10度目の逢瀬は2人で初めてとなる静岡への旅行。いつものごとくいそいそと5時起床。速やかに支度を整えていつもの駅へ車で向かう。ホームにたどり着く直前に本日の始発が出て行ってしまったようだ。そこからホームで2 、30分待って次の電車で難波へ向かう。難波から新大阪へ。そして今回は熱海で待ち合わせなので、こだまに乗る。こだまで新大阪から熱海までおよそ3時間の旅路。読もうと思って買っていた小説をリュックに忍ばせておいて、元々読みかけていたのをまた1ページ目から開き直した。湊かなえ「暁星」朝は駅に着く前にコンビニでおにぎりとサンドイッチを買い、車の中で食べながら来たので、とりあえず駅弁も買わず新幹線で過ごす。12時ごろに熱海で待ち合わせなので合流してから熱海で何かしらを食べようと企んでいた。そういえば前日は新幹線の人身事故があったようで、夜の時間は運休になっているところもあったが、その心配は消えていた。僕のほうは11時に熱海についてしまった。彼は12時半少し前に到着の予定なので、1時間ほどホームで立ちながら小説の続きを読みつつ彼を待ちました。熱海の駅はとても混雑していて、荷物を預けようと思っていたコインロッカーが改札の内も外も全て埋まってしまっていると言うことでした。アナウンスで1番線のホームに臨時の手荷物預かり所が設置されているとのことでその近くでずっと彼を待った。到着次第、僕もこの預かり所を使おうと思っていた。昨夜から降り出した雨は、大阪と名古屋を過ぎても止まなかったが、熱海に到着した時はまだ降っていなかった。ところが時間が経つごとに雨雲が追いついてきたのか結構なざざぶりの雨になった。折りたたみ傘は昨日H&Mのセールで299円でゲットした。相方が向かいのホームに到着し、こちら側にやってきてくれた。コインロッカーの説明をしてちょうど1つコインロッカーが空いたのでそこへ入れることになった。僕らは改札を出て熱海を堪能しようとしたのだが。熱海の駅を出て右に行くとすぐにアーケードが見えてくる。お土産屋や飲食店が連なっている商店街だ。食べ歩きできるようなものも多いし、老舗のような食事処もたくさん見える。ただ商店街の通路は人で埋め尽くされて全く見えない。こんなにも熱海が人気だとはつゆも知らず僕は熱気に圧倒された。どの店にも必ずと言っていいほど行列ができていてお腹が空いているものの並びたくないと言う気持ちがかなり強くなった。でも本当はこの熱海で食事しながらデートがしたかった。雨も本降りなので、おそらく他の観光客も屋根のあるアーケードのところに集まっているのかなと思った。卵プリンが有名ということだが、呆れるほど並んでいた。全く欲しくない。相方と軽く相談して、僕らは熱海を諦め、早々に今夜の宿がある、伊東駅へ向かうことになった。伊東駅まではJR伊東線で20分ほどの距離。伊東駅前はロータリーを渡ると、小さな商店街があって、通りを入って、3軒目位の食堂に吸い込まれた。相方は親子丼。僕は神奈川のソウルフード、サンマーメンを注文した。これには大失敗した。相方はいつの時も食べるのがとても早い。僕も早い方なのだが、彼はゆっくり食べたと言いつつも、いつも僕より断然早い。まぁ僕は食事中もよくしゃべるのでそのせいもあるが、おそらく今まで僕が先に食事を終えた事は無い。そんな中到着した親子丼とサンマーメン。サンマーメンは初めてなので食べてみようと思って注文したんだが、親子丼をパクパク食べる相方。サンマーメンを汗だくでフーフー言いながら水で流し込む僕。これは大誤算だった。僕は彼より早くとは言わないが、同じ位のタイミングで食事を終えたかった。だが、サンマーメンはうっすらあんかけのスープになっており、そうめんのように細い麺でちゃんぽんのように具だくさんの野菜でスープが熱くて全然冷めないので、早く食べ終わりたいのに僕はとても苦戦した。おかげで味がほとんどわかっていない。ゆっくり食べていいよとは言われているんだが、僕のサンマーメンがまだほとんど減っていないうちに相方は全て食べ終わってしまった。ゆっくり食べたんだけどね。ますます焦る僕。何とかかんとか平らげて、ほうほうの体で店を出た。ここからは送迎のバスに乗る。今夜のお宿は関東では知らない人はいない、あのハトヤホテル。「伊東に行くならハトヤ」である。送迎バスは、幹線道路を使わず、民家の合間を縫って険しい坂道をぐんぐん登っていく。ほんの10分も乗らないうちに、マイクロバスはハトヤホテルに到着した。ちなみにバスの乗客は僕ら2人だけだった。あとホテルはゴールデンウィークやお盆休み、夏休みなど繁忙期以外は、ウィークデイはお休み。週末だけ予約を取っている感じ。仕入れた情報だと。昨日の金曜は50組。今日は土曜日で150組泊まっているそうだ。3時のチェックインに対し10分前ぐらいに着いたので、少しロビーでくつろいだ。昭和を思わせる古びた匂い。天井から下がっている古き良きシャンデリア。熱分厚いカーペット。広すぎる階段。いつ使うのかわからない応接セットが何組もロビーに並んでいる。僕らは、その1つに腰掛けてチェックインを待った。ハトヤと言えば、未来チックな渡り廊下が印象的な建物となっている。みんなこぞって渡り廊下で写真を撮っている。目玉のような窓がいくつも並んでいるのか特徴だ。僕たちが通された部屋は10畳の和室。今日は自分たちで布団を敷く。それと夕食バイキングの際に少し遠い席に案内される。その2つの条件を飲むことで少しばかり安く泊まることができた。自分たちで布団を敷くなんて全くペナルティーでも何でもない。むしろそのほうがうれしい位だ。フロントで聞いたのですぐ様用意して僕たちは温水プールへ向かった。嬉々としてプールへ行く。けれども、僕はカナヅチである。プールには3組ほどの親子連れが先客として泳いでいた。室内プールは簡単な25メートルプールと子供用の浅めの暖かい温水プールが設置されているだけで特にスライダーだとか波が出るとか、そういう事は一切ない。僕らはうだうだと水に漂いながら遊んでいた。ふと気づくとプールにいるのは僕たち2人だけになってしまっていた。ここぞとばかりに、僕は携帯を取り出し、いろんな写真や動画を撮りました。さて、もう気も済んだので、僕たちも上がりましょう、と更衣室へ向かった。濡れた水着を乾かすために、脱水機と乾燥機が設置されている。乾燥機は、およそに20分。暇だなぁと思っていたけれど、ちょうどそこに1人のおじさんがやって来ていた。彼はこのホテルで34年アルバイトを続けているおじいさんで、プールの一切合切を任されているらしい。とは言え、従業員が激減しているので、自分が辞めちゃうとやる人がいないからということだけで使われているようだ。本業は別にあって副業もしているらしい。そんなこんなで僕は不躾にどんどん話しかけてくるおじさんを面白いと思いつつ、こちらからもいろいろ話を振ったり質問して20分という時を楽しんだ。「お客さんたち部屋はどこ?受付のそばのエレベーター?」「いえ、違います。受付カウンターから右へ行ったとこの奥のエレベーターの2階です」「あぁ、あそこ古いとこだ」と聞いてもいないのに教えてくれました。夕食はここんところ定番のバイキング方式。ここで本日出会ってから6時間ほど過ぎましたが、全く相方からは突っ込まれないので自分から吐露しましたが、前回2月に会った時より僕は10キロ痩せたんですよとお話ししました。先程プールで水着にもなりましたが。。。相方は全く気づいてなかったようで、そうなの?と言っていましたが、後から「よく見ると顔がちょっと細くなったよね」と言い出しました。まぁ相方もランニングなどして、10キロ減量したところなので、もしかしたら10キロ位は自分も痩せたので大したことないかもって思っていたのかもしれません。大体あまのじゃくなので「よかったね。すごいね。おめでとう」なんて言葉は彼からは出てきませんw「そもそもなんで痩せようとしたの?」僕は「あなたが僕にそう言ったからですよ」と伝えたけれど、そんなに覚えてる感じはしなかった。食事が終わったら部屋へ戻って、次はお風呂。3つある大きめの浴槽はそれぞれ源泉が違うらしい。ここも昔の名残なのか、脱衣所もとても広く作られている。風呂の後に、なぜか温泉卓球。卓球台が全て空いていて、ピンポン玉もラケットもそばに置いてある。そして無料でなのだ。相方も僕もさしてセンスがないので、ラリーはほぼ続かない。でも楽しかった。せっかくお風呂に入ったのに少し汗ばんでしまったので、僕たちもすぐ飽きたのもあって、部屋へ戻ることにしました。広々とした薄暗いロビーは、栄華を極めた時代の装飾が、なんだか裏寂しくて。僕たちはその頃を知らないのに懐かしさを感じ、意味もなくロビーのソファーに腰を下ろし、当時を思って呼吸してみた。宴会やら結婚式やら、中居さんやら大勢の人が、おそらくここでたくさんの人生が交差したんだろうと。まぁそこまで深く考えなかったけど、なんか物思いに耽ったふりをするのには、とても良い場所だった。僕らのプランは、部屋に中居さんが来ずに、自分たちで布団を敷く。そのかわり少し安くなるというプラン。10畳の部屋に用意されている押し入れの布団は5組。そのうち2つを取り出して広い部屋なのにすみっこに2つ敷した。縁側の方の障子を開けると、窓の外にはネオンの壊れたハトヤのサイン。薄暗がりに、それをボーっと見つつ僕らは眠った。
翌朝6時前に目が覚めた。お互い夜中にトイレに起きて少し目が覚めて6時には僕の眠気はもう遠ざかっていた。相方はというとまだ眠いので今日の朝食は要らないと言う。せっかく朝食もついたプランなのに、僕だけでも食べておいでとも言われなかったし、僕だけ満腹になったら昼ご飯の腹具合が2人で違ってしまうので、僕は朝食を食べず、小説をまた読み始めた。相方が起き出したのは9時ごろ。チェックアウトは10時。相方はそこから部屋風呂に入り用意を始める。そういえば僕も朝風呂ぐらい行っておけばよかった。ロビーに降りてチェックアウトを済ませる。少し混雑していたが、既に支払いは済んでいるので実際思ったよりは早く済んだ。送迎のバスは15分ごとに出ているそうだ。僕たちはまたロビーで寛ぐことにした。寛ぎすぎてバスを1つやり過ごした。ロビーの窓から見る駿河湾は、雲の切れ目から朝日が差し込み分厚い雲を追いやろうとしていた。雨は上がった。10時半の約束だったレンタカー屋。つつがなくレンタルすることができ、最寄りのセブンイレブンに車を停めた。朝ご飯を食べ損なっているので、おにぎりを買うことにした。普段は朝ご飯を食べないのにこういう時はお腹が空いてしまう。よくわからない。休日だからリラックスしているのだろうか車を走らせて数分後。海沿いに道の駅が見えてきた。ハトヤホテルの姉妹「ホテルサンハトヤ」のすぐそば。この辺は干物やしらすが有名なようだ。すぐ目の前にしまむらやMEGAドン・キホーテがある。なかなか発展してる。道の駅は駐車場が結構広めで日曜と言うこともあって、かなりの混雑具合。僕たちは施設に入らずに併設されているヨットハーバーのところで写真だけ撮ってまた出発した。新緑と言うにはもう少し遅いかもしれないが、どんどん日が差してきて山中を走る木漏れ日がとても気持ちいい。目指すは天城峠。今回の旅のメインで、レンタカーを借りたのもこのためだった。どれくらい走ったかな1時間かもう少しかな案内に浄蓮の滝という文字が見えてきた。名曲「天城越え」の歌詞の中にある景勝地の1つ天城トンネルの手前のようなので、もちろん迷うことなくそこにも立ち寄ることにした。滝は往々にして駐車場から滝壺へとと階段下るのが多い。箕面の滝も那智の滝もそうだった。帰りはこれを登る。そう考えるとちょっと萎えるけど、せっかくここまで来たからにはやはり行っておかなければ。響いてくる轟音は石段を下るにつれ大きくなり、昨日までの雨で水量もずいぶんと増しているよう。絶景を拝むには最高のタイミングだった。一昨日まではこの三日間は全部雨だと思っていたのもあって、こんな快晴の日にこんな瀑布を見られてとてもうれしかった。相方もジムではランニングをしているということで、スタミナもついて滝壺までの階段を往復しても、大して息も上がらなかったようだ。そこから車で5分も行かなかったろうか。道の駅天城越えがある。ここでは天城越えと冠した煎餅のお土産を買いご満悦。さてさて近辺の地図が載った看板によると、もう少し先に天城トンネルが存在するようだ。最寄りの場所に駐車場もあるようなので、そこへ移動する。駐車場には車が数台だけ止まってて。どうやらそばを流れる川を見ながら上流へと古い小径を遡っていくようだ。入り口には看板があり、旧天城トンネルまで徒歩35分とある。これは一瞬たじろぐ距離である。車でも行けない事は無いようだが、アスファルトはもうないし、所々ぬかるんだり、地面が崩れたりして車の底を擦ることも考えられる。レンタカーでこの道を行くのは忍びない。でもここまで来たしというジレンマ。僕らは心地よい風に後押しされて天城トンネルへの峠を登ることにした。人もいない。蝉も泣かない。でも、大きめの川のせせらぎがずっと聞こえていて、予想外に晴れた天空からは、幾筋もの陽光が差している。マイナスイオンの中を心地よく歩いた。少し行くと向かいから1人女性が降りてきた。その後、ここからトンネルまで人っ子一人いなかった。観光名所だと言うのに、みんなはここまで見に来ないのかもしれない。カーブを曲がって不意にそれは現れた。苔むした岩と岩の間にぽっかり開いた穴。古めかしい旧天城トンネル。少し寒気がした。すかさず記念写真を撮り、入り口の前に立つ。遠く反対側の出口が空いているのが見える。結構な距離がありそう。だが、僕たちはトンネルを進むことにした。これがもし雨だったら、鬱蒼とした森の中で、このトンネルに入る勇気はなかったかもしれない。僕は相方に言われて、携帯で名曲「天城越え」を流した。それを聞きながら延々続くかもしれないような天城トンネルの中を歩いた。少し先を行く相方を特に追いかけるでもなく、僕もゆっくりと歩を進めた。天城越えの曲が終わって、次の曲が始まって少しで到着したから、体感よりは短い距離だったかもしれない。反対側の山道からも上がってこれるようになっていた。だが、抜けてみると、その先で土砂崩れが発生していて、すぐ目の前で通行止めになっていた。トンネルを出た先が行き止まりになってしまっている。結構歩いたねーと、僕たちは山歩きを反芻していると、そこに1台の車がトンネルを抜けてきた。地元ナンバーの車、彼らも当然この先へは行くことができず、車を停めた。降りてきたのは、ドレッドヘアーの若い男とかなり露出多めの若い女だった。2人はなんだか適当に記念写真を撮っている。僕たちはなんだか聖域が犯されたみたいな気持ちになって、そそくさと戻ろうということになった。トンネルをまた潜らなければいけない。半分も行かないうちに後ろからあの車がやってきた。僕らが40分かけた道を、彼らはどれぐらいで登ってきたのだろう。トンネルを出る手前でまた記念写真を撮った。入り口の横に公衆トイレがあって、その付近には、トンネルの成り立ちとか作ったときの工事の苦労とか書かれている看板があって、それとは別に相方が、駐車場へ戻る別のルートを発見した。「この先駐車場まで10分」とある。40分かけて歩いてきた道を10分で行けるショートカットって。ちょっとありえないように思えたが。そして道の先は脇に流れる川を並走するように作られたとても小さなハイキングコースのような道。まずは沢まで急な崖を勾配のきつい階段で降りていく。柵はあるものの、道は極めて狭い。どんどん行くと一本橋が出てきた。それを渡って、また沢に降りると増水しているせいか、道が水で塞がれている。大股に飛び越えれば、何とか進めそうだった。50も過ぎて、こんな大冒険はなかなか経験できない。本当にこの道で合っているのかこれは道なのか普段使われているのかとても怪しい。ただ下っているのは確かなので、いつかどこかの道に出る事は確かなんだろうと思っていた。確かに10分前後で車が車道を通る音が聞こえてきた。最後の車道に降りる手前はとても狭く、降りたその場所には、誰も来ないようなバス停が1つポツンとあった。このバス停で降りた人が今の道を登っていくんだと思うが、登る方から考えたらこの先がちゃんとつながっているとは想像しがたい。とにかくたどり着けてよかった。バス停から車道を少し下ると僕たちの駐車場があった。なんだか気分爽快でやり切った感があった。今回の旅もどうやら良いハプニングに巡り会えたようだ。この後の予定は今夜泊まる静岡市を目指す。レンタカーで三島方面へ北上し東名高速に乗り、静岡市内。まずは相方と約束していたので、エニタイムフィットネスへ行きジムで汗を流した。そしてその汗を流すために選んだのがサウナーの聖地「しきじ」。僕が見ていたドラマサ道にも登場してずっと来てみたかったところだ。入ってみると、ここはまさにサウナ屋さん。スーパー銭湯とも違うし、健康ランドとも違う。もちろん銭湯とも違う。まさにサウナがメインのお風呂。湯船が2つとしきじ自慢の天然水の水風呂。この水は飲めるそうです。そしてフィンランドサウナと薬草サウナ、僕は薬草サウナへ2度入りました。フィンランドサウナはなんだか入る勇気がなかったです。なぜなら、薬草サウナも充分に熱かったので、フィンランドサウナはもしやえげつなく熱いのかもと思って腰が引けてしまいました。サウナの入り口の前のフロアには椅子が20近く並んであって、外気浴をする外の場所は無いので、サウナから上がった人は水風呂に入って、その後この椅子でしばらく火照りを冷ます。驚いたのはみんなエチケットで椅子をお湯で流したりするのはよくある光景だけど、お湯を汲んだ洗面器が浴槽のそばに置いてあって、みんな椅子を流したら、また湯船のお湯を汲んで次の人のために置いておくという素晴らしい行動が見られた。そうそう朝出発の時におにぎりを食べて、そして天城越えを終わって高速に乗る前にまたコンビニでおにぎりを買ってそれ以来食べてなかったので、僕はサウナしきじでサウナ飯を食べたかったのだが、相方はどうもここで食べる雰囲気ではないということで、外に出て何か食べることにと。相方が地図で見つけたのはステーキガスト。まぁおにぎりしか食べていないしジムもしたし、肉を食べるのは大賛成。ステーキガストは以前地元にもあったけど実は行ったことがなかったので初めて入ることになった。相方はチキンステーキ。僕は肩ロースのステーキ。ご飯やスープは食べ放題。僕はダイエットも忘れて、いや忘れてないけど、お腹が空きすぎて久しぶりに白ご飯をこんなにも食べた。昨日といい、今朝といい1日の始まりが不機嫌だったけれど、とりあえず終わりよければ全てよしで。ご飯で満腹になったら機嫌は治った。2日目の宿は静岡のアパホテル。日曜日に泊まるということもあってか、ダブル1泊2人で6600円。安すぎる。今日は旧天城トンネルへのハイキングとジム。そしてサウナと疲れることが続いたので、2人ともすぐにぐっすりと眠れた。そうそうアパホテルのテレビがミラーリングできるので、昨日今日の撮りためた写真を大画面で2人で見て、ああだこうだ言ってるのが楽しかった。
そして3日目の朝。このアパホテルには大浴場はないので普通に部屋のお風呂でシャワーをした。空模様は薄曇り。チェックアウトは11時相方は大体どこのホテルでもチェックアウトギリギリまで過ごしたいタイプ。まぁ取り立てて急ぐ計画もないので大丈夫だけど11時チェックアウトで僕からの提案。今日行きたい観光地は二箇所。僕は彼にどの順番で行くか決めてとお願いする。ランチ観光観光か観光ランチ観光か観光観光ランチ。そのうちのどの順番で行こうか?そしたら相方は観光観光ランチが良いと言う。この日アパホテルでは朝食をつけていなかったので、何も食べずにもう11時。僕としてはランチ観光観光のつもりだったけれど、相方を尊重して、まずは三保の松原を見に行くことにした。そしてまた松原の直前にあるファミリーマートでおにぎりを買う。3度目のコンビニ飯だ。美保の松原は僕が小学校1年生の時に訪れたことがある。6歳だとして47年も前のこと。海と松原とその向こうに富士山が見えるというビューポイント。でも今日は薄曇りなので、富士山の上の方だけうっすらと見えている。まぁそれでも2人で来れてよかった。2箇所目は久能山東照宮。地図で調べると日本平というところに行って、そこからロープウェーでしか行けない場所らしい。途中にある日本平ホテルというのは有名らしいが、僕は全く知らなかった。久能山東照宮は、家康の死後すぐにここに祀られた。日光東照宮はその19年後だと言う。意外にも外国人の観光客がとても多くたくさんの人で賑わっていた。それでも月曜の平日なので少ない方だとは思う。僕は三峯神社以来の御朱印をいただき、喜び勇んで山を降りることにした。時刻は2時を回っている。ちなみにレンタカーを返すのは4時と言ってあるので、もうあまり時間がない。さてランチに選んだのは静岡なら当然「さわやか」のハンバーグである。登ってきた山の反対側から降りると、その近くにさわやかがあるみたいでとても助かった。3時少し前に滑り込むことができたのでランチにも間に合ったようだ。僕はげんこつハンバーグ。相方はおにぎりハンバーグ。僕の方がいつもよく食べる。相方は空腹でも我慢できるタイプだそうだ店員さんのホスピタリティーが素晴らしかった。新井さん。僕は普段ネットとかには書き込みしないけれど新井さんが素晴らしすぎて書き込みたかった。もちろん書き込まないけど何言ってんだろ。さわやかのハンバーグは、外はしっかりと焼かれていて、中は新井さんがぎゅうぎゅうと鉄板に押し付けて焼き目をつけてくれたけれど、それでも、レアな部分が残っていて、オニオンスソースを選んだけど、それも良くて、でもお肉自体も味がついてるみたい。さわやかで記念撮影して、僕らは静岡駅へ向かった。レンタカーを返して、相方の新幹線は6時半なので、タリーズでお茶をしながら、僕は5時半ごろのこだまで帰ることにした。帰りは名古屋からアーバンライナーに乗ろうと思っている。2人して新幹線で。そして反対方向へそれぞれ帰る。西へ東へとまた会う日まで。
































