうほど楽しい時間でずっと真綿に包まれてほわほわした気持ちに浮かれる夜でした
はぢめ、しげやん、せーけん、ドラちゃん、トシくん
しゅん君、ハトちゃん、ナンコツ、バストシくん、リク
まさのり、キクリン、ことらん
たくさんの人の縁に感謝。
会いたい人が会いに来るとんでもなく素敵なパーティーでした
本当にありがとう。みんな老けたけどあの頃のまんまでした

ぬくぬくとした思い出を胸にベッドで3日目の朝を迎えた
またもや僕が先に起きたので1人で朝風呂
帰ってきてダラダラしてると相方が起床
風呂へ行ってくるというので僕は朝ドラ「あんぱん」を鑑賞
チェックアウトは10時なのでこの旅初めてサクッと肌を合わせる
昨日食べ損ねたコメダモーニングだがやはりそれだけでは足らず
ミックスサンドを追加。これはホテルとコメダの思う壺でしょうね
最終日ということもあり、帰りを考えて名古屋駅へ行ってロッカーに荷物を預ける。身軽にはなったが今日は生憎の雨
先週まで天気予報では、今月末までずっと晴れ予報だったのに、いつの間にか台風が来るという荒れ模様。
名鉄に乗って、まずは熱田神宮へ。先月からよくお参りに出掛けている。でもここは名古屋に来たら行っておきたい
どこの神宮も敷地内は空気が凛として呼吸が晴れやかになる。その清々しさはなんとも言えない。お守りを買うのは散々迷ったがあちらこちらで色々買っているので神様が喧嘩しちゃうといけないので今回は無しにしました。ご神印だけ頂戴しました
神宮前駅に戻ると途端にスコールの様な雨が降りました。傘を持っていないのでやり過ごせて助かりました
豊橋行きのミュースカイが来て、一路、東岡崎へ
今日の目的は昔僕が暮らしたマンションを見に行くこと
傍らの僕のパートナーはずっと僕のブログを見てた人
言わば僕はファンに手を出したYouTuberみたいなもん
その人と当時のマンションを訪れる
相方にとっては聖地巡礼withご本人
そのリアクションを隣で見れる僕もとても楽しいだろうと思って計画した。東岡崎駅前は今、工事のために駅前ロータリーが封鎖されていた。なんとか正面玄関に出たが、僕の記憶は薄く
また改装された部分も多く、ちょっと世界線の違う異世界のような感じでした。エニタイムの東岡崎店もその一つでした
一応店内に入ってきました。矢作川のほとりを歩いて駅方面に戻り
橋を越えて国道1号線を越える。坂を登った先にその昔暮らしたマンションが当時のまま建っていた
オートロックなど無いマンションなので、2人はエレベーターに乗り、4階へ。正面の402号室、ここだったんだよと相方に告げる
この街はもっとシティーだと思ってたと相方は言った
少しのんびりした城下町だということが町の散策で伝わったようだ
ここまで来たらと、相方のもう一つの夢を叶えるべく近くの籠田公園へ足を向ける。その公園に面したカフェで昔キクリンとふざけて撮った1本の動画。これを相方はいたく気に入っている
かれこれ20年近く前のことだ。今もあるのか、更地になっていないかドキドキしながら歩いてると公園が見えてきた
それっぽい建物がある。店名は覚えていないが、アメリカンな内装は当時を彷彿とさせる。さすがに少しリニューアルしてるのか、このまんまだったのかうろ覚えではあるが、あの時頼んだフライドポテトはメニューに載っていた。同じ座席ということにはいかなかったが、相方はあの時の動画を携帯で示しながら嬉しそうにポテトを食む
それを見て僕も笑う。とても幸せな時間だった
あの日、岡崎を離れるあの日、まさか後にここでこんな時間が過ごせることになるなんて、露ほども思ってはいなかった
僕は愛知を逃げ出したのだから
なのに彼は僕の過去をこんなにも嬉しそうに堪能してくれる
温故知新。使い方が合ってるか分からないが僕の岡崎がとてもよい上書きをされて、新たな色が塗られた
今までのどんなことも、全てがあったから
僕はここに彼と居るんだなあと。昨日と言い今日と言い、健やかな呼吸をして肺が、細胞が喜んでいるのを感じた。出会ってくれて本当にありがとう
あの頃、出来たばかりの図書館へジャズの展示を見に行った。相方は音楽に携わっているからだ。僕にはその歴史はよく分からなかったが、基礎とそこからはみ出したい、新しいものを生み出したいそんな思いで音楽は色んな変遷があるのだと分かった
きっとそれは色んなジャンルに言えることなんだろうと感じられた
図書館の南側、1号線を渡るとそこは岡崎城公園
雨上がりの砂利道を歩いて天守の前で写真を撮る。駅からは随分と歩いたけど矢作川は今日も雄大に流れてる、桜も花火も見た矢作川。大好きな町

相方の帰りの新幹線が18時過ぎなので夕飯を食べるにはちょっと早いが、名駅に戻り新幹線に備えようということで
エスカの喫茶「リッチ」へ。またまたあんかけスパを食べてしまった。今回の尾張路は僕ら史上、最大の喜びに満ちた旅でした
それをずっとリッチで語っていました
僕たち、「将来は一緒に住みたいよね」という話も、東京の下町でと思ってたけど、名古屋も候補に入るかもというくらい、充足した日々でした。これから先、これ以上に満たされるデートが出来るのか今から不安になっています
「尾張名古屋は朋でもつ」
それでは、また。
